旅行の記事一覧

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朝ドラ『エール』ロスのあなたへ。窪田正孝が演じた裕一と大正の福島、昭和の国立競技場を歩く【朝ドラ妄想散歩】
朝ドラ102作目、『エール』は新型コロナウイルスに敢然と立ち向かった素晴らしい作品だった。放送開始直後の4月には緊急事態宣言が出され撮影がままならず、6月の終わりには放送休止、さらには10話ほど放送内容を縮小……と異例づくしであったが、昭和の名作曲家・古関裕而(こせき ゆうじ)をモデルとした作品はコロナ時代を生きる我々へのエールとなり、窪田正孝、二階堂ふみらの演技が多くの人の心を掴んだ。今回は『エール』の舞台となった大正時代の福島と、昭和の国立競技場を妄想散歩。今現在の街の景色と合わせ紹介する。
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【東京発日帰り旅】神奈川県 横須賀市・三浦市 ~黒崎の鼻から荒崎海岸へ~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。三浦半島南部の突端部には岬や波の浸食によってできた奇岩、岩礁の風景が広がって いる。波打ち際の道を歩いてみた。荒崎海岸は、関東ふれあいの道「荒崎・潮騒のみち」の一部である。ここも海際を歩く道で、三浦半島では人気の高いコースでもある。今回はその前に、これまた穴場的人気の高い黒崎の鼻に寄ってから、ふれあいの道を辿ることにした。
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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城編⑥ 志賀の陣の重要拠点、宇佐山城~
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の展開が、にわかに風雲急を告げてきた。前回取り上げた金ヶ崎城からの撤退戦で九死に一生を得た信長だが、ピンチはまだまだ続いている。第一次信長包囲網、目下最大の敵は、比叡山延暦寺と、浅井・朝倉連合軍だ。1570(元亀元)年後半、「志賀の陣」。琵琶湖西岸の最前線の最重要拠点として築かれたのが宇佐山城だ。当初、この城を任されたのが森可成(よしなり)。あの森蘭丸の父で、織田家でも有数の猛将だが、城を討って出るも大軍に挟み撃ちされ戦死してしまう。その後、最前線の総大将として、宇佐山城に派遣されたのが光秀だった。金ヶ崎城での活躍など、信長にも徐々に実力を認められつつあったのだろう。期待に応えて名を挙げられるか。力及ばず敗れるか。戦国武将としての運命を決める一世一代の勝負。その現場となった山城は、いったいどんなところだったのか。光秀の心中を察すれば察するほど、城への期待感が高まる。史実では、光秀は籠城し敵の猛攻に耐え、見事に前線基地を守り切る。そして総大将・信長が大軍を率いて着陣し形勢は逆転。浅井・朝倉軍は朝廷や将軍・足利義昭を通じて信長と和議を結ぶことになる。これにて志賀の陣は終結。光秀の踏ん張りによって、織田家は大きな危機を脱したのだった。
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秋は夕暮れ。ジャズ&ウォーク枯れ葉編/全国ジャズ喫茶の店主が選ぶ名盤から、BPM120前後で秋のウォーキングプレイリストを作ってみた
いや〜遅くなりました。すいません。本当にすいません。さんたつ編集長の武田です。秋深まりどころか木枯らし1号も吹き、全国で初雪のたよりが届いてきておりますが、まだなんとか11月。東京は紅葉もこれからということで、ジャズ&ウォークの秋版をお届けします。秋は夕ぐれ、と枕草子にもありますが、少し日のあるうちがウォーキングタイムとして最適でしょう。天気も安定してくるこの時期、夕焼けに照らされながらのご近所あるきをお勧めいたします。今回のプレイリストは、ちょっとマイナー調だったり、しっとり系バラード、テナー・サックスのムーディさが目立つ選曲となりました。個人的には大人のおとぼけリストという気がいたします。基本的にすべて、散歩の達人ポケット『日本ジャズ地図』で紹介したお店の主がすすめる一枚からの選曲、というのは前回同様。さらにもう一つお伝えしておくことがあります。今回はアフターショックスの骨伝導ヘッドホンを試聴用(というか試歩用?)に使ってみました。ウォーキング中はできれば周囲の音が聞こえたほうがいいから、耳を塞がない骨伝導には前々から興味があったんですが、音質がなあ……と思っていたところ、偶然耳にしたこのヘッドホン、なかなかいい音で鳴ってくれるのです。なにせこのヘッドホン、適度な重みとハイテクの気配、つまりモノとしての魅力に溢れていて、一度使うとくせになり、今やすっかり手放せなくなってしまったという次第です。秋は芸術、食欲、そして物欲の季節なのでしょうか?
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地名を起点に、地理、日本史、世界史の知識も深まる! 地図研究家・今尾恵介さんに聞く“地名さんぽ”の楽しみ方【後編】
こんにちは、吉玉サキです。方向音痴の克服を目指すこの連載。前回に引き続き、地図研究家の今尾恵介さんに、地名の魅力について語っていただきます。家を建てるなら、どんな場所を選ぶべき?方向音痴の今尾さんが、旅先の予習をしない理由は?今尾さん流・地元の人に怪しまれないように田舎の地名を調査する方法とは?目からウロコが落ちまくりの後編です!
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【東京発日帰り旅】千葉県鴨川市~鴨川から『ねじ式』の舞台となった港町・太海(ふとみ)へ~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。太海は黒潮が近いために豊かな漁場と温暖な気候に恵まれている。海と背後の小高い山に囲まれた狭い土地に寄り添うように家々が立っている。
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かつてここは駅だった……。桜の木が立派な廃駅。旧筑波鉄道雨引駅 ~廃なるものを求めて 第3回~
筑波鉄道という私鉄はご存知でしょうか。「つくばエクスプレス(TX)」ではなくて筑波鉄道です。もうかれこれ33年前(1987年)に廃止となった私鉄で、JR常磐線の土浦駅から北上して筑波山の麓を走り、JR水戸線の岩瀬駅までを結んでいました。筑波鉄道は非電化で、ディーゼルカーが走っていました。車両は国鉄や他の私鉄からやってきたものが多かったのですが、廃止になった時は私自身がまだ小学生でして、東京に住む子供には筑波鉄道は遠すぎて、ついぞ訪れることはありませんでした。
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茨城県取手市 ~利根川の彼岸でぶらり無頼さんぽ~
東京と茨城を最短で結ぶJR常磐線と国道6号。その最南端にある茨城の玄関口が取手市である。水戸街道の宿場町として栄え、現在は10万人強が住む東京のベッドタウン。東京藝大のキャンパスもあり、アート作品があちこちに展示されている。大きな川に挟まれた水辺の町はまた、平将門伝説が多く残る歴史の町でもある。ときに『散歩の達人』2020年11月号の特集のテーマが読書と聞いて、真っ先に浮かんだ顔は谷崎三島に坂口安吾。私の偏った趣向はともかく、安吾は取手に少々縁がある。各地を転々とした安吾は、この町にも8カ月ほど住んだことがあり、いくつかの随筆に取手が登場する。安吾は「トンカツ屋とソバ屋以外に食堂がない」と書いた。江戸時代末期には水戸街道沿いに200を超える店が軒を連ね、小さいが遊郭もあった。安吾がいた昭和初期は、鉄道も通じてさらににぎやかだったはず。都会人の安吾に取手は「小さな町」と感じたのかもしれない。令和の今、利根川の向こうに何を感じるか。自分の目で確かめてみよう。
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令和顔ハメ看板考~なぜ顔を出すのか?そこに穴があるからだ~
顔ハメ看板。それは昭和の時代から観光地で我々を出迎えてくれていた。現在のようにスマホやデジカメで気軽に写真が撮れる時代ではなかったから、ご当地の名物や有名人を盛り込んだ顔ハメ看板は「いかにも楽しげな記念写真」を演出するのに最適のアイテムだった。古いアルバムをめくれば、顔ハメ看板から顔を出して微笑む幼少時の自分の写真を何枚か発見することができる。「顔ハメ看板の思い出」とはすなわち「懐かしい家族旅行の思い出」でもあったのだ。
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もっと東京、もっと浅草! 浅草に泊まって、浅草を歩く【都内泊さんぽのすすめ】
突然ですが、みなさん、どんな“散歩”をしてますか?小一時間ぶらぶらっと街を歩くだけでも十分楽しいし、半日がかりで歩きまわればかなりの充実度。でも、旅先でもない限り街を“泊りがけで散歩する”機会ってなかなかないんじゃなかろうか。電車で帰れる距離に泊まるなんてアホくさ! と思うかもしれないけれど、これがまた粋なもんなのです。荷物を預けて手ぶらで歩ける爽快感、終電を気にしなくていい開放感……。交通費と移動時間がかからない旅行と思えばお手頃だし、泊まるからこそ見られる景色もある。というわけで、2020年10月にオープンしたばかりの「浅草東武ホテル」に宿泊して、浅草の街を歩いてみた。
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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城編⑤ 金ヶ崎(かねがさき)城・天筒山(てづつやま)城~
織田信長の生涯最大のピンチ、金ヶ崎の退(の)き口。1570(元亀元)年、朝倉攻めの遠征中に、義弟・浅井長政(大河ドラマでは金井浩人が好演)がまさかの同盟破棄。越前国・敦賀まで侵攻していた信長率いる織田軍は、突然退路を断たれてしまう。行く手に朝倉軍、背後に浅井軍。ほぼ完全に「詰んだ」状況の中で、絶体絶命の撤退戦の防波堤となった城が、今回紹介する金ヶ崎城、そして天筒山城だ。織田軍の殿(しんがり)部隊はこれらの城に籠もり、主君を逃がすための盾となる。両城はわずか数日前に、織田軍が朝倉軍から奪い取ったばかり。防備が万全でなかっただろうことは、容易に推測できる。ただし、信長を逃がすためには他に選択肢はない──。そんな殿部隊に、羽柴秀吉、池田勝正らとともに、光秀もいた。
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【東京発日帰り旅】群馬県 富岡市~製糸場と明治の面影を残す街、富岡を巡る~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。2014年に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界文化遺産に登録された製糸場には、その年130万人を超える人が訪れたという。製糸場も見どころだが、富岡はそれだけではない。
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【東京発日帰り旅】千葉県香取市~水運で繁栄した佐原。江戸の香りが残る街並みを巡る~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。利根川は江戸時代、水運の大動脈だった。輸送路として発展した舟運によって、米や醤油や酒が江戸に運ばれた。小野川河岸にある佐原はその恩恵を受け、今もその面影が残る。
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【東京発日帰り旅】神奈川県南足柄市・静岡県小山町~足柄城と富士の絶景~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。関東と西国を結んだ古代足柄道が通る要衝の地に、足柄峠がある。そこに残る巨大山城の遺構を巡り、富士山を堪能してから矢倉岳へと向かう。
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【東京発日帰り旅】埼玉県行田市~城と足袋と古墳の街巡り~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。映画『のぼうの城』やドラマの『陸王』の舞台となった行田は、城の街であり、足袋の街であり、そしてさらに古代へ遡った古墳の街でもある。
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【東京発日帰り旅】茨城県つくば市~筑波山神社と参詣道~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。信仰の名山、筑波山の山麓に江戸時代に整備された道が残っている。神社を建てるための資材運搬用の道はその後、参詣道となった。筑波山に向かってその道を辿る。
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【東京発日帰り旅】神奈川県横須賀市~遺構の宝庫 三浦半島突端、観音崎から久里浜を巡る~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。三浦半島の観音崎周辺には古代から近代までの遺構が残っている。日本武尊(やまとたけるのみこと)が上総(かずさ)国へ渡ったといわれる渡海地(とかいち)や中世の山城、そして近代の軍事遺構。そんな“歴史の舞台”に何度もなった、三浦半島の東突端部へ。
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【東京発日帰り旅】神奈川県秦野市~“御師の里”蓑毛と、名古木の棚田~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。秦野市の北部に“御師(おし)の里”といわれた蓑毛(みのげ)の集落がある。大山への西登山口で、かつては大山信仰の拠点としてにぎわった門前町だ。蓑毛から名古木(ながぬき)の棚田を巡る。
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【東京発日帰り旅】東京都檜原村~東京都奥深くの広大なブナの原生林~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。奥多摩の標高1000~1500mのエリアに、面積約200ヘクタールの都民の森がある。この中にはいくつかハイキングコースがあり、三頭山の山頂周辺と三頭沢には貴重なブナの原生林も見られる。三頭山から笹尾根を歩くコースを紹介。
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【東京発日帰り旅】埼玉県飯能市~名郷から、山上の秘境・ウノタワへ~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。飯能市の西の端、秩父市に接する山の尾根上に原っぱのようなウノタワという場所があるという。ちょっとした不思議空間である。そこは入間川の源頭部にあたり、横倉入(よこくらいり・ナギノ入)という沢の上部にある。
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