旅行の記事一覧

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三陸鉄道で海沿い列車旅~春まだ浅いリアスの風に誘われて【盛岡駅発1泊2日:岩手県花巻市・釜石市・宮古市ほか】
寒さ厳しい三陸にも、少しずつ春の足音が聞こえてくる季節。地元の人々の復興への希望と旅情を乗せた列車で、ほんの少し暖かくなった日差しを受けた旅に出よう。
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郵便ポスト色彩図鑑~黄色ポスト、ピンク色ポスト、速達専用青ポスト、キャラポスト…etc
郵便ポストは赤いものと相場は決まっている。それは四代目柳亭痴楽のせいではなく(昔「郵便ポストが赤いのも、み~んな私のせいなのよ」というネタがあったのだ)、ポストの位置をわかりやすくする目的で1908(明治41)年に赤色ポストが正式制定されたためである(郵政博物館HP)。しかし逆に「ポストは赤でなければならない」という決まりもないようで、最近では各地に趣向を凝らした色とりどりの郵便ポストが設置されている。「上に何かが載っている」系のポストについては以前このコラムでも紹介したが(「平らだったから置いちゃいました」系の郵便ポストで、雑然となりゆく街)、今回は郵便ポストの「色」について取り上げてみたい。
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メタ観光ってなに? オンラインシンポジウムvol.1「初めてのメタ観光」
メタ観光を知ってますか?「ある場所が、GPSの位置情報上に、本来有していた歴史的・文化的文脈に加え、複数のメタレベル情報をICTにより付与することで、多層的な観光的価値や魅力を一体的に運用する観光」だそうです。難しいですよね。でも少しでも興味を持ってくれた人は、一般社団法人メタ観光推進機構が、メタ観光の実現と普及を目指して、行うシンポジウムを覗いてみてください。さんたつ編集長の武田も参加、GPS仕様のイラストマップのプラットフォームStroly代表の高橋真知さんとお話します。【メタ観光推進機構 設立記念シンポジウム「はじめてのメタ観光」】日時:2021年3月25日 20:00–21:35(予定)場 所: オンライン(zoomによるYouTubeライブ)演 題: 【メタ観光推進機構】設立記念シンポジウム 対象者: メタ観光に関心のある個人や企業 参加費: 無料プログラム 1.挨拶:機構設立について – 牧野友衛代表理事 2.講演:メタ観光について – 真鍋陸太郎理事 3.特別鼎談① 「アートとメタ観光」  力石咲(アーティスト)× 齋藤貴弘理事 × 玉置泰紀理事 4.特別鼎談②「メタ観光的まちあるき」  武田憲人(散歩の達人編集長) × 高橋真知(Stroly) × 伏谷博之理事 5.終わりに:メタ観光推進機構の今後の活動について  菊地映輝理事
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【東京発日帰り旅】眺望が魅力の大野山 ~神奈川県・山北町~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。大野山の魅力は、間違いなく富士山。それも最初から富士山を眺めながらの山歩き。それが見えないとがっかりするのも、この山の特徴だろうか。
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【読む聴く!鯉八さんぽ落語】「また泣いた赤鬼」瀧川鯉八
ひとりさんぽの目的は、人それぞれ、鬼もそれぞれ。新作落語の奇才・瀧川鯉八さんによる誌上落語企画、待望の第2弾。あこがれの地へのさんぽ、その顚末とは――?
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人里離れ、道路もない山深い秘境駅の周りは全てが朽ちていた。飯田線小和田駅~廃なるものを求めて 第11回~
今回は関東を離れて、ちょっと山深い駅へと足を延ばします。ちょっとと言っても、豊橋駅から飯田線に乗り換えて電車に揺られること約2時間なので、ちょっとどころではありません(笑)。ショートトリップです。(※緊急事態宣言が発令される前の出来事です)飯田線小和田(こわだ)駅は耳にしたことあるでしょうか。天皇陛下と皇后雅子様ご成婚の際、雅子様の旧姓が小和田(おわだ)家だったことが縁で、漢字が同じ小和田駅が一時期有名に。最近では秘境駅ブームで注目されています。なぜ秘境駅かというと、天竜川のほとりの山肌にへばりつくようにしてホームがあり、周囲は県道や国道はおろか車が入れる生活道路もありません。一番近い塩沢集落までは徒歩約1時間。この環境が秘境駅たる所以です。
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千葉県山武市 ~雄大な太平洋に面した日本一魅力のない市~
民間シンクタンクによる地域ブランド調査の魅力度ランキングで、下位の常連だった千葉県山武市。昨秋発表された同調査では、対象となった全国1000の市区町村のうち、ついに最下位に甘んじたという。「いったいどれほど魅力に欠けるところなのだろう?」と野次馬根性丸出しで、県東部、太平洋に面した山武市へと足を運んでみた。出鼻をくじかれたのは山武の読み方だ。市名が“さんむ”であるのに対し、合併前の町名、山武杉、インターチェンジなどは“さんぶ”とある。そんな戸惑いを現地で漏らすと、「住んでいる我々も違いがよく分からないんですよ」との答えが苦笑交じりに返ってきた。これでは知名度アップもおぼつかない。ところが下総台地と九十九里平野からなる市内を訪ね歩くと、九十九里浜の白砂や自然の残る森、海鮮グルメに今が旬のイチゴ、歴史ある酒蔵、貴重な文化財など、思いのほか多くの出合いが待ち受けていた。興味本位の野次馬としてはいい意味で裏切られた気分だが、こんな目論見(もくろみ)外れなら文句はあるまい。
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イッセー尾形&笹野高史は、いつも意味なく現れ、観るものを笑わせては消えてゆく日本を代表する2大怪優なのだ!
『男はつらいよ』シリーズには、ほんのチョイ役で日本を代表する喜劇人が多数登場する。そのなかでもイッセー尾形と笹野高史は2大怪優だ。およそ本筋とは関係ないけれど、ひょっこり現れては観る者の笑いのツボを突いて消えてゆく。今回はそんな笑いの刺客たちが演じる“見逃しがちだけど見逃せない”シーンの魅力をご案内~。(所々、敬称略でごめんなさい)イラスト=オギリマサホ(第42作、ホモの笹野高史が満男にキスを迫るシーン)
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撤去されつつある、住宅地に残されていた旧貨物専用線の遺構。旧・日本製紙北王子線 ~廃なるものを求めて 第10回~
東京都北区の京浜東北線王子駅は、地下鉄南北線と都電の乗り換えだけでなく、東北・上越新幹線の高架橋がそびえ、東北本線(宇都宮線)の線路が並んでいます。常に電車が行き交うにぎやかな走行音が響き、ちょっとした鉄道スポットでもあります。王子駅を北側に歩きます。頭上に聳えるのは新幹線高架橋で、前方に長い跨線橋が見えてきました。跨線橋の階段を上がると、母親と一緒の男の子が欄干にかじりついて電車を見下ろしています。ああ、かつての私もこうだったなどと、目を細めるひととき。でも男の子は、ずらっと並ぶ東北本線と京浜東北線の線路の端っこ、新幹線高架橋の真下に、赤錆びた線路があることには気がついていないかもしれません。
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場所を「なぞる」ことで見えてくるものとは?~揚野市子写真展『TRACE Place of prayer』
「TRACE」(なぞる)というシリーズ名で、地球上の自然や人々の営みを記録している写真家、揚野市子。その揚野初の写真展が開催される。本シリーズは三脚の軸を支点として、周囲をぐるりと写しとるスタイルが特徴で、大判のフィルムカメラを使用して精細にトレースし、ひとつながりの風景として構成する。「カメラは記録するメディアです。肉眼でとらえられない一瞬を写しとることができますが、複数枚で構成することで一つの作品の中に時間の経過を表現することもできるのです。横につながれた写真それぞれに瞬間が写し込まれ、風景を『見渡す』という行為の中にも時間が経過していることをあらためて意識します」目下、揚野は「サイト・スペシフィック・アート」(場所性を考慮して表現する作品)のアーティストとして、トレースした写真を題材に、平面と立体物を融合させた作品を制作中。今回は、その精密な描写を平面である写真プリントで表現する。霊場・恐山をはじめ、水辺信仰など「祈りの場所」をイメージした風景が終結。そのひとつながりの風景を楽しみたい。 開催期間 2021年2月26日(金)~2021年3月4日(木)開館時間 10~19時 (最終日は16時まで/入館は終了10分前まで) 会期中無休会場FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1東京都港区赤坂9丁目7番地3号 地下鉄日比谷線六本木駅直結 03-6271-3350 (10~18時)入館無料作品点数 大判パノラマプリント、カラー・モノクロ、約10点 揚野 市子 (あげの いちこ)千葉県生まれ、東京を拠点に活動2011年 セツ・モードセミナー 卒業2019年 京都造形芸術大学大学院 芸術研究科修士課程修了
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街の中でふと発見する保存車両、つまり「こんなところに電車?」の愉しみ
昔から「動かない電車」に、何とも言えない興奮を覚えるたちであった。駅に停車しているとか、車庫に入っている電車ということではない。新しく製造され工場からトレーラーで道路陸送されたり、引退後に地面に固定され再利用されたりする保存電車のことを指している。
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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城編⑪ いま、会いにゆけます 福知山城~
『麒麟がくる』の最終回、光秀の死は描かれなかった。通説では山崎の戦いに破れ、坂本城を目指す途中で落ち武者狩りに遭った、とされるが、もう少し光秀ファンにとって希望のある話はないものか。麒麟ロス、光秀ロスを慰めてくれるような──。そう思ったことのある光秀ファンは、やはり北丹波の要衝・福知山を訪れるべきだ。丹波を平定し、丹波国一国を信長から与えられた光秀が、その生涯で最後に築いた城が、丘の上に燦然とそびえている。そして福知山の地には、「明智光秀、本能寺の変。その後」に関するスポットがある。城を訪れたあとで、更にそこまで足を延ばしてみたい。
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【東京発日帰り旅】東京・町田市 ~布田道(ふだみち)を抜け、小野路宿(おのじじゅく)へ~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。多摩ニュータウンの開発で、多摩丘陵は徐々に狭くなっているが、歴史環境保全地域になり開発を免れているエリアが、小野路周辺。江戸時代には宿場としてにぎわった小野路には懐かしい風景と古道も残っている。
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高さ170㎝の“行灯殺しのガード(高輪橋架道橋)”の今と、空から見た高輪築堤 ~廃なるものを求めて 第9回~
再開発たけなわの高輪ゲートウェイ駅付近に、通称“行灯殺しのガード”または“首曲がりトンネル”あるいは“おばけトンネル”と呼ばれる、大層古いガードがあります。品川地区が再開発される前、品川〜田町間が車両基地で埋め尽くされていた時代には既に存在し、高さはなんと約170cm、長さは約220mという、洞窟のように大変低くて長いガードです。
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Googleマップ「タイムライン」の便利で楽しい使い方。散歩ルートを自動記録、撮影場所から写真も検索できる便利機能があるってホント?
東京近郊の街をひたすら歩き回る『散歩の達人』の取材。記録用に街の写真を撮影したり、取材を検討中のお店を下見したりする機会も多いです。そこでライターの筆者が便利に使っているのが、Googleマップの「タイムライン」機能と「Googleフォト」のアプリです。Googleマップの「タイムライン」の機能を使うと、自分が移動したルートをマップ上に記録することが可能。またGoogleフォトを併用すると、そこで撮影した写真をGoogleマップ上から検索できるようになります!今回はそうした「街歩きの記録&写真管理に役立つGoogleサービスの使い方」を紹介します。
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高校3年の吹奏楽四国大会前日、宿舎前で私と彼女に起こったこと
高校では軽音楽部に入りたかったが、私の高校には軽音楽部がなかった。迷った末、吹奏楽部に入ることにした。吹奏楽にあまり興味はなかったが、今後バンドをやるなら音楽関係の部活をやっておいた方がいいと思ったのだ。あえて女子の多い環境に身を置くことで、女子の前だと挙動不審になってしまうコミュニケーション能力の低さを叩き直す意図もあった。楽器はコントラバスを希望した。コントラバスはエレキベースと構造が近く、練習の成果をバンドに反映しやすいだろうと思ったし、当時ビールのCMでいかりや長介がコントラバスを弾いていた姿がかっこよくて憧れたのもある。4月の終わり頃、私が入部届を出した時点でほとんどの楽器の枠は埋まっていた。コントラバス担当の1年生もすでに2人いて、歓迎されていないのは分かったが、希望を取り下げずにいたら数箇月後には私のために新しいコントラバスが部費で購入された。飽きたらやめればいいやくらいのつもりが、高そうな楽器を買ってもらえた手前、やめられなくなっていた。我が高の吹奏楽部は2、3年おきに全国大会に出場する、なかなかの強豪だった。朝練も毎日あるし、夏休みもほとんどない。やっぱり吹奏楽部は失敗だったんじゃないかと後悔の念に駆られることが頻繁にあった。合奏ではそれなりに音楽の楽しさを感じることもあるが、日々の厳しい練習の見返りとしては割に合わない。誰かの誕生日プレゼントを買いに行ったり、ちょっとした大会のたびに手紙を書かされたりするような、女子が多い部活特有の文化も煩わしかったし、頑張るを「顔晴る」と日誌に表記するような自己啓発的なムードも嫌だった。練習時間の過ぎるのが遅く、毎日何度も時計を見て10分しか経っていないのを確認して落胆した。練習が嫌で仕方なかったが大っぴらにやる気のなさを見せる勇気もなく、悪目立ちしないことを心がけて永遠にも思える数年を耐えた。
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いろんな「大仏」を巡る旅と、味わい深い「中仏」との出会い
大仏が好きだ。大きな仏像は、見る者を圧倒する力を持っている。仏教に対する特別な信仰心がなくとも、無量の慈悲を感じてついつい手を合わせてしまう。奈良時代、度重なる政変や飢饉、地震に見舞われた聖武天皇が、大仏を建立したくなった気持ちもわからなくはない。仏が大きい、ただそれだけで何となく救われる思いがする。昔のチョコレートのCMではないが、まさに「大きいことはいいこと」なのだ。
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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城編⑩ 丹波の二大“天空の城”の攻防 黒井城・金山城~
光秀vs丹波国衆。反織田勢力の二大巨頭が、八上城の回で触れた波多野秀治と、“丹波の赤鬼”こと赤井直正だ。全国的な知名度はそれほどないが、“鬼”の名に恥じぬ丹波最強の戦国武将といっていい。その直正の居城が黒井城だ。天正3年(1575)の第一次黒井城の戦いで、直正は光秀に大勝する。ただしこれは、当初、光秀側の味方だった波多野秀治が裏切り、黒井城を囲んでいた光秀軍を背後から襲ったため。プロレスでいうなら、シングルマッチにもう一人が乱入して袋叩き。明らかに反則だが、戦国の乱世にルールはない。光秀軍は総崩れとなり、影武者が身代わりとなり討ち取られることで、光秀本人も命からがら撤退する。その3年後の天正6年(1578)、直正が病没。これを好機と、光秀は再び黒井城を攻める。その際、前線基地として築城したのが金山(きんざん)城だ。黒井城と金山城はいずれも、隣国の但馬国にある竹田城にも劣らぬ“天空の城”。両雄が立ち、睨み合った二城は、やはり片方だけでなくいずれも攻略したい。ちなみに赤井直正は、光秀の丹波攻略直前に、竹田城を攻め落としてもいる。
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この1冊で海外旅行気分! 世界の「ウェス・アンダーソンっぽい場所」へ脳内旅行をしてみよう【書籍『ウェス・アンダーソンの風景』が教えるもの】
日本でも高い人気を誇る映画監督のウェス・アンダーソン。ぴったりシンメトリーの構図と、レトロなパステルカラーを基調とした美術セットがトレードマークで、その画作りの美しさと愛らしさの虜(とりこ)になったファンは多いはずだ。
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栃木県大田原市 ~歴史と自然が交錯する日本一のとうがらしタウン~
八溝(やみぞ)山地を隔てて茨城県および福島県と接する栃木県北東部の大田原市。松尾芭蕉が「おくのほそ道」の道中で長逗留した旧黒羽町、貴重な史跡が数多く残る旧湯津上村を編入し、2005年に現在の大田原市が誕生したこともあり、市内を訪ね歩くと新しい表情だけでなく、各地区で培われてきたであろう伝統や文化の残り香が今なお色濃く漂っているのに気づく。これが数百年、あるいは千年以上の時が刻んできた歴史の重みなのだろう。その大田原市が、とうがらし生産量日本一の地であると今回の旅で初めて知った。地域おこしの一環として“とうがらしの郷 大田原”をうたい文句に、栃木三鷹(さんたか)と呼ばれる品種のとうがらしと鶏の唐揚げを組み合わせた「さんたからあげ」をはじめ、とうがらし関連の料理や銘品を鋭意開発中だという。塩原や那須といった知名度の高い地に隣接しながら、交通の大動脈である新幹線や東北道がすぐ脇をすり抜ける立地もあり見過ごされがちだが、足を運べばピリッと刺激のある新鮮な出合いが待ち受けているに違いない。
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