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映えない、絶景ない、笑顔も少なめ。誰もに等しく大切な日々を描く。村上悠太氏・鉄道写真展「つなぐ旅 ― その、日々へ ― 」開催
村上悠太氏の写真個展『つなぐ旅 -その、日々へー』が2020年9月17日から銀座キヤノンギャラリーで開催される。本写真展では、同氏が鉄道プロカメラマンとして活動する傍ら、旅した先の日常を鉄道とともに写し取った作品35点を展示。村上氏曰く「映えない、絶景ない、笑顔も少なめ」のドラマチックではない日々の作品は、全てA2判、特に大小を付けずに展示するという。ここには「それぞれの写真に写っているのは誰もに等しく大切な365日のうちの一瞬」という村上氏の作品に対する哲学が反映されている。
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どこにいても北が分かる? 階段はふたつの世界を繋ぐもの? 地形マニア的歩き方がおもしろい【東京スリバチ学会会長インタビュー後編】
こんにちは、方向音痴ライターの吉玉サキです。方向音痴の克服を目指すこの企画、前回に引き続き、「東京スリバチ学会」会長の皆川典久さんにお話を伺っています。前編では、皆川さんが偏愛するというスリバチ地形(スリバチ状の窪地や谷間)の魅力や、地形と産業・歴史の関係について教えていただきました。今回はいよいよ、この連載のテーマである方向音痴について。皆川さんから出た「北を感じる」という言葉の意味は……? 人気映画の地形マニア的解釈も飛び出し、ますますマニアックな後編をどうぞ!
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頂上にいながら、さらなる高みを目指す焼き鳥屋。荻窪『鳥もと 本店』
荻窪で焼き鳥といって真っ先に名があがるのが『鳥もと 本店』だ。創業昭和27年(1952)の老舗で、長く荻窪駅前の顔だったので、ご存知の人も多いと思う。現在の場所に引っ越して早11年。「うまい!」のために走り続けている名店の暖簾をくぐった。
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新潟県 小千谷市 ~継之助、錦鯉、ウシ。みんなヨシター!な街~
毎年、秋に行きたくなるのが新潟。新米には少し早いが、緑から黄金色に変わり頭(こうべ)を垂れていく稲穂に心が和む。新潟県のほぼ中央、米どころの越後平野南端にある小千谷(おぢや)市は、信濃川の河岸段丘上に市街地が発達した人口約3万5000人の商人町。牛の角突き、錦鯉、小千谷縮が名物だ。とりわけ錦鯉は本場中の本場。世界中からたくさんの愛好家が訪れる。また、歴史好きにとっては北越戦争の激戦の舞台、鉄道ファンには首都圏のJR電車を走らせる水力発電所が気になるだろう。見どころの多い小千谷だが、現地ではいまだ中越地震の記憶が新しい。当時受けた恩に報いようと、東日本大震災では被災者を民泊で迎え入れた。昔から人々と支えあって生きてきた、心優しい小千谷人気質に脱帽だ。ちなみに「牛の角突き」で勢子(せこ)たちが口々に叫ぶ「ヨシター!」は「よくやった」の意。角突き牛たちや河井継之助、小千谷の人たちを「ヨシター!」と褒めてあげたい。なお、お出かけ前にネット検索する場合、「おじや」では永遠に変換できない。注意されたし。
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お家で簡単、スタジオ撮影に挑戦 ~マネするだけ! エキスパート直伝ペット撮影のコツ⑩~
撮影に慣れて来るといつもと同じ写真じゃ飽きてしまいますよね。家の中での撮影になんか飽きてきたなぁと感じたらスタジオセットで撮ったような写真に挑戦してみましょう。私が日頃撮影しているペット写真は大きく分けて3パターンです。1 屋外での撮影。季節の花を背景に撮ったり、走り回っているシーンを撮影。2 室内での撮影。ハウススタジオや自社スタジオスペースでの撮影。自然光をメインに使い、光が足りない場合にはストロボを使用します。3 背景紙を使った撮影。白や色の付いた背景紙や様々な柄の付いた壁紙を使用。ストロボを使用して撮影しています。
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『まんぷく』ロケ地歩き。福子と歩くカップヌードルができる前の戦中~戦後【朝ドラ妄想散歩】
おうち時間が増える中、アレにお世話になっているという人も多いだろう。チキンラーメンにカップヌードル。日本が生んだ奇跡のインスタント飯は、2018年10月から2019年3月にかけて放送された朝ドラ『まんぷく』で今まで以上に注目されることとなった。このドラマは日清創業者、安藤百福(ももふく)・仁子(まさこ)夫妻がモデルだったのだ。『まんぷく』は連続テレビ小説の第99作として放たれた話題作にして意欲作。今回はヒロイン、福子とともに『まんぷく』に思いを馳せながら、その舞台を振り返ってみる。まずはそのストーリーを一気見しよう。
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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城・番外編 月山富田城~
大河のタイトルは『麒麟がくる』だが、山陰には「麒麟がいる」。“山陰の麒麟児”こと山中鹿介幸盛。戦国を代表する忠臣にして、戦略・戦術家としての能力も抜群。中国地方のライバル・毛利家と生涯を通じて死闘を繰り広げた名将。今回はその前半生の戦いの拠点となった、出雲国(島根県東部)の月山富田城へ。永禄7年(1564)~永禄9年(1566)、月山富田城は毛利元就の大軍に包囲される。山中鹿介は主君の尼子(あまご)家とともに奮戦。品川大膳(しながわだいぜん)という毛利家の武将と一騎打ちを行い勝利したとか。俗に「川中島の一騎打ち」。しかし3年におよぶ籠城戦の結果、落城。そして跡継ぎの遺児、当時13歳の尼子勝久(かつひさ)を連れて脱出。以降は毛利家に対して、尼子再興のための戦いを展開するのだが、一時、織田家に身を寄せていた時期がある。信貴山城の戦いや丹波平定戦などで、明智光秀と行動を共にしたとの記録も。ドラマ内で今後、“W麒麟”が登場する機会もあるのではないだろうか。
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レンズを使い分けよう ~マネするだけ! エキスパート直伝ペット撮影のコツ⑨~
同じ場所で同じ被写体を撮っても使っているレンズが違うと見え方が変わってきます。レンズ交換式のカメラを使っている人は様々なレンズを使うと表現の幅が広がってきますよ。最近のスマホはレンズが3つ付いているものが増えてきました。スマホで写真を撮っている方もレンズを切り替える事で見え方が変わってくるので試してみましょう。今回はペット撮影でよく使うレンズとそれぞれの特徴をお話しします。
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『散歩の達人』編集長が語る“極私的レトルトカレーの系譜”と、9月号特集「カレーの自由」「前橋 vs 宇都宮」の見どころ&読みどころ
こんにちは。散歩の達人編集長の土屋です。やっと長かった梅雨が明けたと思ったら、今度は猛暑続き。コロナ禍でマスク必須の日常にはより暑さを感じる時期です。まだまだ残暑も厳しいですが、暑いときにはちゃんと汗をかくに限る!ということで、今月号は、散歩の達人初のカレー特集「自由のカレー!」。“スパイスカレー”の存在が定着して以降、カレーと呼ばれる料理の概念がどんどん拡張しているように思われます。各国のローカル料理。酒場や喫茶店の名物。あらゆるところにカレーはひそみ、街を歩けば発見と再発見の連続。そして街のお店もちろん、家のカレーにもいつも心は踊ります。カレーという料理に、なぜこんなにも気持ちが昂ぶるのか? 探す、選ぶ、作る、混ぜる、味わう、考える。カレーにまつわる果てしない思考の宇宙を、できる限り誌面で紹介しています。「自由のカレー!」特集内では、さまざまなカレーを紹介しています。特集の締めには「家カレーを盛り上げ隊」と銘打ち、「エスニック食材で見つけた お手軽本格カレー」「新たなつけあわせ大研究」「普通の家カレーってなんだ?」「秘密のチャイレシピ」と家のカレーを楽しむアイデアも紹介していますが、個人的には「レトルトカレー」についても触れたかったところ。今回のコラムでは極私的なレトルトカレーの系譜を紹介したいと思います。
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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城・番外編 岐阜城~
『麒麟がくる』の脇役で一番話題の人物といえば、本木雅弘演じる斎藤道三、というのは衆目の一致するところ。前回の信貴山城の松永久秀に続く番外編、続いては美濃のマムシ・道三の居城・稲葉山城。後に信長が居城としてからは岐阜城と改名、「天下布武」を唱えた名城でもあり、今後もドラマ内で登場するはずだ。
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構図を意識して撮ろう ~マネするだけ! エキスパート直伝ペット撮影のコツ⑧~
皆さんは写真を撮るときにどんな構図にするか意識していますか?自分の子が可愛くてついつい画面の真ん中だけで捉えていませんか?慣れないうちはどうしても被写体を画面いっぱいに写してしまいがちですが、ある程度ペット写真に慣れてきたら構図を意識して撮ってみましょう。私が写真教室などで教えているのは「程よく空間を空けて撮る事」です。空間を開ける事で、写真に物語性を与え、一枚の写真としての美しさがアップするのです。しかし、どれくらい空間を開けていいのか分からずに、被写体が豆粒ぐらいの小ささになるほどに引いて撮ってしまう方もいます。それでは美しいとは言えませんよね。そこで今回はどれぐらい空間を開けて、どこに被写体を配置したら美しくなるかがわかる簡単な構図をご紹介します。
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マスターの笑顔とジャムセッショントーストに癒やされる老舗喫茶店『COFFEE WORK SHOP Shanty(シャンティ)』~黒猫スイーツ散歩 北千住編②~
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな黒猫スイーツ散歩の北千住編の第二弾です。
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”女寅さん”あけみ。そのふつつかな愛の軌跡と、伊豆下田への家出騒動(第36作)をたどる
タコ社長の娘・あけみ(美保純)。『男はつらいよ』レギュラー陣のなかでは出演作が全8作(第33作~39作および50作。幼少期は除く)と少ないが、そのあばずれな言動と憎めない性格から、“女寅さん”として推しキャラとするファンも多い。またインパクトのあるバイプレイヤーとしてだけではなく、“寅さん観”を醸し出す上で欠かせないナビゲーターだ。ただ惜しいかな、あけみの詳細はかのシリーズでは断片的にしか語られていない。それだけに、「そ、想像が、も、妄想が膨らむぅ~」と悶絶する諸兄も多いことだろう。そこで今回はあけみの実像を追ってみた。これは日本一詳しいあけみの軌跡である。イラスト=オギリマサホ
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【コロナ時代の散歩術】マスク姿になっている街中の可愛すぎる像たちを調査してみた
梅雨が明けて暑さが厳しくなってきた。例年であればマスクのマの字も話題に上らない季節であるが、今年は街行く人のほとんどがマスク姿である。マスク姿になっているのは生身の人間ばかりではない。こちらのコラムでは3月に、薬局の店頭にいるパンダ人形・ニーハオシンシンのマスク姿を調査した。その後4月16日に全国に緊急事態宣言が発令されると、シンシンばかりでなく、全国の銅像や店頭人形がこぞってマスクを着けはじめたのである。不要不急の外出を控えなければならない身としては、直接その姿を見に行くこともままならず、毎日のように地域ニュースで報じられる「○○像がマスク姿に」という情報をちまちまと収集していた。
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落語家・瀧川鯉八インタビュー 「無根拠な自信に、常に薪をくべている」
散歩の達人8月号の特別企画「鯉八さんぽ落語」で“誌上落語”を披露してくださった落語家・瀧川鯉八さん。落語への先入観をくつがえす独特の新作落語で注目を集め、落語芸術協会の二ツ目ユニット「成金」、春風亭昇々さん、立川吉笑さん、浪曲師の玉川太福さんとの創作話芸ユニット「ソーゾーシー」などでも活躍の幅を広げてきた。2020年5月には真打昇進。10月からは待望の真打昇進披露興行が控える鯉八さんに、どんなことを思って新作落語を作るのか、聞いてみました。
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変貌する渋谷を空から撮影し続けた10年の記録。吉永陽一氏写真展『空鉄-うつろい-』を渋⾕区⽂化総合センター⼤和⽥で開催。
渋⾕区⽂化総合センター⼤和⽥内「ギャラリー⼤和⽥」では8月7日から15日に、2010~2020年に撮影された渋谷駅の空撮写真が展示される吉永陽一氏の写真展『空鉄(そらてつ) -うつろい- 渋⾕駅 10 年間の上空観察 吉永陽⼀空撮鉄道駅写真展』が開催される。
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活き活きとした目を写したい ~マネするだけ! エキスパート直伝ペット撮影のコツ⑦~
皆さんはペット写真を撮るときにどこでピントを合わせていますか?第4回目の「ふんわりぼかした写真を撮ろう」でも少し触れましたが、ペット写真を撮る時はしっかりと目にピントを合わせなければいけません。せっかくいい表情をしていても目にピントが合っていないと残念ながら失敗写真になってしまいます。マズルの長いワンちゃんは特に注意が必要です。なんとなく顔でピントを合わせていると一番手前にある鼻にピントが合ってしまいます。そうするとピンボケ写真になってしまうので、シャッターボタンを半押しすると出てくるフォーカスフレームを、目に合わせる癖をつけてください。
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さくらは寅さんに総額いくら金銭援助したのか? その収支を計算してみた
年がら年中、ほぼ金欠状態と言える我らが寅さん。そんな寅さんに妹・さくらはときにはそっと、ときには呆れつつ、そしてときには怒りをにじませながら、援助の手を差し伸べる。では、さくらはシリーズを通していったい総額でどれくらいの援助をし、その金はどれぐらい還ってきたのだろうか? 他人の財布のなかを探るなんざあ、はなはだ野暮で下世話な所業だが、さくらと寅さんの金銭関係を覗いてみたい。イラスト=オギリマサホ
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理想のカメラと散歩しよう ~第2回山さんぽ編~
FUJIFILM X100Vを片手に、アウトドア系編集者・清野明と、月刊『散歩の達人』編集人・武田憲人が山さんぽ。天気にも恵まれた撮影日和の湘南平(神奈川県)、予想外に本格的な山歩きで汗を流した後は、とある山麓酒場に直行! 喉を潤しながら理想の散歩カメラについて語りあいました。
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アジアのなぜか懐かしい鉄道風景を写し止めた、米屋こうじ写真展『-鉄道幻風景-』がFUJIFILM Imaging Plaza東京(東京都千代田区)で開催
『FUJIFILM Imaging Plaza東京(東京都千代田区)』では、2020年7月29日より写真家・米屋こうじ氏の個展『-鉄道幻風景-』が開催される。米屋氏は1994年から26年にわたって「アジアの人々と鉄道」をメインテーマに据えて活動し続け、人々の表情や生活の情景に鉄道を溶かし込んで写し撮る作品に定評のある写真家。高度成長が進むアジア諸国にあって、重要な交通インフラである鉄道も次々に近代化・高度化を遂げていく姿の中に、時に日本ではすでに失われた情景を感じ、時にその文化の違いに驚きながら、そこで暮らす人々の姿を夢中で捉えたという米屋氏。タイトルの『-鉄道幻風景-』は米屋氏が帰国後、それらの作品を見返していくなかで「あの風景は幻だったのでは?」と感じると同時に、日本と同じようにアジア諸国の発展が続けば、いまの風景は「やがて幻になるだろう」と感じたことからつけられたものだ。今回の写真展では、その作品の中から2018年10月~2020年1月に撮影されたミャンマー、ベトナム、スリランカ、バングラデシュの情景から約30点の最新作が展示される。
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