もつ焼のんき 赤羽店

極上のしろたれが味わえる「もつ焼き のんき」

堀切にある名店『もつ焼き のんき』の暖簾分けで、平日も満員御礼の人気店。「まずは しろたれ ハイボール」が合言葉で、とろけるようなしろたれと元祖下町ハイボールが名物。美学さえ感じるもつの処理技術は、店主の渡辺さんが本店の修行で培った賜物だ。しろたれはサクッと歯ごたえがありながら、柔らか。じゅわりと旨味が溢れて、酒がすすむ。赤羽店は暖簾分けして、14年ほど。周辺のハシゴ飲み客のリクエストに応え、本店にはないメニューも豊富に揃える。サッと食べて出るのが粋と知りつつも、ワイワイした店の雰囲気も手伝って、椅子とお尻がくっついたように長居してしまうのだ。

しろ、れば各110円(注文は2本から)。
しろがたっぷり入ったじゃがいも入り煮込みや、れば刺しも幸福への道。

『もつ焼のんき 赤羽店』店舗詳細

住所:東京都北区赤羽1-19-16/営業時間:15:00~22:30(22:00LO)/定休日:日/アクセス:JR赤羽駅から徒歩4分

醸し屋 素郎slow

技あり肴たちに飲んべえは全面降伏

料理長・伴了太さん渾身の酒肴。手前から揚げた寄せ豆腐を使ったびっくりお好み揚げ580円、ネギトロで作る醸し屋なめ郎680円、カンパチのあら炊き580円。刺し身も美味。

繁華街の外れながら週末はほぼ満席の繁盛店。「10年間いい料理・いい空間を醸し続けてたら、お客がお客を呼んでくれるようになって」と店主・伊澤大祐さん。品書きを見れば〝夢のポテサラ″など名前だけでワクワク。山芋の磯辺揚げだし580円をはじめどの肴も外れがなく、焼酎50種、日本酒30種のどれと合わせようか悩んでしまう。シメに醸し屋なめ郎を頼んだら皿の端に酢飯が添えられており、飲んべえ心をわかってらっしゃる!

赤羽小学校北側の静かな路地にある。
ジャズが流れる店内。

『醸し屋 素郎slow』店舗詳細

住所:北区赤羽1-39-8 サアムビル1F/営業時間:17:30分~翌1:00(日は17:00~24:00)/定休日:月/アクセス:JR各線赤羽駅から徒歩4分

いこい本店

赤羽センベロ立ち飲みの総本山

ホッピーセット370円、もつ煮込み110円。まぐろの刺身130円。キャッシュオン。

午前から飲める頼もしい店として、根っからの酒好きが心酔する赤羽を代表する立ち飲み居酒屋。毎朝築地で仕入れる鮮魚を扱ったメニューから、定番のもつ煮込みや煮物や、揚げ物まで短冊がずらりとそろう。しかもどれも100円台という驚きに安さ。平日の昼間から異様な活気をみせ、客も入れ替わり立ち代わり…。それも納得。サッポロ赤星の大瓶も450円で飲める。せんべろデビューにももってこいだ。

たばこは床にポイステがルール。灰皿をおかない分、卓が広く使えるように、という理由。

『いこい本店』店舗詳細

住所:北区赤羽1-3-8 ASビル1F/営業時間:11:00~ 22:00(日・祝は~ 21:00)/定休日:無/アクセス:JR各線赤羽駅から徒歩3分

エナブ

裏赤羽の深夜の飲みすけ集会所

串焼きはおまかせ5本で700円。モツの鮮度に自信あり。中央はベーコンなどが盛られた燻製プレート盛り合せ1280 円。

店主の工藤友也さんは、若い頃から赤羽で飲み歩いており「ずっとバネ(赤羽)で店をやりたくて、2年前に開店しました」。朝5時まで営業しており同業者などでにぎわうお店のダブル看板は、串焼きと燻製。A4以上の和牛を使った牛ステーキ串はたたきのようなレア感で、赤身と脂の旨味を味わえる。マヨネーズまで燻製した燻製プレート盛り合せはワインと好相性だ。地下は同名のミュージックバーで、音楽やお笑いライブを開催。

24時から登場する日替わりの深夜食堂メニュー。この日は生姜焼き丼600円。
地元っ子で深夜までにぎわう。

『エナブ』店舗詳細

住所:北区赤羽1-31-1/営業時間:17:00~翌5:00/定休日:無/アクセス:地下鉄南北線赤羽岩淵駅から徒歩2分

TREVO

魅惑の大盛り料理をワインとともに

魚介類のダシがしっかり染み出た地中海風のパエリアはまさに本場の味わい。

赤羽でスペイン気分に浸れるスペインバル。小皿の一品料理タパスは超立体の盛り付け、アヒージョの具も器にギュッと満杯で、「チマチマしたのは嫌い」というシェフ・舘野真司さんの心意気が伝わる。オーガニックやビオなど、ナチュラル系を中心としたスペイン各地のワインは、ボトルで50種類、グラス14種類と充実している。バレンシア米で作る具だくさんの魚介のパエリア2800円は、ハズせない逸品だ。

シェフの舘野さん

『TREVO』店舗詳細

住所:北区赤羽1-19-3 内藤ビル 1F/営業時間:17:00~23:00/定休日:日/アクセス:JR各線赤羽駅から徒歩3分

まるます家

朝から飲めるうなぎが名物の老舗

朝から晩まで賑わいは衰えない。

朝からの営業を60年以上続ける老舗居酒屋がこちら。「高級な料理でも手軽な価格で」という先代のモットーを守り、ふっくらと焼き上げる「うなぎかば焼き」が2300円からいただける。他に、「鯉のあらい」や「ナマズの唐揚げ」といったメニューも人気だ。1Lサイズの酎ハイ「ジャン酎モヒート」1200円は、ライムとミント入りで飲みやすい。週末は混雑覚悟の名店。炭火焼のうなぎかば焼きは、テイクアウトもできる。

ふっくらした「うなぎかば焼き」。

『まるます家』店舗詳細

住所:北区赤羽1-17-7/営業時間:10:00~21:30/定休日:月(祝の場合は翌)/アクセス:JR各線赤羽駅から徒歩3分

(クレジット)
取材・文=さくらいよしえ、鈴木健太  構成=前田真紀 撮影=丸毛 透、金井塚太郎、大八木宏武

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