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電池自販機ノスタルジア
昭和の時代、「自販機」は未来の象徴であったように思う。コインを入れてボタンを押せば、冷たい飲料や熱々のハンバーガーが出てくる。それはやがて来るオートメーション社会を予感させるものでもあった。
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我が唾は、想像しうる限り最悪の場所に落ちていた
「唾溜めゲーム」という遊びがある。より多くの唾を口の中に溜(た)められた方がすごい、というだけのシンプルな遊びだ。唾を飲み込まず、うがいをする要領で口の中で転がしているとどんどん溜まってくる。そしてある程度溜まったそれを一気に飲み込むとちょっと気持ち悪い味がするが、自らへ課したハードルを乗り越えたような不思議な達成感があった。ちなみにこれは幼少の頃私が独自に考え出してひとりでやっていた遊びだ。小学2年生の夏のある日。入学と同時に地域のスポーツ少年団で剣道を習い始めた私は、隣町の体育館へ遠征して試合に出場したものの、1回戦か2回戦で早々に敗退した。負けてしまったらもうやることはない。早く家に帰りたかったが、自分だけ勝手に帰るのは許されない。小1から小6まで全員の試合が終わるまでは会場にいなくてはならないのだ。仲間がいれば一緒に鬼ごっこでもできるが、私と同学年で仲が良かった池内君はまだトーナメントを勝ち上がっていて、他に遊び相手がいなかった。そうだ。この暇な時間を利用して唾溜めゲームをやってみよう。今までは10分くらい唾を溜めたら飲み込んでいたが、今日は限界まで挑戦するぞ。自己記録を更新するにはうってつけの日かもしれない。私はすぐにゲームを開始し、口をモゴモゴさせながら試合を眺めた。池内君は順調に勝ち上がり、見事決勝に進出。最後は惜しくも敗れたが、準優勝という立派な成績をおさめた。私は口の中がパンパンで声援を送ることはできなかったが、精一杯の拍手で池内君の健闘を称えた。全学年の試合が終了する頃には私の口内は過去最大量の唾で満たされていた。ハムスターのように頬が膨らみ、ちょっとでも気を抜けば口角からピュッと唾が飛び出してしまいそうだ。さすがにもういいだろう。自己記録は十分更新した。一気に飲み込んで終わりにしようとしたが、口の中で数十分溜め続けた唾は何やら自分のものではないような不快感があり、飲み込むことに強い抵抗を覚えた。無理やり飲み込んだら嘔吐(おうと)してしまう可能性がある。トイレに行って吐き出そうかと考えていると、剣道の先生から「おい、表彰式始まるからはよ並べ」と促された。そうか。まだ表彰式があった。この先20分以上この状態で耐えるのは難しいだろう。式が始まる前に急いでトイレの方へ走っていこうとするが、「はよ並べって言うとるやろが!」と頭ごなしに叱りつけられ、口の中が一杯で何も言えない私は、仕方なく引き返し列に並んだ。
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【作家・辻原登インタビュー】なぜ小説を書くのは時間がかかるのか? 付箋と原稿用紙で作り上げる壮大な建築物
現実と虚構を織り上げ、境界が見えない幻想的な作品を作り上げる作家・辻原登。実は氏の近作には、時折「散歩の達人」が登場する。これは素直にうれしいではないか! 7年ぶりのインタビュー取材は、神奈川県の自然公園から神保町、そして湯島を巡る長丁場となった。
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「ゆかた」はおしゃれ3文字略語の大先輩!?
夏場から秋の行楽シーズンにかけて、「ゆかた」を着たり見かけたりする機会は多い。手軽に和の風情を楽しめるファッションアイテムだが、その昔は今とはちょっと違う使われ方をしていたとか。略語の成り立ちを考えるうえでも、奥が深いことばだと、国語学者の小野正弘先生は解説する。
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辺鄙な道志川沿いの集落は、天上の地だった【ニッポン面影散歩/北丹沢の山麓、青根集落】
神奈川県の屋根、丹沢の北側と山梨県南東部の道志山塊の間を道志川が流れている。その川沿いに、かつて青根村といった集落がある。いまは青根といい、河岸段丘上に棚田や畑が耕され、頭上には大きな空が広がっていた。
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「ひとり」は日本人にとって特別なことば! 人数の数え方の不思議をスッキリ解説
交通新聞社発行の「旅の手帖」9月号で「清流ひとり旅」、「散歩の達人」9月号で「東京ひとりさんぽ」が特集されるなど、いま大注目(?)の「ひとり」。国語学者の小野正弘先生が、ことばの視点で掘り下げると、日本人の深〜い考え方が見えてきました。
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阿佐ケ谷駅からはじめる阿佐ケ谷・高円寺さんぽ〜商店街と公園を行ったり来たり……〜
夏は七夕祭りでにぎわう阿佐ケ谷パールセンターや、阿波おどりで有名な高円寺の商店街を巡る商店街さんぽを中心に、善福寺川の自然を楽しむ川沿い散策。途中、古刹や古社を巡りながら、杉並区の2大人気エリアの魅力を余すところなく楽しむ。
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駅のショーケース、たまには立ち止まって眺めたい
生活に不可欠な施設でありながら、あまり長居することを想定されていない場所、それが駅ではないだろうか。最近でこそ「エキナカ」に魅力的な店が増え、駅の滞在時間が長くなるような工夫がなされているが、それでも駅構内にボーッと佇んでいたりしたら、急いでいる人に舌打ちとともに突き飛ばされる危険性もある。ところが、そんな駅にショーケースが設置されていることがある。中に展示されているものはさまざまだ。ほとんどの人が足早に通過してしまうであろう駅に、ショーケースを設置する意味はどこにあるのだろう。
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天空の癒やしスポットで絶景とスイーツを堪能!『市川市アイ・リンクタウン展望施設』
千葉県市川市のJR市川駅前に建つ高層ビルを45階まで上ると、絶景が広がる展望施設がある。併設のカフェは知る人ぞ知る穴場スポット。地上150メートルからの景色を眺めながら市内の人気和洋菓子店のお菓子を月替わりで楽しめる。
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浮き城とはなんだ?浮かれた城代がいたからではない……。~のぼうさまが語る埼玉県行田市 前編~
______________________________________土地を知り尽くした地元の英雄(ヒーロー) たちと街を歩こう。コロナ禍が終わったらぜひ来てほしい名所名跡を、各地の英雄たちが散歩しながらご案内。 離れていても街の魅力を伝えたい!そんな想いとともに、各地のとっておきのスポットを紹介します。第1回は行田市で活躍するあの方に、行田の名所について語っていただきました!______________________________________ 埼玉県には戦国時代に天下統一を果たした豊臣秀吉が唯一落とせなかった城があったのだ。その名は忍城。そんなお城と城下の人、食、文化を紹介していこうではないか。読んでいるそこのキミも絶対この町に来たくなるハズ。先ずは前編として行田のシンボル的存在、忍城を案内しよう!
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秘境を感じられる、白谷沢から棒ノ嶺へ【東京発日帰り低山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り低山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。都県境付近にある秘境ムードたっぷりの渓谷歩きを満喫する。<埼玉県 飯能市・東京都 奥多摩町・青梅市>
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寅さんの「それを言っちゃあ、おしまいよ」を、国語学者がコミュニケーション論的観点でひもとく!
8月27日は松竹映画「男はつらいよ」の第1作が公開された記念するべき日。寅さんを敬愛してやまない筆者の強い希望で、あの名ゼリフ「それを言っちゃあ、おしまいよ」を、国語学者の小野正弘先生に解説してもらった。短いことばのなかに込められた人間関係を保つ知恵と優しさを知ると、映画の深みがぐっと増してくる。
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田んぼには、人間が暮らしてきた痕跡がある【ニッポン面影散歩/富岡の棚田】
すでに失われつつある風景のなかに残像のように残っている古い日本的な風景。そんな風景は実は首都圏にもある。しかし、残されている時間はあまりないかもしれない。その残像を探しにいく本連載。初回は、山梨県上野原市・富岡の棚田を巡る。
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「あつい!」の反対は、冷たい? 寒い? 実は日本人の不思議な感覚を表すことばだった
2022年も、日本では記録的に「あつい」夏が続いている。「今日もあついですね……」という挨拶がおなじみになっていますが、ことばの背景を知っておくと、何気ないコミュニケーションがおもしろくなるかも。国語学者の小野先生に「あつい」を解説してもらうと、思いがけず日本人独特の感覚がみえてきた。
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倉庫街、工場が並ぶ埋め立て地、東京下町の夕暮れ……「さびしさ」を歩く
オリンピックの選手村を作るために様子がすっかり変わってしまったのですが、晴海ふ頭を歩くのが好きでした。あのあたり、戦後はまだ、ねじり鉢巻きで麻袋を担ぐたくましい男たちが荷の積み下ろしに汗を流していましたが、昭和も40年代に入ってコンテナが登場してくると、風景にさびしさが混じっていきました。同じ東京港でも、品川や大井にはガントリークレーンでどんどんと積み下ろしができる「コンテナふ頭」が生まれ、レゴブロックをはめこむように規格の揃った箱を一挙に運べる大量輸送時代へ向かっていきます。晴海ふ頭は、その波に乗り切れませんでした。
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久住昌之、懐かしの武蔵境へ
駅チカに図書館、大学、魅力ある商店、少し足を延ばせば広大な公園もある。都会と田舎、両方の魅力を備える武蔵境に「余地がある」と期待していた久住さん。数年ぶりに駅から散歩してみれば、どんな出合いが待っているのだろうか?
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平井が一番輝いていたころ。今はちょっと地味だけど、役人や労働者、芸者でにぎわった
平井駅南に続く一本道は商店街。昭和初期の荒川開削で島状態になった平井・小松川。当時の江戸川区随一の繁栄ぶりを、地元の人に聞き歩いた。
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【2022年9月】編集部おすすめ祭り&イベントInfomation!
秋の足音が聞こえる9月。今月は歴史ある大道芸イベントをはじめ、秋季の例大祭や街を挙げて行われるアートの祭典などをご紹介。心地よい風に誘われるがままに出掛けてみては。※2022年8月1日時点での情報です。
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夏こそ感じたい「青春」の甘さとほろ苦さ! 最近登場の「アオハル」とともに国語学者がことば解説
甲子園で熱戦を繰り広げる高校球児の姿をみて、思い起こされるのが「青春」の二文字。自分の青春時代はいつはじまり、いつまで続いた(続く)のか?国語学者の小野先生の解説とともに、考えてみてはいかがだろうか?
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新陳代謝を繰り返す巨大ターミナル・池袋駅はどうなっていくのか?
池袋東西デッキ設備イメージ(現段階における構想案)。 画像提供=豊島区 この数年、新しい話題に事欠かない街といえば池袋。2015年の移転では奇抜なデザインで注目を集めた豊島区庁舎、2019年には真っ赤でスタイリッシュなまちなか交流バス・IKEBUSの登場に、かつての〝ウエストゲートパーク〞池袋西口公園は老若男女が憩う広場として再生。そして2020年には、旧庁舎跡を活用してグランドオープンした『Hareza池袋』やイケ・サンパークなど、近年ユニークな取り組みによって、街は訪れるたびに違った表情を見せている。一方で「マルイ」や「東急ハンズ」、〝池ギー〞の愛称で親しまれた「セガ池袋GiGO」など、2021年は池袋のランドマークが相次いで姿を消した、少し寂しい年でもあった。「自分の知っている池袋がなくなっていく」――そう嘆く声も少なくはない。だが、池袋は戦前より、古きも新しきも飲み込んでは新陳代謝を重ね、ある種貪欲に発展を遂げてきた街なのだ。
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近所のアロエはだいたい友達。さや蛙さんに聞く「路上のアロエ」の味わい方
軒先や路地裏。街角を彩る園芸の中でもおなじみの植物がアロエだ。時に雑に扱われながらも、路上で健気にしぶとく光合成を続けている。長年、路上のアロエを鑑賞し続けているさや蛙さんに、その見どころを伺った。
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メジャーな趣味に便乗する愉しみ~街角のデザインマンホールを探索する~
街歩きのかたわら、面白い看板や変わった形の植木などを撮影し続けている。そんな私がこれまであまり撮影してこなかったもの、それが「デザインマンホール」である。マンホールの蓋は鋳鉄で造られているものが多いが、滑り止めの意図もあってか、以前から複雑な模様が彫られていることが多かった。そこに鮮やかなカラー樹脂を流し込んだカラーマンホールや、細かい絵や写真をシールにして鉄蓋に貼り付けたマンホールなどが登場するようになり、瞬く間に全国に広まっていった。
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知り合いを追悼するため、信州の夏空の下へ行った
出不精な私にとって、旅行は家族や友達に誘われて行くものだ。自分が言い出しっぺになることは少ない。しかし、少し前に友人と3人で行った信州旅行は私が言い出したものだった。そのきっかけはFさんだ。Fさんは4年ほど前にnoteで知り合った男性で、実際に会ったことはないものの、ネット上で交流を続けてきた。年齢は知らないが、おそらく一回りくらい年上だと思う。信州に住むライターで、私とは比べものにならないほどベテランなのだが、私が駆け出しのときから対等に接してくれる。いつか信州に移住したいという夢を持つ私にとって、実際に移住した同業者であるFさんの存在は励みになるものだった。また、私はライターになった当初、いわゆる「エモい」文章をよく書いていたのだが、次第にそのスタイルが自分の中でしっくりこなくなり、飾り気のない文体に変えた。それによって人気が急落したとき、Fさんだけは「今のサキさんの文章は読んでいて心地いい」と言ってくれた。その言葉にどれだけ私が安心したか。Fさん自身は気づいていなかったと思うが、私にとってFさんの存在は大きいものだった。そんなFさんは1年以上、重い病と闘っていた。
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青山通りはアビーロードに似ているだろうか~かぐや姫『アビーロードの街』『マキシーのために』、尾崎豊『十七歳の地図』の舞台を歩く【街の歌が聴こえる/青山通り編】
ハンガリーから贈られた「街の音楽」という像が青山通りにある。道化師のような紳士が気持ちよさそうにバイオリンを弾いている像だ。今回の舞台は青山通り。かぐや姫と尾崎豊の名曲の時代を想像しながら歩くことにしよう。
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人が「わらう」と花が「さく」の共通点とは!? 古今の日本人の感覚がみえる歴史あることば
長引くマスク生活で、直に人の笑顔をみる機会は減ったが、私たちはさまざまな形で「わらい」、感情を共有している。一日も早く素顔で笑顔をみせられる日を願いつつ、国語学者の小野正弘先生に「わらう」のことばを掘り下げてもらった。
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麻布十番と六本木で「高度利用地区」「土砂災害警戒区域」をみてみよう
……全て終わった。オレの愛の再開発が頓挫したお台場。オレは幸せの絶頂から絶望の淵へ。観覧車ではなく勝手にジェットコースターに乗ったオレ。今の彼女の前で高校時代の彼女の名前を間違って呼ぶという致命的なミスだ。一番やっちゃいけないやつじゃないか。どうするオレ。どうにかしてエルボーに謝らなければ。このまま終わるのは嫌だ。
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【マンガに鉄道を見る】憧れの手塚先生に会いに夜行列車で……藤子不二雄A『まんが道』、水木しげる「死人列車」ほか
「映画やドラマ、マンガに登場する鉄道」と聞くと、どんな作品の、どんなシーンを思い出しますか? 描かれた、あるいは映り込んだ鉄道に着目すると、作品の時代背景や鉄道の歴史を読み解くことができます。「小説に鉄道を読む」特別寄稿シリーズでは、歌人・穂村弘さんや作家・森見登美彦さん、フリーアナウンサーの堀井美香さんに、鉄道が登場する小説を紹介していただきました。今回は、2021年には1968~2020年の社会・文化史をまとめた『年表・サブカルチャーと社会の50年』を出版したパンスさんに、さまざまな年代や設定のマンガ作品から鉄道を見据えてもらいます。
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賛否両論の「ら抜き言葉」の使って良いシーン、悪いシーンとは? 短縮だけでないもうひとつの役割
みなさんは、「ら抜き言葉」を日常的に使っているだろうか? あるいは、会話で耳にして違和感を覚えるだろうか?未だ議論のある表現の現在地を、国語学者の小野正弘先生が整理してくれた。単なる表現の短縮や言いやすくするための変化だけでなく、「らを抜く」ことで、ことばの意味を明確にするメリットも。
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高層ビルの狭間に滲(にじ)むあったかい人情 大井町・大崎さんぽ
タワーマンションが増え、ここ数年で新しい住民が急増。ピカピカのオフィスビルも多く、みんな忙しそうだ。けれど、街を歩いて感じたのは、つながりを大事にする人々の温もりだった。
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丹沢随一の眺望を誇る、塔ノ岳へ【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。丹沢で人気を二分するのが、大山と、この塔ノ岳だ。本格登山の塔ノ岳はたしかにきつい。見上げれば木段だ。でも見下ろせば海原、そして途中や山頂の大展望は丹沢一だと思う。<神奈川県 秦野市>
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