激ウマ鶏のオモテナシが海外で評判『鳥樹 本店』[旗の台]

ささみおろし572円、ももタタキ1078円、生ビール大610円。
ささみおろし572円、ももタタキ1078円、生ビール大610円。

焼き鳥など鶏料理の専門店。一見でも気楽に入れる雰囲気ながら、朝絞めの新鮮な鶏肉を使った料理はどれも絶品! 首やヒザ軟骨など珍しい部位も味わえる。ここを取り上げた海外ドキュメンタリー番組がきっかけでブロガーやYouTuberも多数来店、ネットでの知名度も高い。大将が豪快に鶏をさばく様は見応えのあるパフォーマンスだ。

大将の見事な鶏さばき。
大将の見事な鶏さばき。
NYから来た3人。きっかけはテレビ番組だとか。「I never tried yaki-tori, but it’s so great!(日本の焼き鳥は素晴らしいね!)」。「It’s delicious because we’re using fresh meat!(新鮮な鶏肉だからおいしいですよ!)」。
NYから来た3人。きっかけはテレビ番組だとか。「I never tried yaki-tori, but it’s so great!(日本の焼き鳥は素晴らしいね!)」。「It’s delicious because we’re using fresh meat!(新鮮な鶏肉だからおいしいですよ!)」。

『鳥樹 本店』店舗詳細

住所:東京都品川区旗の台3-11-13/営業時間:17:00~24:00/定休日:日・月・祝/アクセス:東急電鉄池上線旗の台駅からすぐ

優しい味わいのエスニック料理『ハヌマン 石川台店』[石川台]

(右から)生春巻き2本610円、スペシャルチキンカレー1350円、パクチーサラダ750円。
(右から)生春巻き2本610円、スペシャルチキンカレー1350円、パクチーサラダ750円。

ネパール出身のスディープ・サプコタさんが兄弟で経営するエスニック・レストランの1号店。外国人が来店しやすい雰囲気で「大田区ウェルカムショップ」としても登録されている。カレーのほか、タイやベトナム、中華などアジア各国の料理を楽しめる。マイルドな味で、ほとんどのメニューをテイクアウトできるのもうれしい。

カレーはナンかライス付き。店主のスディープさん(左から2人目)始めスタッフはネパール出身。「Ask anything you want if you have some problem(街で困った時は相談して下さい)」。
カレーはナンかライス付き。店主のスディープさん(左から2人目)始めスタッフはネパール出身。「Ask anything you want if you have some problem(街で困った時は相談して下さい)」。

『ハヌマン 石川台店』店舗詳細

住所:東京都大田区東雪谷2-12-1/営業時間:11:00~15:00LO・17:00~23:30LO/定休日:無/アクセス:東急電鉄池上線石川台駅から徒歩3分

ネタは一流でも大将はフレンドリー『髙砂寿司』[洗足池]

上にぎり2750円。
上にぎり2750円。

1962年創業、2代目店主の菅田勇樹さんが毎日築地で吟味した新鮮なネタを提供。「住宅地なので、海外のお客さまは常連さんがお連れになるビジネスマンが多いですね」と菅田さん。アメリカでの修業経験もある大将ゆえ、フレンドリーな雰囲気に、海外出張の疲れも癒やされるのだろう。

メニューにはスタッフ紹介が英文でも書かれている。「Please enjoy the time during you eat my delicious sushi(おいしいお寿司を楽しく食べて下さい)」。
メニューにはスタッフ紹介が英文でも書かれている。「Please enjoy the time during you eat my delicious sushi(おいしいお寿司を楽しく食べて下さい)」。

『髙砂寿司』店舗詳細

住所:東京都大田区東雪谷5-9-2/営業時間:11:00~13:30LO・17:00~21:00LO/定休日:火/アクセス:東急電鉄池上線洗足駅から東急バス「大森操車所」行き15分の「上池上」下車すぐ

天然活魚を用いつつ懐に優しい粋な店『寿し 和』[御嶽山]

特上握り2420円は、大トロ、中トロ、赤貝、白身、江戸前穴子、ウニ、甘エビ、玉子焼など。漬けトロタク500円、イカのゴマ油1貫250円なども人気。
特上握り2420円は、大トロ、中トロ、赤貝、白身、江戸前穴子、ウニ、甘エビ、玉子焼など。漬けトロタク500円、イカのゴマ油1貫250円なども人気。

白板に踊るのは、活と天然の文字。毎日出向く市場で目利きし、江戸前の穴子だって定番だ。カウンター脇の生(い)け簀(す)では、さまざまな活貝や車エビなどが出番を待つ。2012年に独立した店主の野村和宏さんは、海苔に至るまで、毎年試食して決める念の入れようだ。富山産コシヒカリを用いたシャリで、手早くていねい握った寿司は、ネタと米粒と口中でほどけ、甘みと香りを放つ。漬けのトロタクや、ゴマ油を施したイカなどの創作寿司もあり、追加注文が後を絶たない。

刺し身盛り合わせ2200円。
刺し身盛り合わせ2200円。
イタリアンの経験もある野村さん。
イタリアンの経験もある野村さん。

『寿し 和』店舗詳細

住所:東京都大田区北嶺町32-16 鈴木嶺ビル2F/営業時間:17:00~23:00/定休日:月/アクセス:東急電鉄池上線御嶽山駅から徒歩すぐ

肉のプロもしびれる無菌豚の底力『とんかつ皆川』[久が原]

特上ロースかつ2500円。平日昼は国産豚使用の1000円ランチも用意。豚の端肉で仕込んだ具沢山のカツカレーもある。
特上ロースかつ2500円。平日昼は国産豚使用の1000円ランチも用意。豚の端肉で仕込んだ具沢山のカツカレーもある。

肉塊から切り出すロースは、厚さ2cmほど。生パン粉をまとわせ、ラードと植物性を混ぜた油へ。「泡の立ち方と音でわかるもんです」とは、店主の皆川久仁(きゅうじ)さん。肉の中心がほのかにピンク色した絶妙の火入れ加減だ。芝浦の食肉店から仕入れるのは、千葉の農場が育てた SPF豚。ボリビア産岩塩を振れば、野太い旨味が突き上がる。また、定食にはおろしポン酢も付き、後味さっぱり。減農薬栽培の宮城産ひとめぼれとともに、至高の味だ。

160~170℃で揚げる皆川さん。「低温すぎると衣がはげちゃうからね」。
160~170℃で揚げる皆川さん。「低温すぎると衣がはげちゃうからね」。
持ち帰りも可能だ。
持ち帰りも可能だ。

『とんかつ皆川』店舗詳細

住所:東京都大田区久が原2-20-9 カーサ久が原/営業時間:11:00~14:00・17:00~20:30LO/定休日:火/アクセス:東急電鉄池上線久が原駅から徒歩15分

モダンと伝統の二重奏にワクワク『フレンチレストラン メイ』[五反田]

夜のコースは8800円、11000円、14300円(別途サービス料10%)の3種類。メニューは毎月変わるため、写真は一例です。
夜のコースは8800円、11000円、14300円(別途サービス料10%)の3種類。メニューは毎月変わるため、写真は一例です。

同じ素材を違う調理法で供するメインディッシュ二皿に岩田充弘シェフの想(おも)いが凝縮。「フランスでは軽快でモダンな料理を得意とするグラメゾンと、重厚な味わいのネオビストロで修業しました。両方のいい面を表現したくて」。メニューは毎月変わるので、毎月楽しんでいただける内容。契約農家から仕入れた野菜の一皿やジビエ料理もオススメです。

曲を奏でるようコースを組み立てるシェフ。
曲を奏でるようコースを組み立てるシェフ。
全24席。
全24席。

『フレンチレストラン メイ』店舗詳細

住所:東京都品川区東五反田2-7-7 エルシア五反田1F/営業時間:12:00~15:00・18:00~21:30(金・土は~22:00)/定休日:水/アクセス:JR・私鉄・地下鉄五反田駅から徒歩5分

素朴な味わいながら食通が遠方より通う『ジェンティール』[荏原中延]

骨間の肉が旨いアイス・バイン3980円。アサヒ隅田川ブルーイング生大890円、グラス660円、中550円。
骨間の肉が旨いアイス・バイン3980円。アサヒ隅田川ブルーイング生大890円、グラス660円、中550円。

縄暖簾(のれん)をくぐると、コックコートを着た菅野さんが迎えてくれる。外観とのギャップに戸惑うが、「私も最初、焼き鳥屋と思って入ったのよ」と、妻の敦子さん。料理の虜(とりこ)となり通ううち、結ばれたという。自慢のアイスバインは、豚の前スネ肉を使う豪快な一品だ。塩と砂糖、ハーブ数種を調合した液に2週間漬けるドイツの保存食で、コトコト煮込んで仕上げるため、脂が落ちて、コラーゲンが残る。気合を入れ骨を手に頬張るが、意外にあっさり軽い食感。

ハンバーグセット(デミグラソース)1400円は、ライスと味噌汁付き。カウンター越しに、こねて丸め焼き上げる様子が見える。
ハンバーグセット(デミグラソース)1400円は、ライスと味噌汁付き。カウンター越しに、こねて丸め焼き上げる様子が見える。
朗らかな菅野シェフと敦子さん。
朗らかな菅野シェフと敦子さん。

『ジェンティール』店舗詳細

住所:東京都品川区中延1-8-16/営業時間:11:30~13:30LO・17:00~23:30LO/定休日:不定/アクセス:東急電鉄池上線荏原中延駅から徒歩3分

炎揺れる薪窯が店の真ん中にドン!『Pizzeria Oca』[荏原中延]

「まず食べてほしい」マルゲリータ1350円、ルッコラ添え自家製サルシッチャ1530円、グラスワイン570円。
「まず食べてほしい」マルゲリータ1350円、ルッコラ添え自家製サルシッチャ1530円、グラスワイン570円。

「空中で生地をクルっと回す技に憧れて」。ピッツァ職人を志したきっかけを、店主の岡田茂記さんが照れくさそうに話す。本場ナポリの名店で4年間働いた経験を活かして完成させた岡田流は、やや薄めに伸ばし、ぐるりにフチを作らず、まん丸の形にこだわらない。フランスパン用の小麦粉を使ってしっかり焼き切るので、サクッとした食感が持ち味だ。メニューは、全13種類の定番と肉料理が少しだけ。ピッツァの技で勝負し続ける心意気も、燃えている。

内部をレンガで積み上げた特注窯で焼く。
内部をレンガで積み上げた特注窯で焼く。
窯に密接した店内。貸し切り、おまかせ料理など自在に対応。
窯に密接した店内。貸し切り、おまかせ料理など自在に対応。

『Pizzeria Oca』店舗詳細

住所:東京都品川区中延2-8-13 MKマンション1F/営業時間:11:30~14:00・17:30~22:30/定休日:火/アクセス:東急電鉄池上線荏原中延駅から徒歩1分

真っ赤な店で大人のミートソースに夢中『スペランツァ』[戸越銀座]

仔羊とレンズ豆・ローズマリーのミートソース790円。パスタは乾麺も選択可。
仔羊とレンズ豆・ローズマリーのミートソース790円。パスタは乾麺も選択可。

ミートソースパスタの専門店を料理担当の北原広志さんとソムリエの椚(くぬぎ)優佳さんで切り盛り。特製ミートソースパスタ690円のソースはタマネギを飴色に炒め、さらにニンジン、ニンニク、セロリを加え、野菜の甘みとコクを引き出す。「ひき肉は牛なら首とモモ、豚なら腕とモモを指定し、肉々しさとジューシーさの黄金比を求めてます」。絶品ソースに手打ちのもちもちフィットチーネを絡ませれば、大人も目尻を垂らすご馳走ミートパスタの完成だ。

ほがらかな人柄の椚さんと北原さん。クラフトビールのガージュリー23(980円)など椚さんセレクトの酒も充実。
ほがらかな人柄の椚さんと北原さん。クラフトビールのガージュリー23(980円)など椚さんセレクトの酒も充実。
赤く塗られた店内。
赤く塗られた店内。

『スペランツァ』店舗詳細

住所:東京都品川区平塚2-16-13/営業時間:11:30~14:30(土・日は12:00~15:30)・17:30~22:30/定休日:月/アクセス:東急電鉄池上線戸越銀座駅から徒歩すぐ

一日1万食売れた伝説の冷麺『平壌冷麺 食道園』[蒲田]

冷麺860円。ランチではビビンバとキムチがつくセットで1060円。
冷麺860円。ランチではビビンバとキムチがつくセットで1060円。

一時は東北地方で30店舗展開していたが、麺を機械打ちに変えた途端、客足が途絶えた。「お客さんの舌は正直。初心に戻り、手打ちで再開しました」と代表の上田喜代治さん。北海道産のジャガイモ粉とつなぎの米粉で練り上げた麺は、注文ごとにプレス機で押しだす。8時間かけて煮込んだ出汁と絡めていただけば、しっかりした弾力と出汁の旨味が喉を狂喜させる。手作りの大根キムチも、絶品。

麺は注文を受けてからプレス機で切り分けるのでモッチモチの食感に仕上がる。スープとよくからめていただこう。
麺は注文を受けてからプレス機で切り分けるのでモッチモチの食感に仕上がる。スープとよくからめていただこう。
カルビクッパ800円ほか。お店の暖簾を持つ上田さん。
カルビクッパ800円ほか。お店の暖簾を持つ上田さん。

『平壌冷麺 食道園』店舗詳細

住所:東京都大田区西蒲田7-64-8/営業時間:11:00~15:00・17:00~22:00(土・日は通し営業)/定休日:火/アクセス:JR・私鉄蒲田駅から徒歩4分

スタンダードから個性派まで目移りする『うどん茶屋嵯峨野』[戸越銀座]

キムラーうどん850円。キムチや食べるラー油を盛り込むからキムラーうどん。ネーミング担当は淳子さん。
キムラーうどん850円。キムチや食べるラー油を盛り込むからキムラーうどん。ネーミング担当は淳子さん。

麺打ちやつゆ作りは父親の中根滋さん、調理全般がお嫁さんの淳子さんと家族で切り盛り。うどんだけでレギュラー 25種、季節メニュー 10種ほどと目移りするが、宮崎風の細い手打ちうどんを素直に味わいたいなら釜揚げ660円をぜひ。かたや、個性派をご所望ならキムラーうどんを。行儀も気にせずかき混ぜれば、自家製肉味噌のコク、キムチの酸味、甘めのつゆなどが細い麺に全力で絡み、後ひくうまさ!

淳子さんと滋さん。
淳子さんと滋さん。

『うどん茶屋嵯峨野』店舗詳細

住所:東京都品川区戸越1-15-12/営業時間:11:30~13:30・18:00~22:30LO/定休日:日・火夜/アクセス:東急電鉄池上線戸越銀座駅から徒歩5分

ナポリタンの焼けたケチャップの匂いがそそる!『廣栄屋』[蓮沼]

ナポリタンうどん定食950円。ワンタンスープまで付く。焼けたケチャップの匂いがそそる! 店の看板のそばなど合わせて品書きは110種以上。
ナポリタンうどん定食950円。ワンタンスープまで付く。焼けたケチャップの匂いがそそる! 店の看板のそばなど合わせて品書きは110種以上。

とある夕時の風景。男性客全員が定食のおかずで一杯やりつつTVの五輪ダイジェストに見入っている。そんな正しき大衆食堂の3代目が熊切広一さん。「俺の代で定食セットやら中華やら増やしてね」。コシの強い自家製麺にケチャップを絡めニンニクを利かしたナポリタンうどん定食も3代目の考案だ。ごはんや漬物がセットになっており驚くが「小さい頃作ってもらった弁当にもナポリタン入ってたろ。あんな感じさ」と言われ納得!

1926年創業の食堂を切り盛りする3代目夫婦と4代目。
1926年創業の食堂を切り盛りする3代目夫婦と4代目。

『廣栄屋』店舗詳細

住所:東京都大田区東矢口1-17-14/営業時間:11:00~20:45LO/定休日:不定/アクセス:東急電鉄池上線蓮沼駅から徒歩3分

デリー出身店主による日本人のためのカレー『ロサニ』[池上]

日替わりセット1050円。日替わりセットはランチのみ。カレー 2種、チキンディッカ、サラダ、ライタ、おかわり可のナンとライスがつく。
日替わりセット1050円。日替わりセットはランチのみ。カレー 2種、チキンディッカ、サラダ、ライタ、おかわり可のナンとライスがつく。

『ロサニ』の電話が今日も鳴る。デリー出身のラサマナ・バタライさんが作るのは、泣く子も黙るインドカレー……ではなく、いわく「日本人のための」カレー。連日予約が絶えない秘密は、食後感の良さにあり。塩や油をできるだけ減らし、素材の力で旨味を表現。緋色のチキンカレーも深碧のサグカレーも鮮烈な香りを放つけれど、味は円みを帯びてじんわり染みる。近隣病院の病院食にもなっていると聞き、深~く納得。

「スパイスは鮮度が命」と注文毎にスパイスを調合する。
「スパイスは鮮度が命」と注文毎にスパイスを調合する。

『ロサニ』店舗詳細

住所:東京都大田区池上6-5-9 ラ・トウール池上1F/営業時間:11:00~14:30LO・17:00~22:30LO(土・日・祝は11:00~22:30LO)/定休日:第1・3木/アクセス:東急電鉄池上線池上駅から徒歩2分

醤油とニンニクを利かせた濃厚カレー『26号くるりんカレー』[荏原中延 ]

サメカレー850円。この日は近海で捕れたアオザメを使用。くせのない柔らかな身が特徴。サメの入荷状況はお店HPにて告知。
サメカレー850円。この日は近海で捕れたアオザメを使用。くせのない柔らかな身が特徴。サメの入荷状況はお店HPにて告知。

「サメ、使ってみる?」。常連のサメ研究家の一言から生まれたサメカレーだが、語感に尻込みすることなかれ。カラリと揚げられた身は柔らかく繊細で、醤油とニンニクを利かせた濃厚カレーと“無垢×男前”の見事なコントラストを描く。全てのメニューの骨子となるブイヨンはラーメンスープを意識し、力強いものを。店主の自由な発想が生む味に、ひと口で虜(とりこ)になる人続出。聞けば、1年間ほぼ毎日食べた強者までいるとか!

カレーは一杯ずつ火にかけ、味を引き締めて提供。
カレーは一杯ずつ火にかけ、味を引き締めて提供。

『26号くるりんカレー』店舗詳細

住所:東京都品川区中延1-3-18/営業時間:11:30~14:00・18:00~23:30(土は18:00~23:30、日・祝は11:30~21:30)/定休日:不定/アクセス:東急電鉄池上線荏原中延駅から徒歩5分

取材・文=神田ぱん、鈴木健太、井上こん 撮影=丸毛透、小野広幸、市原浩二