【散歩コース】
スタート:原宿駅はJR山手線で新宿駅から4分・150円、品川駅から15分・180円。
JR山手線原宿駅→(12分/0.8㎞)→明治神宮→(7分/0.5㎞)→明治神宮ミュージアム→(31分/1.7㎞)→ワタリウム美術館→(33分/1.8㎞)→岡本太郎記念館→(3分/0.2㎞)→根津美術館→(6分/0.4㎞)→青山霊園→(16分/1.0㎞)→明治神宮外苑いちょう並木→(15分/1.0㎞)→日本オリンピックミュージアム→(3分/0.3㎞)→国立競技場→(2分/0.1㎞)→聖徳記念絵画館→(7分/0.4㎞)→JR中央線信濃町駅
ゴール:御徒町駅からJR山手線で東京駅まで6分・150円。池袋駅まで19分・180円。
今回のコース◆約8.2㎞/約2時間20分/約1万1000歩
杜におわす原宿の鎮守「明治神宮」
明治天皇と皇后の昭憲皇太后を祀る、大正9年(1920)創建の神社。約70万平方メートルの敷地に約3万6000本の樹木が生い茂る。明治神宮御苑の菖蒲田は、6月上旬になるとハナショウブが咲く。
「明治神宮」詳細
隈研吾設計の建物にも注目『明治神宮ミュージアム』
2019年に開館。2階にある展示室には、明治天皇、昭憲皇太后が実際に使用した愛用品や、美術工芸品などを展示する。定期的に展示替えをし、特別展や企画展も開催している。
『明治神宮ミュージアム』詳細
最先端の現代アートを紹介『ワタリウム美術館』
現代アートを中心に、さまざまなジャンルを展示する。独自のコンセプトに基づき、国際的に活躍する作家の企画展を開催。ショップではオリジナル商品やポストカードを販売。
『ワタリウム美術館』詳細
見て触れる、アート体験を『岡本太郎記念館』
芸術家・岡本太郎が40年以上住んだアトリエ兼住居を記念館として公開。彫刻と植物が渾然一体となった庭、当時のまま保存されたアトリエなど、岡本太郎の息吹を体感できる。
『岡本太郎記念館』詳細
都心にありながら深山幽谷の趣ある庭園も見事『根津美術館』
実業家・根津嘉一郎が蒐集した日本・東洋の古美術品を中心に約7600点を収蔵している。年7回の展覧会で紹介。
『根津美術館』詳細
日本初の公営墓地は桜の名所「青山霊園」
明治7年(1874)に開設。美濃郡上藩(現岐阜県郡上市)の青山家の下屋敷があったところで、都心の貴重な緑の空間となっている。大久保利通、志賀直哉、斎藤茂吉などが眠る。
「青山霊園」詳細
絵画のように色づく黄葉が見事「明治神宮外苑いちょう並木」
青山通りから外苑円周道路まで300mに植えられる。『聖徳記念絵画館』へ向かって下り勾配を描くように植えられ、遠近法を用いた景観美として海外からも称賛される。
「明治神宮外苑いちょう並木」詳細
スポーツの楽しさを再認識『日本オリンピックミュージアム』
オリンピックの精神について学べる体験型施設。歴史や大会の雰囲気がわかる映像、オリンピック出場選手の走る速さやバランス能力を体験できる展示などがある。
『日本オリンピックミュージアム』店舗詳細
神宮の杜と調和するスタジアム「国立競技場」
建築家・隈研吾らによるデザインで、「杜のスタジアム」がコンセプト。軒庇(のきびさし)には47都道府県から調達した森林認証材を使用しており、スタジアムの方位に応じて配置している。
「国立競技場」詳細
史実に基づく80枚の名画が圧巻『聖徳記念絵画館』
大正15年(1926)築で、国の重要文化財。明治天皇、昭憲皇太后両陛下の御事績を描いた「大政奉還」「江戸開城談判」などの80枚の壁画が展示されている。
※2025年4月1日~2027年5月末(予定)、保存修理工事に伴い長期休館。
『聖徳記念絵画館』詳細
【グルメ】天然木で癒やし空間広がるカフェ『CAFÉ 杜のテラス』
原宿駅西口から歩いてすぐ。内装の一部には、明治神宮の枯損木を利用している。古式農法製の山番茶を使った「明治の山茶ラテ」をはじめ、オリジナルスイーツやサンドイッチなどを味わえる。
『CAFÉ 杜のテラス』店舗詳細
取材・⽂・撮影=アド・グリーン
『散歩の達人 歩きたい人のための 東京散歩地図』より






