スポットを探す｜さんたつ by 散歩の達人

いろりの宿　七里川温泉（しちりがわ）

炭の香りと、尺八のBGMが裾や袖から染み入ってくる。やや黄色がかった湯は、塩素の臭いゼロ。すぐにじんじんと体が芯から温まってくる。風呂上がりに楽しむ囲炉裏タイムは、干物など約40種から焼き物を注文できるが、炭代500円を払えば食材の持ち込みもOK。

丹波山温泉のめこい湯

2000年に湧いた湯に、初めて触れた村人の第一声が、「のめっこい」。“つるつる・すべすべ”のことで、他に“人と人が仲良くする”の意味もある。浴場は檜ひのき造りの和風と、タイル張りの洋風があり、男女交互に入れ替える。設営、薪割り、ロウリュまでセルフで楽しめるレンタルテントサウナ3300円（2名利用）。ほてったら川辺のベンチや低温の湯船へ。

秩父川端温泉　梵の湯（ちちぶかわばた　ぼんの）

昔は含重曹食塩泉と呼んでいた泉質で、肌の不要な角質や毛穴の汚れを洗い流す “美人の湯” 。しかも高濃度だから入浴後も肌の滑らかさがハンパない。館内は洗い場も含めてすべて畳敷き（耐水性）で、足に優しいのも高ポイント。このまま併設したキャンプ場のバンガローに泊まってみるのもいいかも、そんな気にもさせる癒やしの湯だ。

七沢温泉　元湯玉川館（ななさわもとゆたまがわかん）

町田市の農家を移築した風情ある構えは、明治35年（1902）の開業。立ち寄り湯は気軽に利用できるように、予約は不要。館内には湯上がりにくつろげる山小屋風のカフェがあり、2021年にリニューアルしてメニューを一新。スパイスをふんだんに使ったキーマカレーを看板に据えた。

豊島園庭の湯（としまえんにわのゆ）

池袋駅から西武池袋線で約14分、新宿駅から都営大江戸線で約20分。『豊島園庭の湯』は都心からのアクセスもよい日帰り温泉施設。天然温泉を注ぐ露天風呂や高濃度炭酸泉などがある温浴ゾーンをはじめ、水着で利用できるバーデゾーンや屋外サウナ、さらに岩盤浴もあり充実した施設を誇る。中学生以上限定のため、静かに入浴を楽しむことができる。

成田空港温泉空の湯（なりたくうこうおんせんそらのゆ）

『成田空港温泉空の湯』は、アクセス路に成田空港が広がり、露天風呂からは離着陸する飛行機を望む。さらに航空科学博物館も近い航空機ファンの聖地ともいえる場所にある。源泉かけ流しの露天風呂や高濃度炭酸泉、岩盤浴などを楽しんだあとは、漫画コーナーやリクライニングシートがある休憩コーナーでひと休み。空港利用者の宿泊施設にもなる。宿泊は要問合せ。レンタサイクルを利用して、周辺観光とともに楽しむのもいい。

天然温泉湯舞音袖ケ浦店（てんねんおんせんゆぶねそでがうらてん）

天然温泉の露天岩風呂をはじめ、バリエーション豊かな風呂、8種類の薬石を使った岩盤浴など、健康増進やリフレッシュに効果を発揮してくれる設備が充実する。休憩スペースには約5000冊のコミックコーナーもあり、のんびりくつろげる。JR袖ケ浦駅から徒歩5分、東京湾アクアライン木更津金田ICから車10分というアクセスに恵まれているので、房総観光のプランに加えるのもおすすめだ。

宮前平源泉湯けむりの庄（みやまえだいらげんせんゆけむりのしょう）

高級旅館のような重厚な建物が目を引く。黒褐色をしたナトリウム-炭酸水素塩温泉は、ややとろみがあり、美肌効果が高いという。炭酸琥珀湯(R)は温泉と炭酸泉の効果がを実感できる。ロウリュを実施されるフィンランド式サウナのほか、女湯にはスチーム塩サウナもある。関東最大級ともいう岩盤浴エリアには6種類の岩盤浴があり、リラックスタイムを満喫。

弥生美術館

1984年に弁護士・鹿野琢見によって創設された美術館。高畠華宵の常設展示室のほか、明治末から戦後にかけて活躍した挿絵画家の作品を公開している。

綱島源泉湯けむりの庄（つなしまげんせんゆけむりのしょう）

高級感漂う日帰り入浴施設。美人の湯ともいわれている黒湯が内湯や露天に注がれている。名物といえる炭酸琥珀湯(R)や源泉かけ流し風呂・岩風呂などで楽しもう。フィンランド式サウナとスチーム塩サウナでは熱波とアロマの香りが楽しめるロウリュを行う。岩盤浴エリアの「風」ではロウリュイベント開催。

アクアイグニス武蔵野温泉（アクアイグニスむさしのおんせん）

癒やしと食をテーマにしたアクアイグニス吉川美南内の日帰り温泉。洗練された空間が日広がる浴室では、5つの風呂と新感覚のミネラルミスト浴「ルフロ」でリフレシュできる。風呂上りには、併設するフードコートで金沢まいもん寿司プロデュースの和洋中の料理と、ショコラティエ辻口博啓氏監修の「LE CHOCOLAT DE H（ル・ショコラドゥアッシュ）」のスイーツを味わえる。

フィットネス＆スパリゾート INSPA横浜（インスパ）

コットンハーバーと呼ばれる横浜港山下ふ頭。高層マンションが立つ住宅街へと変貌する街並みの一画にある温浴施設。“大人のための隠れ家リゾート”というコンセプトにふさわしいシックで高級感のある館内に、天然温泉の半露天風呂や岩盤浴、溶岩ドームなどの温浴施設を備える。湯上りには展望テラスから横浜港や横浜ベイブリッジの眺めを楽しもう。

さいたま清河寺温泉（さいたまさいがんじおんせん）

自家源泉をもち、地下約1500ｍから毎分480ℓという豊富な温泉を湧出する。生源泉風呂をはじめ、源泉あつ湯、源泉岩風呂などにかけ流しで使用。高濃度炭酸泉にも温泉を使うなど、多くの浴槽で温泉を楽しめる。塀越しに見える竹林が美しく、露天風呂に趣を添えている。

サイボク天然温泉花鳥風月

温泉館内に併設の食事処。自社牧場産のゴールデンポークを使った豚肉料理がズラリと並ぶ。名物のとんかつ膳は、パン粉のサクサクと肉の柔らかな食感と甘みが感動的だ。ビールのつまみには、ポークとあらびき、ホワイトの3種のウインナー盛り合わせ780円も人気。テーブル席のほかに個室（有料）もある。

おふろcafé白寿の湯　寝かせ玄米と糀料理俵や（はくじゅのゆ　ねかせげんまいとこうじりょうりたわらや）

温泉施設併設の食事処。「温泉で体の外から、食事で体の内から代謝を整えてほしくて」と支配人。名物の御膳は、8種の総菜から甘味まですべてに発酵食品を使う健康志向だ。ふっくら柔らかな寝かせ玄米®は、噛むほどに味わい深く、サバの押し寿司にもよく合う。

【閉店】かま家

もとは寿司屋だったが、1995年に釜めし屋となり温泉も開放。釜めしを注文してから炊き上がるまでの間を、温泉に浸かって過ごせる。湯上りにいただく釜めしは昆布とかつお出汁が香り、かに、鶏、貝など主に沼津市場の魚介を使った多彩なラインナップ。目にも鮮やかなしゃけ親子釜めしもおすすめ。

杉戸天然温泉雅楽の湯　食事処みやび（うたのゆ）

温泉施設と併設の食事処。江戸時代の伝統料理『たまごふわふわ』を元に地元名産のカレーをかけ合わせ、杉戸農業高校と共同開発した、たまふわ杉農うどん御前などがいただける。生クリームとともに攪拌（こうはん）した卵とカレーの軽い辛みが、うどんに絡み溶け合う。御前に付くサラダや天ぷら、甘味の名物かぼちゃプリンも抜かりのない味わいだ。

奈可多″楼（なかだろう）

イラストレーターのなかだえりさんが、2014年より築約50年の元スナックをリノベし、新アトリエとして開設。自身が講師を務める水彩画教室の他、寄席や金継研究会などの場として貸し出しも行う。

Satoko Oe Contemporary（サトコオオエコンテンポラリー）

作家のナマの声を聞くことができるギャラリー。美術館じゃ学芸員と話す機会なんてそうはないが、作品について知りたければ、「作家の代わりに質問に答えるのもギャラリーの役割」とオーナー。

おふろ café utatane

既存の入浴施設のお風呂をそのまま活かしてカフェのようなくつろぎスペースを併設。自由に使えるハンモックや雑誌・コミック、無料で飲めるコーヒーが名物だ。

藻原寺（そうげんじ）

鎌倉中期に開山した日蓮宗の名刹。遠くからでも目を引く白い山門が印象深い。日蓮大聖人の教えを受けた領主・斉藤兼綱を開祖とし、長く妙光寺と称してきたが、明治2年（1869）、地名にちなみ今の名に改称した。第1・4土曜は大駐車場で骨董市を開催（雨天中止）。

橘樹神社（たちばなじんじゃ）

日本武尊（やまとたけるのみこと）ゆかりの上総（かずさ）国二之宮。日本武尊の東夷征伐中、后（きさき）の弟橘媛（おとたちばなひめ）が身を投げて荒れる海を鎮めた。その時漂着した媛の櫛（くし）を日本武尊が祀り、橘の樹2株を植えたのが始まりと伝わっている。正面に見える拝殿の奥に本殿が鎮座し、その裏手が弟橘媛を祀った墳丘とされる。

生涯青春の湯つるつる温泉（しょうがいせいしゅんのゆつるつるおんせん）

地下1500ｍからくみ上げる温泉はph値が10.0という高アルカリ性で、肌がツルツルになると評判。浴室は洋風の「生涯青春の湯」と和風の「美人の湯」があり、男女が日替わり。「生涯青春の湯」の露天風呂は迫り来るような山の風景を眺めながらの入浴できる。

新選組のふるさと歴史館（しんせんぐみのふるさとれきしかん）

日野市は、土方歳三や井上源三郎が生まれ育った土地であることから、2005年に開館。1階常設展示室では、新選組誕生から終焉までを文献を中心とした史料展示を行う。