【東京発日帰り旅】神奈川県真鶴町~真鶴半島の豊かな森と海を巡る~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。相模湾に3キロほど突き出ている小さな半島が真鶴半島だ。ここには“お林”と呼ばれて守られてきた森があり、樹齢300年を越える巨木も残っている。お林と呼ばれる真鶴半島の森は、江戸時代から明治時代にかけて植林されたもので、かつてはただの原っぱだったという。寛文元年(1661)から小田原藩が草地だった半島に15万本もの松苗を植林したのが始まり。明治に入ると皇室の御料林になり、今度はクスノキが植えられた。それがいまや巨木となって、お林に残っている。ただクロマツはマツクイムシによるものか、数が減っているらしい。