【老舗割烹のお手頃ランチ&ザ洋食なナポリタン&見た目も美しいカレー】

数多の要人が食してきた老舗鳥割烹の味をお手頃価格で味わえる『末げん』

サラリーマンの街でも知られる新橋は多くの飲食店がひしめいているが、凛とした佇まいをみせるのは1909年創業、鳥割烹の老舗『末げん』だ。創業以来、政界、財界、芸能界の著名人に愛されてきた。また、1970年陸上自衛隊市谷駐屯地で割腹自殺をした三島由紀夫が前夜に最後の晩餐をした店としても知られる。
ランチタイムは夜のみ提供している名物のソップ炊きに使用するつくねのタネや鶏肉、スープを使っているから、料亭の味がお手頃な価格で食べられるのだ。メニューは3つあり、鶏ひき肉の親子丼・かま定食、同じく鶏ひき肉に薬味を加え、衣を付けたたつた揚げ定食、そして鶏肉を特製だれに絡めた唐揚げ定食だ。
なかでも鶏肉の旨味をダイレクトに感じられるたつた揚げ定食1800円は、ずっしりとした俵型のたつた揚げがふんわりジューシーで食べ応え充分。2度挽きにした地養鶏、軍鶏、合鴨の肉に長ネギ、塩コショウで味付け。そのタネに衣をつけて揚げている。丁寧に作った滋味深い鳥スープも一度いただいてほしい。

たつた揚げ定食1800円。俵型のたつた揚げはかなりボリューミー。
たつた揚げ定食1800円。俵型のたつた揚げはかなりボリューミー。
ぎっしり詰まっているが食感はふんわりしていてジューシー。
ぎっしり詰まっているが食感はふんわりしていてジューシー。

『末げん』店舗詳細

住所:東京都港区新橋2-15-7 S-PLAZA弥生1F/営業時間:11:30〜13:30・17:00〜22:00/定休日:日・祝/アクセス:JR・地下鉄・ゆりかもめ新橋駅から徒歩2分

ワンプレートに洋食の2大巨頭ハンバーグ&ナポリタン『カフェテラス ポンヌフ』

JR新橋駅汐留口直結の新橋駅前ビル1階に『カフェテラス ポンヌフ』がある。店内の壁や天井、調度品に至るまで古き良き昔ながらの喫茶店の雰囲気が残っている。しかし、コーヒーやプリンといったカフェメニューよりもハンバーグやナポリタン、カレーといったグルメを目的にやってくる客が圧倒的に多いらしい。
なかでもハンバーグスパゲティ1000円は、洋食の人気メニューが一度に食べられると好評だそう。メニューにも(ボリュームたっぷり)と書かれている。わーい、やった~!
まずはナポリタンから。トマトの酸味は少なく、まろやかななつかし系の味だ。けっしてソースがベチャついているわけではないのに、2.2mmの太いスパゲティとソースがよく絡む一体感。うーん、これはおいしい。一方でハンバーグは、牛豚の合い挽き肉とプロ用の特別なパン粉を混ぜたタネを一度フライパンで焼いて、さらにオーブンで焼くため外はこんがり、中はふっくら。コショウやニンニクが利いていて、ナポリタンと同じオリジナルのトマトソースがかかっているからハン&スパは相性バツグンだ。

ハンバーグスパゲティ1000円。ハンバーグもナポリタンもキラキラしてる!
ハンバーグスパゲティ1000円。ハンバーグもナポリタンもキラキラしてる!
1966年に竣工した新橋駅前ビルの1階。昭和の純喫茶の面影を残す外観。
1966年に竣工した新橋駅前ビルの1階。昭和の純喫茶の面影を残す外観。
味も店内も昭和の雰囲気を残す。丸い電球もレトロかわいい。
味も店内も昭和の雰囲気を残す。丸い電球もレトロかわいい。

『カフェテラス ポンヌフ』店舗詳細

住所:東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1F/営業時間:11:00〜15:15・18:00〜22:00(売り切れ次第終了)/定休日:日・祝(土は不定)/アクセス:JR・地下鉄・ゆりかもめ新橋駅から徒歩1分

鮮魚店から派生した新鮮でおいしい魚の和食店『活魚料理 ととや』

JR新橋駅銀座口から徒歩3分のところにある『活魚料理 ととや』は、1973年に新橋で先代が鮮魚店を開業。そののち新鮮な魚が食べられる料理店をオープンして以来、ランチ時は良心的な価格で食べられると人気になって四半世紀がたつ。
ランチ時は、入り口でメニューとご飯・味噌汁の量を決めてから席に着くシステム。定番のブリやサケ、サバなどのほか、季節の魚も日替わりで登場し魚を通じて季節の移ろいを感じられる。メインは焼き魚、刺し身、煮魚があり、この日は銀だらの西京漬定食をオーダー。上品で香りのいい甘めの西京味噌の風味と味わいが、脂がのった銀だらに入り込み、熟成された独特の旨味が生まれる。定食には小鉢が3種と香の物、炊きたてでぴっかぴかのご飯にたっぷり具だくさんの味噌汁もついてくる。新橋エリアでおいしい魚料理をお腹いっぱい食べたいならまず『活魚料理 ととや』を候補に入れない手はないだろう。

焼きたてプリプリの銀だらの西京焼き1150円。
焼きたてプリプリの銀だらの西京焼き1150円。
透き通った身から鮮度の良さがわかる海鮮丼(全部のせ)1150円。
透き通った身から鮮度の良さがわかる海鮮丼(全部のせ)1150円。
コの字のカウンターのほか、テーブル席や個室の御座敷も完備。
コの字のカウンターのほか、テーブル席や個室の御座敷も完備。

『活魚料理 ととや』店舗詳細

住所:東京都中央区新橋2-19-6 新和ビル4F/営業時間:11:00〜14:00LO・17:00〜21:00LO/定休日:土・日・祝/アクセス:JR・地下鉄・ゆりかもめ新橋駅から徒歩2分

パリッともっちりあつあつの包み焼きピッツァ『レストラン マルタ』

イタリアやアメリカのピザとはひと味ちがう、独特の形をした“Pizzotto(ピツォット)”や“Ftira(フティーラ)”が人気のマルタ料理専門店『レストラン マルタ』。イタリア料理や地中海料理などを融合したマルタ料理は、素朴な味わいながらもスパイスが効いているのが特徴で、この店ではマルタの家庭の味をいただける。
ランチメニューは4種類あり、人気の包み焼きピッツァ(ピツォット)は生ハムと自家製トマト、ゴルゴンゾーラの2種類。生地に寝かせ玄米を使用した薄焼きピッツァのようなベイクドライスも2種類あって、ランチセットはサラダとコーヒー付きで1000~1200円。
包み焼きピッツァの生地は、外側のパリッと感と内側のもちっと感が同時に楽しめて、中からチーズがとろ~り溶け出してくる。また、ボリューム満点のランチサラダは彩り豊かで、新鮮な野菜が常時12種類てんこ盛り。ランチ人気を支えている。この店に来れば、たちまちマルタ料理の虜になってしまうだろう。

生ハムとトマトの包み焼きピッツァ1000円。ランチセットはサラダとコーヒー付き。
生ハムとトマトの包み焼きピッツァ1000円。ランチセットはサラダとコーヒー付き。
ボリュームたっぷりランチサラダは、めちゃくちゃ食べごたえあり。
ボリュームたっぷりランチサラダは、めちゃくちゃ食べごたえあり。
烏森神社の裏手に立ち並ぶビルの2階。扉にはマルタ十字のステンドグラスが施されている。
烏森神社の裏手に立ち並ぶビルの2階。扉にはマルタ十字のステンドグラスが施されている。

『レストラン マルタ』店舗詳細

住所:東京都港区新橋2-9-17 第三常盤ビル2F/営業時間:11:30~14:00LO・17:30~22:30LO(月・金・土は17:30~22:30LO、土の11:30~14:00LOは5名以上から予約可能)/定休日:日・祝(貸切のみ営業)/アクセス:JR・地下鉄・ゆりかもめ新橋駅から徒歩1分

米風カレーはエンタメ要素モリモリ!『curry and rice 幸正』

JR新橋駅烏森口から徒歩8分、にぎやかな駅前から少し離れた路地裏にあるカレー専門店。若くして亡くなった父との思い出の味をアレンジして作った米風カレーで2019年以来、連続してビブグルマンを受賞する実力店だ。
看板メニューのビーフカレーは味だけでなく緻密な計算のもとに設計された目にも美しい一品だ。
底辺には甘酸っぱい柚子大根を乗せた黄色いターメリックライス。続いて、ふんわりトマトの甘みと香りがする赤いトマトライスを乗せ、頂上には赤ワインやハーブ、スパイスなどで漬け込んだ牛バラ肉を甘辛い醤油だれで味付けた焼肉が鎮座。その周りを覆うのは、シャバシャバのカレーだ。その肝となるのは、じっくりコトコト煮込んで取る国産牛100%のテールスープ。見た目よりやさしい味わいで、ターメリックとトマトのご飯を一緒に食べるとスパイシー。甘酸っぱいゆず大根が、パリポリといい食感を醸し出し、まるで福神漬けみたいな感じ。食べ進めていくうちに体がポカポカしてきた。こりゃあ並んでも食べたくなるはずだ。

ビーフカレー1400円。カレーの海に浮かぶ3つの地層。
ビーフカレー1400円。カレーの海に浮かぶ3つの地層。
2層のご飯。肉の上には鈴かぼちゃと紫大根のピクルスがのる。
2層のご飯。肉の上には鈴かぼちゃと紫大根のピクルスがのる。
スパイス棚の横に飾られている栄光のミシュラン・ビブグルマンの盾。
スパイス棚の横に飾られている栄光のミシュラン・ビブグルマンの盾。

『curry and rice 幸正』店舗詳細

住所:東京都港区新橋5-8-13/営業時間:11:00〜15:00・17:30〜22:00(土・祝は11:00〜15:00・17:30〜20:00)/定休日:日/アクセス:JR・地下鉄・ゆりかもめ新橋駅から徒歩8分

【新橋のおすすめラーメンはここだ!】

ラーメンのスープで鯛飯茶漬けも味わえるラーメン店『麺処 銀笹』

新橋から銀座方面に歩いていく途中、蓬莱橋付近の路地裏にひっそりと佇む『麺処 銀笹』。看板商品の鯛飯茶漬けを目当てに訪れる客が多く、昼時は連日行列ができる。
店主は鯛茶漬けの名店をはじめ、日本料理店で18年間修行を積んだ和の達人。鯛の骨をすべて取り除くなど手間を惜しまずていねいに仕込み、女性や小食の方のために鯛飯はハーフサイズも用意。
オリジナルの鯛飯茶漬けを楽しみたいのなら、塩ラーメン850円と半鯛飯220円がおすすめ。まずは魚介出汁の効いたラーメンをいただき、鯛飯をひと口。続いて鯛飯にスープをかけてお茶漬けにしていただく。ランチ時に大満足のボリューム&お得感だ。鯛飯に合うように考えられたラーメンは味のバランスが絶妙で、お茶漬けにするとスープはまた違った味わいになる。
ラーメン丼はユニークな形をしており、お茶碗にスープを注ぎやすいように片口になっている。そんな店主のこだわりや配慮が至るところに見られる一流料理人のラーメン店だ。

塩ラーメン850円と半鯛飯220円のセットはランチにぴったり。
塩ラーメン850円と半鯛飯220円のセットはランチにぴったり。
お茶漬けにできるようにスープはたっぷり360ccある。
お茶漬けにできるようにスープはたっぷり360ccある。
全面黒で統一されていてシックな雰囲気。テーブル席のみで17席。
全面黒で統一されていてシックな雰囲気。テーブル席のみで17席。

『麺処 銀笹』店舗詳細

住所:東京都中央区銀座8-15-2 藤ビル1F/営業時間:11:30~15:00・17:30~22:00/定休日:日・祝/アクセス:地下鉄大江戸線汐留駅から徒歩5分、JR・地下鉄・ゆりかもめ新橋駅から徒歩6分

家系ラーメンのスープはご飯と相性ばっちり!『らーめん 谷瀬家』

星の数ほどランチ処がある新橋で、おいしいものを手早くガッツリ食べたい時は、新進の家系ラーメン『らーめん 谷瀬家』に足を運ぶといいだろう。行列必至の人気店だが、並んででも食べたいラーメン店だ。
手際のいい店員さんたちが見事な連係プレーでテキパキとラーメンをつくり、お客さんは黙々と食べては席を空けるという流れなので、たとえランチ時でも来店するのはあり。
豚骨醤油ベースの濃厚ならーめん700円は、家系特有のスープの濃さやコッテリ感が強すぎることなく、誰もが食べやすいのが特長。サービスのご飯も一緒に注文するのがベストだ。この店のスープはご飯に合うようにつくられているそうで、ご飯をスープにひたして食べたり、ご飯に卓上の調味料を加えたりして、自由に味変を楽しみながら食べるのが「谷瀬家の喰らい方の極意」。
店員さんの行き届いた接客が心地よく、お腹いっぱい食べられて、午後もがんばれることまちがいなしだ。

らーめん700円にプラス100円で、チャーシュー1枚とのり2枚増量で味玉半分が付く。ご飯は終日無料。
らーめん700円にプラス100円で、チャーシュー1枚とのり2枚増量で味玉半分が付く。ご飯は終日無料。
スープがしみしみののりでカッパ漬けとご飯をくるんで、パクッとひと口。
スープがしみしみののりでカッパ漬けとご飯をくるんで、パクッとひと口。
店内はカウンターのみ12席で、開店と同時に満席になる。
店内はカウンターのみ12席で、開店と同時に満席になる。

『らーめん 谷瀬家』店舗詳細

住所:東京都港区新橋3-11-1 イーグル烏森ビル1F/営業時間:11:00〜翌2:00/定休日:無/アクセス:JR・地下鉄・ゆりかもめ新橋駅から徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅から徒歩5分

豚と鶏のピュアなスープがじんわり染みる『らぁめんほりうち 新橋店』

JR新橋駅烏森口から徒歩3分、新橋西口通りにある『らぁめんほりうち 新橋店』の定番はらぁめん。鶏ガラとトンコツをふんだんに入れて取ったスープは絶品で、淡麗ながら旨味の余韻が舌に広がり味わい深い。シンプルな材料で作っているのだが、何層もの味のふくらみがあるあっさりとしながらもじんわり旨味の余韻が口の中に広がる。喉越しのいい中太麺がたっぷりと極上のスープを持ち上げてくれる。
この麺はもちもちなのに中はアルデンテのようなのも特徴。噛むほどに小麦の香りや甘味もする! 厚みがあるチャーシューはとても柔らかく、軽く噛んだだけでもホロっと崩れてしまう。
午後からのパワーをチャージしたいなら250gのチャーシューが乗ったチャーシューらぁめん1550円をおすすめしたい。ヘルシーに納豆が乗った納豆らぁめん920円もおすすめだ。

らぁめん790円。トッピングはチャーシュー、ほうれん草、メンマ、海苔。
らぁめん790円。トッピングはチャーシュー、ほうれん草、メンマ、海苔。
やわらか~いチャーシューは、唇で強く押さえるだけでも切れる。
やわらか~いチャーシューは、唇で強く押さえるだけでも切れる。
店内はコの字のカウンターとテーブル席がある。
店内はコの字のカウンターとテーブル席がある。

『らぁめんほりうち 新橋店』店舗詳細

ミシュランガイド2023ビブグルマン受賞! 『はるちゃんラーメン』

ディープな優良店がひしめき、特にランチタイムには活気あふれる新橋駅前ビル。その1階に『はるちゃんラーメン』がある。
『はるちゃん』の中華そばのスープは、チャーシューを仕込むときに出る豚肉のだしに煮干しや香味野菜を加えて塩味ベースのあっさり味。中太の麺はやや平たく、つるっとした喉越しが心地いい。豚のウデとバラを醤油で煮たチャーシューはどちらも柔らかいが、部位による味わいの違いが楽しい。
チャーシューは60g、麺は180gで、平均的に見るとやや量は多めなので、午後の仕事が始まってからも腹持ちがいいだろう。
木の温もりが感じられる店内は、座っているだけでもほっこりできる。「内装は木目を基調、ライトは暖色系にしてリラックス感を演出しています」と店主のはるちゃん。ミシュランガイド2023ビブグルマン受賞。

2種類のチャーシューとメンマ、ネギ、海苔、そしてカワイイお麩がのった中華そば890円。
2種類のチャーシューとメンマ、ネギ、海苔、そしてカワイイお麩がのった中華そば890円。
だるま製麺所で製造しているオリジナルの中太麺。
だるま製麺所で製造しているオリジナルの中太麺。
カウンターは6席のみ。テーブルの下にはバッグをかけるフックがついている。
カウンターは6席のみ。テーブルの下にはバッグをかけるフックがついている。

『はるちゃんラーメン』店舗詳細

住所:東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館108/営業時間:10:00〜14:00/定休日:水・日・祝/アクセス:JR・地下鉄・ゆりかもめ新橋駅から徒歩1分

個性が際立ちつつも口当たりはまろやかな平子煮干そば『新橋 纏(まとい)』

店と店の間の薄暗い路地を入ったところにある『新橋 纏』。ランチタイムは時間制限があるので事前に場所を確認をしたほうが無難だ。客席はL字のカウンター8席のみ。テーブルの下にライトが点灯し明るくておしゃれ。
メニューは平子煮干しと烏賊干鶏白湯の2本柱。看板メニューの特製平子煮干そばは、万人が食べやすい味を目指し、煮干のほかに昆布やシイタケ、貝類、カツオ節を鶏で取ったスープと合わせている。それぞれの個性が際立ちつつも口当たりはまろやかで、最後に平子煮干の苦味を感じさせるがそれもイヤじゃない。個性が強いスープだけにストレート細麺では心もとないのではないかと心配したが、程よくコシがあるので食べ応えは十分。
ほんのりピンクのチャーシューは、しっとりと柔らかくジューシー。薬味はネギじゃなくて三つ葉、やわらかい穂先メンマを選ぶところにも店長のこだわりが垣間見える。

特製平子煮干そば1050円。細麺だが適度にスープを持ち上げてくれる。
特製平子煮干そば1050円。細麺だが適度にスープを持ち上げてくれる。
チャーシューは脂の多いところと少ないところをバランスよく切り分けて盛り付け。
チャーシューは脂の多いところと少ないところをバランスよく切り分けて盛り付け。
客席はL字のカウンター8席。テーブルの下にライトが点灯し明るくておしゃれ。
客席はL字のカウンター8席。テーブルの下にライトが点灯し明るくておしゃれ。

『新橋 纏』店舗詳細

住所:東京都港区新橋3-13-2 IKENO5 1F/営業時間:11:00〜15:00・17:30〜21:50LO/定休日:不定/アクセス:JR・地下鉄・ゆりかもめ新橋駅から徒歩5分

透き通ったスープと手間暇かけたトッピングが自慢『横濱 本丸亭 新橋店』

神奈川淡麗系の名店『本丸亭』の味を受け継ぐ『横濱 本丸亭 新橋店』。新橋駅烏森口から徒歩3分の場所にある。
看板メニューは本丸塩らー麺900円。鶏や豚などの旨味に高級食材の焼きあごなど和風だしが香る、淡麗ながら旨味あふれるスープ。美しく透き通ったスープの中に、これほどの旨味が詰まっているとは思えないコク深い味わい。
合わせる麺は国産小麦100%の自家製平打ち縮れ麺。スープの旨味を拾い上げ、噛むごとに麺の旨味が増す。
注文毎にその都度自家製の皮で包むワンタンはもちろん、チャーシューや塩煮たまごなど、どの具材も手間暇かけて仕込んだ抜かりない味わい。ラーメン店に珍しい生の春菊の風味が、スープの旨味を引き上げる。
ランチの終盤には卓上の柚子胡椒をスープに溶いて味変させ、爽やかに締めよう。

本丸塩らー麺900円。具はチャーシュー、ワンタン、春菊、ネギ、追加の塩煮たまご。
本丸塩らー麺900円。具はチャーシュー、ワンタン、春菊、ネギ、追加の塩煮たまご。
ワンタンは、皮も自家製。ジューシーな肉餡で、何個でもイケる!
ワンタンは、皮も自家製。ジューシーな肉餡で、何個でもイケる!
新橋駅烏森口から徒歩3分。アクセスのよい場所にある。
新橋駅烏森口から徒歩3分。アクセスのよい場所にある。

『横濱 本丸亭 新橋店』店舗詳細

日々ブラッシュアップして進化を重ねるつけ麺専門店『麺屋 周郷(すごう)』

JR新橋駅烏森口から徒歩3分ほどにあるつけ麺専門店『麺屋 周郷』。カウンターに5席のみで連日行列が絶えない。特にランチ時は、時間に余裕をもって挑もう。
具のひとつひとつにまで徹底的にこだわりたいという店主の思いから、メニューはつけ麺とトッピングのバリエーションがあるのみ。
麺は福岡県産小麦100%の中太麺。小麦の香りが芳醇で、するんっとした喉越しだ。スープは濃厚でクリーミーな舌触りと甘み。そしてあとから追ってくる魚介の旨味。とろりとしたスープにストレート麺がいい感じに絡む。
別皿に盛られたチャーシューはバラ焼豚、鶏チャーシュー、肩ロースの3種類。自家製メンマが2種類。タケノコの姫皮の部分を白だしで味付けした筍ゆばはすっきりした味わいで箸休めにちょうどいい。オーソドックスなメンマもとても上品な味付けだ。
最後には“特製の〆”として、具が付いたスープ割り出される。仕上げにさらさらっとご飯が食べられるのがうれしい。

特製つけ麺1300円。麺の量は同価格で小150g、中200g、大250gから選べる。
特製つけ麺1300円。麺の量は同価格で小150g、中200g、大250gから選べる。
チャーシューはトロトロ食感のバラ焼豚、しっとり鶏チャーシュー、風味豊かな肩ロースの3種類。
チャーシューはトロトロ食感のバラ焼豚、しっとり鶏チャーシュー、風味豊かな肩ロースの3種類。
座席はカウンターの5席のみ。行列必至なので時間に余裕をもって出かけよう。
座席はカウンターの5席のみ。行列必至なので時間に余裕をもって出かけよう。

『麺屋 周郷』店舗詳細

取材・文・撮影=丸山美紀(アート・サプライ)、パンチ広沢、コバヤシヒロミ、大熊美智代