モダンとレトロの絶妙なバランス。明るく快適なおしゃれ銭湯『第二宝湯』

白いタイルがとてもきれいで明るい印象の浴室。
白いタイルがとてもきれいで明るい印象の浴室。

入り口のおしゃれさや、ぴかぴかに磨かれたタイル。まったく古さを感じないきれいな銭湯だが、荻窪の稲荷横丁で約70年以上の歴史をもつ。お湯の温度は毎日日替わり。気持ちいいと思うお湯の温度は、季節、男湯・女湯、気温によっても違うため、毎回チェックして温度を決めるというこだわりがある。モダンでしゃれた内装の待合スペースと浴室に共通しているのが、銭湯絵師の丸山氏が描いた富士山だ。どちらも「丸山ブルー」といわれる独特の青が美しいが、浴室の富士山はそろそろ書き換えの時期。早めに体験したい。

モダンな待ち合いスペース。風呂上がりにクラフトビールが飲める。
モダンな待ち合いスペース。風呂上がりにクラフトビールが飲める。
ダウンライトの照明がしゃれた外観。暖簾の青がさわやか。
ダウンライトの照明がしゃれた外観。暖簾の青がさわやか。

『第二宝湯』店舗詳細

住所:東京都杉並区本天沼2-7-13/営業時間:15:30~24:00/定休日:金/アクセス:JR・地下鉄荻窪駅からバス8分の稲荷横丁下車すぐ

駅から2分の天然温泉。種類豊富な岩盤浴とロウリュウでらくらくリラックス『天然温泉 なごみの湯』

湯あがりはデッキでひと休み。外気浴を楽しめる露天風呂。
湯あがりはデッキでひと休み。外気浴を楽しめる露天風呂。

西多摩郡日の出町の「つるつる温泉」から汲んでくる天然温泉をぜいたくに楽しめる。泉質は、都内では珍しいアルカリ性単純温泉。なめらかな湯ざわりで、肌がツルツルになる『美肌の湯』としても人気だ。もう一つ人気なのが、内風呂の超高濃度人工炭酸泉。湯に入ると一瞬で体に泡がくっつき、手で撫でると泡がぶわーっと浮き上がる。ぬる湯だが、炭酸の効果で体がとてもあたたまり、疲労回復に効果があるそう。

 3階の「岩盤浴 彩」では5種類の天然鉱石が敷き詰められている。
3階の「岩盤浴 彩」では5種類の天然鉱石が敷き詰められている。

特筆すべきは岩盤浴の種類の多さだ。3階の「彩」、5階の「緑彩」「楼蘭」と3カ所にあり、鉱石の種類は全部で10種類。それぞれの鉱石で違った効能がある。また、精鋭のスタッフによる「熱風隊ロウリュウ」もぜひ体験したい。サウナの中で、スタッフがバスタオルをぶんぶんと振り回す。強い風が起こるたびに室内の温度が上がり、汗が吹き出てくるが、外に出たときの爽快感がすごい。仮眠スポットや漫画も多数あるので丸一日楽しめるリラックススポットだ。

精鋭のスタッフがバスタオルで熱風を巻き起こす。
精鋭のスタッフがバスタオルで熱風を巻き起こす。

『天然温泉 なごみの湯』店舗詳細

取材・文・撮影=ミヤウチマサコ

カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな黒猫スイーツ散歩の荻窪・西荻窪編をまとめてみました。
交通の便がよく、小さなけれどおいしい店の多い荻窪界隈。散歩が楽しいこのエリアで、ちょっぴり贅沢な和食や、カレーの食べ比べを楽しみたい。そんなときにぴったりな、ランチにおすすめの6店をご紹介!
荻窪は、古くからの庶民派の店舗と、おしゃれで新しい店舗が入り交じり、個性豊かな個人店が多く連なる。喫茶店もその一つで、純喫茶の名店から、名曲喫茶、こだわり店主の喫茶店、フードが自慢の喫茶店まで、同じ“色”の店は二つとない。この週末は、もてなしの空間も、提供する1杯も、それぞれ独自の味をもつ、喫茶店めぐりへ繰り出そう。
荻窪北口には、闇市の残り香漂う横丁が今も残っている。老舗系も健在だが、表通りには串カツ屋や餃子屋などチェーン店系の出店が目立つ。路地には昭和を偲ばせる手押しポンプの井戸や、古びた手書き看板なども残っているのでレトロ散歩も楽しめます。荻窪では昭和から続く老舗もまだまだ元気だけど、一方で新しい店も増殖中。
「町中華」という言葉をご存知でしょうか? いわゆる、その土地に根付いた中華料理店、あるいは、そんな雰囲気を持つ店がそう呼ばれます。荻窪エリアには、そういった町中華の名店がずらり。どこかホッとする味わいの町中華は、ランチで使うもよし、夜飲みに使うもよし。地元民から愛される雰囲気の良い町中華、荻窪を訪れた際に思い出してみてはいかがでしょうか。
ラーメン激戦区として名高い荻窪。数多くの名店がひしめき合う中で、さんたつ編集部が推薦する絶対に食べておきたい10店をご紹介。個性あり、こだわりあり、愛ありのこれらの店に足を運べば、あなたもリピーターになってしまうはず!