地元で愛され続けるカジュアルレストラン『ピアンタモッチ』

一番人気は、トマトクリーム仕立てのチリカルボナーラ1100円。
一番人気は、トマトクリーム仕立てのチリカルボナーラ1100円。

本郷三丁目駅から徒歩4分、鮮やかなイタリア国旗の看板が見えたらそこが『ピアンタモッチ』だ。味も個性も違う8種類のパスタランチは、開店当初から変わらない人気のランチメニュー。

一番人気は、トマトクリーム仕立てのチリカルボナーラ1100円。まろやかな味わいでありながらピリッと辛い後味がくせになる。魚介の出汁と白ワインを隠し味に使ったペペロンチーノはシンプルながら深い味わいだ。このペペロンチーノをベースにした漁師風ガーリックソース950円は、常連客の間で隠れた人気を誇る。

パスタランチはすべてのメニューがドリンクとパンつき。プラス300円でなんとスープバーとサラダバーまでつくコスパの良さだ。数量限定メニューや日替わりメニューなど、パスタ以外のメニューもある。毎日通いたくなるカジュアルなレストランだ。

店長の藤野宏美(ふじのひろみ)さん。
店長の藤野宏美(ふじのひろみ)さん。

『ピアンタモッチ』店舗詳細

住所:東京都文京区本郷3-19-7 三宝ビルB1/営業時間:11:00〜15:00・17:00〜21:30LO(日・祝は17:00〜21:00LO)
/定休日:無
/アクセス:地下鉄丸ノ内線・大江戸線本郷三丁目駅から徒歩4分

あふれる鶏の旨味!絶品塩つけ麺が人気の『麺屋鈴春』

塩つけ麺(200g)1200円では、かき油・あさり油・えび油から好みの油を選択できる。
塩つけ麺(200g)1200円では、かき油・あさり油・えび油から好みの油を選択できる。

本郷三丁目駅から徒歩4分の場所に店を構える、2020年創業の『麺屋鈴春』。店主の鈴木さんは、東京を代表する有名ラーメン店『麺屋一燈』出身。その鈴木さんがこだわりにこだわり抜いて作った塩つけ麺(200g)1200円は、旨味抜群の鶏ベースのつけ汁と、艶のある中太麺で、間違いなしの組み合わせだ。

つけ汁に入れる油を、3種の中から好みのものを選べるのだが、人気なのはかき油。味の深みがグッと増し、麺を啜るたびに至高の味わいを堪能できる。ジューシーでくどすぎない豚焼豚、しっとり柔らかな鶏胸肉の抜群のおいしさにも注目だ。金曜限定でニンニク増し増しの二郎系ラーメンも提供しているので、気になる方はそちらもぜひ。

『麺屋鈴春』のコンセプトは、“毎日食べられるラーメン”。
『麺屋鈴春』のコンセプトは、“毎日食べられるラーメン”。

『麺屋鈴春』店舗詳細

住所:東京都文京区本郷2-26-1 福重ビル1F/営業時間:11:00〜15:00・18:00〜20:30(木は11:00〜15:00、金・土・祝は11:00〜16:00)/定休日:日/アクセス:地下鉄丸ノ内線・大江戸線本郷三丁目駅から徒歩4分

時代を超えて受け継がれる、昔ながらの洋食ランチ『ぶどう亭』

ボリューム満点の昔ながらの洋食ランチ850円。
ボリューム満点の昔ながらの洋食ランチ850円。

本郷三丁目駅から徒歩1分、ベテランのオーナーと店長の2人が切り盛りし、地元の常連客や学生、サラリーマンの胃と心をつかむ、懐の広い洋食店。

メインにサラダ、味噌汁、大盛り無料のライスが付くサービスランチ定食は、週替わりメニューのほか、定番メニュー10種類ほどが揃う。ボリューム満点で、リーズナブルな850円で味わえるのがうれしい。

2週間煮込んで作る特製デミグラスソースをはじめ、手間を惜しまずに丁寧に作られた料理が魅力だ。

店長の西村幸一さん。懐かしさを覚えるレトロな空間で洋食を提供し続けている。
店長の西村幸一さん。懐かしさを覚えるレトロな空間で洋食を提供し続けている。

『ぶどう亭』店舗詳細

住所:東京都文京区本郷2-40-15 日光屋ビルB1/営業時間:11:00~13:30LO・17:00~22:20LO(土は11:00~13:30LO)/定休日:日・祝/アクセス:地下鉄丸ノ内線・大江戸線本郷三丁目駅から徒歩1分

素材にこだわる体やさしいペンネグラタン『た喜ち』

ペンネグラタン980円の中に、ほくほくのジャガイモが時々現れて、食感の違いも楽しい。
ペンネグラタン980円の中に、ほくほくのジャガイモが時々現れて、食感の違いも楽しい。

本郷三丁目駅から徒歩3分にあるトラットリア『た喜ち』。ランチメニューでとりわけ人気なのは、ペンネグラタン980円だ。ベシャメルソースは添加物や化学調味料を使わずに作られていて、ソフトなおいしさ。具材は日替わりで、旬のものやオーナーの大島さんが好きな具材を選んでいる。

健康への意識が高く、手作りにこだわる大島さんは「食べるものは全部、体をつくるもの。食べれば健康になる食事を提供したい」という思いがあり、日々試行錯誤して料理を作っている。ペンネグラタンの具材もさまざまな組み合わせが登場するため、毎日でも通ってしまいそう。

健康意識の高いオーナーの大島さんは、料理の仕掛けとしてプロトン水を使用。
健康意識の高いオーナーの大島さんは、料理の仕掛けとしてプロトン水を使用。

『た喜ち』店舗詳細

住所:東京都文京区本郷3-31-6/営業時間:11:30~14:00LO・17:30~21:30LO/定休日:日・祝/アクセス:地下鉄大江戸線・丸ノ内線本郷三丁目駅から徒歩3分

本格マレーシア料理!こだわりの海南鶏飯が癖になる『The Kopitiam Hongo』

本格マレーシア料理は、全てオーナーのKay Lee Ogawa(ケイリーオガワ)さんの手料理。
本格マレーシア料理は、全てオーナーのKay Lee Ogawa(ケイリーオガワ)さんの手料理。

本郷三丁目駅から徒歩2分ほどにある『The Kopitiam Hongo』は、本格マレーシア料理が楽しめる異国情緒あふれるお店だ。マレーシア出身の店主が作るこだわりの海南鶏飯1080円は、ランチ営業開始早々に完売してしまう超人気メニュー。しっとりジューシーな茹で鶏は、やさしく丁寧な旨味が凝縮された本格的な味わいだ。自家製チキンスープで炊いたご飯も、パンチのある複雑な味わいが絶品。

安心・安全に店の料理を楽しんでもらうため、​​食材はできるだけ日本産にこだわっているそう。日本とマレーシアのいいとこ取りをしたようなこの店の料理は、一度食べたら誰もが癖になってしまうこと間違いなし!

マイルドなピリ辛加減がクセになるカリーラクサ1080円は、海南鶏飯に続く大人気メニュー。
マイルドなピリ辛加減がクセになるカリーラクサ1080円は、海南鶏飯に続く大人気メニュー。

『The Kopitiam Hongo』店舗詳細

住所:東京都文京区本郷2-30-9 齋藤ビル1F/営業時間:11:00〜15:00・17:00〜21:00LO(土は11:00〜18:00LO)/定休日:日/アクセス:地下鉄丸ノ内線・大江戸線本郷三丁目駅から徒歩2分

名物は季節限定のクリーミーな冷やしラーメン!『IZASA』

白を基調とする店内で、女性でも気軽に入りやすいラーメン屋を目指している。
白を基調とする店内で、女性でも気軽に入りやすいラーメン屋を目指している。

本郷三丁目駅から徒歩3分。東京大学近くの『IZASA』の夏の名物は冷やしラーメン。鶏白湯スープをブレンダーで乳化させ、クリーミーな味わいに仕上げている。つるりとした麺との絶妙の調和が楽しめる。

店主の岩崎さんは、ラーメンの見た目の美しさにもこだわり、さらには清潔で上品な店内作りにも注力している。もともとフレンチレストランに勤務していた経験があり、お客さんに過剰なこだわりを押し付けず、リラックスして自由に楽しんでもらうことを大切にしているのだ。

そんな岩崎さんの心がけた空間は思わぬ効果を生み、学生から年配の常連客まで幅広い層が通うお店になった。自由な雰囲気の中で、岩崎さん自慢のラーメンを堪能してみてはいかがだろうか。

ひんやりとしたクリーミーな鶏白湯スープとモチモチ食感の麺がまるでクリームパスタを食べているかのような感覚。
ひんやりとしたクリーミーな鶏白湯スープとモチモチ食感の麺がまるでクリームパスタを食べているかのような感覚。

『IZASA』店舗詳細

住所:東京都文京区本郷5-25-17 ドミネンス本郷102/営業時間:11:00〜21:00LO(土は11:00〜14:30LO)/定休日:日・祝/アクセス:地下鉄丸ノ内線・大江戸線本郷三丁目駅から徒歩3分

耳までおいしい本格ナポリピッツァを!『ピッツェリア・カロッツェ』

耳までおいしいピッツァに使用される野菜は無農薬にこだわり、なんと久保田さんのご実家で作られているそう。
耳までおいしいピッツァに使用される野菜は無農薬にこだわり、なんと久保田さんのご実家で作られているそう。

本郷三丁目駅を出て徒歩6分。住宅地の中にあるピッツェリア『Pizzeria CARROZZE』。イタリアの輸入雑貨が飾られた店内では、ナポリ窯で焼く本格ナポリピッツァがいただける。

注文を受けた後に生地を伸ばして作り、450度のナポリ窯で回転させながら90秒ほど焼く。遠赤外線効果で食材に火が通るため、トマトソースは甘さが引き立ち、もちもちの生地は耳までおいしい!

「体にやさしい料理を食べてほしい」と店主の久保田茂信さんは話す。イタリアでの修業経験を生かした本場のナポリピッツァを、ぜひランチで味わおう。

「ナポリ窯がおいしいピッツァを焼き上げる秘訣」と語る店主でオーナーの久保田さん。
「ナポリ窯がおいしいピッツァを焼き上げる秘訣」と語る店主でオーナーの久保田さん。

『ピッツェリア・カロッツェ』店舗詳細

住所:東京都文京区本郷3-23-5/営業時間:11:30~14:00LO・18:00~22:00LO/定休日:日・月・祝/アクセス:地下鉄大江戸線・丸ノ内線本郷三丁目駅から徒歩6分

オリジナルの東京伊勢うどんを楽しめる『二代目 甚八』

卵と肉をのせた東京伊勢うどん1080円。トッピングはお好みで選べるのがうれしい。
卵と肉をのせた東京伊勢うどん1080円。トッピングはお好みで選べるのがうれしい。

本郷三丁目駅から徒歩10分、和風の店構えの『二代目 甚八』。オリジナルの「東京伊勢うどん」を提供する店で、伊勢うどんの特徴を生かしつつ、コシのある麺や甘みの強いタレなど独自のアレンジを加えている。

ランチメニューでは定食やオリジナルのうどんなど、多様なメニューでお客さんが好きなものを好きなように楽しめるようにと心がけている。そのためリピーターも多く、ランチタイムは近所に勤める人などでいっぱいに。店主の久須美慶次さんは、この店が近隣住民の憩いの場となるよう努めており、さまざまな工夫をこらしながらお客さんを楽しませ続けている。

外観は和モダン。
外観は和モダン。

『二代目 甚八』店舗詳細

地元で愛されるイタリアン『アンティカ・オステリア・ココ・ゴローゾ』

シラスとフレッシュトマトのスパゲッティ1000円は、店主の町島さんさえもたまに食べたくなるというほど癖になる味。
シラスとフレッシュトマトのスパゲッティ1000円は、店主の町島さんさえもたまに食べたくなるというほど癖になる味。

本郷三丁目駅からオフィスビルと住宅地を抜けて徒歩7分、シックな木の看板とメニューが飾られた『アンティカ・オステリア・ココ・ゴローゾ』がある。2024年で創業29年のこの店は、地域住民やオフィスワーカーに愛されるイタリアンレストランだ。

ランチには、オリジナルパスタやカルツォーネ、ラザニアなど本格的なイタリアンメニューを楽しめる。オープン当初から根強い人気のメニューも多い。北茨城の奥久慈卵を使ったカラメルプリンも人気で、濃厚な卵の味わいと苦味のあるカラメルが子供はもちろん大人も虜(とりこ)にしている。おいしい料理だけでなく、お客さんが楽しめる雰囲気作りを心がけている、居心地のいい店だ。

奥久慈卵が使われた硬めで濃厚なカラメルプリン450円はランチでもテイクアウトでも楽しめる。
奥久慈卵が使われた硬めで濃厚なカラメルプリン450円はランチでもテイクアウトでも楽しめる。

『アンティカ・オステリア・ココ・ゴローゾ』店舗詳細

住所:東京都文京区本郷3-23-1 クロセビアビルB1/営業時間:11:00 〜14:30LO・17:00 〜23:00LO(土は11:00 〜14:00LO・17:00 〜22:00LO、祝は11:00 〜14:00LO・17:00 〜21:30LO)/定休日:日/アクセス:地下鉄丸ノ内線・大江戸線本郷三丁目駅から徒歩7分

看板メニューはバランス良いスンドゥブチゲ『ノダジ』

旨辛スープのおいしさの秘訣は「牛骨から丁寧に出汁をとること」。
旨辛スープのおいしさの秘訣は「牛骨から丁寧に出汁をとること」。

本郷三丁目駅から徒歩5分ほどのビルの2階にある大衆的な韓国料理店。

看板メニューは、豚肉のスンドゥブチゲ定食850円(ランチ価格)だ。じっくりと手間暇をかけて煮込まれたスンドゥブには卵、豆腐、豚肉、ネギなどの野菜がたっぷり。辛さと甘み、そして旨味と塩分のバランスの良さから、男女問わず人気No.1のメニューだ。さらにキムチ、ナムルと日替わりのおかず2種類がついてくるため味はもちろん量にも大満足。

オープンから約10年、材料費が高騰しても値段は変えていない。「皆さんに気軽に通ってもらえるお店でありたい」と工夫を重ねる店主・野村さんの人柄も魅力的で、野村さんと話すために通う常連もいるほどだとか。

店内はアットホームな雰囲気。
店内はアットホームな雰囲気。

『ノダジ』店舗詳細

住所:東京都文京区本郷3-5-2 宇佐美ビル 2F/営業時間:11:30~14:00LO・17:30~22:00LO/定休日:日・祝/アクセス:地下鉄本郷三丁目駅から徒歩約5分

構成=ASTER 取材・文・撮影=古澤椋子、村田幸音、杉井亜希、谷頭 和希、千乃あいみ、菊地翔子