【東口】

貴重な鶏白レバーを使った究極のレバにら定食『ここのつ 2号店』

北千住東口の改札を出て徒歩5分。いかにも下町風の街並みの中にある『ここのつ 2号店』。
看板メニューはレバにら定食950円。昼食時には来店されたお客さんのほとんどがこのレバにら定食か、レバにらに他のメニューを組み合わせたセットメニューを注文されるとのこと。
まず驚かされるのは、レバーの味と食感。なんと表現したらよいのか。確かにレバーなのだけれど、レバーではない。今まで食べたどのレバーとも違う、まるでフォアグラのような、とろとろと口の中でとけてしまうような食感だけれど、味がしっかりとつけられていて、そのおいしさにうっとりしながら、身体がご飯を求める。
貴重な鶏の白レバーと秘伝のたれ、そしてこの白レバーを最高の味と食感で味わってもらうためには、味付けとともに絶妙な火加減、つまり料理の腕も必要になる。まさにお店でしか味わうことのできない味。
おなかを減らしてぜひ行くべし!

手の込んだ小鉢もつく一番人気のレバにら定食950円。
手の込んだ小鉢もつく一番人気のレバにら定食950円。
食べればとろとろ、しっかり味がご飯をさそう。
食べればとろとろ、しっかり味がご飯をさそう。
落ち着いた色合いの街並みの中でとても目立つ紺色のテント。
落ち着いた色合いの街並みの中でとても目立つ紺色のテント。

『ここのつ 2号店』店舗詳細

住所:東京都足立区千住東2-3-7/営業時間:10:45~14:30LO・17:00~20:30LO/定休日:不定/アクセス:JR・地下鉄・私鉄・つくばエクスプレス北千住駅から徒歩5分

ラム肉とハワイのおいしい掛け算『HAWAIIAN CAFE LAU LAU LAMB』

北千住駅東口から学園通りを経由し徒歩3分。大きな看板が目印の『HAWAIIAN CAFE LAU LAU LAMB』。ありそうでなかったラム肉とハワイアンの掛け算に興味津々だ。店主に尋ねると、自身がラム好きで「ヘルシーでおいしいラム肉をたくさんの人に食べてもらいたかった。世界中でポピュラーなのに、日本では気軽にラム肉を食べる機会がないので、ファストフード的に提供したらいいんじゃないかと思いました」と語る。
スパイシーな衣をつけて揚げたフライドラムやバーキュー風に焼いたラム串を筆頭に、ハンバーガーなどもほとんどのメニューがラム肉。
ハワイ名物のロコモコをアレンジしたラム煮込みのロコモコは、ランチで人気のメニューだ。ファストフードらしく、プラスチック製のナイフとフォークでいただくのが新鮮な感覚。ハンバーグはゴロッと粗めのひき肉だが食感はもっちりとしていて、噛むほどに旨味がしみでてくる。ラムのイヤな匂いはなくて、食欲をそそる香り。コレはラムが苦手な人でも食べられそうだ。

デミグラス煮込みのラムロコモコ1350円。
デミグラス煮込みのラムロコモコ1350円。
肉々しくジューシーなラム肉のハンバーグ。
肉々しくジューシーなラム肉のハンバーグ。
高い天井にシーリングファンが回る。カウンター席もあり。
高い天井にシーリングファンが回る。カウンター席もあり。

『HAWAIIAN CAFE LAU LAU LAMB』店舗詳細

住所:東京都足立区千住旭町35-17クレール北千住1F/営業時間:10:30~20:00(金・土は10:30〜21:00)/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄・つくばエキスプレス北千住駅から徒歩3分

北千住で一番を目指すカルボナーラ『カフェ アンド キッチン レガーロ』

北千住駅東口から徒歩3分とアクセスの良い場所にあるイタリアンレストラン『カフェ アンド キッチン レガーロ』。
ランチメニューはカルボナーラとボロネーゼ、週替わりパスタが選べるが、店の自慢は「北千住で一番を目指す」という、オーナーのこだわりが詰まった絶品カルボナーラ。濃厚なチーズの香りとパンチェッタから滲み出る塩味と旨味、パスタのもちもち食感で、北千住で一番というのも納得の一品だ。
本場イタリアと同じレシピでつくるティラミス539円もぜひ食べてほしい。イタリア産のマスカルポーネチーズとフィンガービスケット、さらにバリスタの資格を持つオーナーが淹れたエスプレッソを使い、とろけるような食感と味わい、そして香りを楽しめる本物のティラミスなのだ。
オーナーが淹れたコーヒーをいただきながらゆっくりとランチタイムを楽しみたいお店だ。

ランチセット1200円は、パスタにミニサラダとドリンクがつく。
ランチセット1200円は、パスタにミニサラダとドリンクがつく。
手作りティラミスはエスプレッソ味のほかに抹茶味とほうじ茶味も日替わりで登場する。
手作りティラミスはエスプレッソ味のほかに抹茶味とほうじ茶味も日替わりで登場する。
テーブル席のほかカウンター席もある。
テーブル席のほかカウンター席もある。

『カフェ アンド キッチン レガーロ』店舗詳細

住所:東京都足立区千住旭町39-7/営業時間:11:30~14:00LO・18:00~21:00LO(火・水はランチのみの営業)/定休日:月・第1火/アクセス:JR・私鉄・地下鉄・つくばエクスプレス北千住駅から徒歩3分

昼限定の濃厚魚介豚骨拉麺は旨味あふれる絶品ラーメン『ジャギ飯店』

濃厚魚介豚骨拉麺900円。これが食べられるのはランチタイムだけ。サバ、カツオ、煮干しなどで出汁をとっている。魚粉もたっぷり濃厚スープだ。
濃厚魚介豚骨拉麺900円。これが食べられるのはランチタイムだけ。サバ、カツオ、煮干しなどで出汁をとっている。魚粉もたっぷり濃厚スープだ。

北千住駅東口から徒歩3分のところにある、“ネオ町中華”を目指すという中華居酒屋『ジャギ飯店』。店内は台湾屋台をイメージした装飾と麻雀牌をモチーフとしたモザイクやテーブルなど、遊び心あふれる空間となっている。
ランチタイムのメニューは濃厚魚介豚骨拉麺900円のみ。トッピングは豚バラチャーシュー、ざくぎり玉ねぎ、白髪ネギ、たけのこ、極太メンマ。
サバ、カツオ、煮干しなどで出汁をとった濃厚スープは、ちょっと甘みを感じる、こってりとしたつけ麺のスープに近い味だ。豚骨の旨味とあわさって、クセになりそうな深みがある。
麺を一口啜ると、中太ストレート麺に濃厚スープがしっかりとからまる。さらにトッピングのざくぎり玉ねぎの程よい辛味が魚介系スープの旨味を際立たせる。玉ねぎと白髪ネギのシャキシャキ食感もいいアクセントとなっている。
すべてが高いレベルで、バランスの取れた、最後の一口までおいしくいただける一杯だ。

店内の正面にはコの字型のカウンター席。右奥には4人掛けのテーブル席が2つある。
店内の正面にはコの字型のカウンター席。右奥には4人掛けのテーブル席が2つある。

『ジャギ飯店』店舗詳細

住所:東京都足立区千住旭町11-8/営業時間:11:30~14:00・17:00~24:00(ランチは水、木、金のみ)/定休日:月/アクセス:JR・私鉄・地下鉄・つくばエクスプレス北千住駅から徒歩3分

【西口・ほんちょう通り周辺】

北千住の肉好きが集まる肉のパラダイス『肉三昧 石川竜乃介』

北千住駅から徒歩約3分。『肉三昧 石川竜乃介』は店先の立て看板には「生ビール ウーロンハイ ~安さ保証~」と昼間から濃厚な宴会の気配。
お店のランチメニューの中でダントツの人気は、すだち鳥定食700円。注文すると、すぐに赤くメラメラと熱を放つ炭が入った七輪が運ばれてくる。そして間を置かず、次々と皿が運ばれてくるのだが、その数にちょっと驚かされる。メインの鶏肉、サラダ、もやしのナムル、キムチ、スープ、タレ、ライス、そしてウーロン茶。
鳥肉にはしっかりと塩味が付いており、そのままでもきちんとおかずになる。タレは醤油ニンニク味。ここにちょこっと付けると、これもまた良し。一箸で運ぶご飯の量がいつもより多い。ご飯が甘い。旨いぞ、本当に旨い。
ハッピーアワーの生ビール210円をおともに、超幸せなランチタイムを過ごす方も多し!

すだち鳥定食700円の見事な陣容。ご飯大盛無料!
すだち鳥定食700円の見事な陣容。ご飯大盛無料!
炭火効果で、外カリ&中ジューシー。
炭火効果で、外カリ&中ジューシー。
全体的に煙にいぶされ、いい感じに仕上がっている店内。
全体的に煙にいぶされ、いい感じに仕上がっている店内。

『肉三昧 石川竜乃介』店舗詳細

住所:東京都足立区千住2-65 1F/営業時間:11:30~23:00LO(月は11:30~20:00LO)※ランチは11:30~15:00LO/定休日:無/アクセス:JR・地下鉄・私鉄・つくばエクスプレス北千住駅から徒歩3分

ボリューミーな名物・ボッサバーガーにかぶりつけ!『BOSSA BURGER』

北千住駅から徒歩3分。元八百屋&お野菜カフェだった古民家をリノベーションした『BOSSA BURGER』。
店舗を見渡すとさりげなく置かれている1970〜80年代のドイツ製の花瓶や鉢が目に入る。古いランプもおしゃれだ。こうしたアンティークのもつ温かみと植物の癒やしの力のせいか妙に安らぐ。
ハンバーガーのレギュラーメニューは22種。このほか月替わりメニューやホットドッグなどもある。バンズは地元で人気の『ミサキベーカリー』によるほんのり甘めの特注品で、ビーフ100%のパティは千駄木にある老舗『越塚ハム』から仕入れたもの。粗挽きの国産牛とオーストラリア産牛を半々に入れパティに仕上げている。
看板メニューのボッサバーガー2035円は、ジューシーでビーフの旨味たっぷりのパティにコクのあるチーズ、プリッとした卵にスモーキーなベーコン。甘酸っぱくてトロピカルな風味のパインと、甘みと香りの効果がアクセントのオニオンリングもなくてはならぬ存在感。大ボリュームな逸品だ。

看板メニューのボッサバーガー2035円。ランチタイムは自家製コーラが250円に。
看板メニューのボッサバーガー2035円。ランチタイムは自家製コーラが250円に。
紙の袋に入れて軽くつぶして食べてる。それでも一口では食べられそうにない。
紙の袋に入れて軽くつぶして食べてる。それでも一口では食べられそうにない。
清潔感もあってセンスのいいインテリアのせいもあり、女性1人でも入りやすそう。
清潔感もあってセンスのいいインテリアのせいもあり、女性1人でも入りやすそう。

『BOSSA BURGER』店舗詳細

住所:東京都足立区千住1-33-4 2F/営業時間:11:30〜22:00(ランチは15:00まで)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄・つくばエクスプレス北千住駅から徒歩3分

肉と野菜の三重奏。ハーブ香るアンブルジョア『Cafe Dining SI/NO』

旧日光街道から人とすれ違うのもやっとというくらいの細い路地に『Cafe Dining SI/NO』がある。小さなドアを開けるとアンティークのような空間に包まれていて、テーブルは女性で埋め尽くされ、めいめいに会話と食事を楽しんでいる。
料理はフレンチ・イタリアンをベースとし、旬を意識したメニューが自慢。2週に1度変わるパスタや肉または魚がメインのランチ、副菜が多くボリューム満点のワンプレートランチはSNSによく投稿されている。
なかでもフランス語でハンバーグを意味するアンブルジョア1300円は、チキン、牛ミンチ、ポテトの重ね焼きだ。外はパリッとしており中の具材はジューシー。ハーブが香る爽やかな味わいで、具材それぞれのおいしさが相まって濃厚な旨味になっている。
お皿を彩る茹で野菜は発色も良く、塩加減で火の通り具合もいい。ちなみにランチのパンは『ichika Bakery』、プラス100円で飲めるコーヒーは『TAMAコーヒーロースター』によるオリジナルブレンドと、地元店舗とのコラボにも注目だ。

目にもおいしいアンブルジョア1300円。
目にもおいしいアンブルジョア1300円。
ポテトやチキン、牛ミンチがお行儀よく重なっている。
ポテトやチキン、牛ミンチがお行儀よく重なっている。
木を基調にした温かい雰囲気の店内。
木を基調にした温かい雰囲気の店内。

『Cafe Dining SI/NO』店舗詳細

住所:東京都足立区千住2-28 カシェット1F/営業時間:1:30〜14:00LO・17:00〜22:00LO/定休日:火/アクセス:JR・地下鉄・私鉄・つくばエクスプレス北千住駅から徒歩8分

山盛りの新鮮ハーブと共にいただくベトナム料理『HANOI&HANOI』

北千住駅西口から千住ほんちょう商店街に入り、マンションとリサイクルショップの間の道にある黄色のイスが目印。住宅が並ぶ方向に進むと青いトタンの家が見える。これがベトナム料理店『HANOI&HANOI』だ。
ランチはすべて豚肉とエビの生春巻きとサラダ、副菜が2つ、ハス茶、デザートがセットになっている。さらにサービスでベトナムコーヒーもついているという太っ腹ぶり。メインは、平たい麺・フォーと太めのそうめんのようなブン、ご飯とパンがある。
いろいろ食べてみたいならスペシャルベトナムセットがおすすめだ。どのメニューにもバスケットいっぱいのハーブバスケットが付くのがこの店の名物。
ツルッとしたブンは喉越しがよく、バインミーには甘辛く煮た牛すじを筆頭とした具材がたっぷり。デザートにはやさしい甘みのチェーがつく。
テーブルを覆い尽くすボリュームに圧倒されるランチ。肉も野菜もたっぷり摂れ、バラエティに富んでいるから不思議なほど箸がすすむ。リピーターが多いのも納得だ。

テーブルいっぱいのスペシャルベトナムセット2400円。
テーブルいっぱいのスペシャルベトナムセット2400円。
デザートのチェーは、季節により内容が変わる。この日はいちご。
デザートのチェーは、季節により内容が変わる。この日はいちご。
レトロっぽいテーブルクロスがカワイイ1階の客席。
レトロっぽいテーブルクロスがカワイイ1階の客席。

『HANOI&HANOI』店舗詳細

住所:東京都足立区千住1-28-13/営業時間:12:00~15:00・18:00〜22:00(日・祝は~21:00)/定休日:火・第1,3月/アクセス:JR・私鉄・地下鉄・つくばエクスプレス北千住駅から徒歩5分

台湾飯&台湾スイーツを満喫できるおしゃれカフェ『Takuru』

北千住のカフェ『Takuru』では、台湾出身の女性オーナーお手製のルーロー飯や台湾カステラをいただける。
11時から14時半までは、ルーロー飯セットと本日のランチセットの2種類をいただくことができ、どちらも1250円。
甘辛ダレがしっかりしみ込んだ豚バラの角煮丼・ルーロー飯は、香辛料が控えめながらも本格的な味わいで、白飯ノンストップ状態になるだろう。本日のランチセットは、世界各国を旅したオーナーが和洋中とバラエティに富んだメニューを週替わりで提供してくれる。
また、黒米くるみパンを使用したサンドイッチも人気で、とろとろのチーズがあふれ出すパニーニ780円やアメリカの定番ホットサンド・ルーベンサンド880円も本場さながらのお味。
料理上手なオーナーが手がけるカフェ飯やスイーツはどれも絶品で、台湾を中心に世界のさまざまな国の味を楽しむことができる。おいしいものをおなかいっぱい食べられて癒やされる店、それが『Takuru』なのだ。

ルーロー飯セット1250円。ランチセットは丼物・汁物・副菜2種・漬物付き。
ルーロー飯セット1250円。ランチセットは丼物・汁物・副菜2種・漬物付き。
甘みしっかりで辛さほんのり。甘&辛のバランスがいい塩梅のルーロー飯。
甘みしっかりで辛さほんのり。甘&辛のバランスがいい塩梅のルーロー飯。
ガラス張りの扉の正面にあるカウンターで注文と会計を済ませて席に着く。
ガラス張りの扉の正面にあるカウンターで注文と会計を済ませて席に着く。

『Takuru』店舗詳細

住所:東京都足立区千住仲町18−11 田中仲町ビル1F/営業時間:11:00~17:00/定休日:月・不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄・つくばエクスプレス北千住駅から徒歩10分

煮干のかけらがきらめく淡麗スープ『北千住煮干中華蕎麦 かれん』

北千住駅西口から徒歩2分。『北千住煮干中華蕎麦 かれん』は連日大勢の人でにぎわう行列店だ。
多くの人を魅了するラーメンは、動物系に煮干を合わせたいわゆるセメント系と呼ばれる濃厚スープの濃厚煮干蕎麦と、淡麗スープに煮干の旨味が詰まった中華蕎麦の2枚看板。「どっちかっていうのはないです。カップルで来たら、1杯ずつ頼んでシェアしたほうが楽しさ2倍かな」と店長。
そんな中でも店長のいち押しメニューは特選煮干し中華そば1150円。少し濁りある清湯スープは煮干の風味が立ち上り、中細麺を啜るごとに煮干の旨味が広がる。あっさりだけど旨味たっぷり。麺はパツッと歯切れがいい。鶏と豚の2種のレアチャーシューに味玉、海苔と具沢山で、隙のない一杯だ。

特選煮干し中華そば1150円。煮干のかけらがきらめく。
特選煮干し中華そば1150円。煮干のかけらがきらめく。
菅野製麺所の中細麺。スープをよく拾う。
菅野製麺所の中細麺。スープをよく拾う。
厨房を見渡せるカウンター7席。
厨房を見渡せるカウンター7席。

『北千住煮干中華蕎麦 かれん』店舗詳細

あっさり系つけ麺のトッピング全部のせでワクワク!『宗庵北千住店』

北千住駅から徒歩5分、きたろーど1010にある『宗庵北千住店』。地元民に長年愛され続けているこの店は、つけ麺の大盛(1.5倍)・倍盛(2倍)無料を開店当初からずっと続けている。
看板メニューの宗庵つけ麺850円は鶏ガラ醤油味のあっさり系で毎日食べても飽きないおいしさ。全部のせ350円をトッピングすれば、炙りチャーシューの香ばしい風味や、ネギ、もやし、の食感も楽しめる。
もう1つのおすすめは、濃厚な味わいの豚チーズつけ麺1030円。たまごの黄身と麺を絡める、まさにカルボラーナ風のつけ麺だ。テーブルにはつけ麺と共にチーズおろし器が登場! チーズを溶かした濃厚豚骨スープに、自分でチーズおろしを使って好きなだけチーズを追加できる。豚骨の濃厚なスープと溶けたチーズが混ざりあい、さらに麺ともよくからみ、絶妙な味わいを楽しむことができる。

宗庵つけ麺850円と全部のせ350円。
宗庵つけ麺850円と全部のせ350円。
豚チーズつけ麺1030円。チーズおろし器も登場。
豚チーズつけ麺1030円。チーズおろし器も登場。
カウンターは7席。ほかに4人掛けテーブルが2つと2人掛けテーブルが2つある。
カウンターは7席。ほかに4人掛けテーブルが2つと2人掛けテーブルが2つある。

『宗庵北千住店』店舗詳細

スパイスとハーブにこだわった本格タイ料理店のカレーラーメン『CHAI YAI』

北千住駅から徒歩8分、タイ料理店『CHAI YAI』。
ランチのおすすめは、タイのカレーラーメンであるカオソーイ。ターメリックやクミンなど身体にいいスパイスをふんだんに使ったココナッツミルクベースのイエローカレースープに、麺はつけ麺用の太麺を使用している。揚げ麺のパリパリ食感ともっちりゆで麺の食感の違いを楽しんだ後、揚げ麺の衣にカレースープが染み込んでしんなりとなり、凝縮されたカレーの旨味をまとった最高においしい特製麺が登場する。贅沢にも茹で麺、揚げ麺、しんなり麺と3種類の食感を味わえるのだ。〆はライス150円をスープに投入! タイカレー雑炊にしていただこう。
カレー料理では、ゲェーンキアワーンガイ(グリーンカレー)も人気。ペーストを一から作っている自慢のグリーンカレーだ。

メニューに並ぶ数多くのタイ料理とタイ料理への愛情溢れる解説文を見ているだけで、シェフのタイ料理へのこだわりを知ることができる。

カオソーイランチ1000円。揚げ麺とハーブのトッピングがインパクト大。
カオソーイランチ1000円。揚げ麺とハーブのトッピングがインパクト大。
イエローカレーが染み込んだ〆の雑炊。スープの最後の一滴までおいしくいただける。
イエローカレーが染み込んだ〆の雑炊。スープの最後の一滴までおいしくいただける。
壁側はソファー席になっていて、ゆっくりとくつろげる雰囲気。
壁側はソファー席になっていて、ゆっくりとくつろげる雰囲気。

CHAI YAI』店舗詳細

住所:東京都足立区千住2-1 コスモ北千住101/営業時間:12:00~13:30LO ・17:00〜22:00LO/定休日:月/アクセス:JR・地下鉄・私鉄・つくばエクスプレス北千住駅から徒歩8分

【西口・宿場町通り周辺】

辛つけ麺のスープは追い飯で最後の一滴まで味わう!『STAND BY ME』

北千住駅西口から徒歩7分ほど。北千住で長らく愛されてきた町中華「りんりん」の跡地にオープンした旨辛つけ麵の店『STAND BY ME』。
メインメニューは辛つけ980円と鶏つけ950円で、8割方の客が辛つけを注文するという。
アツアツの石鍋に鶏がらベースのドロッと濃厚なスープが注がれ、目の前に運ばれてきた時も鍋がグツグツと煮え立っている。パンチが効いた辛つけのスープは、唐辛子の辛味の中に甘みや旨味もしっかりと感じられ、飽きのこない深い味わい。トッピングのバター100円やチーズ200円を加えるとコクが出てまろやかな辛みになる。
割りスープ(ゆず入り)を入れると、濃厚なスープがまろやか&ちょっぴりさわやかに味変される。小ライス100円を入れて追い飯をするのもおすすめ。最後の1滴までおいしくいただける。

辛つけ980円と味玉100円。担々麺や麻婆麺、辛麺や辛味噌ラーメンとは異なる辛さ。
辛つけ980円と味玉100円。担々麺や麻婆麺、辛麺や辛味噌ラーメンとは異なる辛さ。
スープ割り(ゆず入り)に小ライス100円を入れて雑炊風に。
スープ割り(ゆず入り)に小ライス100円を入れて雑炊風に。
映画“STAND BY ME”のワンシーンが飾られてた店内。L字カウンターに6席。
映画“STAND BY ME”のワンシーンが飾られてた店内。L字カウンターに6席。

『STAND BY ME』店舗詳細

映え抜群! カレーに見えないアートなカレー『ARK by J’s curry』

北千住駅西口から徒歩5分。新欧風カレーで評判の『ARK by J’s curry』は、一見、とてもカレーには見えない新欧風カレーで人気のお店。
外国のお客さんにも喜んでもらえるようにと考えられた、新欧風カレー 富士、武士、姫。富士1100円は、富士山の型を使って盛られたご飯に熟成ロースビーフをまとわせ、温泉卵をのせてカレーソースをかけ、仕上げにポテトを丁寧に裏ごしして作られたホワイトソースをとろ~り。すると大量の雪をかぶったように富士が白く染まっていく。ふもと部分は白と茶色のコントラスト。見事な“富士”の出来上がりである。
武士は富士よりもワンランクスパイシーな仕立て(といっても、とてもまろやか)、姫はさらにチーズとトマトが見た目かわいく贅沢に加わって、新しい味わいを作り出しているとのこと。
確かにカレーなのだけれど、もう1つ別の料理をいただいたような感覚になる。“新欧風”だけのことはある、本当に新しい味わいだ。

お店の一番人気、新欧風カレー 富士1100円。
お店の一番人気、新欧風カレー 富士1100円。
中からは熟成ロースビーフが。
中からは熟成ロースビーフが。
店内は白い壁に囲まれた明るい空間。
店内は白い壁に囲まれた明るい空間。

『ARK by J’s curry』店舗詳細

住所:東京都足立区千住3-60-16/営業時間:11:30~14:30 LO・17:00〜22:00 LO/定休日:月/アクセス:JR・私鉄・地下鉄・つくばエクスプレス北千住駅から徒歩5分

推定標高13センチ! そびえ立つ山のようなハンバーガー『Cafe&Diner KHB』

北千住駅から徒歩4分、宿場町商店街にある『Cafe&Diner KHB』。ハンバーガーだけでなく、日本人の好みに改良された多彩なアメリカ料理が楽しめる。
お店のいちばん人気メニューはサルサアボカドチーズバーガー1460円。メキシコテイストでお肉が楽しめ、しかも女性が大好きなアボカド入り。まさにお店の魅力が詰まった一品だ。
目の前に運ばれてきたそれは、まさにそびえ立つ山。重なる具材を余すところなく見せ、その標高は推定13㎝。ここに大量のポテトがトッピングされ、立体感あふれるその姿に圧倒される。
肉はビーフ100%パテ。地元ベーカリーに発注したお店オリジナルのバンズ。そしてオリジナルのサルサソース。すべてオーダーしてから調理を始める作りたて。これはうまいはずである。お箸の世界では絶対に味わえない食の醍醐味。一気にお腹がいっぱいになった。

サルサアボカドチーズバーガー1460円。平日のランチはスープとサラダ付き。
サルサアボカドチーズバーガー1460円。平日のランチはスープとサラダ付き。
ハンバーガーの横にはカリッカリのポテトが山盛り。
ハンバーガーの横にはカリッカリのポテトが山盛り。
真ん中には木のテーブル、壁際にはいかにもリラックスできそうなソファ。
真ん中には木のテーブル、壁際にはいかにもリラックスできそうなソファ。

『Cafe&Diner KHB』店舗詳細

住所:東京都足立区千住3-36 桝屋ビル1F/営業時間:11:30~22:30(金・土・祝前日は11:30~23:30)※ランチは15:00LO/定休日:火/アクセス:JR・私鉄・地下鉄・つくばエクスプレス北千住駅から徒歩4分

煮干しと鶏白湯のダブルスープの煮干しそば。最後は和え玉でアレンジ『麺屋 音』

北千住駅から徒歩5分ほど、旧日光街道沿いにある『麺屋 音』。
看板メニューの特製濃厚煮干しめん1100円は、九十九里産の大型で油の少ない最高級の片口鰯の煮干しをふんだんに使い、鶏白湯スープとのダブルスープにすることで苦味やえぐみをなくし、煮干しの旨味を強烈に感じることができる一杯。煮干しの味はしっかり濃厚だがスープとしてはあっさりマイルドな味わいだ。刻み玉ねぎの甘みとトロトロスープとの相性も抜群。
しっかりとした味付けのバラ肉チャーシューは、ほぐしチャーシューと巻きチャーシューの2種類。炙っているので、香ばしい風味も楽しめる。
スープを残してライス追加で雑炊にするのも人気だが、ぜひおすすめしたいのは和え玉250円だ。和え玉とは味のついた替え玉で、トッピングはコロチャーシュー、刻み玉ねぎ、ネギ。そのまま混ぜていただいても、替え玉としてスープに入れてもおいしくいただける。

特製濃厚煮干しそば1100円。低加水麺の食感と濃厚スープが絶妙な組み合わせ。
特製濃厚煮干しそば1100円。低加水麺の食感と濃厚スープが絶妙な組み合わせ。
和え玉250円。ねぎの甘みと煮干しの味が混ざりあう。
和え玉250円。ねぎの甘みと煮干しの味が混ざりあう。
カウンター席は6席。店の奥にはテーブル席もある。
カウンター席は6席。店の奥にはテーブル席もある。

『麺屋 音』店舗詳細

地元民が通うアットホームな店の扉を開いたら、ただ者じゃない店主が腕を振るう名物に遭遇。下町力を侮るなかれ、新旧名店が点在だ。そんな中からおすすめの店をピックアップ。

取材・文・撮影=丸山美紀(アート・サプライ)、パンチ広沢、夏井誠、羽牟克郎、小林博美、大熊美智代