インドカレーパンとチャイの専門店

神楽坂駅から徒歩8分、飯田橋駅から徒歩5分ほどの芸者新道沿いにある『Spicier(スパイシア)』。

なんとインドカレーパンとチャイの専門店です。

スタイリッシュな入り口は、知らないとカレーパンの店とは気がつかないですよね。

テイクアウトを求め、次から次にお客さんが訪れていて人気なのがわかります。

そして奥にはカウンターのイートイン席があります。

カレーパンの専門店自体が珍しいですが、そこにカフェスペースがあるのはうれしいにゃー♪

店主の菅原さん。

もともと会社員だった菅原さんは、学生時代から世界各国を巡りスパイスの力の凄さを感じるようになったそうです。

実際にスパイスにより心も身体も健やかになると実感して、スパイスを活かしたお店を出すことを決意し手軽に味わえるカレーパンを提供することに。

そこで最高のカレーパンを作るために、西葛西のインド人会会長であるチャンドラニ氏(菅原さんの前に飾ってある写真の方)に何度もお願いして監修を引き受けていただけることになりました。

ただし、イタリアのナポリにナポリタンがないように、インドにカレーパンはありません。カレーパンに合うインドカレーを作り出すまでに、かなりの試行錯誤を重ねたとのこと。

インド人会会長がOKを出したインドカレーパンと聞いて、黒猫テンションMAXひゃっほー!

そのカレーパンですが、イートインでは揚げたてを味わえます。

なので少し時間がかかりますが、揚げたての絶品カレーパンが味わえるならワクワクで待つにゃー♪

テイクアウトでも、待つ時間があれば揚げたてを提供してくれますよ。

3種のカレーパンとスイーツパンのセット

もちもち4種オールイン 1730円。
もちもち4種オールイン 1730円。

どれにするか迷う黒猫にピッタリな全種類味わえるセット。

4個も食べられるの?

と思うかもしれませんが、先に結論をいうと食べられます。

まずどれもおいしい。そして油を吸いにくいパンを使っているので、全然胃にもたれるようなことがなかったです。

逆に何種類ものスパイスを吸収しているからか、胃腸の調子が良くなった気がします。

この日は寒かったのですが、食べている途中で身体がポカポカしてきました♪

もちもちキーマ(単品は420円)、チキンバターマサラ(単品は490円)。
もちもちキーマ(単品は420円)、チキンバターマサラ(単品は490円)。

表面サクッと、中もちもちのパン生地に、インド人会会長監修のインドカレーが入ったカレーパン。

キーマは、鶏ひき肉、玉ねぎ、トマトなどの具材の王道キーマカレーで、かなりスパイシー。1番辛いメニューですがウマウマで、黒猫はこれが1番好きでした。

チキンバターマサラも王道メニュー。こちらはターメリック生地のパンで包んでいます。中に入っているチキンが大きくてごろごろでうれしい。バターと生クリームたっぷりで、こちらは辛さ控えめなのでお子さんでも大丈夫そうです。

季節限定 ひよこ豆(単品は490円)、チャイパン(単品は330円)。
季節限定 ひよこ豆(単品は490円)、チャイパン(単品は330円)。

季節限定は不定期で入れ替わります。黒猫が伺った時(2023年10月)は、ひよこ豆。ひよこ豆のカレーも好きなので大満足でした。

そして、もうひとつが唯一のスイーツのチャイパン。

アッサム紅茶の入った生地の中には、5種類のスパイスを練りこんだチャイクリーム。

こちらも揚げたてなので、外カリッと中のクリームとろり。

スパイスの効いた大人のクリームパンのようで、おすすめ。冷めても違う食感になっておいしそうにゃー♪

3種のチャイを飲み比べ

チャイは、ホールスパイスからお店で煮出しています。

チャイ比べセット 980円。 ※店内限定。
チャイ比べセット 980円。 ※店内限定。

チャイも3種楽しめるセットがあり、迷わずオーダー。

写真左から、スパイシアブレンド、気まぐれチャイ、カルダモン&フェンネル。

この時の気まぐれチャイは、金木犀。

黒猫は、インド産の香り高いカルダモンを使った“カルダモン&フェンネル”が気に入りました。

チャイを飲み比べできる機会はあまり無いので、ぜひ飲み比べてお気に入りを見つけてみてはいかがですか。

 

カレーパンとチャイパンを堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪

住所:東京都新宿区神楽坂3-2-33 芸者新道Rosy内/営業時間:11:30~18:30/定休日:月、火/アクセス:JR中央線・総武線、地下鉄 飯田橋駅から徒歩5分

取材・文・撮影=ミスター黒猫