テイクアウトでいただく亀有のソウルフード。『吉田パン 亀有本店』[亀有 ]

コッペパン130円は5個まで購入可。食べる前に焼くのもおすすめ。
コッペパン130円は5個まで購入可。食べる前に焼くのもおすすめ。

次々と押し寄せる注文に笑顔で応えながら、スピーディに具を挟んでいく。そのライブ感に、誰もが釘付け。この店の元祖は、盛岡人がソウルフードと胸を張る 『福田パン』 だ。代表の吉田知史さんは義弟にすすめられ、コッペのあんバターを口にした。「もうびっくり。この味を自分も届けたいと思ったんです」

福田パンで一から教えを乞い、店を構えたのは2013年。以来、亀有の人とともに、試行錯誤しながら下町の味へと作り変えてきた。売り切れ御免の揚げ物系は精肉店製、みずみずしい野菜は八百屋仕入れ、そぼろレンコンはそば屋さんの 「そぼろ、合うから作ってみてよ」 の言葉で商品化。この味を求め、遠方から訪れる人が絶えない。

人気の黒豆きなこ220円にホイップ70円をオン。カスタマイズも楽しい。
人気の黒豆きなこ220円にホイップ70円をオン。カスタマイズも楽しい。
そぼろレンコン(ポテトサラダ入り)330円は、レンコンの歯触りがいい。
そぼろレンコン(ポテトサラダ入り)330円は、レンコンの歯触りがいい。
秋冬限定のくるみ360円は、ローストしたくるみとメイプルが絶妙だ。
秋冬限定のくるみ360円は、ローストしたくるみとメイプルが絶妙だ。
あんマーガリン190円。
あんマーガリン190円。
オリジナル野菜サンド320円は、ヘルシーながらボリューム満点。
オリジナル野菜サンド320円は、ヘルシーながらボリューム満点。
吉田さんと熟練スタッフ陣。
吉田さんと熟練スタッフ陣。
雨や雪の日は狙い目だ。
雨や雪の日は狙い目だ。

『吉田パン 亀有本店』店舗詳細

住所:東京都葛飾区亀有3-27-4/営業時間:8:00~17:00(コッペパンが無くなり次第終了)/定休日:不定/アクセス:JR常磐線亀有駅から徒歩3分

シンプルにコッペの真髄を味わう。『珈琲アロマ』[浅草]

銀紙をむけば、ホットドッグ280円がお目見え。鍋で温めたミルクが多めのミルクコーヒー350円にも和む。
銀紙をむけば、ホットドッグ280円がお目見え。鍋で温めたミルクが多めのミルクコーヒー350円にも和む。

コの字カウンターの喫茶店には、創業時からホットドッグがメニューに載っている。『ペリカン』製のコッペパンに、千切りキャベツ、ソーセージをイン。トースターで10分焼き上げた熱々は、パリっとした歯触り。ソーセージだけにかけた黒コショウがジューシーな肉汁を引き締め、後からまろやかさとパンの甘みに包まれる。「焼いといて!って電話してくる常連もいますよ」と店主の藤森甚一さん。あぁ、もう1つ食べたくなる。

ネルドリップでコーヒーを淹れるマスター。1964年から営む。
ネルドリップでコーヒーを淹れるマスター。1964年から営む。

『珈琲アロマ』店舗詳細

“ひと工夫”が生んだ豊富なメニュー。『サンドウイッチパーラー まつむら』[水天宮前]

カフェスペースでコーヒー240円とエビカツロール240円、ツナロール165円を。
カフェスペースでコーヒー240円とエビカツロール240円、ツナロール165円を。

大正10年(1921)の創業以来、界隈の住民や働く人々に絶大な支持を受ける「町のパン屋さん」の王者。階上にある工場で焼きあがったパンが順に並ぶ店内は壮観だ。50種近い調理パンは、店舗脇の厨房で次々作られ、毎日300個以上出るという。今も変わらず街の味を守り続けている。

まつむら屈指の歴史を持つ、見目麗しきゴールデンロール185円。
まつむら屈指の歴史を持つ、見目麗しきゴールデンロール185円。
パンに染みわたるミートソースの味に瞠目、ミートロール165円。
パンに染みわたるミートソースの味に瞠目、ミートロール165円。
衣のサクサク感とボリュームがうれしいコロッケロール185円。
衣のサクサク感とボリュームがうれしいコロッケロール185円。
営業時間を強調した紙袋にはコッペが4本入る!
営業時間を強調した紙袋にはコッペが4本入る!

『サンドウイッチパーラー まつむら』店舗詳細

住所:東京都中央区日本橋人形町1-14-4/営業時間:7:00~18:00(土は~13:00)/定休日:日・祝/アクセス:地下鉄半蔵門線水天宮前駅から徒歩1分

取材・文=佐藤さゆり(teamまめ)、高野ひろし 撮影=オカダタカオ、金井塚太郎