株式会社三恵クリエス
UIテスト自動化ツール「TeCoBOT」公式サイト https://tecobot.jp/
株式会社三恵クリエス(本社:東京都世田谷区、代表:木幡 勝弘)は、2025年4月1日、モバイル端末用UIテスト自動化ツール「TeCoBOT(テコボット)」の機能アップデートを発表しました。本アップデートにより、テストの自動化がよりスムーズかつ高精度になり、開発者やテストチームがさらに効率的に品質向上を図ることが可能となります。
スマホアプリのUIテスト自動化をさらに強化。使いやすく、より柔軟に、より安定的に。
「TeCoBOT」は、効率的で確実なUIテスト自動化のために設計されています。今回のアップデートでは、ユーザーからのフィードバックを反映し、操作性の向上、機能の拡張、安定性の強化を図りました。
主な新機能と改善点
新たな操作機能の追加
- ダブルタップ操作:より複雑なユーザー操作をシミュレート可能に。
- ピンチイン・ピンチアウト操作:写真など、拡大縮小操作が必要なアプリのテストに対応。
- OS操作の実装:操作対象のアプリを終了するOS操作をAndroid/iOS両方で実装。
- スクリーンショット自動保存:エラー発生時のスクリーンショットを自動保存。
- Webviewモード実装:Androidアプリ内のWebviewコンテンツに対するテストが可能に。
シナリオ管理の強化
- 共通シナリオ機能:シナリオから他のシナリオを呼び出す機能を実装し、テスト設計の再利用性を向上。
- カスタム指定(正規表現):OR条件での指定が可能になり、より柔軟なテスト条件設定が可能に。
- 失敗スキップ機能:操作エラーが発生しても処理を継続可能に。
UI/UX改善
- 撮影シナリオのUI改善:連続編集を容易に。
- 実行シナリオのUI改善:シナリオの並び替えがよりスムーズに。
- フィルター・ソート機能強化:シナリオの絞り込みや、並べ替えにより操作がより楽に。
安定性とパフォーマンスの向上
- パフォーマンス改善:データ量が増加しても動作の重さを解消。
- 自動化操作の高速化:テスト実行時間の短縮を実現。
- デバッグ実行の安定化:より確実なテスト実行を支援。
- エラー発生時の自動スクリーンショット保存:問題発生時の状況把握が容易に。
- 半自動スクロールの安定性向上:
- - タブや横スクロールがある複雑な画面でも半自動スクロールが可能に。
- - プルリフレッシュのある画面でも誤作動せずスクロール可能。
- - スクロール時の滑りやずれを抑制し精度向上。
その他の利便性向上
- シナリオ実行完了時のOS通知機能:長時間のテスト実行も完了を見逃しません。
- テスト結果からスクリーンショット保存フォルダへのリンク:結果確認の効率化。
- エラー調査のためのログ出力改善:問題解決をサポート。
利用プラン
担当者コメント
株式会社三恵クリエス プロダクトオーナー 五十嵐 コメント
「ユーザーの皆様からいただいた貴重なフィードバックをもとに、TeCoBOTの機能をアップデートしました。特に、共通シナリオ機能や失敗スキップ機能の追加により、より柔軟で効率的なテスト設計が可能になります。また、半自動スクロールの安定性向上など、日々のテスト業務で感じていた細かな課題も解決しています。これらの改善により、開発チームはより確実かつ迅速にアプリケーションの品質を担保できるようになり、ビジネス価値の向上につながると確信しています。」
詳細情報やデモのリクエストについては、TeCoBOTのWebサイト https://tecobot.jp/ をご覧ください。
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