火保図を手に、昭和を知る旅へ。その旅において忘れてはならない前提とは
まぁ最近はやめたんですけど、いっときハマっていた奇癖といいますか、ひとときの楽しみがありまして。それは、トイレで、高校の社会科の授業で使う地図帳をパラパラやること。高校生が効率的に勉強できるよう専門家たちの英知を集めたものですから、地形はもとより、大河がどこをどううねって海に注いでいるか、ある国の平均気温はどのくらい?とか、あの大都市にはどんな産業が興っているか、なんていう情報がコンパクトに書きこまれていて面白いですし、ふつうに各国の形を眺めるだけでもぜんぜん飽きません。バルカン半島とか西アフリカあたりの国境線なんて全然覚えられなくて、見るたびに新鮮味を感じてしまいます。