フォンドヴォースープ、シルブプレ?『麺や一途』
オーナー・仲田一途氏はフランス料理の達人。目黒雅叙園で料理長を務め、その下で腕を振るっていた西川卓哉さん、木内和利さんと3人で「どこにもない味を提供するならラーメン」と思い立ち、“ラーメン屋”を立ち上げた。とはいえ、前店からの常連客の要望もあり、個室を設置し、昼夜一組限定で“お箸で食べる”フレンチコース(要予約。2名~)を提供することに。昼夜とも肉・魚料理が付き、食事としてフォンドヴォースープのラーメン(ハーフ)を選べる。
『麺や一途』店舗詳細
上質な明太子を丸々1本使用!『元祖めんたい煮こみつけ麺』
福岡初の明太子の料理専門店『元祖博多めんたい重』の人気メニューを独立させて、その専門店としたのがこちらだ。トマトなど10種類以上の野菜を煮込んだスープに、自家製の高級明太子を、なんと丸々 1本投入。濃厚なスープが、もちもちした麺によく絡み、明太子のつぶつぶ感もたまらない。また、ピリッと辛くてコクがある明太子入りの辛みだれをスープに入れると、さらに味に深みが増す。
『元祖めんたい煮こみつけ麺』店舗詳細
牛骨スープmeets味噌の美味しいマジック『みそ味専門マタドール』
スペイン語で闘牛士を意味する「マタドール」。「牛食材と命がけで向き合う」という想いが店名に込められている。「牛で取ったスープは鶏や豚と比べて香りが弱い。その繊細な味を引き立てるのが肝ですね」と店長。牛骨スープには京都の西京味噌を合わせることで甘味と濃厚さを演出。その他、トマト、レンコンなどのトッピングで“濃厚なのに食べ飽きさせない”工夫を凝らす。
『みそ味専門マタドール』店舗詳細
自家製コラーゲンスープでお肌ツルツル『海新山』
レトロなムードの店内の壁には「スープは全部飲んで下さい」と張り紙がある。それもそのはず、創業48年というこの店のラーメンのスープの素は、40年以上も研究を重ねて作られた自家製コラーゲン。豚ガラや鶏ガラ、海草類、甲殻類、隈笹など、数十種類の素材を約 15時間じっくり煮出して作る。ラーメンのメニューが2種類だけというのも店主のこだわりを感じさせる。
『海新山』店舗詳細
構成=株式会社フラップネクスト 取材・文=内田晃、平野智美、林加奈子、石原たきび、高山和佳、稲葉美映子、速志淳 撮影=井原淳一、高野尚人、オカダタカオ、石島邦彦、金井塚太郎