らーめん いろはや
バラとモモ、2種のチャーシューがうれしい
【海苔】海苔が加わることによって、磯の風味が スープに広がる。
【ナルト】これも東京ラーメンらしい具。元々は日本そば の具だったという。
店主の鬼頭正美さんは、「ずっと食べ続けられて飽きない」らーめん700円を作る。注文ごとに小鍋で温 めるスープは、豚骨をベースに愛媛産白口煮干しをはじめとした魚介系で、ラードや醤油ダレを合わせたやさしい味わい。バラ肉とモモ肉の2種類のチャーシューもうれしい。
『らーめん いろはや』店舗詳細
好日
複雑なスープと濃厚煮玉子
【煮玉子】この店では茨城県から直送される卵を使用。黄身がトロリと濃厚。
2001年のオープン以来、多くの人に愛され、3世代で通う常連もいるという。産地直送の羅臼産 昆布や九十九里産煮干しのほか、さば節や宗太節、丸鶏、シイタケなどの無化調スープは体が喜ぶ。 煮玉子らあめん800円。
『好日』店舗詳細
神保町黒須
その時季一番の煮干しを使用
【メンマ】シャッキリとした食感をもた らすメンマ。この店では、柔らかで食感がいい穂先メンマを使用。
常に行列ができる人気店。煮干蕎麦のスープは、その時季に一番いい煮干しを使用し、昆布やシイタケなどを加えてじっくり作る。えぐみや臭みがなく、心地いい旨味が広がる。タレには長野県産生揚げ醤油を使用。味玉煮干蕎麦 950円。
『神保町黒須』店舗詳細
文=速志 淳(アド・グリーン) 撮影=井上洋平
『散歩の達人』2020年7月号より