蓮月庭

台湾でも貴重な無農薬茶葉だけを提供

席茶(シーチャ)急須セット1628円~。

自由が丘駅からほど近い住宅街に、2019年にオープンした『蓮月庭』は、台湾人の洪藝庭(ホン・イーティン)さんと、日本人の高橋浩二さんが夫婦で経営する店。台湾の茶藝館で長年勤務した経験を持つ洪さんが、優れた審美眼と現地のお茶業者とのつながりを駆使して、貴重な無農薬の茶葉だけを扱っている。台湾でも提供できる店はごくわずかという無農薬茶葉の美味しさを、最も感じることができるのは席茶(シーチャ)と名付けられた本格工夫茶(芸茶)だ。こだわりの本格スイーツと一緒に味わえば、まるで台湾にいるような気分を味わえる。

花生豆花(ピーナツトウファ)638円も人気。
オーナーの洪藝庭(ホン・イーティン)さんと高橋浩二さんご夫婦。

『蓮月庭』店舗詳細

住所:東京都目黒区自由が丘2-15-10 A&Dハウス102/営業時間:12:00~19:00(土日は~20:00)
※9月よりランチタイム開始/12:00~14:30/定休日:年末年始/アクセス:東急東横線・大井町線自由が丘駅から徒歩4分

狐月庵

好きが高じて本格的な台湾茶カフェをオープン

台湾STYLE(工夫茶)1100円~。

千駄木にある『狐月庵』は、台湾茶の魅力に惹きつけられた日本人オーナーの一丸禎隆(いちまるよしたか)さんが運営する店だ。以前は、谷中銀座商店街で茶葉と茶器の販売を行っていたが、念願だったカフェを2019年にオープンした。この店で扱うのは14種類の茶葉。その中でも高山茶は、台湾最大級のお茶の品評会で入賞を果たしている農家と、直接契約をして仕入れている。その高山茶を使った台湾STYLE(工夫茶)が、この店一番の人気メニュー。そのほかにも、魯肉飯(ルーローハン)や、サイズとトッピングを自分好みにカスタムできる豆花(トウファ)も人気だという。

手作り豆花(写真は普通サイズ、トッピング1種追加)440円~。
魯肉飯880円。

『狐月庵』店舗詳細

住所:東京都文京区千駄木 3-46-1 ザヴィラオン千駄木スクエア 1F/営業時間:平日は12:00~17:00(土・日・祝は11:30~18:00)/定休日:月(休日の場合は営業)/アクセス:地下鉄千代田線千駄木駅より徒歩5分

茶嘉葉

台湾のアートや文化も発信するカフェ

茶嘉葉台湾茶セット(台湾茶1種+ドライフルーツ3種)935円。

南阿佐ケ谷の住宅街の一角に、2018年にオープンした『茶嘉葉』。台湾出身の店主・杉本敏嘉(すぎもとびんか)さんは、故郷でよく見かけた「公園や通りで人々がお茶とおしゃべりを楽しむ光景」を理想とした店づくりをしており、お客さんにも気軽にお茶を楽しんでもらいたいと話す。店で扱っている11種類の茶葉は、杉本さんが台湾中のあらゆる茶師のもとへ赴き、様々なお茶を試飲して厳選したもの。台南で無農薬栽培された、南国の果物を使ったドライフルーツをお茶請けに、ゆったりと楽しむことができる。店を訪れた際には、台湾の文化として保存活動が進められているマジョリカタイルにもぜひ注目を。

台湾の博物館から特別に貸し出されたマジョリカタイル。店の一角に展示されている。
店主の杉本敏嘉さん。

『茶嘉葉』店舗詳細

住所:東京都杉並区成田東4-35-27/営業時間:12:00~19:00/定休日:不定休(SNSで毎月の定休日をお知らせ)/アクセス:地下鉄丸ノ内線南阿佐ケ谷駅から徒歩7分

Cha Nova

台湾茶の新しい楽しみ方を銀座から発信

蜂蜜檸檬緑茶 550円(税抜)、パイナップルケーキ 350円(税抜)。

銀座にある雑居ビルの地下で営業を行う『Cha Nova(チャノバ)』は、台湾茶を使ったアレンジティーを中心に提供を行うカフェ。オーナー兼店長である井上尚哉さんは、大学時代に台湾茶に魅了されて以来、日本と現地で台湾茶の知識を身に着けてきた。台湾での生活は約4年間に渡り、そこで得た経験や知識をもとに、帰国後2017年にこの店をオープンした。店で使用する茶葉は、井上さんが認めたお茶業者が扱う4種類。それぞれ丁寧に抽出して作ったお茶をベースに、様々なアレンジティーを作っている。お店イチオシのスイーツ、自家製のパイナップルケーキとの相性も抜群だ。

蜂蜜紅茶ラテ 550円(税抜)。オリジナルボトルでの提供はプラス200円(税抜)。
オーナー兼店長の井上尚哉さん。

『Cha Nova』店舗詳細

住所:東京都中央区銀座1-5-1 第三太陽ビルB1F/営業時間:11:00~20:00(土日祝は11:30~18:30)/定休日:月/アクセス:地下鉄有楽町線銀座一丁目駅から徒歩2分

取材・文・撮影=柿崎真英