親水公園を歩きたい【小松川境川親水公園】 ●東京都江戸川区

江戸川区の小松川境川親水公園。全長3900mの長い長い親水公園です。きれいに整備された歩道は木陰が多く、日傘いらず。大きな人工滝もあり、マイナスイオンを生み出しています。

エリアによっては遊具があったり、夏場には子供たちが水遊び出来るようにもなっています。楽しめるのは子供だけではありません。ついつい渡りたくなる小橋や飛び石が点在し、大人の遊び心をもくすぐります。

時折大きな道路に行く先を阻まれ、次のエリアを見失いそうになることも。途中二股に分かれるので、どちらに進むのかも悩ましい。そんなちょっとした冒険気分も味わいながら、楽しくて涼しい小松川境川親水公園を歩いてみてはいかがでしょうか。
[コハラさん]

【水元公園 その1】ハスの花の園、24種の金魚に涼を求めて ●東京都葛飾区

東京23区内にも水郷がある。葛飾区の水元公園だ。夏になれば、極楽のようなハスの花が咲き乱れ、蝉しぐれの中を大小のトンボが飛び交う(写真は2025年のもの)。

地図で見ると、もとは川だったような印象を受けるが、それもそのはず。江戸時代の灌漑事業で、もとの利根川の一部を使って小合溜(こあいだめ)という池をつくった。四季を通じて花や紅葉が楽しめる。夏は池を覆いつくすように咲くハスの花が圧巻だ。ギンヤンマ、オニヤンマなどの大型のトンボも姿を現す。

この時期、ぜひ訪れたいのが金魚展示場。東京都の水産試験場を葛飾区が引き継いだもの。江戸茜、丹頂などの珍しい種類も真近に見ることかできる。蝉しぐれの中、金魚やトンボを見ると童心に帰ることができる。

[こんとんさん]

【水元公園 その2】菖蒲を肴に冷えた甘酒を飲む ●東京都葛飾区

夏、特に初夏に訪れたい水辺として、水元公園を挙げたいと思います。江戸時代に農業用水を確保するためにつくられた「小合溜」がルーツであり、23区内とは思えない広い空と海のような湖が見られます。その風景はどこか新印象派の作品を思わせる、瀟洒な明るさです。

6月初めは菖蒲の見頃です。真っ直ぐな濃緑の茎の上に、江戸紫の花が潔く冴えています。菖蒲園に面した小屋には床几が並べられ、甘酒と塩煎餅のセットが400円で楽しめます。菖蒲を鑑賞しながら、庇の陰で煎餅を茶請けに冷えた甘酒を飲むのはいかにも涼しげです。

こういう瞬間、見るものや食べるもの、時の過ごし方によって涼を取っていた江戸人の心が偲ばれます。

[とりさん]

【彩湖】で見つける、初夏のちょうどいい過ごし方 ●埼玉県戸田市

埼玉県戸田市にある彩湖は、小学校の25mプール約3万5300杯分の水が貯められる貯水池です。一周約5kmのコースは、木陰が多く、湖から涼しい風が吹いてきて、初夏の散歩にぴったり。

歩き疲れたら、波打ち際の階段に座ってカモやウミネコを眺めたり、点在する東屋でおやつ休憩をしたりと、自分のペースで楽しめるのも魅力です。風のない日は湖面に空が映り、思わず足を止めたくなるような景色に出合えます。

橋を渡って遊具やテニスコートのある広場と反対岸に入ると、鳥の声がよく響く静かな時間に。ガビチョウが遠くの仲間と会話しているのを聞いたことがあります。ここは遠出をしなくても、気軽に“水辺のリフレッシュ”が叶う場所です。

[Lakkaさん]

【水郷越谷】と昔から呼ばれていた水辺を歩いてみた ●埼玉県越谷市

「越谷レイクタウン」駅とは、なんとダイレクトな駅名か! ここができる前には大きな蒲の穂がたくさん生えていたのを覚えています。今や駅の北側には大相模調整池、一周2km程度の水辺の散歩道があり、道に沿って大芝生広場や親水テラス、ビオトープなどがあり、特にレイクサイドマリーナでは1人乗りペダルSUPや2人乗りペダルカヤックなどを楽しむ人も。

東側には700以上のお店が入る国内最大級のショッピングモールがあり、お昼やおやつはもとより、手に入らないものはなく、仲間と来て一日ゆったりと過ごせます。

最近はさらに整備が進み、多くの市民や子供たちの安らぎの場所ともなっています。夕日が赤らんできたころ、涼風に吹かれに来てみませんか? 天気がよければ遠くに筑波山が見えますよ。

[2Aカレチさん]

川越【新河岸川】沿いを気ままに散歩 ●埼玉県川越市

川越まつりが行われる秋や、桜が咲く春もいいですが、夏にも訪れたい川越。江戸時代の面影を残す蔵造りの町並みをそぞろ歩きし、氷川神社へ。夏の境内では、涼を感じる風鈴の音が暑さを和らげてくれるようです。

氷川神社の北側を流れる新河岸川沿いを歩くのが、個人的に好きです。人通りもまばらなエリアで、気ままに散歩できます。川沿いには美術館やレストランなど立ち寄りスポットも。また、川越が舞台のアニメ『月がきれい』を思い起こさせる場所でもあります。

ただし、駅からこの川までにかけては高い建物が少なく、日差しがもろに降り注いでくるので、日傘の携帯をおすすめします。暑さ対策も忘れず、川越・新河岸川沿いを歩くぶらり散歩へ。

[編集部・阿部]

東京湾に浮かぶパーキングエリア【海ほたる】で絶景を満喫! ●千葉県木更津市

360度を海に囲まれた、世界でも珍しいパーキングエリア「海ほたる」。東京湾アクアラインの中間に位置し、川崎方面・木更津方面どちら側からもアクセス可能。1階から3階までは駐車場、4階と5階に飲食店や売店、サービス施設が並んでいる。

到着したら、まず4・5階の展望デッキへ。木更津側展望デッキからは、海の上を延びていく橋梁、そしてその先の房総半島が一望できる。海の上から陸を眺める爽快感は想像以上だ。海風に吹かれながら空を見上げれば飛行機が通っていく。

デッキを回ったあとは、海ほたる限定グルメを食べながら、ゆったりとオーシャンビューを楽しんで。次回は夕方に訪れて、海に沈む太陽と夜景を堪能したい。

[瀬木けいなさん]

熱海サンビーチそばの【糸川遊歩道】。散歩の後は、冷えたお楽しみも ●静岡県熱海市

最近、若者でにぎわう街になった熱海駅近辺。今日紹介するのは、糸川遊歩道だ。

住所は熱海市銀座町及び、中央町(糸川沿い)にある整備された散策道。初夏から咲き始める赤・マゼンタ・紫などの南国的なブーゲンビリアを眺めながら涼を楽しめる散策スポットだ。糸川橋付近には、川へ下りる階段があり夏でも涼しげだ。

この投稿では、あえて「水辺」を外した。そのわけは、散策後に、静岡麦酒を購入してから行ってほしい場所がある。川沿いにたたずむ『村越魚店』。アジやメダイ、サザエなど地魚の刺し身を購入し、その場で食べられるベンチがある。涼を楽しみ、のどを冷やす。これが散歩の達人だ。

[もつとさうなさん]

7月は早朝の【不忍池】で蓮を見る ●東京都台東区

7月は、上野の不忍池に何度も通ってしまいます。辨天堂(べんてんどう)を背景に、ピンク色の蓮の花がプカプカ浮かぶ景色は極楽のよう。

蓮の花は3、4日の間、朝開いて、午後は閉じてしまうそう。朝7時に行くととても生き生きしているけど、朝10時に行った時もちゃんと咲いていて、葉も花も大きく立派です。

みなさん1人か2人で静かに蓮を眺めている蓮見物。近所の人が公園で運動していたり、通勤の人が忙しく歩いて行くのも朝ならでは。蓮のあとは、上野公園でモーニングを食べたり、上野の山の清水観音堂や五條天神社に寄ったり、楽しみいろいろ。梅雨明けのお出かけにいかがでしょうか。

へいあらんさん]

東京の喧騒のもとで静かな時間がゆったりと流れる緑豊かな【等々力渓谷】 ●東京都世田谷区

東京23区内で唯一の自然渓谷ともいわれる「等々力渓谷」は大都会東京に遺された自然を楽しめる絶好のお散歩スポット!

通称“環八”(かんぱち)は昼夜を問わず自動車がひっきりなしに行き交い、東京を代表する大動脈的道路の一つです。そんな道の下に緑豊かな渓谷があるとは、東京以外の人には信じられないでしょうか。

川の両岸の高い崖には多くの樹木が生い茂り、日差しを遮ってくれるので夏でも涼やか。渓谷内の景色は世田谷区とは思えません。鳥たちのさえずりが耳に多く届きます。倒木事故から2026年3月にまた散策できるよう再整備が完了。このための世田谷区のふるさと納税にご協力いただいた方々にも感謝ですね。

上町嵩広さん]

【久地円筒分水】は、機能美に満ちている ●神奈川県川崎市

神奈川県川崎市高津区にある「久地円筒分水(くじえんとうぶんすい)」とは、農業用水を公平に分けるために造られたコンクリート製の仕切り設備のこと。

昭和16年(1941)に完成し、1998年に国の登録有形文化財に登録された。円の比率により各堀の灌漑面積を算定し正確に分けるやりかたは画期的で、同じ方式の円筒分水が全国につくられている。現在は、農業用水としての役割はほぼ終え、周辺の人々の憩いの場に。

二ヶ領用水(にかりょうようすい)沿いを歩いた先にあるまん丸い円筒分水。太陽の光と空の色を反映した色味は天候によって変化し、ずっと見つめていても飽きません!

萩山元子・はぎやまもとこ(旧まやぎはとこ)さん]

【野川】で湧き水感じるメディテーションさんぽ ●東京都小金井市周辺

暑い夏。コンクリートの照り返しにじりじりと熱せられながらぼうっとした頭に思い浮かぶのは、いつも野川沿いの緑の風景です。

国分寺を水源に、国分寺崖線(はけ)の湧き水を集めながら、美しい流れをたたえる野川。特に、野川公園周辺は自然に囲まれながら川辺ぎりぎりを歩けます。葉擦れの音や水の気配を感じ、歩を進めるうちにすっかり心整い、涼やかな気分に。

ひとしきり野川を堪能した後は、近くの『はけの森美術館』(※2026年9月中頃まで閉館中)と付属喫茶棟『はけの森、コマグラ』で過ごすのもおすすめ! 画家・中村研一の邸宅だった建物に圧倒され、庭園の湧き水にも改めて癒やされます。

[編集部・桑原]

スラムダンクの聖地と隣り合う【七里ヶ浜の海岸】●神奈川県鎌倉市

アニメ『SLAM DUNK(スラムダンク)』の聖地として、今や世界中からファンが訪れる江ノ島電鉄(江ノ電)鎌倉高校前駅横の踏切。主人公・桜木花道が江ノ電の通過を待つオープニングシーンのモデルとして有名ですが、実はこの踏切のすぐ目の前に広がる「七里ヶ浜」の海岸も、屈指の絶景スポットとして知られています。

目の前に広がるのは、雄大な相模湾。右に江の島、遠くには富士山や伊豆半島、正面には大島を一望できる贅沢なパノラマが楽しめます。私も20分ほど波際で過ごしましたが、ただ寄せては返す波を眺めているだけで、最高のリフレッシュになりました!

夏には多くのサーファーでにぎわい、湘南らしい活気ある景色に出合えるのも魅力。踏切で記念撮影を楽しんだ後は、ぜひ一歩足を延ばして、七里ヶ浜の砂浜にも下りてみてくださいね。

もーみん山猫さん]

清流を眺めながらサクッと飲むもよし、料亭の味を楽しむもよし【青梅・沢井エリア】 ●東京都青梅市

都心から電車で約1時間半。多摩川と御岳(みたけ)渓谷を望む地に『小澤酒造』の酒蔵をはじめ、お土産や軽食が楽しめる『清流ガーデン澤乃井園』や利酒処、食事処やカフェなど、風情あるお楽しみが満載の沢井エリア。夏の深まる緑と川の音に包まれながら御岳渓谷遊歩道を歩けば、体も心もリフレッシュできるのでおすすめ。

登山客でにぎわう御嶽駅のお隣にある沢井駅には、300年も前から酒造業を営んでいた『小澤酒造』があり、道路を挟んだ多摩川沿いに、『清流ガーデン澤乃井園』をはじめお酒や食事が楽しめるスポットが連なっている。絶景の中でひと息つける最高のロケーションは、酒好きのみならず、日々の疲れを癒やしたい人にもぴったりの場所。

この日は、まず橋を渡って「寒山寺」へ。御岳渓谷遊歩道を歩いておなかがすいた頃、湯葉料理が食べられる『ままごと屋』で食事をして、『CAFE 雫』でコーヒーとスイーツ、さらに利酒処でほろ酔って、お土産を買ってフィニッシュ。見るものすべてが目にやさしい。聞こえるのは、川のせせらぎと鳥の声。半日でギュッと堪能して満喫できた。

まやこさん]

湘南の風を受けながら【茅ヶ崎海岸】 ●神奈川県茅ヶ崎市

水辺といえば海、海といえば湘南。だけど江の島あたりは人気すぎて暑い中歩くにはなかなか……と二の足を踏みがちなこの季節の散歩におすすめなのが、ここ「茅ヶ崎海岸」だ。

駅からの距離はだいたい江ノ島駅から江の島までと同じくらい。あちらはピーク時にはところてんの気分を味わえるが、それに比べるとゆったりとした雰囲気だ。道中はにぎわいもそこそこに住宅も多く地元感は強いものの、湘南特有の抜け感含めて居心地はいい。海岸に着けば見晴らしは抜群。景色を眺めながらひと息入れたい。

海沿いを歩いていると江の島が向こうに見える。梅雨開けにはこのぐらいの距離感でちょうどいい。

QQ0さん]

対岸に見える房総半島の海辺に行ってみる【上総湊】 ●千葉県冨津市

週末、都内から飛び出して近場の海に行こうとなると、思いつくのは気軽に行けそうな横浜や湘南、幕張や稲毛など。でも夏となれば、いつもと違う海も見てみたい!

そんな時に目指したいのが、京浜エリアからはいつも海の向こうに見えている房総半島。房総には海水浴場も名所もたくさんあるけれど、せっかくならば他の用事では行かないような、降りたことのない駅に出かけてみたい——。

そうして出かけた海辺で、特にお気に入りなのが上総湊。海水浴シーズンが終わる頃の浜辺は静かで、対岸の三浦半島を眺めてぼーっとしたり、裸足で海に入ってみたり。最寄りの上総湊駅の懐かしい風情の駅舎も最高で、たった数時間でも夏休み気分に浸ることができます。

[編集部・渡邉]

隠れたトンボの楽園【旧中川】 ●東京都墨田区

よく、隅田川など川沿いをランニングするのですが(いきなり歩く話ではなくてごめんなさい)、夏はこの「旧中川」沿いがおすすめです。なぜなら、愛するトンボをたくさん見られるからです。

特に住所でいうと墨田区立花のあたりの遊歩道は、写真のように水草も豊富。水面にもかなり近いため転落防止のロープ柵が張り巡らされているところがポイントで、このロープや柵にトンボが点々ととまるわけです。6月くらいから、シオカラトンボやコシアキトンボ、イトトンボなどが姿を現し、東京の自然環境も捨てたもんじゃないなと思わされます。

ちなみに同じ墨田区内でいうと、「大横川親水公園」ではギンヤンマ、「東白髭公園」ではチョウトンボも観測済みです。

[編集部・高橋]

未来の公園【葛西臨海公園】 ●東京都江戸川区

この公園は私にとって「未来」という感じ。1989年開園でそこそこの歴史を重ねていますが、時が経った現在も、その新しさを高揚感とともに捉えることができます。

谷口吉生氏が手掛けた葛西臨海水族園や展望広場レストハウスのモダニズム建築も有名だし、シンボルの1つともいえる葛西渚橋もかっこいい。東京湾を望む海浜公園をはじめ、鳥類園、季節の花、観覧車など……人々が憩う雰囲気は、まさに都会のオアシス。この風景は描かれた未来のようでわくわくします。

海浜公園エリア以外にも、池や噴水など、「水辺」を感じ取れる場所が点在しています。写真を選ぶのに迷ったけれど、やはりこのドームが「未来」という感じでしょうか。夏の日差しが似合うと思います。

[編集部・小野]

構成=さんたつ編集部

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みなさんは日々、坂を歩いていますか? 今回は、さんたつサポーター&さんたつ編集部が「たまらん!」と推している坂を1カ所ずつ選び、記事としてまとめました。文豪ゆかりの坂や絶景坂など、何気ない街なかの坂にも奥深い魅力や歴史、人の営みが息づいているかもしれません。坂に注目して街を歩くきっかけにしてもらえたらうれしいです。
本格的な夏、到来! そこで、さんたつサポーター&さんたつ編集部がおすすめする朝の散歩術を、記事としてまとめました。絶景のハス鑑賞からソロ野点まで、カンカン照りの日中を避けた朝だからこそできる楽しみが満載。暑い夏でも、散歩を楽しむきっかけにしてもらえたらうれしいです。
寒さも増し、読書に集中できる季節がやってきましたね。そこで、さんたつサポーター&さんたつ編集部がおすすめする散歩にまつわる本をまとめました。エッセイ、漫画、写真集など幅広いジャンルをご紹介! 歩く楽しさを広げるきっかけになれたらうれしいです。