色の数が無数にあることを再発見『o-i STUDIO』【大井町】

大人の色あそび【Pen FAB.】 インク調色・ペン作りワークショップ

文房具の老舗メーカー「三菱鉛筆」が書く、描くことの面白さを発信している場所。鉛筆「ユニ」を象徴するユニ色(えび茶色)の壁面や板状になった完成前の鉛筆など、遊び心にあふれる空間デザインもさることながら、500種類以上の筆記具が試し書きできたり、表現にまつわる本が読めたり。カフェエリアの物販を除き、無料で終日過ごすことができる。

『o-i STUDIO』の内観。
『o-i STUDIO』の内観。
鉛筆やペンの書き音が聞ける斬新なマシーンも必聴。
鉛筆やペンの書き音が聞ける斬新なマシーンも必聴。

毎月開催しているワークショップ「Pen FAB.」(参加費3300円)では、にじまない、裏抜けしない水性サインペン「EMOTT」を元に90分程でオリジナルのペンを3本製作。「誕生石やペットの毛並みの色のインクを目指す人も」と三菱鉛筆社員の江藤さん。一滴のインクから生まれる美しいグラデーションに感動しっぱなし。

新緑の色に挑戦! 吸引用のキャップを器具に装着。吸い上げたインクはビーカーへ。
新緑の色に挑戦! 吸引用のキャップを器具に装着。吸い上げたインクはビーカーへ。
本体にあるダイヤルは、インクの吸引量を調整するためのもの。
本体にあるダイヤルは、インクの吸引量を調整するためのもの。
まぜまぜ……ビーカーに入れたインクを綿棒でくるくると5~10回ほど混ぜる。
まぜまぜ……ビーカーに入れたインクを綿棒でくるくると5~10回ほど混ぜる。
10色と透明のインクを調合して、自分だけの色を探す。「わあっ! こんな風に変化するんだ~」。
10色と透明のインクを調合して、自分だけの色を探す。「わあっ! こんな風に変化するんだ~」。
ペン本体の中綿に染み込ませる前に試し書き。
ペン本体の中綿に染み込ませる前に試し書き。

『o-i STUDIO』詳細

住所:東京都品川区東大井 5-22-5 オブリユニビル1F/営業時間:14:00~20:00(土・日は10:00~16:00)/定休日:月~水・臨時あり/アクセス:JR・私鉄・りんかい線大井町駅から徒歩3分

創作意欲がムクムク湧き出る90分『PIGMENT TOKYO』【天王洲アイル】

[入門]水彩絵具づくり

フランス語で「顔料」を意味する「ピグモン」。施設名にもなっているように、店内の一面には無数の顔料がびっしり。絵具や筆、和紙など、美術に造詣が深い人をも魅了する絵画材料が販売されているほか、週末と祝日にワークショップも行っている。

販売している絵画材料がずらり。博物館さながらの見応え。
販売している絵画材料がずらり。博物館さながらの見応え。

今回体験した「水彩絵具づくり」(受講料8800円)は、アート初心者の、久しぶりに絵具に触れるという人からも関心を集めている人気の講座。絵画技法に精通したスタッフによる画材についての説明、絵具作りのレクチャー後にいざ実践へ。知見を得てからの体験は、不思議と手の動きがスムーズに。所要時間の90分もあっという間。岩絵具や箔などを使った入門編のワークショップもここならではの体験だ。

絵具にまつわる解説と実演後にレッツチャレンジ! 20色から好きな色を選び、アラビアゴムなどを加えて練っていく。
絵具にまつわる解説と実演後にレッツチャレンジ! 20色から好きな色を選び、アラビアゴムなどを加えて練っていく。
まぜまぜ……絵具を練り合わせる専用の棒を8の字を描くように動かす。
まぜまぜ……絵具を練り合わせる専用の棒を8の字を描くように動かす。
「コツさえつかめばススイのス〜イ」。
「コツさえつかめばススイのス〜イ」。
出来上がった水彩絵具は持ち帰りOK。
出来上がった水彩絵具は持ち帰りOK。
ワークショップで作れる水彩絵具は2~3色。
ワークショップで作れる水彩絵具は2~3色。

『PIGMENT TOKYO』詳細

住所:東京都品川区東品川2-5-5 TERRADA Harbor Oneビル1F/営業時間:11:00~19:00/定休日:月(祝の場合は営業)/アクセス:りんかい線天王洲アイル駅、東京モノレール天王洲アイル駅から徒歩3分

散歩で目にする住居の見え方が変わる!? 『WHAT MUSEUM』【天王洲アイル】

家づくりをはじめる人のためのワークショップ「模型で考える 土地から間取りまで」

寺田倉庫が運営する現代アートと建築のミュージアム。なかでも建築家や設計事務所から預かる模型を展示する「建築倉庫」(入館料900円)は、2025年春にリニューアル。建築模型の基本が学べ、触れられるスペースが新設された。

「建築倉庫」には800点以上の建築模型が保管されている。写真提供=寺田倉庫 Photo by Katsuhiro Aoki
「建築倉庫」には800点以上の建築模型が保管されている。写真提供=寺田倉庫 Photo by Katsuhiro Aoki

「……難しそう」と敬遠しがちな建築文化について、子供も大人も楽しめて身近になるワークショップや講座、プログラムを不定期で行っている。ARやVRを取り入れて多面体の構造を深堀りしたり、展示している建築模型の種類、役割について解説をするガイドツアーもあったり。本ワークショップの詳細は公式HPをチェック。

建築や構造にまつわる4つのワークショップは無料で常時体験できる。
建築や構造にまつわる4つのワークショップは無料で常時体験できる。
住宅を通して土地の長所や短所を学ぶ。「難しい~」。
住宅を通して土地の長所や短所を学ぶ。「難しい~」。
家を建てる方角だけでなく、駐車場や庭などの位置も考えていく。
家を建てる方角だけでなく、駐車場や庭などの位置も考えていく。
インテリアもシミュレーション。お人形遊びのようで夢中になる。
インテリアもシミュレーション。お人形遊びのようで夢中になる。
住まいで大切な日当たり。一日の太陽の動きを確認。「理想的な家とは? 奥が深いですね〜」。
住まいで大切な日当たり。一日の太陽の動きを確認。「理想的な家とは? 奥が深いですね〜」。

『WHAT MUSEUM』詳細

住所:東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号/営業時間:11:00~18:00(入館は~17:00)/定休日:月(祝の場合は翌火)/アクセス:りんかい線天王洲アイル駅、東京モノレール天王洲アイル駅から徒歩5分

取材・文=新居鮎美 撮影=山出高士
『散歩の達人』2026年5月号より