映えるおしゃれパフェで自分と向き合う『and parfait(アンドパフェ)』

美しく、食べるのが勿体無いパフェ。4種のショコラとバナナパフェ1600円と、ホットショコラオレンジキャラメル(セット価格550円)。
美しく、食べるのが勿体無いパフェ。4種のショコラとバナナパフェ1600円と、ホットショコラオレンジキャラメル(セット価格550円)。

『and parfait(アンドパフェ)』のパフェは、ほぼすべてのパーツがオーナーパティシエの手によってていねいに作られている。味、デザイン、温度、食感などすべてのバランスが絶妙にマッチした、美しすぎるパフェだ。

店内はシンプルな内装で、一人客でも気兼ねなく自分のペースでパフェが楽しめるよう配慮されている。ランチ後やティータイムはもちろんだが、深夜0時までの営業なので、1日の仕事終わりにパフェで自分を癒やすことも可能である。いつもがんばっている自分に、また明日からもがんばろう! とパワーを与えてくれる。

ただ美しいだけでない『and parfait』のパフェはじっくりと自分と向き合う時間がもてる一品なのだ。

オーナーパティシエの杉田浩輔さん。
オーナーパティシエの杉田浩輔さん。

『and parfait(アンドパフェ)』店舗詳細

住所:東京都品川区南大井3-34-5 ポートサイド大森 1F/営業時間:12:00~16:30LO・18:00~23:00LO
/定休日:不定/アクセス:JR京浜東北線大森駅から徒歩8分

まるでお昼のBar。2024年で10周年の『CAFE MEMOL(メモル)』

「もう一度食べたい!」との声で復活した日替わりランチ1050円。
「もう一度食べたい!」との声で復活した日替わりランチ1050円。

『CAFE MEMOL』は、大森駅から歩いて15分の距離にある、グリーンカラーの外観が目を引く小さなカフェだ。店の前には公園があり、季節の変化を感じながら、のんびりと過ごすことができる。

店内では、ワッフルやコーヒーのほか、お客さんのリクエストに応じたボリューミーな日替わりランチ1050円に加え、アルコールの提供も行う。そしてお客さんのほとんどが地元に住む常連さん。地元密着型で、60〜70代がメイン客層というお店ながら、店内には店長の田口さんがシアトル留学中に引かれたカラフルなインテリアが飾られ、明るく活気ある雰囲気だ。

この”かわいい”が詰め込まれた空間は、お客さん同士が仲良くなったり、店長の田口さんがお客さんの夢を応援したりと、地元の憩いの場にもなっているのだ。大森に来たら、ぜひこのお昼版Barともいうべき、ホッとするカフェに足を運んでみてはいかがだろうか。

明るい笑顔が素敵な店長の田口さん。
明るい笑顔が素敵な店長の田口さん。

『CAFE MEMOL』店舗詳細

住所:東京都大田区中央1-15-5 1F/営業時間:11:00~17:00LO(フードは12:00〜)/定休日:水・第1木/アクセス:JR京浜東北線大森駅から徒歩15分

定番はゴールデンキャメルとナポリタン『MIKADO-YA珈琲店 Oomori』

ゴールデンキャメル600円とキャラバン特製横浜ナポリタン820円。
ゴールデンキャメル600円とキャラバン特製横浜ナポリタン820円。

『MIKADO-YA珈琲店 Oomori』は大森駅から徒歩1分の場所にあるカフェ。ここでは歴史あるキャラバンコーヒーをいただくことができる。店内は、おしゃべりを楽しむ人や、ひとりでコーヒーを味わう人など、各々が自分の“時”を満喫しており、ゆったりとした時間が流れている。

コーヒーはもちろん、フードメニューも豊富にあり、創業時から提供し続けているキャラバン特製横浜ナポリタン820円は、キャラバンコーヒーと同様の横浜発祥のケチャップを使用しているこだわりのある逸品。他とは違う、トマト味のしっかりとした上品な味わいが楽しめる。また、提供している12種類のコーヒーでは、ゴールデンキャメル600円が定番で、酸味と苦味のバランスがちょうどよく、癖のない、飲みやすいテイストとなっている。

駅の中からもアクセスが可能で利便性がよい。
駅の中からもアクセスが可能で利便性がよい。

『MIKADO-YA珈琲店 Oomori』店舗詳細

住所:東京都大田区大森北1-6-16 アトレ大森 1F/営業時間:10:00〜21:30LO(日・祝は10:00〜20:30LO)/定休日:無/アクセス:JR京浜東北線大森駅から徒歩1分

昭和レトロを体現する大森の純喫茶!『珈琲亭 ルアン』

名物のカフェ・オーレ600円と、ミルクレープ470円。
名物のカフェ・オーレ600円と、ミルクレープ470円。

大森駅から徒歩3分ほどの場所に位置する老舗純喫茶『珈琲亭 ルアン』。“珈琲亭”というだけあって、コーヒーを含むドリンクメニューがとにかく豊富。注文に迷ったら、お店の名物ドリンク、カフェ・オーレ600円を頼んでみよう。熱々のコーヒーとミルクが入ったポッドを、店員さんが胸元より高い位置から勢いよくカップに注ぎ入れる圧巻のパフォーマンスは、一見の価値あり。こうして混ぜ合わせることで程よく空気が入り、口当たりの滑らかなカフェ・オーレになるのだ。カフェ利用の際は、コーヒーとの相性抜群な、昔ながらのケーキも一緒にいただくのがおすすめ。

まるで昭和にタイムトリップしたかのような錯覚に襲われる異空間カフェで、あなたならどんな特別な時間を過ごしますか?

外観でワクワクさせてくれる昭和レトロな看板。
外観でワクワクさせてくれる昭和レトロな看板。

『珈琲亭 ルアン』店舗詳細

高級デニッシュ食パンMIYABIを堪能『CAFE&BAKERY MIYABI 大森店』

1/2斤を使用してつくられるハニートースト700円。
1/2斤を使用してつくられるハニートースト700円。

大森駅の北口を出てすぐにある『CAFE&BAKERY MIYABI 大森店』は、高級デニッシュ食パンMIYABIを中心に、豊富なラインアップのパンを堪能できるベーカリーカフェだ。和風のインテリアで統一された店内は、一人でも気軽に立ち寄れて、ゆっくりと過ごせる落ち着いた雰囲気。

熟練の職人が11時間かけ丁寧に1本1本焼き上げるデニッシュ食パンは、芳醇なバターの香りと、外はサクサク中はしっとりふわふわの食感が大きな魅力。イートインでしか食べられないMIYABIのハニートーストは、宮家献上品でもあるMIYABIを、1/2斤贅沢に使い、アツアツのパンに濃厚なバニラアイス、軽い口当たりで控えめな甘さの生クリーム、たっぷりのハチミツがかかった至極の品だ。

店長の下川さん。
店長の下川さん。

『CAFE&BAKERY MIYABI 大森店』店舗詳細

「お刺し身カフェ」という別名を持つ『カフェViVO 大森ベルポート店』

新鮮で大きなネタがのった海鮮丼1050円。
新鮮で大きなネタがのった海鮮丼1050円。

大森の商業複合施設の一角にある『カフェViVO 大森ベルポート店』。吹き抜けがあり、開放的な空間が特徴的なお店には、海鮮を使用したメニューが多数用意されている。一瞬、居酒屋かと間違えてしまいそうなお店は別名「お刺し身カフェ」。店長の小濵さんが以前魚屋を営んでいたことから、豊洲市場から仕入れた新鮮な魚の海鮮丼などをいただくことができるのだ。

カフェとしてコーヒーやフロート、ケーキなどももちろん提供しているが、ハイクオリティの海鮮丼は他ではなかなか食べられない一品だ。コンセプトは「手作りのおいしい料理とあたたかいおもてなし、スタッフ皆が仲が良い。そんなパパママのお店を創ること」。そのコンセプト通り、夫婦2人で営業しているアットホームなお店に、ぜひ一度訪れてみてほしい。

お店を切り盛りする小濵さん夫婦。
お店を切り盛りする小濵さん夫婦。

『カフェViVO 大森ベルポート店』店舗詳細

住所:東京都品川区南大井6-26-2 大森ベルポートD館 1F/営業時間:7:00~17:30LO/定休日:土・日・祝・大森ベルポート休館日/アクセス:JR京浜東北線大森駅から徒歩4分

「一歩外へ出たら海」がコンセプトのカフェ『Cafe slow season』

グラスワインセット(白)400円とシラスとあおさのペペロンチーノ950円。
グラスワインセット(白)400円とシラスとあおさのペペロンチーノ950円。

大森駅から徒歩7分の場所に大きな窓が特徴的なカフェ&バー『Cafe slow season』はある。小さい頃から海が好きで、今でもサーフィンを楽しむという店長の佐野さん。「一歩外に出たら海」をコンセプトにした店内は、鎌倉に関する雑誌や海の写真が飾られ、BGMには心地よい音楽が流れている。

豊富なランチメニューには、キーマカレーやプレートランチなどもあるが、その中でも15種類以上ある生パスタが最も人気だ。カフェ&バーということもあり、お昼からお酒を楽しめるのもお店の特徴の一つと言えるだろう。

そんな『Cafe slow season』設立の背景には、「私は私。やらずに後悔したくない。」という強い信念を持ち、お店開店のために勉強してきた佐野さんの並ならぬ努力がある。海を感じたくなったら、この街に溶け込む“海辺のカフェ”に足を運んでみてはいかがだろうか。

強い芯を持つかっこいい店長の佐野さん。
強い芯を持つかっこいい店長の佐野さん。

『Cafe slow season』店舗詳細

住所:東京都大田区山王3-1-3 1F
/営業時間:11:00~15:00・18:00~21:00(日・祝は11:00〜16:00)/定休日:月・第3火曜、月が祝の場合は翌火/アクセス:JR京浜東北線大森駅から徒歩7分

1920年代狂騒のアメリカがそこにはある『ローリンズ コーヒー&バー』

固めのプリンと深煎りコーヒー。
固めのプリンと深煎りコーヒー。

『ローリンズコーヒー&バー』はビルの9階にある隠れた名店だ。店内は1920年代のアメリカをイメージした雰囲気で、蓄音機でジャズを楽しむこともできる空間となっている。手作りの濃厚なプリンと深煎りのコーヒーがジャズと調和し、とてもリラックスできる。お酒を飲みながら、ゆっくりと心地よい時間を過ごしたい大人の隠れ家にもなりそうだ。

ライブイベントも盛況だ。生のジャズ演奏は、蓄音機の音とは一味違った魅力で訪れる客に心地よい時間を提供してくれるだろう。

嶋竹さんは、ジャズを初めて聴く人や興味を持っている人々に店を訪れてほしいと願っており、自由な雰囲気の中でジャズの世界を楽しめる場所だった。

コーヒーを淹れてくれている嶋竹さん。
コーヒーを淹れてくれている嶋竹さん。

『ローリンズコーヒー&バー』店舗詳細

住所:東京都大田区大森北2-17-2 αNEXT大森海岸9F/営業時間:15:00~23:00(土・日・祝は12:00~23:00)
/定休日:月(祝の場合は翌火)/アクセス:JR京浜東北線大森駅から徒歩8分

宝石のようなケーキととも特別な時間を過ごすパティスリー『ル ガリュウM』

美しいケーキたちが並ぶ。選びきれない!
美しいケーキたちが並ぶ。選びきれない!

大森駅から徒歩11分。閑静な住宅街を抜け、開けた通りをすぎるとモダンなコンクリート調の建物が見えてくる。大森の住民から愛されるパティスリー『ル ガリュウM』。

お店のコンセプトは、モダン&アンティーク。店主の丸山正勝さんはフランスで修行し、帰国後もフランス菓子の名店で経験を積み、2005年に独立。フランス伝統菓子の良さを引き継ぎながら、丸山さんらしい味の組み合わせや造形の美しさが楽しめるケーキが並ぶ。2階にはカフェスペースも併設。ブラウンウッドのアンティーク調の家具やロイヤルコペンハーゲンの食器など、高級感あふれる空間で日常を忘れるひとときを過ごそう。

モダンなお店の外観。オレンジ色が目印。
モダンなお店の外観。オレンジ色が目印。

『ル ガリュウM』店舗詳細

住所:東京都大田区山王1-32-6/営業時間:10:00~19:00(カフェは 11:00~18:00LO)
/定休日:火・水/アクセス:JR京浜東北線大森駅から徒歩10分

売り切れご免!『トーチドットベーカリー大森』のふっくらしたパン!

はみ出るバターのあんバターパン340円とコーヒー320円(セット割引100円含む)。
はみ出るバターのあんバターパン340円とコーヒー320円(セット割引100円含む)。

大森駅から徒歩数分の場所にある『トーチドットベーカリー大森』は、イートインスペースのある人気のベーカリー。人気の松明パンは外はカリっと中はふっくらしており、おいしいと評判の食パンだ。国産の材料を使用し、乳製品を使わずにパンを作っているのも特徴。

焼きたてパンの香りがただよう温かみのある店内は、「お客さんが楽しんでくれるお店を作りたい」という店主の松本さんの思いが強く感じられる。取材中もお客さんがひっきりなしに訪れ、地元の人たちに愛されていることがうかがえた。自由に写真撮影もできるので、SNSにパンの写真をアップするのも楽しそう。

笑顔が素敵な松本さんとスタッフ。
笑顔が素敵な松本さんとスタッフ。

『トーチドットベーカリー大森』店舗詳細

住所:東京都大田区山王3-28-3/営業時間:9:00~20:00(土・日・祝は~18:30前後)*完売次第閉店
/定休日:無/アクセス:JR京浜東北線大森駅から徒歩5分

構成=ASTER 取材・文・撮影=ほし ななこ・SUI・杉井亜希・村田幸音・SUI・アサノカツヒト・古澤椋子