さばきたてのウナギの味はセンセーショナル！『うなぎ屋酒坊・画荘 越後屋』
ウナギは国産。希少ブランド「三河 鰻咲（まんさく）」が入荷することも。壁に飾られたギブソンのギターには“越後屋”の文字が！
「開店直前や注文後にウナギを素早くさばくことがおいしさの秘訣」と話す大将の島崎剛さん。コース料理なら、骨の髄や浮袋以外ほぼ丸ごと味わうことができる。軽快な歯触りの骨せんべいから始まり、ジューシーな肝焼きや尾ビレ焼き、口中で上品な香りが立ち上がる白焼きの表面は香ばしく、厚みのあるふっくらとしたうな重まで感動の連続だ。
備長炭の強火で骨を焼き切る。
白焼きはいくらと合わせて三杯酢でさっぱりと。
おまかせのうなぎ懐石1万3200円。うな重は関東風と関西風が選べる。
『うなぎ屋酒坊・画荘 越後屋』店舗詳細
住所：埼玉県所沢市小手指町4-21-22／営業時間：12:00～14:00・18:00～21:00／定休日：月（不定休あり）／アクセス：西武鉄道池袋線小手指駅から徒歩12分
讃岐仕込みのハイブリッド武蔵野うどん『うどん家 一（かず）』
肉汁うどん850円。香ばしく焼かれた油揚げが食欲をそそる。
みずみずしさがありながら、もっちりとしたコシの強さ。漬け汁のこっくりとした深い旨味にも引き込まれる。「肉汁につけて食べる武蔵野うどんですが、麺や出汁は修業先の讃岐うどんの製法なんです」とは、店主の鈴木一孝さん。じっくり時間をかける生地の熟成や、甘みと辛味のカエシで調整するつけ汁など、細かな工夫がぎっしり詰まっている。
奥に個室もある。
店が立つのは父親の土地。開店当初は「よくこんなところに出したね」と言われたが、今や小手指住民の自慢の店に。
『うどん家 一』店舗詳細
住所：埼玉県所沢市小手指町1-29-3／営業時間：11:00～15:00LO（金・土・日のみ17:30～19:30LOも営業）／定休日：月・第2火／アクセス：西武池袋線小手指駅から徒歩6分
スペインの本場の味をさらに味わい深く『COSTA』
パエリア1650円～、カルドソ2255円～ほか。ランチの前菜盛り合わせ（奥）はボリューミーでお酒にも合う。
一番人気の海の幸のパエリアをいただくと、魚介や鶏ガラなどの凝縮された旨味が濃厚！ スペインにある有名店のレシピが忠実に再現されていて、乾燥パプリカのニョラを出汁に加えることで味に深みが出るという。このスープに駿河湾の赤エビを加えた雑炊のようなカルドソはさらにパンチが効いた味わいで、一度食べたら忘れられない！
近々軒先でカルドソのテイクアウトや通販も開始予定。
店内は2022年にリニューアル。
『COSTA』店舗詳細
住所：埼玉県所沢市小手指町1-38-16 第11北斗ビル105／営業時間：11:30分～14:30・18:00～22:30（土・日・祝の夜は17:30～）／定休日：月／アクセス：西武鉄道池袋線小手指駅から徒歩9分
取材・文＝井島加恵 撮影＝加藤熊三、高野尚人（『うどん家 一』）
