オーガニック野菜や果物を使った環境にやさしいカフェ『medel deli』

目にも美しいアサイーボウル1580円。よく混ぜるとよりおいしい。
目にも美しいアサイーボウル1580円。よく混ぜるとよりおいしい。

恵比寿駅西口から徒歩5分。駒沢通りのケンタッキーフライドチキンの路地に入り、直進すると交差点の目の前にある『medel deli』。
無農薬、減農薬の果物や野菜で作ったスムージーやスムージーボウル、自然の甘味料で作った自家製のおやつやおにぎり&味噌汁も楽しめる。日本の農家さんから仕入れる無農薬の桃やイチヂク、輸入に頼るしかないバナナもオーガニックだというから驚いた。
豊富なメニューの中でも人気なのがアサイーボウル。アサイーとはアマゾン原産のフルーツで、豊富なポリフェノールと高い抗酸化力があることでも知られている。具材をよく混ぜるとひんやりとしてやや酸味のあるアサイーがすべての具材に絡んでいく。無農薬バナナは、中心部分がほのかに甘酸っぱくて周りはやさしい甘さ。完熟で香りもいいし、爽やかな酸味のキウイや自然の甘さのゴジベリー、自家製のアップルグラノーラが香ばしい。

ハワイのロコに愛される気さくなカフェの雰囲気。
ハワイのロコに愛される気さくなカフェの雰囲気。
甘酒カカオマフィン、甘酒抹茶マフィン各380円、甘酒ブルーベリーマフィン、甘酒ココナッツマフィン360円。
甘酒カカオマフィン、甘酒抹茶マフィン各380円、甘酒ブルーベリーマフィン、甘酒ココナッツマフィン360円。

『medel deli』店舗詳細

住所:東京都渋谷区恵比寿西1-17-1/営業時間:9:00〜19:00(日・祝は10:00〜19:00)/定休日:無/アクセス:JR・地下鉄恵比寿駅から徒歩8分

すべてにおいてハイセンスな隠れ家カフェ『アナログ カフェ ラウンジ トーキョー』

オーナー夫妻が集めた世界各国のインテリアがいたるところに配され、まるでアンティーク美術館のよう。
オーナー夫妻が集めた世界各国のインテリアがいたるところに配され、まるでアンティーク美術館のよう。

恵比寿駅の西口ロータリーからほど近い老舗ビルの最上階に店を構える『アナログ カフェ ラウンジ トーキョー』。まさに“隠れ家”と呼ぶにふさわしい、おしゃれな雰囲気。広々とした店内には異なる2つの空間が広がっており、入口あたりはアンティーク調のシックで落ち着く空間、奥のほうは欄間や障子を配した居心地のいい和モダンな空間となっている。インテリア選びのセンスのよさをはじめ、店内の色調といい照明の明るさといい、空間づくりのクオリティが高い。にもかかわらず、不思議と気後れすることなくなじんでしまう居心地の良さ。
おしゃれなカフェにもかかわらず、料理のお味は一流レストラン並みでどのメニューもボリューム満点。夜カフェとしても人気が高まっており、土日の夜は予約で満席になることも。
全席喫煙可能で、犬連れでの来店も歓迎している。

オーナーの故郷の蔵に眠っていたという欄間や障子で仕切られた和洋折衷の空間。
オーナーの故郷の蔵に眠っていたという欄間や障子で仕切られた和洋折衷の空間。
人気のランチメニュー、フレッシュトマトとモッツアレラのハンバーグ1450円。
人気のランチメニュー、フレッシュトマトとモッツアレラのハンバーグ1450円。

『アナログ カフェ ラウンジ トーキョー』店舗詳細

『備屋珈琲店 恵比寿店』の香り高い炭焼珈琲ともっちりむっちりの四角いプリン

赤い瓦屋根が目印。店頭でテイクアウトもできる。
赤い瓦屋根が目印。店頭でテイクアウトもできる。

銀座・数寄屋橋通りにあった「楽亭」をルーツに持ち、賄いに度々登場していたシチューと厳選した豆を炭焼したコーヒーが名物の『備屋珈琲店』。恵比寿店のほか、伊豆高原店と伊東駅前に自家焙煎工房もある。
最高・最良の厳選した生豆を使用したコーヒーは地域や農園指定のスペシャルティコーヒーのみ提供。提供するのは自家焙煎工場で炭火焙煎してから1週間以内の豆のみ。オーダーを受けてから1杯ずつ豆を引き、ハンドドリップで抽出して提供してくれる。
至高のコーヒーに合わせたいのは、四角いバニラカスタードプリン。青森・奥津軽産のプレミアム卵を使用したプリンとカラメルソースとのコントラストが美しい。濃厚なバニラアイスが添えてあるのもニクイ。このプリンは3層になっていて、上から3分の2は卵が濃い部分で蒸し焼きにして作っている。むっちりと固めで濃厚な卵の味がするプリンには黒蜜のように濃厚なカラメルソースは糸を引かんばかりの粘度でしっかり甘い。

バニラカスタードプリン800円にけーきせっとにするとプラス450円でドリンクが付く。
バニラカスタードプリン800円にけーきせっとにするとプラス450円でドリンクが付く。
伊豆天草の豆かん天850円。手作りの黒蜜をたっぷりかけて食べる。
伊豆天草の豆かん天850円。手作りの黒蜜をたっぷりかけて食べる。

『備屋珈琲店 恵比寿店』店舗詳細

住所:東京都渋谷区恵比寿4-4-11/営業時間:11:00〜21:00(日・祝は11:00〜20:00)/定休日:無/アクセス:JR・地下鉄恵比寿駅から徒歩4分

パフェやケーキも罪悪感なし。ヴィーガン&ハラールのカフェ『KO-SO CAFE BIORISE』

ランチのユーリンチープレートとセットデザートのデトックスプチパフェ、セットドリンクの酵素ソーダ。
ランチのユーリンチープレートとセットデザートのデトックスプチパフェ、セットドリンクの酵素ソーダ。

恵比寿駅東口からJRの線路と平行に渋谷方向へ進むと交差点に突き当たる。サンマルクカフェのとい面の道を入るとすぐに『KO-SO CAFE BIORISE』がある。
ヴィーガンは体にいいけどおいしくないのではないか、しかもスイーツなんてあるわけないと思っていたけど、メニューを見るとクリームたっぷりのケーキやパフェまである!
パフェやケーキなど甘味のメニューは、卵・乳製品不使用、グルテンフリーのものも多く、クリームは豆乳ホイップで低糖質・低カロリー。アレルギーを持っている人も安心してスイーツが食べられるのもこの店が愛される理由のひとつ。
ランチメニューも一般的なカフェのようなラインナップ。ユーリンチーは鶏肉ではなく、植物肉の大豆ミートをニンニクがきいた秘伝の醤油たれにつけ、カラッと植物油で揚げている。ほんのり大豆の風味がして食感は鶏肉より弾力がありパクパクいける。

緑色の看板が目印。店頭にはメニューと一緒にハラールの認定書が掲示されている。
緑色の看板が目印。店頭にはメニューと一緒にハラールの認定書が掲示されている。
木と緑をメインにしたナチュラルな店内。ほっこり安らぐ。
木と緑をメインにしたナチュラルな店内。ほっこり安らぐ。

『KO-SO CAFE BIORISE』店舗詳細

DJブースやミラーボールでテンション爆上がり!『Time Out Cafe & Diner』

開放的で明るい店内。ふかふかのソファでゆっくりくつろげる。
開放的で明るい店内。ふかふかのソファでゆっくりくつろげる。

恵比寿駅西口から徒歩5分。渋谷橋のたもとにあるライブハウス『リキッドルーム』。その2階にあるのが『Time Out Cafe & Diner』だ。世界中から人と文化が集うスペースとして、カフェの営業のみならず、トークイベント・ワークショップ・DJイベント等さまざまなイベントも行われている。
店内には天窓があり、自然光がたっぷり注ぎ込む開放的なスペースで、DJブースやレコードに囲まれながらランチやスイーツ、アルコールも楽しめる。フリーWi-fiや電源の供給ができるのでノマドワーカーにも人気だ。
週替わりのランチメニューは900円からと手頃な価格で、ハンバーガーや唐揚げ定食、カレーなどが人気。ドリンクも各種カクテルから国内外のビールまで用意されている。無線LAN(Wi-Fi)環境・電源を使ってのんびりしたい、というならプラス300円でソフトドリンクのドリンクバーとスープバーが付けるのがおすすめだ。

信州和牛100%バーガー1300円。プラス300円でドリンクバー&スープバーが付く。
信州和牛100%バーガー1300円。プラス300円でドリンクバー&スープバーが付く。
バーカウンターにはさまざまなお酒が揃っている。
バーカウンターにはさまざまなお酒が揃っている。

『Time Out Cafe & Diner』店舗詳細

住所:東京都渋谷区東3-16-6 リキッドルーム2F/営業時間:11:30~21:00(ランチは16:00まで)、土13:00〜20:00/定休日:月・日・祝(イベントにより営業時間、定休日は変更あり)/アクセス:JR・地下鉄恵比寿駅から徒歩5分

ムード満点の『ライオンのいるサーカス』でつけナポを

ゆっくりくつろげるソファ席。洋書も手にとって読んでもいいそうだ。
ゆっくりくつろげるソファ席。洋書も手にとって読んでもいいそうだ。

恵比寿駅西口から徒歩5分。一度聞いたら忘れられない店名かも。ビルの2階まであがるとテラスになっていて、手作り感のあるベンチや壁などはまるで秘密基地みたいだ。
オーナーが静岡・富士市出身で地元のB級グルメ・つけナポリタンと、サイフォンで淹れるコーヒーが楽しめる。看板メニューのつけナポリタンは、のソースにトマトと濃厚な牛すじがゴロゴロと入っていてもっちもちの中太麺によく合う。

屋根裏をイメージしたという店内は、アンティークで揃えられどこかノスタルジックな雰囲気。昼間はライトを落とし気味だが、夜は各テーブルにキャンドルを灯している。カップルで来たらムード満点だ!ドリンクも豊富で、自家製サングリアやレモネード、ジンジャーワインなどひと手間加わったメニューのほか、ジャパニーズクラフトジンも揃う。そしてアヒージョや自家製ジンジャードレッシングで食べるローストビーフサラダといった、お酒に合う料理もラインナップされている。

看板メニューのつけナポリタン。ソースをたっぷり麺に絡ませよう。
看板メニューのつけナポリタン。ソースをたっぷり麺に絡ませよう。
ジャパニーズジンが豊富に揃う。カウンターでグラスを傾けるのもいい。
ジャパニーズジンが豊富に揃う。カウンターでグラスを傾けるのもいい。

『ライオンのいるサーカス』店舗詳細

パリの雰囲気が漂うビストロ『Rue Favart』でカフェタイムを

入口正面のショーケースに並ぶ色とりどりにスイーツたち。
入口正面のショーケースに並ぶ色とりどりにスイーツたち。

JR恵比寿駅東口から徒歩5分。恵比寿ガーデンプレイスの近くに店を構える『Rue Favart』は、1997年創業のおしゃれなビストロ。
3階建ての一軒家で、1階の店頭にはたくさんのスイーツが並ぶ。平日に1000円以下でサラダ・スープ・パン・ドリンク付きの大満足ランチがいただけるのもポイントが高い。
モーニングは8時から11時半、ランチは11時半から17時、ディナーは16時から23時まで営業しており、平日は地元民やビジネスパーソンが多く、休日は観光客や家族連れでにぎわう。フレンチのハードルを感じさせることなく、どんな客も幅広く受け入れてくれる店だ。
パリのレストランを思わせる店内はアーティスティックな雰囲気で、異国情緒あふれる空間。2階・3階で天井画が異なり、インスタ映えするかわいいトイレもあって、どれも一見の価値あり!

建物側面の壁に描かれているのは店のトレードマークであるヒナゲシ。
建物側面の壁に描かれているのは店のトレードマークであるヒナゲシ。
天井にさまざまな昆虫が描かれた3階の客席。天井も壁面も渋い真紅に塗られている。
天井にさまざまな昆虫が描かれた3階の客席。天井も壁面も渋い真紅に塗られている。

『Rue Favart』店舗詳細

『JAPANESE GELATERIA&CAFE ASANOHA』。埼玉県産ミルクのピュアなジェラートと季節のタルト

埼玉県産ミルク100%のあさのはとゴボウチョコレートのダブル605円。
埼玉県産ミルク100%のあさのはとゴボウチョコレートのダブル605円。

埼玉県川島(かわじま)町にある『鎹(かすがい)ファーム』が運営する『JAPANESE GELATERIA ASANOHA』の姉妹店。“地産地消ジェラート”をコンセプトに、鎹ファームや川島町で採れた野菜や果物、近隣牧場から届く埼玉県産ミルクを100%使用して製造している。
ガラスケースには12種のジェラートが並び、季節によってメニューが変わる。すべてのジェラートのベースになっているあさのはは、ミルク系アイスにありがちな生クリームやバニラエッセンスなどを加えておらず、ピュアなミルク感だ。口溶けがよくて食べ終わったあとも舌に残らずあっさり。ゴボウチョコレートは、濃厚なチョコとゴボウらしい苦みがほんの少し香り、ゆでたゴボウをペースト状にして練り込んでいるからシャリシャリとした繊維がある。
また、季節替わりで川島町の旬のフルーツを使ったタルトを提供する。タルトもジェラートと同様に素材のおいしさを活かすように作られている。

紅玉リンゴと川島イチヂクのタルト+ジェラート+ドリンクセット896円。
紅玉リンゴと川島イチヂクのタルト+ジェラート+ドリンクセット896円。
ガラス張りの店舗は開放感があり、外に見える植物たちに癒やされる。
ガラス張りの店舗は開放感があり、外に見える植物たちに癒やされる。

『JAPANESE GELATERIA&CAFE ASANOHA』店舗詳細

住所:東京都渋谷区恵比寿西1-8-11 昴Aビル1F/営業時間:11:00〜22:00/定休日:無/アクセス:JR・地下鉄恵比寿駅から徒歩2分

恵比寿の老舗喫茶『珈琲家族』で癒やされて、心もからだもフルチャージ!

ピンク色の看板が目印。隣には昭和レトロなレストランも気になる。
ピンク色の看板が目印。隣には昭和レトロなレストランも気になる。

恵比寿駅から徒歩3分。1975年に開店した『珈琲家族』はマスターの亡き後、母娘2人で店を切り盛りしている。ビルの地下1階にある店内には昭和レトロな空間が広がっており、コーヒーを飲んだりたばこを吸ったりしながら、時間を忘れてくつろぐことができる。
ママさんが淹れるサイフォン式で淹れたコーヒーは絶品で、2種類あるブレンドコーヒーはともにスッキリした飲みごたえ。軽食はサンドイッチのほか、ビーフシチューやボルシチもある。なかでも飲み物代にプラス100円で、オープンサンドまたはトースト、ミニサラダが付くお得なセットメニューがおすすめ。
長居という意味ではなく、「ここでのんびり休んでいってほしい」とママさん。サービス精神あふれるママさんがお腹も心も存分に満たしてくれて、声色からもやさしさが感じられる娘さんのさり気ない心遣いも身にしみる。長年、毎日通う常連客が多いのも納得の癒やしの空間だ。

オープンサンド(ミニサラダ付き)は飲み物代にプラス100円。バナナがおまけで付いてる!
オープンサンド(ミニサラダ付き)は飲み物代にプラス100円。バナナがおまけで付いてる!
プレミアムブレンドコーヒー650円。さり気なくお菓子が添えられている。
プレミアムブレンドコーヒー650円。さり気なくお菓子が添えられている。

『珈琲家族』店舗詳細

住所:東京都渋谷区恵比寿南1-2-8 雨宮ビル B1F/営業時間:7:00~19:00/定休日:日/アクセス:JR・地下鉄恵比寿駅から徒歩3分

『cafe&dining nurikabe』 。映える白いオムライスと香るチーズケーキ

洞窟をイメージした店内。ポワンと灯るランプがいい雰囲気。
洞窟をイメージした店内。ポワンと灯るランプがいい雰囲気。

地下鉄恵比寿駅4番出口から徒歩2分、駒沢通りから一本入った路地の雑居ビルの4階にあるイタリアンをべースにした洋食のランチと、バーナーで焼いて仕上げるチーズケーキが人気のカフェダイニング。ビルにはエレベーターがなく階段を昇る。おいしいものを食べる前のエクササイズと思えばなんてことはない。
ランチは、ナポリタンなど懐かし系のメニューをイマっぽくアレンジして提供。特に人気なのがトリュフ香る“白い”オムライス。黄身が白い卵・愛媛産の米っ娘たまごを使用した乳白色のオムライスはSNS映え抜群だ。
スイーツの名物は、香るチーズケーキ。下はベイクド、上はレアになっているチーズケーキで、お客さんの目の前でブラウンシュガーをかけ、バーナーで炙って提供される。シュガーがキャラメリゼされた香りと、チーズケーキの中に入っているバニラビーンズやレモンの甘くさわやかな香りがたまらない。おみやげ用もある。

トリュフ香る“白い”オムライス1400円。真っ白でふわふわだ。
トリュフ香る“白い”オムライス1400円。真っ白でふわふわだ。
おみやげ用のチーズケーキ4個入り1080円~。別売のミニバーナーも!
おみやげ用のチーズケーキ4個入り1080円~。別売のミニバーナーも!

『cafe&dining nurikabe』店舗詳細

住所:東京都渋谷区恵比寿南3-1-2 サウスビル4F/営業時間:12:00〜23:00(ランチタイム12:00〜14:30・ディナータイム17:00〜23:00)/定休日:無/アクセス:JR・地下鉄恵比寿駅から徒歩3分

展覧会のコラボメニューも。美術館併設カフェ『フロムトップ』

心躍るヴィジュアルのプリン いちごのせは700円。
心躍るヴィジュアルのプリン いちごのせは700円。

恵比寿ガーデンプレイスにある「東京都写真美術館」は、日本で初めての写真と映像に関する総合的な美術館として平成7(1995)年に開館した。1階にあるカフェ『フロムトップ』は2021年8月にオープン。

店は恵比寿ガーデンプレイスの中でも、かなり静かな通りに面していて、天井の高さも気持ちよく広々。時間とともに光が変わっていくのを感じられる場所だ。

『フロムトップ』では、展覧会を見たあとでやってきた年配の男性の2人連れが熱心に話し込んでいたり、本格的なカメラを持った人が自然光を利用して店内で手元の撮影をしたりと、「東京都写真美術館」のカフェらしい光景が見られることもある。美術館で展覧会や映画を鑑賞したあとは、必ずカフェで一休みすることにしている人もいるようだ。

『フロムトップ』店舗詳細

住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館1F/営業時間:10:00~21:00 ※2022年6月現在は10:00~18:00 (木・金は10:00~20:00。営業時間は美術館に準ずる)/定休日:月(祝の場合は翌平日。ほか、美術館の休館日に準ずる)/アクセス:JR恵比寿駅から徒歩7分

評論家所蔵の写真集をのんびり眺める『写真集食堂 めぐたま』

部屋の柱を利用した書棚が写真集の重みに耐える。壁一面の写真集、珠玉のショットに出合う。
部屋の柱を利用した書棚が写真集の重みに耐える。壁一面の写真集、珠玉のショットに出合う。

本棚に並ぶのは、写真集ばかり約5000冊。写真評論家・飯沢耕太郎さんが所蔵するもので、動物や自然といった人気の写真集から荒木経惟の初期の希少本『おー日本』まで実にさまざま。あれこれ眺めていると時間がまたたく間に過ぎてしまう。“食堂”を名乗るだけあって店主のおかどめぐみこさんによる料理の数々も特筆すべき魅力。 江戸時代の料理本のレシピを再現した「たまごふわふわ」660円 (小)など、ここにしかない味に出合える。

おかどさん(左)の料理と共同主宰のアーティスト、ときたまさん(右)の企画するイベント、写真集の三本柱。
おかどさん(左)の料理と共同主宰のアーティスト、ときたまさん(右)の企画するイベント、写真集の三本柱。
糠ケーキ880円、セット1320円は明治時代のグルメ小説『食道楽』のレシピを再現。
糠ケーキ880円、セット1320円は明治時代のグルメ小説『食道楽』のレシピを再現。

『写真集食堂 めぐたま』店舗詳細

住所:東京都渋谷区東3-2-7 1F/営業時間:11:30~22:00LO(土・日・祝は12:00~21:00LO)/定休日:月/アクセス:JR・地下鉄恵比寿駅から徒歩7分

しっかり噛むシリアルとコーヒーで頭がシャッキリ『猿田彦珈琲』

グラノーラとコーヒーのセット500円。コーヒーは日替わりで、人気のオリジナルブレンドを用意。
グラノーラとコーヒーのセット500円。コーヒーは日替わりで、人気のオリジナルブレンドを用意。

オートミール、ドライフルーツなど12種の素材をゆっくり煎り、きび砂糖とメープルシロップで甘みをつけた自家製グラノーラ。牛乳をかけると優しい味に、カフェオレをかけるとコーヒー感が引き立つ。スペシャルティコーヒーを自家焙煎し、抽出技術にまでこだわった一杯とともに。忙しい朝だけど、真面目に噛むべし。これ何だ?と素材当ても楽しめる。猿田彦は神様の名。猿田彦神社の宮司さんも来店されたとか。

店内に充満する香りがいい。
店内に充満する香りがいい。
英語表記のメニューも用意。
英語表記のメニューも用意。

『猿田彦珈琲』店舗詳細

住所:東京都渋谷区恵比寿1-6-6/営業時間:8:00~24:30LO(モーニングは~10:30)/定休日:無/アクセス:JR恵比寿駅から徒歩2分

予約必須!行列ができるふわふわパンケーキの店『cafe accueil(カフェ アクイーユ)』

いちごと森いちご、ラズベリーがたっぷり乗った、いちごベリーパンケーキ1430円。
いちごと森いちご、ラズベリーがたっぷり乗った、いちごベリーパンケーキ1430円。

生クリームにフルーツの組み合わせには心癒やされる人は多いはず。この店のプレートはフルーツや野菜をふんだんに使っていてカラフルで楽しい。かわいらしい内装とスイーツの甘さで、日ごろの鬱憤を吹き飛ばせそうだ。きめ細かく泡立てられた自慢のラテは、アートを施してサーブしてくれる。週末は行列必至の人気店。アレルギーは可能な限り対応してくれる。WEB予約ができるので、要望を書いておくといいだろう。季節限定のドリンクやメニューも多く、何度通っても飽きが来ない。チーズや卵が好きな人にはたまらない店だ。

少し入り組んだ店内は、テーブルや椅子の種類もさまざま。
少し入り組んだ店内は、テーブルや椅子の種類もさまざま。

『cafe accueil』店舗詳細

取材・文=松井一恵(teamまめ)、赤谷まりえ、関由佳、和久井香菜子、野崎さおり、丸山美紀(アート・サプライ)、パンチ広沢、コバヤシヒロミ 撮影=山出高士、小島 昇、鈴木奈保子、野崎さおり、丸山美紀(アート・サプライ)、パンチ広沢、コバヤシヒロミ

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カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな黒猫スイーツ散歩の恵比寿編をまとめてみました。
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