【神楽坂絶品ランチ】

そば粉クレープ"ガレット"の伝道師『ル ブルターニュ』[神楽坂]

具だくさんのガレット・プロヴァンサル1680円、オーガニックのシードル700円。
具だくさんのガレット・プロヴァンサル1680円、オーガニックのシードル700円。

ブルターニュ地方の伝統料理であるガレットを1996年、日本で初めて提供したクレープリー。郷土の味を広めたいと来日したラーシェ・ベルトランさんが住む街として選んだのが神楽坂だった。「古いものが残る歴史ある街に住みたかった。石畳や商店が多くあるのもいいですね」。メニューにはガレットと小麦粉のクレープがざっと30種ずつ。国内産そば粉とゲランドの塩で作るガレットは現地調達の鉄板により高温で焼き上げるから、外はカリカリ、中はモチモチ。この味わいには思わずため息。

オーナーのラーシェ・ベルトランさん。ボーダーのユニフォームがよく似合う。
オーナーのラーシェ・ベルトランさん。ボーダーのユニフォームがよく似合う。
クレープ作りは長い訓練を経たクレーピエが担当。
クレープ作りは長い訓練を経たクレーピエが担当。

『ル ブルターニュ』店舗詳細

住所:東京都新宿区神楽坂4-2/営業時間:11:30~22:30LO(ランチタイムは11:30~15:00。日・祝は~22:00)/定休日:月(祝の場合は翌日)/アクセス:JR・地下鉄飯田橋駅から徒歩5分

店のポテンシャルと店主の技の結晶『神楽坂 とんかつ 本家 あげづき』[神楽坂]

ランチの南の島豚ロースかつ定食は1628円。他にも黒豚のロースカツ定食1463円、ヒレカツ定食1705円など。
ランチの南の島豚ロースかつ定食は1628円。他にも黒豚のロースカツ定食1463円、ヒレカツ定食1705円など。

和食職人だった時代も、根っこに「とんかつ好き」があったという店主の保科剛さん。脂が甘くてさらっと軽く、味が濃い、宮崎県永田種豚場育成の「南の島豚」が看板メニューだ。まず低温でゆっくりと火を通し、仕上げに数秒高温の鍋で油を切ったロースは、艶やかな薄いピンク色。塩出で食すと、しっとりとした断面から凝縮した旨味がジュワ~とにじみ出す。

「揚げはとにかく集中です」と、店主の保科さん。
「揚げはとにかく集中です」と、店主の保科さん。
美しいサシが入った「南の島豚」。通常のロースカツ以外にも特上ロースかつ2640円、ヒレカツ2145円、特上ヒレカツ3245円で提供されている。
美しいサシが入った「南の島豚」。通常のロースカツ以外にも特上ロースかつ2640円、ヒレカツ2145円、特上ヒレカツ3245円で提供されている。

『神楽坂 とんかつ 本家 あげづき』店舗詳細

住所:東京都新宿区神楽坂3-2 山ノ内ビルB1/営業時間:11:30~14:30LO(無くなり次第終了)・18:00~21:30LO(土は17:30~、日は17:30~20:30LO) /定休日:火・第3水/アクセス:JR・地下鉄飯田橋駅から徒歩3分

【神楽坂お値打ちランチ】

黒酢酢豚が幸せを呼ぶ、贅沢中華コース『ENGINE』[神楽坂]

ランチコース2200円。日替わり前菜2種と黒酢の酢豚、担々麺もしくは炒飯、季節のデザートの取り合わせ。
ランチコース2200円。日替わり前菜2種と黒酢の酢豚、担々麺もしくは炒飯、季節のデザートの取り合わせ。

店主の松下和昌さんは「旬の日本食材の味を活かした創作中華」をテーマに、華やかで奥行きある味わいの品々を作り出す。季節を感じる前菜をゆっくり堪能すると、いよいよメインの黒酢酢豚がお目見え。ひと口かじれば衣がザクっと音を立て、やわらかなやまと豚の旨味とタレの酸味が口中を埋め尽くす。また、小鉢サイズの担々麺は白ゴマの香りがふわっ。ほのかな辛味で次のひと口へと誘われる。

松下さん。中華一筋で修業を積んだ知見を生かし、独創性を発揮。
松下さん。中華一筋で修業を積んだ知見を生かし、独創性を発揮。
店名は「進化」を テーマに、“猿人類”と“エンジン”の意味が込められている。
店名は「進化」を テーマに、“猿人類”と“エンジン”の意味が込められている。

『ENGINE』店舗詳細

住所:東京都新宿区神楽坂5-43-2 ROJI神楽坂1F/営業時間:11:30~13:30LO(昼は月・水・金・ 土)・17:30~21:30LO/定休日:日・祝・第3月/アクセス:地下鉄東西線神楽坂駅から徒歩5分

目に舌によろこび運ぶ八寸の見目麗しさよ『神楽坂 和らく』[神楽坂]

庭園 白木御膳2300円。「甘味の和三盆プリンも人気の一品なんですよ」と、料理長の岡本知行さんは胸を張る。
庭園 白木御膳2300円。「甘味の和三盆プリンも人気の一品なんですよ」と、料理長の岡本知行さんは胸を張る。

昭和初期に建てられた古民家に足を踏み入れると、そこはレトロモダンな空間。店の風情に合わせ、品書きにも和洋のメニューが並ぶ。ランチの定番は白木御膳。彩り豊かな八寸の美しさに息をのむ。ふんわり焼かれたサワラの照り焼きや、味噌の風味でご飯が進むカキのネギ味噌焼き、ヨモギ麩田楽など、おかずは20種類以上。一つひとつに舌鼓を打ち、ゆったりとしたひと時を過ごしたい。

旧会員制クラブだったという店内。大広間は和洋のあしらい入り混じる昭和風情が不思議な魅力を醸す。
旧会員制クラブだったという店内。大広間は和洋のあしらい入り混じる昭和風情が不思議な魅力を醸す。
大小の個室もあり。宴会利用もされる。
大小の個室もあり。宴会利用もされる。

『神楽坂 和らく』店舗詳細

住所:東京都新宿区白銀町2-3/営業時間:11:30~14:00LO・17:30~22:30LO/定休日:日/アクセス:地下鉄大江戸線牛込神楽坂駅から徒歩3分、地下鉄東西線神楽坂駅から徒歩5分

肉感に気分アガる贅沢ロールキャベツ『洋食Bistro 夕凪』[神楽坂]

夕凪のロールキャベツ トマトソース&モッツァレラ900円(ライス、総菜つきサラダ、スープ付き)。
夕凪のロールキャベツ トマトソース&モッツァレラ900円(ライス、総菜つきサラダ、スープ付き)。

店主の鎌田臣也さんは、「手間がかかりすぎて洋食では冷遇されている品を、あえてメインに!」と、ロールキャベツを看板に。大きめのキャベツの葉に内包されるのは、細かく手切りしてこねた豚肉だ。口に運ぶと、はじけるようなプリップリの食感に驚かされる。肉からしみ出た旨味とキャベツの甘み、たっぷりかけられたトマトソースとモッツァレラの風味が合わさって、ご飯をかき込む手が止まらない!

セットドリンクは+150円、セットデザートは+250円。
セットドリンクは+150円、セットデザートは+250円。
左からスタッフの相馬真祐奈さん、鎌田さん。店の雰囲気は和気あいあい。
左からスタッフの相馬真祐奈さん、鎌田さん。店の雰囲気は和気あいあい。

『洋食Bistro 夕凪』店舗詳細

住所:東京都新宿区矢来町43/営業時間:11:30~14:30LO・17:30~21:00LO/定休日:火・水/アクセス:地下鉄東西線神楽坂駅から徒歩5分

【飯田橋駅からアクセス良好】

神楽坂エリアの最寄りは神楽坂駅と飯田橋駅。JRと地下鉄が通っている飯田橋駅を使えば、神楽坂にも行きやすい。

圧巻ボリュームの能登名産御膳に感動!『ご馳走や 叶え』[飯田橋]

アジフライ御膳1000円+刺身セット300円。
アジフライ御膳1000円+刺身セット300円。

店の食材は、ほぼ全て能登半島産。漁師から直送の魚介や、契約農家から仕入れた野菜を使って、御膳を埋め尽くさんばかりの料理をこしらえる。ランチの名物はアジフライ定食だ。刺し身でもいける新鮮なアジは、衣を付け、高温の油でサッと揚げられる。何もつけずにかじれば、サクサク衣の中のフワッフワの身の食感に恍惚(こうこつ)となる。醤油や大根おろしも◎。土鍋で炊いたご飯との相性は言わずもがなだ。

のとししカツカレー1200円。能登産イノシシのモモ肉をカツに、スネ肉をルーに使う変わり種。旨味濃厚で臭みなく、後引く味わい。
のとししカツカレー1200円。能登産イノシシのモモ肉をカツに、スネ肉をルーに使う変わり種。旨味濃厚で臭みなく、後引く味わい。
店は全席個室。飾られている大漁旗は、仕入れ元の漁船のもの。
店は全席個室。飾られている大漁旗は、仕入れ元の漁船のもの。

『ご馳走や 叶え』店舗詳細

住所:東京都新宿区神楽坂3-6-19 青柳LKビルB1/営業時間:11:30~15:00LO・17:00~22:00LO/定休日:無/アクセス:JR・地下鉄飯田橋駅から徒歩3分

眼前で握られる極上寿司に舌鼓『鮨 三國』[飯田橋]

ランチセット1980円。日替わり前菜、サラダ、寿司5貫、手打ちそば、ゆずシャーベットの豪華ラインナップだ。
ランチセット1980円。日替わり前菜、サラダ、寿司5貫、手打ちそば、ゆずシャーベットの豪華ラインナップだ。

「ウチは寿司6割、料理4割の寿司割烹」と、店主の三上洋水さん。カウンターに腰かけると、早速前菜が。つまみながら、目の前で寿司が握られる様を眺める。この日はキンメダイとタイの昆布締め、コハダ、マグロ、イクラの5種。しっとりとしたネタとほぐれるシャリの口当たりに頬が緩み、次の一貫に手が伸びる。締めは長野県小諸市産の粉を使った手打ちそば。ツルツルの喉越しが心地よい。

魚は、三上さん自身が毎朝市場で目利き。
魚は、三上さん自身が毎朝市場で目利き。
鮮度抜群のネタを、昼から出し惜しみなく使う。
鮮度抜群のネタを、昼から出し惜しみなく使う。
目の前で握るライブ感を楽しんでもらうため、カウンターと調理場の間には仕切りなし。また、個室も用意してある。
目の前で握るライブ感を楽しんでもらうため、カウンターと調理場の間には仕切りなし。また、個室も用意してある。

『鮨 三國』店舗詳細

住所:東京都新宿区神楽坂2-21-9 MTビル2F/営業時間:11:30~13:30LO・17:00~21:30LO(夜は要予約)/定休日:日/アクセス:JR・地下鉄飯田橋駅から徒歩2分

学生の声に応えて生まれた満腹"かつそば"!『翁庵』[飯田橋]

かつそば900円。5の付く平日は500円で食べられる(限定100食)。
かつそば900円。5の付く平日は500円で食べられる(限定100食)。

「日本初かはわからないんです。でも、珍しいでしょ? 他店にあってもうちは古いほうだと思いますけど」とは店主夫妻を手伝う娘の会田久子さん。明治17年創業のそば店で名物のかつそば。残念ながらできた年は不明だが、東京理科大が物理学校と呼ばれた昔から「カツ丼も食べたいけどそばも食べたい」という学生の声に応え生み出された。近所の肉屋から仕入れて揚げる豚ロースのとんかつは器を覆うほど大きいが、濃いつゆが染みるようあえて薄切りがポイント。その下に隠れる自家製そばも2人前はあろう量で満腹必至!

店を守る会田ファミリーと従業員さんたち。女性だらけで明るく和気あいあい。「そば湯は栄養満点。みんな毎日飲んでるから元気」とのこと。
店を守る会田ファミリーと従業員さんたち。女性だらけで明るく和気あいあい。「そば湯は栄養満点。みんな毎日飲んでるから元気」とのこと。

『翁庵』店舗詳細

住所:東京都新宿区神楽坂1-10 曾田ビル1F/営業時間:11:00~15:00・17:00~21:00(土・祝は11:00~16:30LO)
/定休日:日・祝日の月(臨時休業はFacebookで告知)/アクセス:JR・地下鉄飯田橋駅から徒歩1分

新しい中華を模索するラボ的料理店『膳楽房』[飯田橋]

特製クロレラ麺の里麺。ランチは850円から。
特製クロレラ麺の里麺。ランチは850円から。

店主・榛澤知弥さんは、幡ヶ谷の人気店『龍口酒家』で10年学んだのを機に独立した。コンセプトは、中華料理のLabo=研究所。その時手に入る野菜を用い、四川料理や上海料理のツボを押さえつつ、新しいアプローチを目指す。「こってり」ではなく、何皿も食べた後にちょうどよいと思える味付け、軽やかさだ。少し粘りのある金時草の炒め物など、その考えが如実に出た一品。山盛りでもペロリと皿が空いてしまう。毎日主菜が変わる日替わりランチは990円。

白が基調の店内。2階は落ち着いた雰囲気。
白が基調の店内。2階は落ち着いた雰囲気。
夜なら金時草と自家製ベーコンの炒め1320円、ジューシーな、自家製腸詰め880円なども。
夜なら金時草と自家製ベーコンの炒め1320円、ジューシーな、自家製腸詰め880円なども。

『膳楽房』店舗詳細

住所:東京都新宿区神楽坂1-11-8/営業時間:11:30~14:30(14:00LO)・17:00~22:00LO(フード)/定休日:月(祝の場合は翌)、月2回不定休/アクセス:JR・地下鉄飯田橋駅から徒歩1分

取材・文=高橋健太(teamまめ)、下里康子、沼由美子、阿部真奈美、松井一恵・信藤舞子・佐藤さゆり(teamまめ)、古澤誠一郎 撮影=井原淳一、丸毛透、高野尚人 、オカダタカオ、木村心保、鈴木愛子、山出高士