おひとりさま時間を楽しむ小さなカフェ

店主の上條杏子さん。すっかり赤羽の街にお馴染みになった

「ぜひ、ひとりで来てください」と店主の上條杏子(かみじょうきょうこ)さん。ひとりでおいしいコーヒーを飲みながら、気持ちをリセットしてほしいと、客席は4席のみ。駅からすぐの場所にありながら、とても静かな店内は、どこか爽やかな風が吹いているよう。

壁際のカウンター席。白壁を暖色の電球が照らす

シンプルな材料で丁寧に作るスイーツ

小ぶりなガラス瓶に入ったブランマンジェとマンゴープリン各550円

ここをオープンするまでは、カフェの名店で働いてきたという上條さん。シンプル&ナチュラルな店内は、さりげない小物もセンスが光る物ばかり。オープン当初はカフェ好きの間で話題になり、遠方からそっと訪れる客も多かったそう。最近では、旬のフルーツを使ったチーズケーキやブランマンジェが人気になり、すっかり赤羽住民に定着してきた。

シャインマスカットと巨峰のヨーグルトゼリー430円

スイーツはテイクアウトもできる。ブランマンジェとは、生クリームをたっぷり使った濃厚なミルクプリン。このブランマンジェに、夏は桃のコンポート、秋はブドウなど旬のフルーツが乗る。定番のチーズケーキも、夏はオレンジ、冬はカラメルリンゴなど季節を感じさせるフルーツでアレンジ。「シンプルな材料で丁寧なお菓子作りを心がけています」と、上條さん。ゆっくり味わうと気持ちが整うよう。

夏は20時まで営業。仕事帰りに寄ってみたい

オレンジのチーズケーキ550円とブレンドコーヒー400円

ブレンドコーヒーは、ブラジル豆をベースに、エチオピア産のイルガチェフェを店内でブレンドしている。フルーティーな香りもありながら、しっかりコーヒーの苦味も感じられる親しみやすいコーヒーだ。スイーツは小ぶりなサイズなので、コーヒーと2種類を一緒にいただいても、ちょうどいい。

フランスの片田舎のようなインテリア。ガラスのドアから日差しが入る

客席は背中合わせに2席づつ、4席が並ぶ。満席になったら、外のベンチでひと休み。8月3日からの暑い季節は、15時〜20時までの夏時間で営業するので、仕事帰りに寄ってみるのもおすすめ。

住所:東京都北区赤羽西1-16-9/営業時間:12:00~17:00(8月3日~は夏時間15:00~20:00)/定休日:水・木・不定/アクセス:JR赤羽駅から徒歩5分

取材・文・撮影=新井鏡子