昭和レトロな新しい喫茶店
ときわ台駅から徒歩約8分の住宅地の中にある『喫茶 小雪(きっさ こゆき)』。
2023年12月27日にオープンの、まだ新しい喫茶店です。
ずっと喫茶店巡りをされていた店主の小雪さんが、満を持してオープンしたお店。
この店舗は、以前40年ほど喫茶店を営業していた物件でしたが、そのまま使っているのは照明くらいで、内装、ソファ、床などは小雪さんの好みに作り変えています。
昭和と喫茶店と中森明菜と盆栽が好きな小雪さん。その好きなものが、すべて詰まった居心地の良い空間になっています。
窓の外には、小雪さんの育てている盆栽が並んでいます。
最近はオーナーの高齢化で閉店する喫茶店も多くなり、小雪さんとしては古き良き喫茶店文化を残したいとの思いもあり開店を決意されたとのこと。
黒猫も喫茶店が好きなので、その思いはすごくわかります。お話を伺いながら、お互いの好きな喫茶店談義になり楽しい時間を過ごせました。
メニューの絵や文字も小雪さんが描かれたもので、こちらも素敵にゃー♪
バラのシナモントースト
お店の人気メニューのひとつ“シナモントースト”。
TOPにのる美しいバラの生クリームのお姿に、黒猫テンションMAXひゃっほー!
使っているパンは、“板橋のいっぴん”にも選ばれた板橋区赤塚にある昭和2年(1927)創業の『のぐちやBakery』さんのもの。
見た目だけでなく、おいしさにもこだわっているのも人気の秘密ですね。
バターを塗ったトーストの上に、たっぷりのシナモンシュガー。
バラの生クリームを広げて味わえば、ウマウマ倍増にゃー♪
美しいバラのシナモントーストに合わせたいのが、ウィンナーコーヒー。
こちらもTOPにのる生クリームがバラなので、シナモントーストと写真を撮ればトリプルのバラに。
このビジュアルでSNSでも話題になり、人気のメニューになっています。
黒薔薇・白薔薇も大人気
スイーツメニューで人気なのが、黒薔薇と白薔薇。中森明菜の曲の「黒薔薇」から名前がきているとのこと。
あれ? 白薔薇は?
と思っていたら、中森明菜自身は白い花が好きとのこと。小雪さん、さすがです(笑)。
黒薔薇の正体は、コーヒーゼリー。
ぷるんぷるんと震えるコーヒーゼリーには、バニラアイスが添えられます。
ほろ苦のコーヒーゼリーとバニラアイスを一緒に味わえば至福のおいしさです。
白薔薇は、パンナコッタ。
こちらには、カラメルソースが添えられます。
こちらも、ぷるんぷるんで大満足のおいしさ。
あなたは白にする? 黒にする?
迷ったら、黒猫みたいに両方ですよね。
かわいい空間で、かわいいスイーツを堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
『喫茶 小雪』店舗詳細
取材・文・撮影=ミスター黒猫