アドベンチャーワールド

なんと上野の2倍!6頭のパンダに会える

双子で生まれた5歳の桃浜(トウヒン)。
ランチはふれあいの里にある『パン工房』でスペアリブプレート1680円やパンダバーガープレート1520円を。

ジャイアントパンダの飼育や繁殖でつとに有名で、中国を除けばパンダの飼育数世界一。大人気のパンダばかり注目されがちだが、動物たちの自然な姿を観察できる「サファリワールド」、マリンライブが楽しめる「マリンワールド」など見どころ多数。

パンダ団子緑茶ティー バッグ 500 円、スターパンダミニタオル(7 色) 550 円などパンダグッズをおみやげに。
住所:白浜町堅田 2399 /営業時間:10:00~17:00(変動あり)/定休日:不定

南紀白浜サイクリング

温泉リゾート白浜を潮風を受けプチこころ旅

延長620mの白良浜。弧を描く青く澄んだ遠浅の海と、キメ細かい白砂のコントラストが映える。
ぽっかりと円月形の海蝕洞が空いた円月島は白浜のシンボル。「日本の夕陽100選」に選ばれており、海蝕洞越しに沈む夕陽は見逃せない絶景。

名勝と足湯が点在する南紀白浜のまち。徒歩もいいが、有名ブランド GIANT の自転車で巡ると行動範囲がぐんと広がる。白良浜(しららはま)や円月島といった近場の定番名所はもちろん、内陸の大辺路(おおへち)を走ったり、大岩盤の千畳敷や高さ 50 mの断崖が続く三段壁も颯爽(さっそう)と見て回ったりできる。

☎ 0739-43-3201(南紀白浜観光局)

幅広く揃った車種から選べる『ジャイアントストア南紀白浜』。
足湯は町内に9カ所もあり、御船足湯は円月島を眺めて楽しめる。無料。8:00~22:00消灯、無休。白浜町743‐5。
住所:和歌山県白浜町 1821 /営業時間:9:00~ 19:00/定休日:火

崎の湯

大海原と白浜温泉1350年の歴史を感じる最古の湯

岩に打ち寄せる波を感じて入浴。泉質はナトリウム-塩化物温泉。

日本書紀や万葉集にその名がある白浜温泉は、道後や有馬と並んで「日本三古泉」の一つ。かつて「湯崎七湯」と呼ばれた外湯のなかで、湯壺が唯一残る貴重な浴場がここ。雄大な太平洋が間近にせまる露天風呂は、海と一体になったような開放感がある。

住所:和歌山県白浜町 1688/営業時間:8:00~17:30(季節により変動あり)/定休日:無

熊野本宮大社・大斎原(おおゆのはら)

多くの貴人が参詣した熊野信仰の中心地

檜皮葺きの社殿。右から2番目の第三殿が証誠殿(しょうじょう でん)。

熊野速玉大社、熊野那智大社とともに熊野三山の一つであり、全国約 5000 社ある熊野神社の総本宮。主神の家都御子大神(けつみこのおおかみ)が大斎原のイチイの木に降臨したとされ、紀(木)の国の由来になったという。大斎原は明治 22年(1889)まで熊野本宮大社があった場所。多くの人々が祈りを捧げてきた、神聖な空気が漂う独特な空間だ。高さ約 34 m、日本最大の大鳥居は2020年で建立 20 周年。

住所:和歌山県田辺市本宮町本宮 1110/営業時間:参拝自由/定休日:無

熊野古道

歩いて体感したい世界遺産の癒やしの道

三軒茶屋跡そばの枝道にある展望台から望む大斎原の大鳥居。
野中の一方杉がそびえる継桜(つぎさくら)王子。真下に名水百選の「野中の清水」もある。

熊野三山を目指す参詣道の総称。主要ルート中辺路の伏拝王子(ふしおがみおうじ)から熊野本宮大社まで約1 時間 30 分ほどの区間が気軽でいい。点在する「王子」は熊野の御子神を祀る神社で上皇や女院の休憩所だったところ。地元語り部のガイドを頼めば、中世の歴史がいっそう身近になる。気に入ったら姉妹道のスペイン「サンティアゴ巡礼の道」とセットになったスタンプラリー完歩の野望を。

●和歌山県田辺市本宮町ほか  ☎ 0739-42-0735(世界遺産熊野本宮館)

くまのこ食堂

コンセプトは「熊野の恵み」地産地消のジビエ料理を

熊野本宮大社にほど近い古民家をリノベーションして活用する。

地元でとれる新鮮野菜、平飼いで自家飼育する養鶏卵、熊野川水系で養殖されたアマゴ、猟師から直接仕入れるシカやイノシシなどのジビエ、柔らかく甘みのある熊野牛まで、地元食材にこだわったメニューが味わえる。毎朝汲んでくる果無(はてなし)山脈の軟らかな水で炊くご飯も地元本宮産だ。

熊野本宮のジビエ 鹿肉のロースト丼1400円。
住所:和歌山県田辺市本宮町本宮 452-1/営業時間:11:00~ 20:00 LO/定休日:火

道の駅熊野古道中辺路(なかへち)

ふれあいパーキングは中辺路ハイカーのオアシス

めはりすしなどを詰め合わせた弁当580円(前日までに要予約)
花笠をイメージした建物は道の駅としては小ぶり。手前は牛馬童子のレプリカ。

地元名産品が並ぶ店内には座敷の休憩スペースがあり食事がとれる。熊野古道のマスコット「牛馬童子像」へは、ここから徒歩 20 分ほど。さんま寿司 500 円、サバ寿司 400 円、熊野ならではのめはりすしセット 360 円、草餅 1 個 120 円。親切な店主の森昌子さんとの会話も楽しい。

住所:和歌山県田辺市中辺路町近露 2474-1/営業時間:8:00~18:30/定休日:無

湯の峰温泉

熊野詣での湯垢離場として栄えた日本最古の温泉

湧き出る90度の熱湯で卵や野菜を自由に茹でられる川沿いの湯筒。
「つぼ湯」は谷あいに湧き 1日に 7度色が変わるという天然の岩風呂。

開湯 1800 年といわれる日本最古の湯で、泉質は炭酸水素塩泉。熊野詣での人々は、参拝前にここを湯垢離場(ゆごりば)として身を清め、長旅の疲れを癒やした。小栗判官の物語にも登場する公衆浴場の「つぼ湯」は世界で唯一入浴できる世界遺産の風呂。

住所:和歌山県田辺市本宮町湯峯133/営業時間:6:00 ~ 21:00/定休日:無

南方熊楠顕彰館

田辺が世界に誇るジャイアント(偉人)

標本箱や薬瓶が置かれた書斎。熊楠在りし日の姿をしのばせる。

世界的な博物学者でエコロジーの先駆者でもある南方熊楠(1867 ~ 1941)。約 2 万 5000 点の蔵書や資料などを収蔵する顕彰館に隣接して、邸宅が当時の姿に復元保存されている。後半生を田辺で過ごした熊楠が、晩年の25年間を過ごした邸宅は「南方植物研究所」という研究の拠点でもあった。安藤ミカンやセンダンの木など、熊楠が目にしていた庭木も興味深い。

写真好きと思われる熊楠の邸宅近くの写真館。庇(ひさし)だけ当時の物?
住所:和歌山県田辺市中屋敷町36/営業時間:10;00~17:00/定休日:月と第2・4火(不定休あり)

ミカン狩り&秋津野ガルテン

どこか懐かしい木造校舎で地元産ミカンを満喫!

『秋津野 ガルテン』は郷愁を誘う木造校舎を活用した都市と農村の交流施設。

ミネラル分を含む海風など柑橘の生育に適した上秋津地区では約 80 種が通年栽培され、ミカン狩りが可能。『秋津野ガルテン』ではジャム作り体験もできる。2階にはミカン栽培の説明パネルが並びちょっとした博物館。レストランやスイーツ工房、田舎暮らしが体験できる宿泊棟も併設。

●ミカン収穫体験 1700 円〜(時期、人数で異なる)、 ジャム作り体験 1650 円(両体験とも要予約)。無休(施設で異なる)。
和歌山県田辺市上秋津 4558-8  ☎ 0739-35-1199

ミカン栽培の楽しさ難しさをとうと うと語る『紀州 原農園』の原さん。
『紀州 原農園』で栽培される柑橘は40種類以上。
住所:和歌山県田辺市上秋津 4558-8/営業時間:各施設により異なる/定休日:無

那須与一の墓

あの弓の名手も熊野を目指した?

与一の墓とされる宝篋(ほうきょう)印塔。新旧2つあり、こちらは古い方。

那須与一宗高(1169? ~ 1189?)は、源平合戦で源義経に従った武将。弓の名手で『平家物語』には屋島の戦いで軍船上の扇の的を射落とすエピソードが有名。義経亡き後の足跡は定かでなく、出家して旅に出たなど諸説あり、全国各地に伝説や墓所が残る。長野地区には熊野詣での道中で倒れた話が伝わる。後年、末孫の定守が終焉の地を探しあてて寺社を建立したといい、現在もこの地には那須姓が多い。

住所:田辺市長野195不動寺/営業時間:見学自由

鬪雞神社

2019年に創建1600年を迎えた武蔵坊弁慶ゆかりの古社

熊野本宮大社の旧社殿の形を再現。2016年世界遺産に追加登録された。

熊野三山の別宮的な存在で「権現さん」の名で親しまれている。神社の名は、壇ノ浦合戦で源氏を勝利に導いた熊野水軍の伝説が由来。武蔵坊弁慶の父であるとされる熊野別当湛増(たんぞう)が、源平双方から熊野水軍の援軍を要請され、神意を確かめるために本殿前で赤を平氏、 白を源氏に見立てた紅白7羽の鶏を闘わせた故事による。勝運導きの神としても信仰を集める。

源義経愛用といわれる笛や湛増ゆかりとされる品々を社務所に展示。
住所:和歌山県田辺市東陽 1-1/営業時間:参拝自由(開門は8:30~17:00)/定休日:無

RaRa Locale

天然酵母パンとパスタを大正風な洋館でいただく

くまぐすあんぱんは各162円。

地域に愛された洋館を残そうと、町家カフェとともにNPO 法人が運営。あんパン好きの熊楠にあやかった天然酵母の「くまぐすあんぱん」が人気。ランチのパスタセットは、スモークサーモンのクリームソースなど 5、6 種類あり各 1320 円。

警察署や図書館、公民館などに使われた1949年築の建物を活用。
住所:和歌山県田辺市上屋敷町 2-6-7/営業時間:9:00~17:30(ランチは11:00~15:00)/定休日:火

辻の餅

かの熊楠も愛した田辺の定番スイーツ

おけし餅108円。芥子(けし)頭に似ているのが名の由来という。

熊野街道の辻に立つ天保年間(1830 ~1844)創業の老舗。看板商品のおけし餅は、杵でついた餅の表裏につぶあんをつけたシンプルな和菓子。厳選した国産糯米(もちごめ)と北海道産小豆を使用、あんは甘過ぎず餅はしっかりした粘りがある。添加物不使用なので当日中に。

住所:和歌山県田辺市北新町 1/営業時間:8:00~18:00/定休日:火(大安と祝の場合は営業)

宝来寿司

紀州の海の幸たっぷりの「あがら丼」(=私たちの丼)

定番のかつおと釜揚げしらすのづけ丼ずし1210円。

田辺観光協会がプロモートする名物ランチ「あがら丼」。昭和 8 年(1933)創業の老舗には「あがら丼」が4つあり、写真は紀州沖で捕れたカツオを特製タレに漬け、田辺名物の釜揚げシラスを盛り込んだ、一番人気の丼。また田辺湾に自生するひとはめ(ヒロメ)はワカメより厚いのに柔らかい海藻。すべてに、このひとはめと地物の小梅入りのお吸い物がつく。

ひとはめ寿司660円。冬期はひとはめのしゃぶしゃぶも。
住所:和歌山県田辺市湊 18-12/営業時間:10:00~20:30 LO/定休日:月

天神崎

南紀のウユニ塩湖はSNSでも話題の絶景

ボリビアのウユニ塩湖を思わせる絶景。風の弱い晴れた日がベスト。

日本のナショナルトラスト運動の先駆けとして知られ、森・磯・海が一体となり一つの生態系を作る。潮位などの条件が揃うと、平らな岩礁にたまる水が夕日に反射してウユニ塩湖のような景色になる。日時は協会 HPの潮見表を参考に。

●見学自由。2020年5 月 5・20日は 18 時 30 分ごろ~ほか(30 分程度)。
和歌山県田辺市目良 ☎ 0739-26-9929(田辺観光協会)

住所:和歌山県田辺市目良/営業時間:見学自由

マルサ

350年以上の伝統を誇る南紀田辺の味

ごぼう巻1本864 円、なんばん焼1枚1047円、うつぼ小明石煮378円。

伝統の紀州蒲鉾を受け継ぐ店。日の丸のような焼き目が入る四角い「なんばん焼」と、柔らかく茹でたゴボウを魚皮で巻きタレに浸けて焼いた「ごぼう巻」は南紀の正月に欠かせない縁起物。ウツボを天日に干して佃煮風に加工した健康食「うつぼ小明石煮」は酒の肴にもいい。

住所:田辺市福路町 16/営業時間:8:00~17:30/定休日:日・祝と第 2・4 土
近畿一! の田辺市
~熊野古道を歩いて広さを実感‼~
 旧田辺市と中辺路町、本宮町、龍神村、大塔村の 1 市2町2村が平成の大合併で一緒になり、面積が近畿地方一の大きさになった。人口も多く和歌山県で第2位だ。市内の熊野本宮大社に向かって、世界遺産の熊野参詣道
(熊野古道)のすべて、中辺路、小辺路、伊勢路、大峯奥駈道が集まり、加えて大辺路や中辺路以外の紀伊路も海寄りの市街地を通る。
写真は大斎原の国道側入り口、旧大社の札の辻に立つ「本宮村道路元標」 。

INFINITO HOTEL&SPA 南紀白浜

歴史ある名湯が満喫できる滞在型の極上リゾート

由緒を感じさせる建物。温泉街から少し離れた小高い丘に立つ。
源泉かけ流し展望風呂「昴」。大浴場「空」「海」も絶景が楽しめる。

天皇陛下が皇太子時代に泊まられた、かつての名宿が全面改装され 3 年前にオープン。館内は客船を思わせる内装に統一され、和洋客室タイプも豊富。食事は地元食材を存分に味わえる和洋のオリジナルメニュー。湯は 1400 年の歴史をもつ名湯「行幸の湯」の源泉かけ流し。広大な太平洋とつながる絶景インフィニティバスに浸かり、心と体を癒やすラグジュアリーなひとときを。以前ロープウェイがあった展望の素晴らしい平草原も近い。

目前に白良浜を望む客室。全74室のなかから露天風呂付きも選べる。
住所:和歌山県白浜町 2018/定休日:無