駿河湾フェリー

潮風をうけて富士を眺める爽快なプチ船旅

最大搭乗414 名 、積載乗用車54台の「富士」が土肥港に入る。

富士山を眺め駿河湾を横切って伊豆半島へ向かう70 分の船旅。航路は県道223(ふじさん)号に認定された絶景県道としても知られる。自家用車や自転車、路線バスを使い、静岡市と伊豆半島をセットにして、さまざまな「ツウ旅」プランを。
●片道2140 円(運転者込み自動車航送5200 円~・貸切特別室6000 円)
1日4 便往復(清水港発7:55、10:45、13:35、16:20)、予約受け付け9:00~17 :00。
静岡県静岡市清水区日の出町10-80 ☎ 054-353-2221
※料金・運航ダイヤは時期により異なる。詳細はHPで確認。

ゆったり船旅が楽しめる最上階の貸切特別室。8名まで利用可。
道路標識型の大判焼きの「ふじ見焼き」あんこ180円、くるみ・クリーム各200円。

日本平夢テラス

絶景の富士を望むパノラマビューの新スポット

展望回廊から望む富士山。5月ごろまで冠雪した山容が眺められる。

「日本観光地百選」1位に選ばれた日本平山頂に2018 年オープン。静岡県産の木材をふんだんに使った建物は隈研吾建築都市設計事務所の設計で、天井の梁と木組みの階段が特徴的。3階展望フロアからは富士山をはじめ、三保松原(みほのまつばら)、駿河湾、伊豆半島など360 度の眺望が楽しめる。

住所:静岡県静岡市清水区草薙600-1/営業時間: 9:00~17:00(土は~21:00・展望回廊は終日開放)/定休日:第2火

静岡市三保松原 文化創造センター「みほしるべ」

羽衣伝説の地、三保松原の魅力と文化を伝える

映像シアター隣の展示室には天井から羽衣をかたどったオブジェが。

世界文化遺産富士山の構成資産である三保松原。そのガイダンス施設として「三保を知る」「道しるべ」の意味を込めたネーミングで2019年3月にオープン。「富士山と三保松原の精神的なつながり」や「日本人の美意識や感性」を再確認したい。天女の衣装で記念撮影もできる。

住所:静岡県静岡市清水区三保/営業時間:9 :00~16:30/定休日:無

清水湊 次郎長生家

清水港の歴史を物語る、一般庶民の町家建築

創建時に近い姿に近年改修。次郎長にちなんだ勝札100 円をみやげに。

清水次郎長(1820 ~ 1893)生家として、また清水港の発展を根本から支えた一般商人の家として貴重な建物。次郎長や大政、小政の写真、次郎長が使った道具など興味深い品々が展示され、次郎長の産湯に使った井戸もみられる。国の登録有形文化財。

大福帳や五つ珠のそろばんなど、当時商いに使われた貴重な品々。
住所:静岡県静岡市清水区美濃輪町4-16/営業時間:10:00~16:00(土・日・祝は~17:00)/定休日:火(祝の場合は翌)

清水港船宿記念館 末廣

今年生誕200年を迎えた「波止場のおじいさん」

旅姿の清水次郎長。後ろは徳川慶喜公から拝領した熨斗目(のしめ)。

明治に入り山岡鉄舟や榎本武揚と交流した清水次郎長は渡世人をやめ社会事業家に転身。清水港改修、開墾やお茶栽培の振興、英語教育に尽力し地域発展に貢献した。船宿末廣を経営し「波止場のおじいさん」と子供に慕われたという彼の晩年の姿を知ることができる。

住所:静岡県静岡市清水区港町1-2-14/営業時間:10:00~18:00/定休日:月(祝の場合は翌)

安楽寺

金山の坑道から湧いた温泉が境内に!

病気平癒を願い、治したい部位を湯かけ地蔵に湯をかけて祈念する。

山門入り口に樹齢1000 年あまりの大クスがそびえる曹洞宗の古刹。境内奥の坑道に土肥温泉発祥の湯「まぶ湯」がある。「まぶ」とは坑道のこと。病気平癒を住職が祈願したところ金山採掘中の坑道より温泉が湧き、入浴して治った故事から、かつては多くの人が入浴した。

住所:静岡県伊豆市土肥709/営業時間:8:30~17:00/定休日:不定

土肥金山

黄金づくしで金運アップ!なパワースポット

ギネスブックに認定された、世界一大きな金塊。

坑道は総延長100㎞。その一部を江戸時代の採堀風景を再現して公開、30 分ほどの坑内巡りが楽しめる。金山資料館では時価14 億円以上という250kg の金塊に触ることができる。売店には金にちなんだみやげ品が勢揃い。純金コーヒー450 円もぜひ。

純金箔張りの黄金の鳥居が立つ観光坑道内の山神社。金運パワースポットとして人気。
砂金採り体験750円は30分採り放題。採った砂金は持ち帰れる。
住所:静岡県伊豆市土肥2726/営業時間:9:00~17:00(入場受け付けは~16:30 、砂金受け付けは~16:20)/定休日:無

盛田屋

濃度の高いところてんとまさに手塩をかけた国産天日塩

伊豆の心太(ところてん)、太陽と風の塩、炊塩、焼塩、藻塩など各種。
住所:静岡県伊豆市八木沢1598-1/営業時間:9:00~18:00/定休日:無

カネサ鰹節商店

にごりのないかつお節本来の味と香りは伝統製法だからこそ

潮かつお燻焼き70g600円、潮鰹30g900円、「かつを節」は時価。

明治15 年(1882)の創業以来、代々受け継いできた伝統製法「手火山式焙乾製法」でかつお節や潮鰹を作り続ける。手で熱をはかりながら火加減を調整していくこの製法で本枯れのかつお節を作っているのは、現在全国でも数軒という。

丸ごと塩に漬け込んで乾燥させる田子地区の伝統保存食「潮鰹」。
住所:静岡県西伊豆町田子600-1/営業時間:8:00~17:00(~2020年3月末までは~16:30)/定休日:無(工場見学は日と月2 回土休)

る・れーぶ

野菜たっぷりのランチと西伊豆しおかつおうどん650円。

西伊豆しおかつおうどん650円.

地元客でにぎわう「る・れーぶ」など23 店舗で食べられる「西伊豆しおかつおうどん」は地域おこしグルメ。ゆでたてのうどんに、西伊豆特産の潮鰹の焼き身、ゴマ、海苔、ワカメをふりかけ、かつお節と刻みネギをまぶしダシ醤油を隠し味にして温泉卵と一緒にかき混ぜて食べる。

ランチ(~14:00)はパスタ・豚バラ丼550円~。プレートは日替わり(写真)など8種各890円。
住所:静岡県西伊豆町安良里347-1/営業時間:11:30~22:00/定休日:不定

三四郎島のトンボロ現象

駿河湾フェリーは海の県道、トンボロは海の砂州道

長さ200 m、幅30 mほどの砂州の道。眺めたら渡って体感したい。

堂ケ島の沖合に浮かぶ三四郎島は、とてもめずらしい「トンボロ現象」で有名。大潮などの干潮時になると陸地と島を結ぶ砂州の道が現れ、歩いて渡ることができる。3月から9月がシーズンなので、日時が合ったらぜひ見てみたい。
●見学自由。現れる時間帯(潮位予測)は観光協会HP か電話で要確認。静岡県西伊豆町堂ケ島 ☎ 0558-52-1268(西伊豆町観光協会)

遊覧船観光が楽しい天窓洞。その上もトンボロ現象のビュースポット。

回転ずし 伊豆ととや

極上の海の幸で至福のひとときを

通年味わえるウチワエビ3貫1280円前後、キンメの味噌汁360円。

最深部が水深2500 mの駿河湾に面した西伊豆ではさまざまな魚が味わえる。魚屋直営だけにタネが新鮮で種類も豊富。その日入った旬の地魚が16 ~ 18 種類ほどホワイドボードに書かれている。注文して握ることが多く「なかなか回らない回転寿司店」と話題になったことも。

住所:静岡県松崎町江奈270-1/営業時間:11:00~14:30・17:00~20:00/定休日:不定

雲見浅間神社

いくら絶景でも富士山を褒めてはいけない?

烏帽子山山頂に鎮座。標高162mと低いが急登なので油断は禁物。

浅間神社の祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が普通だが、ここは姉の磐長姫命(いわながひめのみこと)。姉妹の父である大おおやまづみのかみ山祇神は、邇邇芸命(ににぎのみこと)に姉妹を差し出すが容姿の劣る姉だけ返された。永遠の命の象徴である磐長姫命を捨てた邇邇芸命とその子孫は限られた寿命になったという。妹を妬む磐長姫命に遠慮して、ここで富士山を褒めてはいけないらしい。
●境内自由。静岡県松崎町雲見386-2

室岩洞

ちょっとしたスリルが味わえる洞窟探検

トンネル状になった石丁場跡。地層や手掘り採石の痕跡が見どころ。

伊豆半島が海底火山だった時代、海底に積もった火山灰は長い時を経て凝灰岩に変わり隆起で陸上に現れた。この石は加工しやすく耐火性に優れた伊豆石として重宝された。ここはその石切り場跡。江戸時代から1954 年まで行われた採石の様子がわかる貴重な場所。

住所:静岡県松崎町石部/定休日:無

千貫門

海底火山と浸食が 造り出した奇岩

雲見温泉バス停から山を越えて徒歩15 分ほどの距離。歩く価値がある名勝だ。

千貫門や烏帽子山は、かつて海底火山の地下にあった「マグマの通り道」が地上に姿を現したもの。岩の中央部分に波で削られてできたトンネル(海食洞)を雲見浅間神社の門に見立てて「浅間門(せんげんもん)」と呼ばれていたが、「見る価値が千貫文に値する」という意味から「千貫門」と呼ばれるようになった。

烏帽子山山頂から見た千貫門。中央の岩がそれ。

石廊崎オーシャンパーク

朝日も夕日も拝める伊豆半島最南端の岬

石廊崎先端の熊野神社は縁結びの御利益があるという。右奥は石室(いろう)神社。

石廊崎に続く高台に昨春オープン、駐車場も造られ以前よりアクセスが大幅に楽になった。休憩棟には食事処のほか、ジオガイドが常駐する『南伊豆ジオパークビジターセンター』があり「ジオ」を深く理解して南伊豆の魅力を再発見したい。

下賀茂温泉塩をかけながら食べる「ジオソフト」380 円。
石室神社では息災や縁結びのお守りや御朱印がいただける。
住所:静岡県南伊豆町石廊崎546-5/営業時間:8:30~17:00(~2020年3月末までは~ 16:00)/定休日:無

ヒリゾ浜

抜群の透明度はまるで沖縄の海のよう

石廊崎岬めぐりの遊覧船「マリンバード」(ヒリゾ海岸経由の便か要確認)

船でしか行けず、上陸は夏期のみという秘境。崖に囲まれ近くに川がないなど好条件が揃っているため、水の透明度は伊豆随一で多くの回遊魚が集まる。夕日の眺めが美しいあいあい岬や遊覧船から。

住所:静岡県南伊豆町石廊崎55/営業時間:9:30発~15:30分発(1 日13便・30分間隔で出航)/定休日:無(荒天時欠航)

龍宮窟

さまざまな角度から観察できる神秘的な海食洞

伊豆に数あるなかでも最大級といわれる龍宮窟の天窓。

波によって崖の軟らかい地層や断層などが削られてできた海食洞の一つ。伊豆半島の各地にあるが、ここの見どころは、天井が崩れて開いた神秘的な天窓。直径40 ~ 50 mの大きさに圧倒される。海底火山から噴出した黄褐色の火山れきが造った層の壁と、天窓の底を満たす青い海水が描く美しいコントラストも魅力的。

崖上の遊歩道から天窓をのぞくとハート形に見える。
龍宮窟から集落を越えてタライ岬へ向かう道路の傍らにある謎のオブジェ「ナオちゃんユミちゃん」。
住所:静岡県下田市田牛96-1

遊覧船 下田港内めぐり

ペリーになった気分で黒船に

ペリー艦隊最大の黒船をモチーフにした遊覧船「サスケハナ」

幕末開港の歴史が凝縮された下田港を巡る遊覧船。船上からは海岸沿いの街並み、ペリー艦隊投錨(とうびょう)の地、吉田松陰が密航を企てて身を潜めた「弁天島」など見どころが多い。この季節はカモメの餌付け体験もできる。
● 1250 円。9:10 発~15:30発(1 日11 便・25 ~60 分間隔で出航)、無休(荒天時欠航)。静岡県下田市外ケ岡19  ☎ 0558-22-1151

THE ROYAL HOUSE

一流の洋食と展望を楽しめるレストラン

天然木をふんだんに使い、組子細工など伝統工芸をちりばめた空間。

伊豆急の観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」を手がけた水戸岡鋭治氏のデザイン・設計により昨夏オープン。東京の目白や静岡市に店を構える名門洋食店『旬香亭』が監修した料理を展望を楽しみながら味わえる。カツカレー1200 円、釜揚げしらすとたっぷりキノコの和風スパゲティ1000 円。

眼下に海を眺めてアジフライサンド900 円、伊豆エール700 円を。
住所:静岡県下田市東本郷(下田ロープウェイ寝姿山駅内)/営業時間:10:00~16:00LO(食事は11:00~14:00LO)/定休日:水(下田ロープウェイの運行に準じる)

寝姿山(下田ロープウェイ)

空中散歩で一気に 「伊豆三景」の山頂へ

高級感のあるロープウェイのゴンドラは水戸岡鋭治氏のデザイン。

下田市街から女性が仰向けに横たわったように見える優美な寝姿山。胸の部分に山頂駅があり、山頂周辺へはロープウェイであっという間。全長540 m、高低差156 mを3 分30 秒で結んでいる。山頂一帯は公園化されており、縁結びの愛染堂や蓮杖写真記念館、黒船見張所跡など見どころも。エリアが広く三等三角点の自力での発見は難易度高し。
●往復1050 円。8:45~17:00(上り最終は16:30)、水休。静岡県下田市東本郷1-3-2  ☎ 0558-22-1211

山頂駅から数分の場所にある「寝姿展望台」。ピークは標高200 m。

ケークス・カノン

サイズもインパクトも大きい独創スイーツ

旬の味覚が楽しめる看板商品の土鍋プリン1800 円(予約が確実)

2013 年オープンの洋菓子店で、一人用鍋を器にした大きなプリンアラモードが人気(約4人前)。「紅ほっぺ」やブルーベリーなどその季節のフルーツを贅沢に配し、フルーツの下にはたっぷりの生クリームとカスタード、スポンジがあり、さらにその下に濃厚なプリンが隠されている。

住所:静岡県下田市西中7-26/営業時間:9:00~19:00/定休日:水(不定休あり)

お吉祭り

桜のもと、艶やかに行われるお吉の供養祭

お吉ケ淵で芸妓衆が献花、宝福寺で法要、文化会館で芸能大会を行う。