とんかつ・サラダ さんきち

本格洋風食堂はソースが決め手

ロースとんかつ定食1080円。ごま塩のご飯はかなりの量。

「お肉を食べたら野菜もいっぱい取ったほうがいいですからね」とご主人の岐村義さん。まったくそのとおり。とんかつののった皿のキャベツとは別にサラダも出てくるうえに、そこにかかっているサウザンドレッシングがやたらにうまい。聞くと義さんはフレンチの出身で、ソースはすべてお手製。さもありなん。とんかつソースもトマトをベースにしたパンチの効いた味で、バリっとした衣にベストマッチ。洋風食堂のとんかつ、ここに極まる。

創業は1960年。レンガ壁が年月を感じさせる。
浅草生まれの義さん。息子の允さんと店を切り盛りする。鉄板ものも人気。

『とんかつ・サラダ さんきち』店舗情報

住所:大田区西蒲田6-34-6/営業時間:11:00~ 14:30・17:00~ 20:30/定休日:火/アクセス:JR・私鉄蒲田駅から徒歩6分

まるやま食堂

家族と仲間で支える、蒲田の名物食堂

まるとくロースかつ定食1300円(ランチ時1000円)

見覚えのあるとんかつだと思った方は、よほどとんかつ好きか、蒲田人かのどちらかだろう。現在の主人は丸山陽平さん、創業した父・正一さんは『檍(あおき)』の店主なのだ。その関係で今は『まるやま食堂』もとんかつをメインに据えたとは言え、やはりそこは「食堂」。とんかつ以外にも焼き魚やハンバーグがラインナップ。店のおばちゃんたちもみんな、昔からの家族のような仲間である。最新のとんかつと昔ながらの趣で、店はいつも大忙しだ。

改装したが食堂らしさは残したまま。
瓶ビールはセルフサービスで。
「最近は若いお客さんがすごく増えてきたんだよ」と陽平さん。

『まるやま食堂』店舗情報

住所:大田区蒲田5-2-7/営業時間:11:00~15:00・16:00 ~ 21:00(第2・4の土・祝は 11:00~15:00)/定休日:日・第1・3土休/アクセス:蒲田駅から徒歩3分

キッチンすみっこ

蒲田の名物カツカレーは永久に不滅です

お客さんの8割が頼むカツカレー800円。ゆで卵は別途50円。

かつて「南蛮カレー」という店があった。蒲田駅西口の人気店として栄えたが、ゆえあって閉店。ファンの後押しを受けて、「南蛮カレー」勤続35年だった塩屋利守さんが奥さんと開いたのが『キッチンすみっこ』(旧店名「カフェすみっこ」)だ。カツはバリっとしているが、スパイシーでやさしい味のカレーがすべてをやわらかに包みこむ。ただしご飯の量はハンパない。何も変わらない、あの味を求めて今日もお客さんがやってくる。

カツカレーののぼりが目印だ。
カレー以外にロースカツ定食950円なども。

『キッチンすみっこ』店舗情報

住所:大田区西蒲田7-23-6/営業時間:11:00 ~15:00・17:00~ 20:00/定休日:日・月(8月12 ~15日休)/アクセス:JR・私鉄蒲田駅から徒歩6分

取材=かつとんたろう 構成=株式会社エスティフ 撮影=小野広幸

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