やさしいクラムチャウダーで至福のひとときを『Clann by the river』
『Clann by the river』は、地元の人に愛されることを目指す、ローカルファーストのお店。地元のパン屋さん『Chigaya』のパンや、地元のコーヒーショップ『Leaves Coffee Roasters』の浅煎りコーヒーを使用している。
おすすめは、あさりの味がしっかりと効いた具沢山のクラムチャウダー。『Chigaya』のあっさりと美味しいヴィーガンパンとの相性抜群。それだけでお腹いっぱいになる仕上がりだ。
「Clann」とは、「大切な人」「家族」を意味するアイルランド語。大切な人とでも、1人でも、満足のいくひとときを過ごしてほしい、という店長の杉本さんの願い通り、目の前に広がる隅田川の景色を眺めながら、ゆったりと心地の良い時間を過ごせる。
『Clann by the river』店舗詳細
LYURO 東京清澄 by THE SHARE HOTELS 2F/営業時間:7:00〜21:00LO/定休日:無/アクセス:地下鉄清澄白河駅から徒歩13分
『Le Delizie del Mondo』で芸術品のような繊細な一皿を食す
清澄白河駅から歩くこと6分。古い商店街の一角にあるこぢんまりとしたイタリアンビストロ『Le Delizie del Mondo』。店主がこだわり抜いて選んだアンティークの調度品が、ヨーロッパにいるかのような非日常感を演出する。店主の安田さんはイタリアンだけでなく、フレンチやパティスリー、寿司屋でも修行をし、幅広い料理に精通している。
新鮮な魚介をカルパッチョ仕立てにした「本日のサラダ」は前菜の中でもトップクラスの人気。魚介は特に、店主が豊洲に買い付けに行っており、どれも新鮮で絶品だ。旨味あふれるパスタもぜひご賞味あれ。
『Le Delizie del Mondo』店舗詳細
サクサクの変わり種天ぷらが楽しめるそば屋『尾張屋』
清澄白河から徒歩5分の場所にあるそば屋『尾張屋』。女将の丁寧で親切な接客と、店主のこだわりの詰まったそばや天ぷらを楽しめるお店。地元のお客さんが特に多く、平日はビジネスパーソン、休日は家族連れでお店は大人気だ。
一番人気は旬野菜の天せいろ。野菜は全て国産のものを使用するというこだわりぶりで、プチトマトやブロッコリー、ズッキーニなど、変わり種の天ぷらを楽しむことができる。衣は薄めでサクサク、ジューシーだ。そばつゆはだしの味がしっかりと効いた飽きのこない味。店に座ってそばつゆの香りを嗅いだだけで幸せな気分になれる。
『尾張屋』店舗詳細
川を見下ろすチルな空間で楽しむアジア飯『PARK STAND TOKYO』
閑静な住宅街を抜けると川沿いに灰色のおしゃれな建物が見えてくる。店内はあたたかな木材と観葉植物が彩り、川を見下ろすチルな空間を楽しめる。
食べ応えのあるランチは、トマトとチキンのスパイスカレー、国産若鶏のカオマンガイ、干し椎茸と国産豚のルーロー飯など、アジアのメニューが中心。料理に合うように、珍しいお米や長野県の契約農家から仕入れた野菜を使用するなど徹底したこだわりぶり。ホームメイドのレモネードやチャイラテに、シンプルな甘味のクラシックパンケーキなど、スイーツも楽しめる。
『PARK STAND TOKYO』店舗詳細
清澄白河の犬と子どもに優しい『CAFE TANTON』
清澄白河の閑静な住宅街に佇む『CAFÉ TANTON』。ワンちゃんOK、子どもも赤ちゃんもウェルカムという地域住民のニーズにこたえたカフェだ。そして「入店してもいいですよ」というだけではない。犬用のお水も料理も用意されていて、テーブルの間隔は席数を減らしてでもベビーカーが通れる幅にしている徹底ぶり。
長年イタリアンを中心に調理に携わってきた店主がふるまうスイーツは絶品で、特にTANTONクラシックプリンは古き良き喫茶店をほうふつとさせる硬めのプリン。上に乗った生クリームとさくらんぼがうれしい。誰でも温かく迎え入れてくれる『CAFÉ TANTON』。清澄白河で一息つきたいときには『CAFÉ TANTON』で決まりだ。
『CAFÉ TANTON』店舗詳細
/営業時間:月10:00〜17:00・火〜金10:00〜21:00(土・日・祝 は9:00〜21:00)/定休日:無/アクセス:地下鉄大江戸線清澄白河駅から徒歩4分
衝撃の味を再現『3000日かけて完成した極上ハンバーガー Field』
バックパッカーとして世界を回っていたオーナーがニューヨークで出合ったハンバーガーは、当時日本ではまだあまり見かけないグルメバーガーだった。その味に衝撃を受けたオーナーが8年、つまり3000日の歳月をかけて再現したメニュー。それを体験できるのが『3000日かけて完成した極上ハンバーガー Field』だ。
ただ単に味を再現するだけなら3000日もかからなかったかもしれない。再現したかったのはその衝撃。まるでステーキにかじりついているかのような極粗挽きのパティ、旨味を引き出すソース、そしてすべてを包み込んでまとめあげるバンズ。ぜひその衝撃を味わっていただきたい。
『3000日かけて完成した極上ハンバーガー Field』店舗詳細
/営業時間:11:00~22:00
/定休日:無/アクセス:地下鉄大江戸線・半蔵門線清澄白河駅から徒歩10分
フレンドリーな接客で本格タイ料理を楽しめる『マーキン』
閑静な住宅地に突如現れるポップなグリーンがかわいいファサードの『マーキン』。ここはタイ人のシェフと日本人の奥様が二人三脚で営む本格的なタイ料理レストラン。店内も鮮やかなグリーンに染められていて、タイのチェンマイにあるカフェのような雰囲気。
ランチメニューはガパオやグリーンカレー、パッタイにトムヤムヌードルなど定番の料理がずらり。子供でも食べられるくらい辛さを抑えた料理もあるので親子で来ても安心。奥様のフレンドリーでホスピタリティあふれる接客も相まって、まるで仲良しのお友達の家にいるかのような錯覚をもたらしてくれる。
『マーキン』店舗詳細
ランチタイムには行列ができる人気店『いちばん星』
清澄白河に1999年4月にオープンした『いちばん星』は、ランチタイムには行列ができるほどの人気店だ。特にオムハヤシライスとポークソテーは絶大な人気。手頃な価格のため、平日のランチに最適だ。50年以上も料理の世界にいた店主の宮崎さんが手に掛ける料理はどれもおいしい。オムハヤシライスは濃厚なハヤシライスと、卵を2個使ったフワフワのオムレツの組み合わせが最高の一品。さりげなくトッピングされているポテトコロッケも主役をはれるおいしさだ。
夜は宮崎さん夫妻の娘が洋風居酒屋として店を切り盛りしている。ワインなどのお酒を楽しみながら、おいしい料理を楽しめる。『いちばん星』は昼夜を通じて地元で愛されとても人気のあるお店だ。
『いちばん星』店舗紹介
『愛遊割烹 天竜』腕利き店主のこだわり昼ご膳セットを楽しむ
清澄白河駅から徒歩3分ほどに位置する『愛遊割烹 天竜』は、2005年創業の、鮎料理で有名な割烹料理屋だ。「割烹」の名に特に身構える必要はなく、ランチタイムではカジュアルな雰囲気の中、気軽に本格割烹が楽しめる。
創業当初から人気の昼ご膳セット1600円では、刺し身、天ぷら、味噌汁、新香、ご飯がいただける。見るからに脂が乗った艶やかな新鮮刺し身と、サクサク衣が堪らない天ぷらは、どれも食べ終えるのが惜しくなるほどの悶絶級のおいしさ!
20年以上和食一筋の店主が作る渾身のランチセットは、並んでも食べる価値あり。6〜9月には夏季限定の鮎飯せいろセット1600円が楽しめるので、夏の来店時にはぜひ!
『愛遊割烹 天竜』店舗詳細
江戸時代にタイムスリップ⁉『深川宿』のちょっと贅沢なランチ
初めて『深川宿』を訪れるなら辰巳好みがおすすめだ。辰巳好みはぶっかけ飯と炊き込みご飯の2種類の深川めしを楽しめる。どちらも新鮮なアサリの風味がたまらない。見た目も華やかで、ボリュームもあり、満足感抜群で一番人気のメニューでもある。
店内には端唄・小唄が流れ風情がある。店の雰囲気もあいまって、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。『深川宿』は「深川江戸資料館」の前にあり、江戸時代の歴史を学んだ後、深川めしを堪能するのもおすすめ。
『深川宿』店舗詳細
構成=ASTER 取材・文・撮影=HOKU・古澤椋子・かつの こゆき・アサノカツヒト・杉井亜希