ふっくらとした食感の家庭的なハンバーグが絶品『STRAW HAT』
白線通り沿いにあるカフェ&バー。店名は、店主の平井さんが好きな映画『人間の証明』で事件解決の糸口になった麦わら帽子(ストローハット)が由来になっていて、帽子かけには麦わら帽子とともにテンガロンハットもかけられている。この店の名物は、「手作りジューシーハンバーグ」850円(夜は980円)。肉汁があふれ出すジューシーさはもちろん、適度に感じる玉ネギのシャキシャキ感と甘さがたまらない。切り干し大根やきんぴら、煮物など日替わりの付け合わせの副菜は、いい箸休めになりご飯も進む。
『STRAW HAT』店舗詳細
カリッとジューシー!なチキン南蛮定食なら『やまねこ亭』
中野駅南口から徒歩5分。揚げ物、焼き魚、炒めもの、とバラエティ豊かな定食が食べられる。一番人気は鳥取県のブランド鶏・匠の大山鶏のモモ肉を使ったチキン南蛮定食。揚げたてを秘伝の甘酢タレに漬け込み、しっかりと味を染み込ませるのがポイントだ。熱々のチキン南蛮はカリッとジューシーでやわらかく、ごはんがどんどん進む味。キュウリの漬物の入った自家製タルタルソースがさらに味わいを増している。直接農家から仕入れる米で炊くごはんのおいしさにも定評があり、きんぴらや冷や奴、オクラ納豆など、日替わりを含めて6種類から選べる小鉢も好評だ。
『やまねこ亭』店舗詳細
とろとろ玉子のオムハヤシにはお肉もたっぷり!『ハヤシ屋中野荘』
中野ブロードウェイ入り口前で、中野サンモールと交差する白線通りにある。オムライス、ハヤシライス、カレー、ナポリタンなどみんなが大好きメニューが勢揃い。好みに合わせてバラエティ豊かなトッピングをするのもオススメ。古い洋食屋さんを思わせる銀色の皿がちょっとレトロで懐かしい雰囲気だ。一番人気はオムハヤシ。隠し味に柚子が入った鶏肉たっぷりのチキンライスに、玉子3個分で作るバターたっぷりのとろとろオムレツの上に、飴色になるまで炒めたタマネギや香味野菜と牛肉、赤ワインを一晩以上煮込んだ濃厚なハヤシソースがたっぷりとかかる。ボリュームたっぷりの一品だ。
『ハヤシ屋中野荘』店舗詳細
変わり種オムライスは中野区も認めた味『ボードゲーム&オムライス kurumari』
「遊べるレストラン」がコンセプトで、看板メニューのオムライスやアルコールとともに各種ボードゲームを楽しむことができる。ランチで楽しむなら、月替わりを含めて全6種類あるオムライスを試そう。なかでも、ごぼうポタージュオムライス870円は、『中野の逸品グランプリ2013』の食いしんぼ部門で第1位を受賞して以来の人気メニューだ。オムレツに包まれるコショウがしっかりと効いたバターライスと、クリーミーで濃厚なゴボウのポタージュとの調和がよいひと皿だ。ほか、イタリアンを中心とした多彩な創作料理も好評で、約12時間じっくりと煮込んだ牛すじの赤ワイン煮込み790円がおすすめ。
『ボードゲーム&オムライス kurumari』店舗詳細
もちもち生パスタと旨みたっぷりのローストビーフ!16種以上から選べるランチパスタ『五感』
中野駅南口から徒歩1分。中野レンガ坂商店会の中にある料理が自慢の居酒屋。ランチにも定評があり、常時16種以上からセレクトできるパスタメニューが人気だ。生パスタのもちもち感を、クルミの入ったボロネーゼや油そば風など、工夫を凝らしたメニューで楽しめる。ローストビーフのペペロンチーノはガツンとニンニクきいたエネルギッシュな一品で、ボリュームも満点だ。どの席からでも調理風景が見えるライブ感や、アットホームな雰囲気も楽しみのひとつ。
『五感』店舗詳細
季節のパスタランチと夜はワインと創作料理『オリエントスパゲティ』
薬師あいロード商店街に立つ、創業40年の洋食屋。ランチはパスタメニューが中心で、夜はオーガニックワインと楽しむ日替わり前菜などを楽しめる。ランチにぜひ味わってみたいのが、七種類海鮮ジェノバクリームソース純生リッチャレッレ1800円。エビやホタテ、ムール貝やカキなどがたっぷりと入った豪華な一皿で、フレッシュなバジルを加え、生クリームを合わせた深いコクと旨みが感じられるソースにも負けない存在感だ。夜ならば、1週間、豚肩ロースを塩漬けし、軽く燻し、さらに低温で火入れした自家製ハムのスライス700円(W盛り1350円)を、イタリアやオーストラリア、チリなど各国から厳選したワインとともに楽しみたい。
『オリエントスパゲティ』店舗詳細
辛い!うまい!こだわりの素材で作る本場の味『担々麺ほおずき』
中野ブロードウェイ入口近くにある担々麺専門店。普通から特辛まで4段階の辛さがあり、ライスが1杯無料。自家製のラー油と唐辛子粉を使ったスープは、はじめにガツッとした唐辛子の辛さとビリビリっとした山椒のしびれ、その後に濃厚な干しエビやクリーミーな芝麻醤の風味が広がる。スパイシーなだけではない豊かな味わいがクセになる味だ。ライ麦の全粒粉を使ったストレート麺はパツッとした切れのいい歯ごたえでヘルシー、スープとの相性が抜群。スープを炊くために京鴨のモモ肉を使用するなど、食材へのこだわりが強く、毎日食べられるおいしさを追求している。
『担々麺ほおずき』店舗詳細
取材・文・撮影=速志 淳、千葉香苗