Blanco

パエリアもつまみもひとり占め!

魚介のパエリア1人前サイズ1280円。2人前サイズ2700円。

カウンターに腰掛けたなら、まずはちょい飲みセット を頼みたい。オレガノ香る鶏ハムや、イカ墨のクリームコロッケなどを肴に一杯やり、ほろ酔い気分に。さらに締めのパエリアを考えていると、店主・宮崎龍太さんか ら「一人前もありますよ」とうれしい囁き。魚のアラと牛 骨の出汁を米に染み込ませて炊き、具材とともにオーブンへ。ほどよい焦げ目のパラパラごはんからは魚介とサフランの香りがふわり。食後の満足感たるや、もう。

「料理のアイデアが止まらない」と、宮崎さん。
ひとり限定ちょい飲みセットは12種のおつまみから2品とお通し、ドリンク1杯が付いて1200円。

『Blanco』店舗詳細

住所:東京都大田区蒲田5-43-7ロイヤルハイツ蒲田1F/営業時間:11:30~14:00・16:00~24:00/定休日:日・祝/アクセス:JR・私鉄蒲田駅から徒歩3分

イタリアニタ

素朴な中に織り込まれる、繊細な味わい

自家製手打ち麵のトマトレモンクリームソース1400円。

店主の橋本定男さんは、シチリアで修業していたとき、「この国の店は、なんて陽気でフランクなんだ」と痛感。親しみやすくも細やかなトークで一見から常連まで、さまざまな客を楽しませる。品書きやワインは、その日の仕入れで変わるのだが、そのなかで定番としているのは、自家製手打ち麺のトマトレモンクリームソース。 もちもちの麺に絡みついたソースからは炒めた生ハムと、レモンの香りがふわり。濃厚なひと口目から爽やかな後味への変化が楽しい。

前菜の盛り合わせ小1000円。ほかに、中1600円、大2000円もあり。ワインはイタリア産のみで常に20種以上、グラス600円~。
店主の橋本さん。

『イタリアニタ』店舗詳細

住所:東京都大田区大森北1-7-1/営業時間:18:00~翌1:00/定休日:日/アクセス:JR大森駅から徒歩2分

Spyro’s

優しく角のない味に、親しみを感じる

ムサカ1600円。

六本木のギリシャ料理店で働いていた乾さんは、その味に感動し、学んだ技術を活かして店を開いた。「大使館にケータリングしたり、大使閣下がいらしたりもします」と笑う。代表的な料理ムサカは、ふわふわのベシャメルソースの下に、 米ナス、ポテト、ミートソースが閉じ込められ、かすかにシナモンを利かせ後引く味。また、ハルミチーズを焼いたサガナキも外せない。上品な風味とキュキュっとした歯ごたえが癖になる一品だ。

サガナキ750円。揃えるワインはギリシャ産のみ。グラス600円~。
今ではすっかりギリシャ通の乾さん。ギリシャの観光スポットを聞きにくる客もたくさんいる。

『Spyro’s』店舗詳細

住所:東京都大田区蒲田5-7-6CCMビル3F/営業時間:17:00~21:30LO(木は12:00~13:30LO・17:00~21:30LO)/定休日:月/アクセス:JR・私鉄蒲田駅から徒歩6分

Flowers & Spanish Sonrisa

空間と各皿の華やかさに酔う

いばり仔豚の鉄板焼き1650円、カメノテ塩ゆで780円(奥)など。オレンジワインはパルティーダクレウスCV1188 円ほか常時20 ~ 30種。

客を迎えるのは店内を彩る花々。「ここは妻が花屋を営んでいた場所。カウンターの生花は週一、壁などのドライフラワーは3週間に1回ほど、妻が変えています」とシェフの上田光嗣さん。和食経験も長いシェフが手掛けるスペイン料理は、素材の味を生かしたもの。アロスアバンダ(薄焼きパエリア)2618円は甘エビや真鯛の出汁を利かせてあり、旨口のオレンジワインと合い、ついもう一杯。酔うほどに、花の香りや美しさが気分を高揚させてくれる。

この店で花の魅力に気づく客も。
入り口を彩る生花。

『Flowers & Spanish Sonrisa』店舗詳細

住所:東京都大田区蒲田3-17-12 束田ビル1F/営業時間:18:00~翌1:00/定休日:日・月/アクセス:JR・私鉄蒲田駅から徒歩10分、京急本線京急蒲田駅から徒歩4分

構成=フラップネクスト 取材・文=佐藤さゆり、高橋健太(teamまめ) 撮影=加藤熊三、高野尚人、原 幹和

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