表紙画像ver.3
京王井の頭線沿線の魅力を紹介!

都心へのアクセスも良好な穴場エリア

まずは“東京のへそ”と呼ばれる大宮八幡宮を目指し、歩き出した。バスで行くという選択肢もあるが、永福町駅周辺の街並みをゆっくり眺めてみたくて徒歩を選択した。

ラーメン屋、カフェ、洋食店など誘惑の多い商店街。どれも地元の人に愛されている様子が見て取れる。通りを進んでいくとひときわ背の高い松の木が現れ、つい見上げてしまう。源義家が奥州平定の際に、この松の枝に馬の鞍を掛けたことから「鞍掛けの松」と呼ばれるようになった、という由緒が。思いがけず、歴史に思いを馳せることができた。

やがて、自然豊かな敷地に鎮座する大宮八幡宮に到着。敷地内に足を踏み入れる頃には都会の喧騒からすっかり遠ざかり、心静かにお詣りする。

続いて善福寺川緑地に足を延ばし、川沿いを散策。都内屈指の桜の名所でもあるこの一帯、秋の紅葉も含め、季節ごとに異なる表情を見られそうだ。

杉並区立杉並児童交通公園まで歩いたのちに永福町駅のほうへ戻る道すがら、『gathering shop KONKO(ギャザリング ショップ コンコ)』という雑貨店を覗いてみた。大胆なカラーリングの歯ブラシをはじめ、ちょっとクセのあるアイテムが印象的だ。部屋のアクセントになってくれそうな雑貨が揃っている。

密毛で機能性が高いスイス製歯ブラシ1210円。
密毛で機能性が高いスイス製歯ブラシ1210円。

たくさん歩いたらお腹も空いて、一杯やりたい気分にもなってきた。本場ナポリのピザが楽しめるという『MASSIMOTTAVIO(マッシモッタヴィオ)』を訪れ、耳までふっくらとした食べ応え満点のピザとお酒で、お腹も心も満たした。ごちそうさまでした!

『MASSIMOTTAVIO』。
『MASSIMOTTAVIO』。
illust_2.svg

【永福町のおすすめスポット】

大宮八幡宮[西永福]

安産祈願なら“東京のへそ”と呼ばれるココへ

960年の歴史を誇る古社。武蔵国三大宮の一つと称され、自然豊かな1万5000坪の広大な敷地に鎮座する。東京の重心に位置したことから“東京のへそ”と呼ばれている。

住所:東京都杉並区大宮2-3-1/営業時間:6:00~17:00(開門時間)/アクセス:京王電鉄井の頭線西永福駅から徒歩7分

善福寺川緑地[西永福・浜田山]

サイクリングや散歩を満喫しよう

善福寺池を源流とする善福寺川沿いに広がる緑地。隣接する和田堀公園とともに整備された遊歩道には、サイクリングや散歩を楽しむ多くの人たちが行き交う。

住所:東京都杉並区成田東2・3・4ほか/営業時間:園内自由/アクセス:京王電鉄井の頭線西永福駅、または浜田山駅から徒歩15分

gathering shop KONKO[永福町]

部屋のアクセントにしたい雑貨

生活雑貨を中心としたラインナップ。
生活雑貨を中心としたラインナップ。

2023年4月にオープンしたばかり。大胆なカラーリングの歯ブラシやフニャフニャの地球儀など、ちょっとクセのあるアイテムが印象的。

店主の矢野望さん。
店主の矢野望さん。

『gathering shop KONKO』店舗詳細

住所:東京都杉並区和泉3-15-6/営業時間:13:00~18:00/定休日:水・土・祝(不定休あり、SNSにて告知)/アクセス:京王電鉄井の頭線永福町駅から徒歩3分

MASSIMOTTAVIO[永福町]

経験豊かなピザ職人の味に舌鼓!

マルゲリータ コン ブファラ2480円。耳までふっくらとしており、食べ応え満点。
マルゲリータ コン ブファラ2480円。耳までふっくらとしており、食べ応え満点。

イタリア・ナポリの出身で、ロンドンや京都、赤坂などで腕を磨いたピザ職人・マッシモッタヴィオさんが焼く本場ナポリのピザが楽しめる。人気のマルゲリータ コン ブファラは、良質な脂肪分が多い水牛のモッツァレラチーズを使っており、濃厚でジューシーな味わい。

ピザ窯はマッシモッタヴィオさんの手作り。
ピザ窯はマッシモッタヴィオさんの手作り。

『MASSIMOTTAVIO』店舗詳細

住所:東京都杉並区永福4-4-4/営業時間:11:30~14:00LO(土・日・祝は~15:00LO)・17:30~21:30LO/定休日:不定、水・木はランチ休(祝日を除く)/アクセス:京王電鉄井の頭線永福町駅から徒歩2分

撮影=田中秀典