【素材の味を楽しむ名品】

『COEDO KIOSK』ぶらり立ち寄り、持ち帰り!

言わずと知れたコエドブルワリーの、醸造所併設型直営酒販店。紅赤や瑠璃、毬花といった定番をはじめ、シーズナリー、ゲストビールなどを幅広く揃えている。これだけでも選んでいて楽しいが、樽生ビールの量り売りまであるから、さらに心浮きたつ。瓶や缶とはひと味違う、新鮮な生ビールを手にすれば、酒好きのあの人の満面の笑みが浮かぶ。

コエドビール 333㎖瓶 一本316 円~
オリジナルグロウラー 32oz 800円(容器のみ)

『COEDO KIOSK』店舗詳細

住所:埼玉県川越市脇田本町8-1 U_PLACE 1F/営業時間:12:00~20:00/定休日:不定/アクセス:JR・東武鉄道東上線川越駅から徒歩2分

『菓匠右門 川越けんぴ工房直売店』揚げたてかじれば、芋の香りが直撃!

川越特産のサツマイモを使った蒸し饅頭「いも恋」が人気の和菓子店だが、芋けんぴもまた、看板菓子の一つだ。贈り物にするならば、菓子屋横丁の工場直売店へ足を運び、揚げたてけんぴを選びたい。二度揚げされた細切りの紅はるかを自社製造の芋蜜でコーティング。カリっと軽やかな食べ口と、芋の甘~い風味に笑みがこぼれる。

揚げたてけんぴ並入り 600円
川越けんぴ(通常、黒胡麻、塩) 各350円

『菓匠右門 川越けんぴ工房直売店』店舗詳細

『松本醤油商店』江戸時代から続く醤油蔵の底力に感激

天保元年に建造された川越唯一の醤油蔵で、昔ながらの手法で作られた醤油はみやげに最適。木桶での自然熟成で作られた「はつかり醤油」は、普段の料理でも使えて万能。卵かけごはんや温玉うどんなどもアリ。また、大豆をたっぷり配合した「甘露醤油」は、こっくり深いうまみだが後味さっぱり。刺し身に付けるとポテンシャルを存分に発揮する!

甘露・はつかり醤油 お土産セット 1069円

『松本醤油商店』店舗詳細

住所:埼玉県川越市仲町10-13/営業時間:9:00~18:00/定休日:無/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩12分

【調理アレンジで技アリ!な名品】

「筋野商店」本格スパイスカレーを、超お手軽に!

創業70年を迎えるカラシ粉の原料製造メーカーが、培った知見を活かして独自配合のカレーパウダーを開発。同封のレシピ通りにキーマを作れば、フレッシュなスパイスの香りで食欲増進。ひと口頬張れば、完成度の高さに舌を巻く。「カップ麺に小さじ1/2入れてもおいしいですよ」と、代表の筋野惣さん。スパイス初心者も楽しめる一品だ。

マイルドカレーパウダァ&スパイスセット 680円

『川越市産業観光館小江戸蔵里』などで販売。オンラインショップあり。
問い合わせは8:00~17:00、土・日休。
埼玉県川越市府川1327-3
☎049-224-5371

『VANITOY BAGEL 蔵づくり本店』フワり、モチり、やわらかベーグル

ズラリ並んだベーグルの品揃えに圧倒されるが、『蔵づくり本店』限定の川越ベーグルは外せない。生地に練り込まれた川越産栗カボチャと内包されたクリームチーズが相性バッチリ。食べ口も軽く、ぺろりといける。また、プレーンをフレンチトーストにするのもアリ。フワモチ食感はそのまま、卵と牛乳がしみ出る。なんだこれ、クセになりそう!

川越ベーグル 388円
紫いも&いもあんベーグル 334円
ライ麦ベーグル 248円
チョコ&チョコベーグル 367円

『VANITOY BAGEL 蔵づくり本店』店舗詳細

住所:埼玉県川越市幸町10-3/営業時間:10:00~18:00(火は~17:00)/定休日:水/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩12分

『武州川越 轟屋』世にも珍しき鶏削り節が最強すぎる

全国津々浦々から厳選した食材を使った乾物が看板。ここで選ぶべきは、鶏むね肉を薄く削り加工した鶏削り節だ。あらゆる料理にチキンの風味が加わるスグレモノだが、「やっぱり、卵かけご飯がシンプルにおいしい」とは、代表の石井正美さん。アツアツご飯にどっさり鶏削り節。醤油の風味も後押しして、かき込む手が止まらない。

さんま削り節 350円
鶏削り節 350円

『武州川越 轟屋』店舗詳細

住所:埼玉県川越市連雀町7-2/営業時間:9:00~18:00/定休日:水/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩8分

取材・文=どてらい堂 撮影=オカダタカオ 店舗写真撮影=どてらい堂、『散歩の達人』編集部
『散歩の達人』2023年10月号より