120年の歴史ある老舗和菓子店
東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩5分ほどの新仲見世通り沿いにある『舟和本店』。
明治35年(1902)創業の老舗和菓子店。
こちらの本店は、1階が売店で2階・3階が喫茶室になっています。
1階の売店には、舟和の看板メニューの“芋ようかん”や“あんこ玉”をはじめ多くの商品が並びます。
また1階には、ソフトクリームやドリンクを楽しめるイートインコーナーもあります。
そして黒猫は喫茶室へ。
2階と3階の喫茶室は、ゆったりとして席数も多く居心地よい空間。
2017年にリニューアルされた店内ですが、大正ロマンな雰囲気もありテンション上がるにゃー♪
看板メニューの“芋ようかん”と“あんこ玉”
看板メニューの芋ようかんと宇治抹茶のセット。
他のドリンクに、芋ようかんをセットすることもできます。(追加料金230円)
黒猫も小さい頃から大好きな、東京を代表する和菓子のひとつ。
「羊羹司舟和」として創業した創業者の小林和助氏が、当時高級品だった小豆の煉ようかんの代わりに、気軽に食べられるように芋ようかんを考案。その後変わらない素材と製法で現在も多くの方に愛されているのは凄いですよね。
芋ようかんに最適なさつま芋“紅あずま” を一本一本手で皮をむき、着色料・保存料・香料を一切使わず、さつま芋と砂糖と少量の食塩で造りあげる、素材を生かした芋ようかん。
素朴で自然な味わいは、いつ食べてもホッとする美味しさにゃー♪
舟和のもう1つの看板メニューの“あんこ玉”。
こちらも、ドリンクやパフェなどに追加して喫茶室で味わうことができます。
あんこ玉(抹茶、あずき、いちご、コーヒー、白いんげん、みかん)。
あずき以外は、すべて白あんベース。
まんまるカラフルで、表面の寒天がつやつやして可愛い和菓子。
優しい甘さなので、何個でもペロリといける美味しさです。
喫茶室限定メニューも人気
喫茶室限定メニュー。
こちらも、ドリンクやパフェなどに追加して喫茶室で味わうことができます。
芋ようかんの表面を焼き上げた商品。
焼いて食べると美味しいとのスタッフの声から誕生した喫茶メニュー。
お芋のホクホク感が増して、まさに焼芋のような美味しさです。
バターの塩気もプラスされてウマウマ倍増にゃー♪
※1階の売店には、ご自宅で芋ようかんを焼いて食べるおすすめの方法のチラシも置いてありました。
喫茶室の人気メニューのひとつ。
ソフトクリーム、ホイップに芋ようかんをたっぷりと使ったパフェです。
濃厚なのに、後味すっきりの美味しさで、人気なのも納得。
白玉、フルーツ、芋金貨(芋ようかんの煎餅、1階売店で購入可)も添えられて、味わいと食感の変化も楽しめます。
大好きな芋ようかんを堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
『舟和本店』店舗詳細
取材・文・撮影=ミスター黒猫