鹿沼箒&きびがら細工

幸せと健康を祈りつつ 心を込めて作る工芸品

2代目が1962年に創案した「きびがら細工十二支」各1320円。

たった一人となった鹿沼箒職人が作る箒ときびがら細工。干支にちなんだきびがら細工は、鹿沼箒の余材を使って古くから伝わる箒編みの技で作られる素朴で可憐な縁起物。鹿沼さつきマラソン大会で還暦以上のランナーにも配られている。子供の頃から身近に接して技法を継承、一時途絶えた材料の箒きび栽培を復活させてまで伝統を守る心意気に感じ入る。
●見学不可。購入は『まちの駅 新・鹿沼宿』か通販で。 ☎0289‐64‐7572

「きびがら工房」を祖父から継いだ三代目房主の増形早苗さん。

大和屋足袋店

職人の足元を支える 藍染の地下足袋

店舗を兼ねた作業場で手縫いする3代目の大和恵(しげる)さん。

明治末期の創業以来、受け継がれた伝統の技術で各種和装小物を手作りして販売。足袋を手作りする店は栃木県で唯一、全国でも数少なくなり各地から注文がくる。すべて日本製の材料を使った完全手縫いの鹿沼足袋3700円~。好きな生地を持ち込んだオーダーの場合は1週間程度で仕上がる。

デザイン生地を使ったカラフルな足袋もある。白足袋2100円~。
住所:栃木県鹿沼市仲町1703‐6/営業時間:8:00~20:00/定休日:不定

まちの駅 新・鹿沼宿

宿場町ならではのおもてなし空間

そば処でにらそば770円を。10時30分~16時30分(売り切れまで)。

『まちの駅』は、誰でも気軽に立ち寄って地域の話題や情報が得られる交流の場。散歩が充実する観光案内や、トイレ休憩などに大いに役に立つ。鹿沼には102カ所あり設置数日本一(2018年4月現在)。その中核施設で市街中心にある。ご当地グルメのにらそばをはじめ、弁当や軽食、喫茶などでひと息つける。きびがら細工や板荷茶(いたがちゃ)といった「かぬまブランド」の特産品や農産物も買える。

宿場を想わせる本館。イルミネーション展示(12月1日~)も楽しみ。
「とちぎ橋カード」2種類と「鹿沼市マンホールカード」を配布中。
住所:栃木県鹿沼市仲町1604‐1/営業時間:9:00~19:00/定休日:無

古峯神社

天狗の社で授かる御朱印が大人気

顔が赤く鼻の長い大天狗と、黒いくちばしの烏天狗。ケヤキの見事な一刀彫で江戸時代の作といわれる。

御祭神、日本武尊の使いである天狗で有名なことから「天狗の社」とも呼ばれ、災厄消除や開運の御利益で厚い信仰を集める。天狗の御朱印は丁寧に描くこともあり休日は長蛇の列ができるほど。なかには数カ月待ちの図柄も。2万もの講中を持つ古社とあって、800名が参籠(さんろう=宿泊の意)でき個室もある。参籠室や廊下に多数掲げられた天狗の面や扁額は必見だ。

約30種類ある天狗の御朱印各500円。
参籠時の夕食は神饌(しんせん)料理。御祈祷後に中食(1100円~、11:00~14:00)でもいただける。
そこかしこに天狗の面が。奥は茅葺きの大拝殿。
住所:栃木県鹿沼市草久3027/営業時間:祈祷8:00~17:00ほか