【浅草って、どんな街?】都内屈指の商店街密集地帯は伝統と最新文化の美食のクロスロード。きょろきょろしながら歩くのがおすすめカオスな街
浅草寺とその参道である仲見世商店街を中心として東西に広がる浅草。世界的にも有名な観光地であり、一時は日本人よりも海外旅行者の方が目立っていたが、コロナ以後は江戸情緒あふれる“娯楽の殿堂”の風情が復活している。いわゆる下町の代表的繁華街であって浅草寺、雷門、仲見世通り、浅草サンバカーニバルなどの観光地的なイメージや、ホッピー通り、初音小路のような昼間から飲める飲んべえの町としてとらえている人も多いだろう。また、和・洋問わず高級・庶民派ともに食の名店も集中するエリアだ。

浅草の基礎知識

浅草は浅草寺の門前町として発展。江戸時代になると近くの蔵前に商人が店を構えたため、人・金・物が集まった。明暦3年(1657)の明暦の大火によって人形町から遊郭、さらに歌舞伎小屋や浄瑠璃小屋、繰り人形小屋なども移ったため、娯楽の街にもなった。明治以降は、展望塔・凌雲閣や演芸場、劇場、映画館などもできて隆盛を誇った。

浅草観光の目玉は浅草寺。総門の雷門や日本情緒がある仲見世、江戸の町並みを再現した伝法院通りなど、見どころ盛りだくさん。三社祭や浅草サンバカーニバルなどでもにぎわう。食通をうならせる店や名物居酒屋など、味処も満載。年間3000万人以上が訪れるのもうなずける。

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1 仲見世

みやげやグルメなどの店舗が並ぶ

雷門から宝蔵門まで、約250mの浅草寺参道にある商店街。創立は享保年間(1688〜1736)頃で、日本で最も古い商店街ともいわれている。石畳と統一された電飾看板など、日本的な情景は外国人にも喜ばれている。古くから続くみやげ店やテイクアウトグルメなど、約90店舗が並んでいる。

仲見世(なかみせ)
住所:東京都台東区浅草1-36-3/アクセス:地下鉄銀座線・浅草線浅草駅から徒歩3分
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2 浅草寺

毎日がにぎわう都内最古の寺院

推古天皇36年(628)開創という都内最古の寺院。檜前浜成・武成兄弟が、隅田川で観音様の尊像を発見し、持ち帰って祀ったのが始まりという。「浅草観音」とも呼ばれ、年間3000万人が訪れる。

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3 浅草神社

三社祭は江戸三大祭の一つ

浅草寺の本尊を発見した檜前浜成・武成兄弟と、その像を安置した土師真中知が祭神。三社様とも呼ばれ5月中旬には三社祭が行われる。徳川家光が寄進した社殿は国の重要文化財。

浅草神社(あさくさじんじゃ)
住所:東京都台東区浅草2-3-1/営業時間:境内自由/定休日:無休/アクセス:地下鉄銀座線・浅草線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス浅草駅から徒歩7分
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4 待乳山聖天

何やら色っぽい大根と巾着のお供え

正式名称は本龍院というが、歓喜天(聖天)を本尊とすることからこの名で呼ばれる。境内には、健康と良縁、夫婦和合の意味がある大根、商売繁盛を表す巾着の彫刻などが見られる。寺の西側に池波正太郎生誕の地碑が立つ。

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5 今戸神社

お参りをして縁結びの御利益を

康平6年(1063)に京都の石清水八幡を勧進したのが始まり。招き猫発祥の地といわれ、多くの招き猫が祀られる。縁結びの御利益で知られ、縁結びのイベントも開催している。

今戸神社(いまどじんじゃ)
住所:東京都台東区今戸1-5-22/営業時間:境内自由/定休日:無/アクセス:地下鉄銀座線・浅草線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス浅草駅から徒歩15分
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