海にちなんだ横浜ならではの催しも

江戸時代、鎖国していた日本にペリー率いる米国艦隊がやってきて、開国を迫ったのが嘉永6年(1853)のこと。その後は歴史の授業でも習った通り、日本は安政元年(1854)に日米和親条約を締結し鎖国は終わりを告げ、日米修好通商条約により安政6年(1859)6月2日に横浜港が開港した。その翌年、開港1周年を祝ったのが開港記念日の始まりといわれている。

 

毎年6月2日の開港記念日前後に行われる「横浜開港祭」は、“Thanks to the Port”をテーマに、港に感謝し、横浜の開港記念日をみんなでお祝いしようというイベント。マリンイベントやランドイベント、ステージイベントに分かれ、多彩な参加型プログラムが繰り広げられる。

 

海にちなんだマリンイベントでは、官公庁による船のパレードをはじめ、水上消防艇や花で装飾されたフラワーボート、水陸両用バス「スカイダック横浜」などの乗船体験、SUPやシーカヤックの体験などが行われる。さまざまな形で海に親しむイベントが行われ、港町・横浜ならではの体験が待っている。

1日(月)には横浜市消防局が所有する消防艇を一般公開! 当日受付で10時~先着順。
1日(月)には横浜市消防局が所有する消防艇を一般公開! 当日受付で10時~先着順。

市民が心をひとつに大合唱!

「今年ならではのイベントとして、2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会(GREEN EXPO 2027)に合わせた地産地消型マルシェ『花博ストリート』や、平日朝にスポットを当てた朝ヨガや坐禅、朝ラン、熱気球の搭乗体験なども実施します」と教えてくれたのは横浜開港祭広報渉外委員会の岩﨑さん。そのほか、特設ステージではアーティストが登場するスペシャルライブをはじめさまざまな催しが開港祭を盛り上げる。

 

また、2日(火)の18時30分から行われる目玉イベントが「ドリーム・オブ・ハーモニー」。一般公募で選ばれた約300人の市民コーラスが心をひとつに大合唱を披露する。横浜港に響き渡る見事なハーモニーを堪能しよう。そしてフィナーレを飾るのは19時30分から打ち上げ予定の「ビームスペクタルinハーバー」。色とりどりのレーザー光線や音楽に合わせて花火が打ち上げられ、圧巻の迫力だ。

 

「今回のサブテーマは“笑う港に福きたる”。みなさんが笑顔になれるような市民祭にしていきたいと考えておりますので、ぜひご来場ください」と岩﨑さん。横浜の歴史や文化を感じながら、多彩なイベントに参加しよう。

イベントのフィナーレは、横浜港を華やかに彩る花火が打ち上げられる予定だ。
イベントのフィナーレは、横浜港を華やかに彩る花火が打ち上げられる予定だ。

開催概要

「第45回横浜開港祭」

開催期間:2026年6月1日(月)・2日(火)

開催時間:花火の打ち上げは2日(火)19:30~20:00を予定

会場:臨港パーク(神奈川県横浜市西区みなとみらい1)およびみなとみらい21地区ほか

アクセス: JR・横浜市営地下鉄桜木町駅から徒歩12分、みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩4分

 

【問い合わせ先】

横浜開港祭実行委員会事務局☎045-212-5511

URL: https://www.kaikosai.com/

 

取材・文=香取麻衣子 ※写真は主催者提供