茗鑫台南美食

台南名物の「鍋燒意麵(グゥオシャオイーミェン)」が現地そのままのノリで初上陸

鍋燒意麵は単品で970円。

海鮮スープに伊府麵という揚げ麺を投入した汁ソバが古都・台南の名物、鍋燒意麵だ。海老・浅蜊・イイダコなど海の幸のうま味を引き出したスープの美味さと、それを吸い込みうま味の乗った揚げ麺の一種独特な食感が実に美味。メニューは鍋燒意麵と、豚モツ、豚皮、昆布、干豆腐の煮付け料理の滷味(ルーウェィ)、台湾式アイスティーの古早味紅茶(グーザウェイホンチャー)の3種類のみ。女主はほぼ同じ構成で台南で店を開いていただけに、味わい雰囲気ともども本物である。

調理前の麺を見せていただいた。
女将の陳(チェン)さんは生粋の台南っ子。

『茗鑫台南美食』店舗詳細

住所:東京都新宿区高田馬場3-12-25/営業時間:11:30〜14:00・16:45〜20:00/定休日:月・日・祝/アクセス:JR山手線・地下鉄東西線高田馬場駅から徒歩4分

BOILING POINT 沸点

カリフォルニアから上陸した台湾一人鍋? 謎多き美味

ハウススペシャル鍋1628円。知る人ぞ知る「臭豆腐(チョウドウフー)」も。

台湾ではオーソドックスな一人鍋の専門店。渡米した台湾人実業家が初めたチェーン店なのでカリフォルニアとなっているが、味はまさに台湾そのもの。味付けの要となるオリジナル調味料は台湾から送られてきて、納豆などと比較される台湾定番の香り高き一品、臭豆腐(チョウドウフー)入りハウススペシャル鍋ほか高菜ラム、海鮮など9種類が味わえる。知る人ぞ知る現地ならではの味、多多綠(ドゥオドゥオリュ)=中国緑茶のヤクルト割りまで飲めるぞ。

台湾緑茶のヤクルト割りSサイズ528円。

『BOILING POINT 沸点』店舗詳細

住所:東京都渋谷区宇田川町33-1 グランド東京渋谷ビル3F/営業時間:11:30~22:00/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄渋谷駅から徒歩6分

浅草豆花大王

台北で知った懐かしの美味を追求する豆花(トウファ)の伝道所

きび砂糖シロップにハトムギ、ピーナツ、さつまいもとさといもの2色団子をトッピングしたもの。

豆花とは、大豆で作ったプリンみたいな、台湾の代表的スィーツ。馴染みやすいこの美味を日本で広めんと目指しているのがこの店の主。小学校時代、台湾人である母親の故郷・台北の下町で舌鼓を打った美味を、昔ながらの製法で再現。本場でも珍しくなってきた食用の石膏を用い、コクと独特の柔らかさを生み出している。さまざまなトッピングも用意。店のイチオシは湯がいたピーナッツで。やわらかい歯ごたえと自然の甘味が実にマッチ。台湾好きが、豆花本来の美味を求めて訪れる。

こちらには、小粒のタピオカ、小豆、白きくらげをトッピング。
美食ゾーン・観音裏に潜む。

『浅草豆花大王』店舗詳細

住所:東京都台東区浅草4-43-4/営業時間:12:00~20:00(土・日・祝は13:00~19;00)/定休日:火/アクセス:つくばエクスプレス浅草駅から徒歩10分

三商巧福

値段も抑えて台湾同様の「庶民の味」にこだわる

三宝麺1012円。

牛肉麵(ニュウロウメン)は台湾でラーメン的ポジションにある日常食。それの現地人気チェーン店の日本一号店は、味はもちろん店内まで同じ仕様。牛肉でダシを取った醤油ベースの汁に煮込んだ中落ちカルビ、野菜・ゆで玉子をそえた品は、平白麺という独特な麺の口当たりも興味深い。流行前から供しているパール・ミルクティーもかなりの美味。週末はお客の8割が台湾・中華系が占め、本場そのままの味どころか、本場そのものと化す。

タピオカミルクティー418円と台北ハイボール308円。
台湾では約150店舗を展開。

『三商巧福』店舗詳細

住所:東京都港区赤坂3-12-11/営業時間:11:00~23:00/定休日:無/アクセス:地下鉄千代田線赤坂駅から徒歩1分

取材・文・撮影=奥谷道草