スパイス香る創作料理で旅気分『nui』

店主・野口さんとの会話も楽しいカウンター席。
店主・野口さんとの会話も楽しいカウンター席。

「旅とスパイスが好き」という店主・野口彬さんが手掛けるのは、イタリアンやフレンチで培った技術をベースに、アジアや中東、ヨーロッパなど旅先で出合った食文化を取り入れた多国籍料理。イタリア料理のトリッパをパプリカ風味にアレンジした「中東風牛モツの煮込み」など異国を感じるスパイス使いが絶妙。お酒は定番から、スパイスが効いたスピリッツ「AKAYANE」やクラフトジンなど個性派も揃う。

路地裏にぽっとともる灯りに誘われて。
路地裏にぽっとともる灯りに誘われて。
季節の果実と生ハムの春巻き1本500円~、ミニトマトとモッツァレラのマリネ500円、中東風牛モツの煮込み1400円。
季節の果実と生ハムの春巻き1本500円~、ミニトマトとモッツァレラのマリネ500円、中東風牛モツの煮込み1400円。
スピリッツ「AKAYANE」(山椒・カルダモン・生姜)グラス900円。
スピリッツ「AKAYANE」(山椒・カルダモン・生姜)グラス900円。
テーブル席で仲間とワイワイ楽しむのもいい。
テーブル席で仲間とワイワイ楽しむのもいい。

『nui』店舗詳細

住所:東京都杉並区阿佐谷北1-3-5/営業時間:17:00~翌2:00(月は~24:00)/定休日:火/アクセス:JR中央線阿佐ケ谷駅から徒歩3分

罪悪感ナシ!?健康な酒飲みになれる店『リサバル おばんざいと日本酒とワイン』

おばんざい盛り合わせ1320円、サバ酢締めと大葉のタルティーヌ1320円、牛スジととうもろこしのカレーコロッケ990円、いさき出汁とえびの茶碗蒸し770円。
おばんざい盛り合わせ1320円、サバ酢締めと大葉のタルティーヌ1320円、牛スジととうもろこしのカレーコロッケ990円、いさき出汁とえびの茶碗蒸し770円。

お通しは、野菜たっぷりおばんざいの盛り合わせ。この日はハラペーニョ入りポテサラ、にんじんしりしりのオムレツなど6種類。「農家さんから届く旬の有機野菜で作っています」と店主・高田リサさん。釣り好きでもあり、この日は、前日に釣ったサバを酢締めにしたタルティーヌもメニューに。お酒は、ナチュラルワインや純米酒、自家製フルーツサワーなど自然派志向のお酒も充実。

住宅地の中にある築60年以上の古民家。
住宅地の中にある築60年以上の古民家。
店主・高田さんと釣りの話で盛り上がる。
店主・高田さんと釣りの話で盛り上がる。

『リサバル おばんざいと日本酒とワイン』店舗詳細

住所:東京都杉並区阿佐谷北2-5-9/営業時間:17:00~23:00/定休日:日・月/アクセス:JR中央線阿佐ケ谷駅から徒歩5分

ジビエ料理をおしゃれにカジュアルに『六燗』

おばんざい6種盛り1540円。ごぼうとうずらのキムチ、竹炭パンと猪のレバーパテ、牛タンカルパッチョ、ホタルイカと里芋のポテサラなど、メニューは日替わり、チョイスはおまかせ。
おばんざい6種盛り1540円。ごぼうとうずらのキムチ、竹炭パンと猪のレバーパテ、牛タンカルパッチョ、ホタルイカと里芋のポテサラなど、メニューは日替わり、チョイスはおまかせ。

白を基調としたスタイリッシュな空間で、ジビエ料理やおばんざいをカジュアルに。エゾ鹿のこうじ焼きは、自家製醤油麹と山ワサビが、上品なうまみの赤身肉を引き立てる。「気軽にジビエを楽しめるよう、価格も手頃にしています」と店主・栗田剣吾さん。ナチュラルワイン、自家製漬け込み酒などジビエに合うお酒も充実。シカやクマのほか、アライグマやキョンなど珍しいジビエが入荷することも!

エゾ鹿のこうじ焼き1320円、瀬戸内産ハモのフィッシュ&チップス1100円。
エゾ鹿のこうじ焼き1320円、瀬戸内産ハモのフィッシュ&チップス1100円。
コの字型のカウンター席はにぎやかな雰囲気。
コの字型のカウンター席はにぎやかな雰囲気。
一人で楽しむ女性客もちらほら。
一人で楽しむ女性客もちらほら。

『六燗』店舗詳細

住所:東京都杉並区阿佐谷北2-3-5/営業時間:17:00~24:00/定休日:火(祝・祝前日の場合は営業)/アクセス:JR中央線阿佐ケ谷駅から徒歩3分

休日の昼呑みが楽しみになる店『昼呑 KACOMI』

生ガキ食べ比べ3種盛1580円、こぶくろパクチーナンプラー和え580円、炙り鮮魚たっぷり薬味ポン酢980円、どぶろくソーダ780円。
生ガキ食べ比べ3種盛1580円、こぶくろパクチーナンプラー和え580円、炙り鮮魚たっぷり薬味ポン酢980円、どぶろくソーダ780円。

昼呑み好きが高じて、この店を開いたという店主・永井綾香さん。昼から呑める店は、阿佐ケ谷では貴重な存在。メニューには、こぶくろパクチーナンプラー和えなど、お酒が進む料理が並ぶ。こぶくろは丁寧に下処理され、臭みもない。どの料理も、ひと手間かけた仕事ぶりが伝わる。「今の時季は岩ガキがおいしいですよ」とすすめてくれた長崎県産の岩ガキ「椿」は濃厚でクリーミー。至福のうまさ。

ほどよくにぎやかで、ゆるっとした雰囲気がイイ!
ほどよくにぎやかで、ゆるっとした雰囲気がイイ!
この背徳感。昼呑みサイコー!
この背徳感。昼呑みサイコー!

『昼呑 KACOMI』店舗詳細

住所:東京都杉並区阿佐谷南3-26-13/営業時間:12:00~21:00/定休日:不定/アクセス:JR中央線阿佐ケ谷駅から徒歩5分

郷愁誘う魚沼の地酒と郷土料理『新潟魚沼酒蔵 かざまん家』

利酒セット玉川酒造3種1100円。美雪ます刺身の小鉢1080円、越後もち豚特製味噌焼き750円、栃尾の油揚げねぎ焼き(半分)640円。
利酒セット玉川酒造3種1100円。美雪ます刺身の小鉢1080円、越後もち豚特製味噌焼き750円、栃尾の油揚げねぎ焼き(半分)640円。

「新潟・魚沼を知るきっかけになってほしい」と、地酒と郷土料理を提供する『かざまん家』。店主・風間建人さんの実家は、創業350年以上を誇る『玉川酒造』。地元で親しまれる「玉風味」をはじめ、実家の酒を中心に新潟各地の酒蔵から取り寄せた地酒を提供する。料理には、清流で育った美雪ますや越後もち豚、栃尾の油揚げなど、新潟ならではの食材を使う。春は山菜、秋は天然きのこなど旬の味覚も楽しみだ。

テーブルには酒燗器。好きな温度で楽しめる。
テーブルには酒燗器。好きな温度で楽しめる。
風間さんのおうちにお呼ばれしたようなくつろぎ感。
風間さんのおうちにお呼ばれしたようなくつろぎ感。

『新潟魚沼酒蔵 かざまん家』店舗詳細

住所:東京都杉並区阿佐谷南2-20-8/定休日:火/アクセス:JR中央線阿佐ケ谷駅から徒歩4分

希少地鶏と厳選した無濾過生原酒を堪能『とりや 鈴なり』

鶏しゅうまい2個616円、アボカド炭焼583円、お漬けもの583円。日本酒は「長珍」純米吟醸 生生熟成5055無濾過・本生。
鶏しゅうまい2個616円、アボカド炭焼583円、お漬けもの583円。日本酒は「長珍」純米吟醸 生生熟成5055無濾過・本生。

「おいしい地鶏を求めて、バイクで日本一周しました」と店主・田中友也さん。地鶏は週替わり。この日は、旅先で出合った、広島・江田島の養鶏場から取り寄せた一黒シャモ。噛(か)むごとにうまみがあふれ、口の中に長く余韻が残る。そこで、ぐいっと日本酒を流し込めば、うまみが膨らみ、口の中がさっぱりと洗い流される。「地鶏に負けない酒を」と、日本酒のセレクトは無濾過生原酒オンリー!

見逃してしまいそうな入り口。隠れ家感満載。
見逃してしまいそうな入り口。隠れ家感満載。
焼きたてを順次提供。地鶏入りおまかせ串コース5本2640円、8本3740円。
焼きたてを順次提供。地鶏入りおまかせ串コース5本2640円、8本3740円。
地鶏もも。広島・江田島の一黒シャモ。
地鶏もも。広島・江田島の一黒シャモ。
だんご。粗挽(び)きで食感も楽しい。
だんご。粗挽(び)きで食感も楽しい。
ハツ。ジュワッとあふれる肉汁!
ハツ。ジュワッとあふれる肉汁!
「隆」「悦凱陣」「宗玄」「秋鹿」「玉川」など日本酒好きもうなるセレクト。
「隆」「悦凱陣」「宗玄」「秋鹿」「玉川」など日本酒好きもうなるセレクト。
オーナーは早稲田の『焼鳥はちまん』出身。田中さんはその弟弟子。
オーナーは早稲田の『焼鳥はちまん』出身。田中さんはその弟弟子。

『とりや 鈴なり』店舗詳細

住所:東京都杉並区阿佐谷北1-27-5 2F/営業時間:17:30~ 23:00(日・祝は17:00~22:00)/定休日:水、第2・4日休/アクセス:JR中央線阿佐ケ谷駅から徒歩3分
店同士のつながりも、阿佐ケ谷酒場の魅力。はしご酒も楽しい!
店同士のつながりも、阿佐ケ谷酒場の魅力。はしご酒も楽しい!

取材・文=瀬戸口ゆうこ 撮影=逢坂 聡
『散歩の達人』2026年8月号より