スパイス香る創作料理で旅気分『nui』
「旅とスパイスが好き」という店主・野口彬さんが手掛けるのは、イタリアンやフレンチで培った技術をベースに、アジアや中東、ヨーロッパなど旅先で出合った食文化を取り入れた多国籍料理。イタリア料理のトリッパをパプリカ風味にアレンジした「中東風牛モツの煮込み」など異国を感じるスパイス使いが絶妙。お酒は定番から、スパイスが効いたスピリッツ「AKAYANE」やクラフトジンなど個性派も揃う。
『nui』店舗詳細
罪悪感ナシ!?健康な酒飲みになれる店『リサバル おばんざいと日本酒とワイン』
お通しは、野菜たっぷりおばんざいの盛り合わせ。この日はハラペーニョ入りポテサラ、にんじんしりしりのオムレツなど6種類。「農家さんから届く旬の有機野菜で作っています」と店主・高田リサさん。釣り好きでもあり、この日は、前日に釣ったサバを酢締めにしたタルティーヌもメニューに。お酒は、ナチュラルワインや純米酒、自家製フルーツサワーなど自然派志向のお酒も充実。
『リサバル おばんざいと日本酒とワイン』店舗詳細
ジビエ料理をおしゃれにカジュアルに『六燗』
白を基調としたスタイリッシュな空間で、ジビエ料理やおばんざいをカジュアルに。エゾ鹿のこうじ焼きは、自家製醤油麹と山ワサビが、上品なうまみの赤身肉を引き立てる。「気軽にジビエを楽しめるよう、価格も手頃にしています」と店主・栗田剣吾さん。ナチュラルワイン、自家製漬け込み酒などジビエに合うお酒も充実。シカやクマのほか、アライグマやキョンなど珍しいジビエが入荷することも!
『六燗』店舗詳細
休日の昼呑みが楽しみになる店『昼呑 KACOMI』
昼呑み好きが高じて、この店を開いたという店主・永井綾香さん。昼から呑める店は、阿佐ケ谷では貴重な存在。メニューには、こぶくろパクチーナンプラー和えなど、お酒が進む料理が並ぶ。こぶくろは丁寧に下処理され、臭みもない。どの料理も、ひと手間かけた仕事ぶりが伝わる。「今の時季は岩ガキがおいしいですよ」とすすめてくれた長崎県産の岩ガキ「椿」は濃厚でクリーミー。至福のうまさ。
『昼呑 KACOMI』店舗詳細
郷愁誘う魚沼の地酒と郷土料理『新潟魚沼酒蔵 かざまん家』
「新潟・魚沼を知るきっかけになってほしい」と、地酒と郷土料理を提供する『かざまん家』。店主・風間建人さんの実家は、創業350年以上を誇る『玉川酒造』。地元で親しまれる「玉風味」をはじめ、実家の酒を中心に新潟各地の酒蔵から取り寄せた地酒を提供する。料理には、清流で育った美雪ますや越後もち豚、栃尾の油揚げなど、新潟ならではの食材を使う。春は山菜、秋は天然きのこなど旬の味覚も楽しみだ。
『新潟魚沼酒蔵 かざまん家』店舗詳細
希少地鶏と厳選した無濾過生原酒を堪能『とりや 鈴なり』
「おいしい地鶏を求めて、バイクで日本一周しました」と店主・田中友也さん。地鶏は週替わり。この日は、旅先で出合った、広島・江田島の養鶏場から取り寄せた一黒シャモ。噛(か)むごとにうまみがあふれ、口の中に長く余韻が残る。そこで、ぐいっと日本酒を流し込めば、うまみが膨らみ、口の中がさっぱりと洗い流される。「地鶏に負けない酒を」と、日本酒のセレクトは無濾過生原酒オンリー!
『とりや 鈴なり』店舗詳細
取材・文=瀬戸口ゆうこ 撮影=逢坂 聡
『散歩の達人』2026年8月号より





