エナブ
裏赤羽の深夜の飲みすけ集会所
店主の工藤友也さんは、若い頃から赤羽で飲み歩いており「ずっとバネ(赤羽)で店をやりたくて店を開きました」。朝5時まで営業しており同業者などでにぎわうお店のダブル看板は、串焼きと燻製。A4以上の和牛を使った牛ステーキ串はたたきのようなレア感で、赤身と脂の旨味を味わえる。マヨネーズまで燻製した燻製プレート盛り合せはワインと好相性だ。地下は同名のミュージックバーで、音楽やお笑いライブを開催。
『エナブ』店舗詳細
やきとり まるま
レッチリ鍋でキンミヤをあおれ!
「フライドポテトが、まじコスパが最高」という帝京大生から、フレンチ出身の店主・田名網久之さんが仕込む牛すじ煮込みが好物というおじさんまで客層は幅広い。彼らの心をつかむのが当日仕入れた生肉のみ扱う焼き鳥だ。とろり甘い白レバーや、ピンポン玉より一回り大きいたたきのうまさに酒が加速する。シメは十条のソウルフード、からし焼きにヒントを得たからし鍋で。唐辛子とニンニクたっぷりの甘辛ツユの中毒性、まじ半端なし!
『やきとり まるま』店舗詳細
Albion's Bar
商店街に潜むビターな夜
喫茶で15年以上、バーで30年以上。商店街にあるバーとして地元を中心に愛されてきた。穏やかな高木光雄さん、キリッとした所作の智秀さん親子が生み出す空気感は妙に心地よい。二人で作り上げたのが10~3月限定のアイリッシュコーヒー1320円だ。光雄さんがサイフォンで丁寧に淹れた深煎りコーヒーに智秀さんがウイスキーを注ぎ、ホイップクリームで蓋。飲めばクリームの甘さ、樽香、ロースト香が妙味を奏で、喉を通り過ぎていく。
『Albion's Bar』店舗詳細
順貴(よりき)
【さんサポイチオシ】赤羽のフレンドリーな立ち飲み屋
構成=フラップネクスト 取材・文=さくらいよしえ、鈴木健太 撮影=丸毛 透、金井塚太郎、大八木宏武
立ち飲みで小さなお見せですが、お店の人やお客さんがフレンドリーで過ごしやすい。(赤羽みんとさん)