Delicier's

バンズとパティの食感がたまらない!

ナチョバーガー1150円(税抜)。

立川の米軍ハウスで幼少期を過ごした店主の坂口将人さんは「本場アメリカンスタイルのバーガーで勝負したい!」と10年以上前に開業した。イチオシのナチョバーガーにかぶりつくと、食感にこだわり特注したもっちりバンズの弾力にまず驚く。厳選したオージービーフの赤身を粗挽きにしたパティは、炭火でミディアムレアに焼き上げる。混ぜられた和牛の脂が噛むたびに染み出てたまらない。さらにスパイシーなチリコンカンの辛さが後を引く。

カウンターのほか、テーブルやテラス席も。
本場のバッファローウイング1190円(税抜)。ホットソースを絡めた手羽中をゴルゴンゾーラソースにつける。

『Delicier's』店舗詳細

住所:東京都立川市錦町1-5-15 らびっとはうす1F/営業時間:11:00~15:00・17:00~22:30LO(土は11:00~22:30LO、日・祝は11:00~20:30LO)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄立川駅から徒歩6分

ごはんと雑貨 mokuji

たっぷり野菜の味が引き立つ定食を

車麩のフライと季節の野菜の素揚げゴマ味噌だれ定食1300円。

「定食には動物性の食材を使っていないので、出汁やタレなどを工夫して味に抑揚をつけています」とは、店主の大月勇人さん。定番メニューの車麩のフライは、外カリ中フワで、麩に染み込ませた出汁がジュワリと口中に広がる。すり鉢で潰したゴマと麦味噌を合わせたタレとの相性が良く、固めの五分搗きごはんが進む。また、味噌汁は野菜の甘みが凝縮され、シイタケと昆布の出汁の香りがふわり。優しい味わいに、疲れた体が喜んでいるようだ。

カフェスペースの隣に雑貨の展示や販売も。
大月さんと妻・絵美さん。
さきいかの天ぷら500円、5種の野菜の白和え450円、酒750円~。

『ごはんと雑貨 mokuji』店舗詳細

住所:東京都国分寺市日吉町2-33-20 シャルムビル 1F/営業時間:12:00~15:00(14:30LO)・18~21:00(20:30LO)/定休日:月・火/アクセス:JR中央線国立駅から徒歩7分

ゆるり 中華食堂 癒食同源

たらふく食べられる優しい味わいの中華

五目あんかけ焼きそば740円。麺は歯ごたえ重視の特注品。

店主の安藤重雄さんは「年配のお客様でも胃もたれしないよう、油を極力使わないようにしています」と、語る。特にファンが多い五目あんかけ焼きそばは、随所にこだわりと技が光る。チンゲン菜や白菜などの野菜はヘタらないようにボイルしてから炒め、蒸し焼きにして油を落とす。野菜のシャキシャキ、麺のもちもち、さらに絡みつくあんかけから鶏ガラとオイスターソース、中国醤油の香りがふわり。全ての食材が調和した味わいに感動。

エビマヨ3本380円と煮玉子スモーク150円。紹興酒銀嶺(3年)はグラス380円~。
西国立に店を構えてもうすぐ10年。ひじ掛けのある椅子でゆったりと座れる。

『ゆるり 中華食堂 癒食同源』店舗詳細

住所:東京都立川市羽衣町1-21-4 メゾン第四立川 1F/営業時間:11:00~14:00LO・17:30~22:00LO/定休日:火夜・水/アクセス:JR南武線西国立駅から徒歩8分

スメターナ

ロシアの家庭料理をとくと堪能せよ

プロフ・シャシリク1680円。

「本場のスタイルを守りつつ、味は日本人の好みに合うように工夫しています」と、店主の星野行由さん。ロシア料理の老舗有名店修業後に開業した。人気メニューはサフランライスに分厚いラム肉がのったロシア版丼のプロフ・シャシリク。肉汁と赤ワインのソースがガツンと濃厚な味わいだが、ロシアの香草ディルウィードの爽やかな香りが鼻の奥を通り抜け、後味はすっきり。これが食欲を誘い、次から次へと口に運んでしまう。

酢漬けのキャベツとディルウィードを和えた料理・カプスタ780円。さっぱりしていて前菜にピッタリだ。ロシアのバルティカビール820円と一緒に。
星野さんと妻・和子さん。

『スメターナ』店舗詳細

住所:東京都国立市東1-7-5 弥生ビルB1/営業時間:11:30~13:30LO・18:00~21:00LO(土・日・祝はディナーのみ)/定休日:月(祝の場合は翌)/アクセス:JR中央線国立駅から徒歩3分

くうふく

酒もつまみも激ウマな飲み屋のシメ飯

明太子大葉巻天(4切)630円とごはん200円。

メニュー表には和食とエスニック料理が並び、酒は日替わりの日本酒やワインなどが楽しめる。店主の村田大輔さんは「僕と妻の得意な料理や好きな酒を集めたら、こうなりました」と笑う。ここで常連衆が好んで食べるシメ飯が、明太子大葉巻天とごはんのセットだ。薄く軽い衣と大葉がパリッと心地よい歯ごたえで、包まれた明太子の中心部が生のままで絶妙な揚げ具合。さらに、大根おろしで味に変化をつけたならもう、ごはんが何杯でもイケる。

揚げ茄子とウニ 湯葉をのせて930円。出汁が染みた揚げ茄子と湯葉の上品な口当たりが白ワイン750円~と相性良し。
大輔さんと由美子さん。2013年に店を始めた。

『くうふく』店舗詳細

住所:東京都国分寺市本町2-22-2 セレニティ国分寺 1F/営業時間:17:30~22:30LO/定休日:火/アクセス:JR中央線国分寺駅から徒歩3分

ふじみ食堂

1960年代のドライブインから始まった ロードサイドのオアシス

ふわしっとり系のチャーハンセット850円。ラーメンはこれでもミニサイズ! オムライス、スタミナ丼、日替わり定食も評判。

暖簾には創業50年の文字。1963年当初はドライブインで「前の道はオリンピックの自転車レース道になって、ダンプがすごかったんだ」と2代目店主の芝田淳さん。やがて、客のリクエストに応えるため、料理ができない初代が広東料理のコックさんを呼んだという。鶏ガラと豚骨からスープをとるラーメンは、すっきりまろやか。その実直な味を芝田さんが引き継ぎ、洋食や丼も充実させていった。「この辺はクルマ屋さんやタクシー会社があって、みんな寄ってくれるんです。あとは年配のご夫婦」今では酒のアテもあり、昼からビール瓶を空ける常連がいるほど。席に着けば、壁に飾られた漫画に目が吸い寄せられる。「それね、漫画家が田舎に帰るから記念にって描いてくれたの。住所も名前もわかんないけど」読んでほっこり。食べてにんまり。街道の食堂は、今日も暖簾をはためかせている。

2代目の芝田さん。
懐かしいたばこ屋を併設。
各テーブルで違う話が展開する「ふじみ食堂物語」。出前していた頃の芝田さんがモデルだ。
小便小僧が金魚池に浸かる。

『ふじみ食堂』店舗詳細

住所:東京都立川市富士見町7-227-3 ふじみビル1F/営業時間:10:00~14:30・16:00~20:00/定休日:水・日・祝/アクセス:JR・私鉄立川駅から西武・立川バス「新道福島」「富士見町操車場」行き6分の「富士見町7丁目」下車1分

構成=株式会社エスティフ 取材・文=佐藤さゆり・高橋健太(teamまめ) 撮影=木村心保、原幹和