【焼き鳥がおすすめの居酒屋】
アイデア酒肴と楽しい会話に笑顔咲く『やきとり 福茂 本八幡店』
備長炭で焼く大ぶりな焼き鳥や、とろり触感と九州の甘い醤油が合う白レバーのたまり漬け484円、生ハムのような食感が珍しいカシラ刺し484円など酒飲みの 的を射た酒肴がずらり。2018年10月開店とまだ新しい店ながら地元酔客が万来だ。1階のカウンターと2階のテーブル席があるが、特に1階カウンターが居心地よく、6席と狭いぶん客同士の会話も弾む。店主の清水誠さんいわく「長っ尻大歓迎!いろいろつまんで楽しく飲んでほしいです」。
『やきとり 福茂 本八幡店』店舗詳細
備長炭のロースト感と赤ワインの相性に恍惚『炭火やきとり 富吉』
「やきとりで大切なのは炭・塩・素材」と店主・久田富吉さん。千葉県香取市で飼育された鶏は、丸ごと仕入れてさばくため、新鮮で歯ごたえよし。フライパンで炒ってまろやかにしたブルターニュ産 天日塩をふり、800℃まで上がる備長炭で焼く各串は、例えばねぎまならパリッとしたロースト感の後に肉汁ジュワリ。日本酒や焼酎 にも合うが、久田さん厳選の赤ワインとのペアリングもご堪能あれ。
『炭火やきとり 富吉』店舗詳細
【日本酒にこだわりあり!】
日本酒の新しい楽しみかたに目覚めるかも?!『日本酒バル ポン〇(ぽんまる)』
固定観念に捉われない自由な発想に目からウロコ
本八幡駅にほど近いビルの地下1階。JAZZの流れる落ち着いた大人の空間で日本酒を楽しむのはいかが?日本酒好きな人もそうでない人も、この日本酒バルにぜひ一度足を運んでみてほしい。プレミアムなお酒や酒蔵でつくられた果実酒、はたまた日本酒を使ったデザートカクテルまで幅広いラインナップを揃えた店だ。日本酒ってこんな楽しみかたもアリなんだ!ときっとびっくりするはず。
料理と日本酒のペアリングにもこだわっているので、注文した料理にぴったりのお酒をスタッフに聞いてみるのも楽しいかも。ぜひ自分のお気に入りの日本酒と出合ってほしい。
『日本酒バル ポン〇(ぽんまる)』店舗詳細
関西割烹仕込みの酒肴で銘酒をちびちび『季節割烹 十兵衛』
初代が愛した新潟の地酒や、十四代本丸1080円(1合限定)といった銘酒まで日本酒は約60種も揃う。6時間煮込んだのに美しく角を保つ田舎大根煮486円や外カリ中フワの海老しんじょう680円など、関西料理の割烹で修業した2代目・初見隆之さんの技が光る酒肴で、ゆるゆる飲むのが幸せなのだ。「常連さんの好きな料理を無くしたくなくて、品書きが80種近くまで増えちゃいました」。
『季節割烹 十兵衛』店舗詳細
旬の地酒と地魚、煮込み、串揚げを楽しめる『和多屋』
お酒好きはもちろん、飲めない人も気軽に入れる
4、5社の酒屋と取引をし、定番からレアな銘柄まで、常時20種類以上の日本酒を揃えている『和多屋』。少しずついろいろ楽しみたい人には利酒セットが人気だ。料理は地魚、煮込み、串揚げに力を入れている。魚は船橋市場から。店主自らの目で見て、いいと思った旬のものを選んでいる。ごはんものも充実しているので、お酒が飲めない人が食事処として利用するも歓迎しているという。ひとりで飲みにくる人が居心地良く過ごせる店だ。
『和多屋』店舗詳細
【地元に根づく愛され居酒屋】
常連さん多数!地元で50年の人気店『居酒屋こい』
昔ながらのレトロな店内で楽しむ先代からの居酒屋メニュー×イタリアン
本八幡に店をかまえて50年。この地でずっと愛されてきた店で長年通う常連さんも多い。一度は閉店の危機を迎えながらも、イタリアンシェフを迎えてまた新たな一歩を踏み出した。昭和の香りが漂うレトロ感あふれる店内は活気に満ち、店主の気さくな声がけについついお酒も進む。脂ののったとろくじら刺や、先代から受け継ぐあっさりとしたモツのにこみ鍋はふぐヒレ酒と楽しみたい。またイタリアンシェフが作る本場のピザやイタリアンコロッケはぜひワインと一緒に。
『居酒屋こい』店舗詳細
旬を詰め込んだ酒と各皿が老若男女を魅了『居酒屋 たば田』
店主の田端昭久さんが地元で開店。松戸の南部市場で仕入れた鮮魚が彩る旬の魚介料理や、天ぷら粉で揚げた豚ロースをネギとポン酢で味わうねぎとん 660円といった創作料理、さらには岐阜の懐石料理での修業経験を活かした鮎の姿寿司692円、朴葉(ほおば)焼き770円などが好評で、家族連れの客も目立つ。自家製果実酒も人気で、7月下旬にはレモン 酒、9月にはきんかん酒が登場!
『居酒屋 たば田』店舗詳細
明るいうちから賑わう人気酒場『大衆酒場 馬越』
地元の人たちに愛される親しみやすさ
本八幡駅南口の飲み屋街から少し外れたところにある『大衆酒場 馬越』。店内中央にコの字型のカウンターがあり、テーブル席は数席。壁にずらりと貼られた短冊のお品書きが親しみやすい。明るい時間からオープンしているので、散歩のついでにふらりと引っ掛けて帰る人も。酎ハイのベースはキンミヤ。魚は船橋や豊洲から仕入れている。その日の刺身はホワイトボードのメニューをチェックしよう。肉豆腐に牛すじの煮込みを載せた『重ネ』はそれぞれ単体で頼むよりもお得だ。
『大衆酒場 馬越』店舗詳細
【魚料理がおいしい居酒屋】
シェリー酒と楽しむ魚料理の店『魚ばる 澤』
おいしければどんな組み合わせだってあり!
細い路地のさらに奥にひっそりと佇む隠れ家のような店。自分の作った料理を喜んでもらうのが何よりうれしいという店主は、料理もお酒もおいしければどんな組み合わせで楽しんでもOKだという。ドリンクメニューには他の店ではあまり見かけないシェリー酒の種類も豊富だ。初めての人にはシェリー酒おまかせ飲み比べセット1200円がおすすめ。それぞれの個性が際立つシェリー酒の奥深い世界にきっと驚くだろう。落ち着いた雰囲気の店内で、手間暇かけた料理に舌鼓を打ちながらそれぞれに好きなお酒を酌み交わす。居心地のよさについつい長居したくなる店だ。
『魚ばる 澤』店舗詳細
【立ち飲みにおすすめ】
名物マスターがいるスタンドバー『stand bar AJITO』
立ち飲みスタイルなのについつい長居してしまう
高架線沿いの立ち飲みバー『stand bar AJITO(スタンドバーアジト)』。ロックが流れる店内は椅子がなくカウンターのみだが、居心地がよく滞在時間は平均2時間以上と長め。本八幡出身のマスターが夫婦で営業している。夫婦でのバンド活動のほか、マスターはバイクや格闘技など趣味が豊富で、雑誌にもたびたび取り上げられる有名人。生地から作る自家製ピザのほか、フィッシュ&チップス、コテージパイなどフードメニューも楽しめる。
『stand bar AJITO』店舗詳細
フライドチキンで0次会!アメリカンせんべろ『チキンチャップス』
ひとりで行くも良し、大勢でも楽しめる
フライドチキンをつまみに飲めるお店。セルフサービスで料理を取り、その都度お会計をするキャッシュオンデリバリースタイル。某人気ファーストフード店にインスパイアされたフライドチキンは、製造工程やスパイスの配合に工夫をこらしている。骨なしチキンを串に刺した『チキンチャップス』は店名にもなっていて、あの棒付きキャンディーが由来。飲み会前に軽く引っ掛けたり、さんざん飲んだ後に流れるのにぴったりの店だ。
『チキンチャップス』店舗詳細
取材・文・撮影=千葉深雪、藤村恭子 取材・文=鈴木健太 撮影=本野克佳、山出高士