高円寺エリアの17カ所が会場に

街中を巨大な象のパペットが練り歩く。これは3mを超える象のパペットを操り人形のように動かすパフォーマンスだ。こんな非日常的な光景に出合える「高円寺びっくり大道芸」は、夏の東京高円寺阿波おどり、秋の高円寺フェス、冬の高円寺演芸まつりと並ぶ、高円寺四大祭りのひとつ。2009年、地元の劇場『座・高円寺』のこけら落としとして、高円寺の商店街が実行委員会を結成し、かねてからあづま通りで行われていた大道芸イベントを発展させる形でスタートした。今では高円寺の街を挙げて2日間活気づく。

2026年は高円寺の11商店街をはじめ、JR高円寺南北駅前広場、高南通り、高円寺北公園、JR高円寺駅の高架下の複合施設『高円寺マシタ』、廃校になった小学校の跡地にできた複合施設『ふらっとすぎはち』、東高円寺駅にほど近い『セシオン杉並』まで17カ所が会場に。商店街の通りや公園、多目的広場、銀行の駐車場など、何気ない街の一角で多彩なパフォーマンスが繰り広げられる。

実力派のパフォーマーが目白押し!

イベントではジャグリングや空中ブランコ、アクロバット、中国雑技、足長アクトなどさまざまな大道芸を見られる。「紅白にも出場したことのあるチャラン・ポ・ランタンの音楽ライブや、大駱駝艦(だいらくだかん)の金粉ショー、日英コンビであるファニーボーンズのコメディなど、50組83名がさまざまなパフォーマンスで魅了します。TVや世界中で活躍する実力派ばかりですよ」と教えてくれたのは実行委員会事務局の紺谷さん。怪獣が口から出すような火を噴いたり、高く積み上げた椅子の上でバランスを保ったりとドキドキハラハラするような芸が目の前で楽しめる。

火を使った豪快なパフォーマンスに観覧者は一同仰天!
火を使った豪快なパフォーマンスに観覧者は一同仰天!

「大道芸はそもそも、目的もなくふらっと歩いているときに見かけるもの。高円寺の街ぶらを楽しみながら突然現れる大道芸を見ていただければ」と紺谷さんが話すように、個性豊かな飲食店や古着店、雑貨屋などがひしめく高円寺の街歩きも醍醐味のひとつだ。また、迫力ある刺激的なパフォーマンスも魅力だが、似顔絵や飴細工、消防署による防火衣の着用など子供が楽しめる企画も充実。春の一日、さまざまな大道芸と高円寺の街歩きを楽しんでみては。

中国雑技芸術団による椅子を使ったバランス芸など、ダイナミックなパフォーマンスが見もの。
中国雑技芸術団による椅子を使ったバランス芸など、ダイナミックなパフォーマンスが見もの。

開催概要

「第18回高円寺びっくり大道芸2026」

開催期間:2026年4月25日(土)・26日(日)
開催時間:12:00~18:00
会場:高円寺エリア一帯(東京都杉並区)
アクセス:JR中央線高円寺駅すぐ

【問い合わせ先】
実行委員会事務局☎03-3314-4147(9:00~16:00)
URL:https://www.koenji-daidogei.com/2026/

 

取材・文=香取麻衣子 写真提供=佐々木理江