カカオの香りにうっとり。心ときめくクッキー缶『カカオ菓子 suminoza』
久々に会う友人との集まりに
“Bean to bar(豆から一貫生産)”のチョコレート工房『nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO』の村田友希シェフが立ち上げた焼き菓子専門店。久々に会う友人たちと集まる時は、みんなで一緒に楽しめるクッキー缶3672円をおもたせに。缶を開けた瞬間、カカオの芳醇な香りがふわっと広がり思わず笑顔。サブレショコラ、フロランタンなど6種類の詰め合わせ。香りも食感もさまざまで、会話が弾むきっかけになりそう。
『カカオ菓子 suminoza』店舗詳細
本店限定。礎石をモチーフにしたロングセラー和菓子『榮太樓(えいたろう)總本鋪』
ここぞ!という時のごあいさつに
『榮太樓』といえば金鍔(きんつば)や飴が有名だが、日本橋本店限定の楼2個入1994円は、知る人ぞ知るロングセラー。高楼の礎石をモチーフにした菓子は、「良い関係を築いていきましょう」と思いを込めて取引先への手土産に。口に入れると黄身しぐれがほろりとほどけ、こしあんと溶け合い、渋皮付きの一粒栗の食感と風味が加わる。昭和天皇が御訪米の際、贈り物としてお選びになったという逸話も。販売は月・水・金のみ。
『榮太樓(えいたろう)總本鋪』店舗詳細
高級感&重厚感がある老舗の一品に誠意を込めて『ミカド珈琲店 日本橋本店』
謹んでお詫びを伝えたい時に
1948年、日本橋に開業した『ミカド珈琲店』。コーヒーゼリーの発売は1963年。「食べるコーヒー」として、軽井沢の旧道店で提供されたのがはじまりだ。ゼリー用にブレンドした生豆を深煎り焙煎しており、芳醇(ほうじゅん)な香りと旨味が楽しめる。クリーム、ブランデーを1、2滴かけてアレンジすればお店の味に。コーヒーゼリーギフト9個入3564円は、お詫びの手土産にも。分けて食べられるのもポイント。
『ミカド珈琲店 日本橋本店』店舗詳細
千代箱に入ったキラキラ宝石のような和菓子『江戸風御菓子司 日本橋 長門』
お世話になったあの方に
徳川吉宗公の代に創業した幕府御用達の老舗和菓子店。目上の方への手土産におすすめなのが、かわいらしい千代紙を貼った小箱に、季節の草花を模(かたど)った数種類を詰め合わせた半生菓子小4000円。ほっこりあんこ、もちもちきなこ棒、シャリシャリ寒氷など、形だけでなく味も食感もいろいろ楽しめるのがうれしい。1週間常温保存OK。サイズも7種類あるから、贈り先によってアレンジして。
『江戸風御菓子司 日本橋 長門』店舗詳細
めしの友は酒の友。佃煮をつまみに友と呑(や)る『遠忠商店』
飲み仲間たちの集まりに
大正2年(1913)創業の佃煮店、『遠忠食品』の直営店。自社製の佃煮をはじめ、自然・有機栽培、化学調味料不使用をキーワードにした生鮮・加工食品を販売する。特選佃煮三種詰め合わせ2704円は、店頭販売限定で好きな3種類が選べる。酒のアテに、旨味がギュッと凝縮したほたるいか姿煮、バジルがほんのり香るちりめんオリーブ、濃厚ねっとり江戸前一番摘み生のり佃煮をセレクト。日本酒がすすむ!
『遠忠商店』店舗詳細
長寿祝いにもぴったり。“長く続く”を象徴する縁起物『日本橋 玉ゐ 本店』
家族・親族の集まりに
築70年の日本家屋で江戸前の穴子料理が味わえる『日本橋 玉ゐ 本店』。あなごたっぷり太巻き4貫入2200円・6貫入り3000円は、香ばしく焼き上げた天然アナゴをのせて巻いた贅沢(ぜいたく)なひと品。玉子焼き、干瓢(かんぴょう)、山ゴボウ、キュウリ、トビコなど具も盛りだくさん! 年代問わず喜ばれるから、家族や親戚などの集まりへの手土産にもぴったり。アナゴはその細長い姿から、永続・長寿の縁起物とされ、長寿祝いの贈り物としても人気だ。
『日本橋 玉ゐ 本店』店舗詳細
爽やかなベリー感でグビグビ飲める!南アフリカのロゼ泡『アフリカー』
イケてるホームパーティーに
南アフリカワイン専門店、その名も『アフリカー』。450種類以上を揃え、店内では常時6種類のワインを有料で試飲することもできる。ホームパーティーの乾杯ワインには、サンソー100%のロゼ泡ルバンジロゼバブル2530円はいかが? サンソーはブレンドの補助品種として重宝されてきた黒ブドウ品種だが、最近では高樹齢の果実から高品質なワインが生産され注目を集めているという。話題性もある一本。
『アフリカー』店舗詳細
取材・文=瀬戸口ゆうこ 撮影=山出高士
『散歩の達人』2025年6月号より