プレートで自然を感じる幸せ『みつる堂』

一部の野菜やハーブは屋上で自家栽培。
一部の野菜やハーブは屋上で自家栽培。

無農薬・無化学肥料のフレッシュな有機野菜とジビエを中心とした肉類を、重ね煮や発酵で丁寧に調理した「自然に最も近い食事」を提供。調味料に用いられる醤油や出汁も無添加のものにこだわる。「五味(甘、酸、塩、苦、うまみ)を取り入れた、体が喜ぶメニューを提供できるよう常に試行錯誤しています」と話すのは店長の大村さん。栄養満点の献立に、おなかだけでなく、心も満たされる。

2025年には店内の一角に発酵BARをオープン予定。
2025年には店内の一角に発酵BARをオープン予定。
自家製鹿ジャーキーなども販売。
自家製鹿ジャーキーなども販売。
みつるプレート3260円。鹿カツ、猪の唐揚げ、雑穀コロッケをメインに季節野菜のデリ、うずらプリン、発酵ドリンクも楽しめる。
みつるプレート3260円。鹿カツ、猪の唐揚げ、雑穀コロッケをメインに季節野菜のデリ、うずらプリン、発酵ドリンクも楽しめる。

『みつる堂』店舗詳細

住所:東京都世田谷区上馬1-31-14/営業時間:11:30~21:00/定休日:月/アクセス:東急電鉄田園都市線・世田谷線三軒茶屋駅から徒歩10分

多彩な挽き肉料理がニクい『Hikiniku ルパン』

スクリームエッグとマウンテンチーズのボロネーゼ1500円。セットサラダは300円~、ドリンクは150円~。
スクリームエッグとマウンテンチーズのボロネーゼ1500円。セットサラダは300円~、ドリンクは150円~。

古民家をリノベーションした店内で、世界各国の挽き肉料理を堪能できる。イチオシは各種ボロネーゼ。肉はごっろごろ、小麦粉からこだわった太めの生パスタはもっちもちで、食べ応え抜群。ほのかに酸味のあるスクリームエッグと濃厚なマウンテンチーズと一緒に頬張れば、口内にたちまち幸せが広がる。夜はナチュラルワインのアテとしても挽き肉料理を楽しめ、どこまでも挽き肉尽くし。

夜のメニューのポルぺッティ880円は、複雑な味わいでナチュラルワインとベストマッチ。
夜のメニューのポルぺッティ880円は、複雑な味わいでナチュラルワインとベストマッチ。
各種個室も用意されている。
各種個室も用意されている。
マネジャーの比嘉さん。
マネジャーの比嘉さん。

『Hikiniku ルパン』店舗詳細

住所:東京都世田谷区太子堂2-20-7/営業時間:12:00~15:00・17:00~24:00(土は12:00~24:00、日・祝は13:00~22:00LO)/定休日:不定/アクセス:東急電鉄田園都市線・世田谷線三軒茶屋駅から徒歩2分

本場台湾の魯肉飯に恋焦がれて『帆帆魯肉飯(ファンファンルーローファン)』

台湾のカフェ風の店内には、台湾のポップスが心地よく流れる。
台湾のカフェ風の店内には、台湾のポップスが心地よく流れる。

墨田区で間借り営業からスタートし、2020年に自身の店をオープン。店主の唐澤さんが台湾で食べて感動し、研究に研究を重ねて再現した魯肉飯は、甘めの味付けと強めの八角が現地感MAX。脂身のとろける味わいと赤身のほどける食感に、箸が止まらなくなる。ボリュームもあるのに、気がつくとべろり。台湾ビールのお供にもうってつけだ。近隣に住む台湾人からお墨付きをもらっているとか。

魯肉飯セット990円~は煮卵とスープが付く。単品は880円~。
魯肉飯セット990円~は煮卵とスープが付く。単品は880円~。

『帆帆魯肉飯』店舗詳細

住所:東京都世田谷区三軒茶屋1-5-17/営業時間:12:00~15:00・17:00~20:00(土・日は~19:00)※営業時間変動あり、SNS参照。/定休日:月・水/アクセス:東急田園都市線・世田谷線三軒茶屋駅から徒歩8分

取材・文=重竹伸之 撮影=泉田真人