麺打ちブラザーズ渾身の男気麺『手打うどん 鷹』

天ざる肉汁うどん1320円。大盛りは1475円。
天ざる肉汁うどん1320円。大盛りは1475円。

「親父が『ここらの農家が昔から手打ちしてたうどんで店をやりたい』って開店したんです」と2代目・高橋篤史さん。麺打ちを担うのは、初代の背中を見て打ち方を学んだ篤史さん・良人さん兄弟。国産の粉と強力粉の外麦を混ぜて打ち、最後は手が痛くなるほどの冷水で麺を締めあげる。兄弟のような男らしさを感じる褐色の麺を啜れば、跳ね返すコシと小麦の香りに破顔。常連のざるうどん注文率が高いのは、麺自体の旨さを味わいたいからか!

ご兄弟と、ほがらかなお母さんで店を切り盛り。店内は和やかな空気が流れ、奥には掘りごたつの席も用意。
ご兄弟と、ほがらかなお母さんで店を切り盛り。店内は和やかな空気が流れ、奥には掘りごたつの席も用意。
褐色がかりエッジの立った太い麺。
褐色がかりエッジの立った太い麺。

『手打うどん 鷹』店舗詳細

住所:三鷹市深大寺1-7-20/営業時間:11:00~14:30/定休日:月/アクセス:JR中央線・西武多摩川線武蔵境駅から徒歩20分

餃子に恋した男がたどり着いた味『ぶぅたん』

餃子が合計12個も味わえる餃子盛り合わせ1200円は、店主が愛してやまないキリンブラウマイスター520円と一緒に。
餃子が合計12個も味わえる餃子盛り合わせ1200円は、店主が愛してやまないキリンブラウマイスター520円と一緒に。

ほかにない餃子を作ろうと研究に費やした月日は実に3年。毎日たくさんの餃子を作り、試食し続けてきた店主小西優介さんが見つけた素材が「豚タン」だった。ジューシーな餡と豚タンの食感を同時に味わう。この看板餃子に燻製海鮮餃子、スープ水餃子を加えた餃子盛り合わせは餃子専門店『ぶぅたん』の魅力が凝縮された一皿。「とにかく餃子を作る作業が好きなんです」と店主。なるほど、見目麗しい餃子は、店主の餃子愛にあふれている。

焼き塩らーめん800円など食事メニューも充実。
焼き塩らーめん800円など食事メニューも充実。
 ギリシャで寿司を握るなど豊富な料理人経験を持つ店主。
ギリシャで寿司を握るなど豊富な料理人経験を持つ店主。

『ぶぅたん』店舗詳細

住所:三鷹市下連雀3-21-12/営業時間:12:00~14:00・17:00~22:00(テイクアウトも同時間帯、餃子がなくなり次第営業終了)/定休日:火/アクセス:JR中央線三鷹駅から徒歩5分

炊きたてごはんのある風景『定食あさひ』

日替わり定食。
日替わり定食。

引き戸を開けると、笑顔の日野夫妻が出迎える。艶ピカの減農薬コシヒカリのごはんと、煮干しと野菜でじっくり旨味を引き出した味噌汁が主軸で、三鷹野菜や、サバ干しなどの魚、つくば鶏などが、その日のおかずとなって登場。もともと洋食畑にいた二人だが、「毎日でも食べ飽きない、自分たちが行きたい店を」と、2014年に開業。日替り定食を目当てに「今日は何?」と、通う常連客が少なくない。

1階はL字のカウンター8席、2階にはちゃぶ台のお座敷が。
1階はL字のカウンター8席、2階にはちゃぶ台のお座敷が。
黒板書きから定食を決めたら、小鉢とつくば鶏の蒸し鶏470円をアテに、日本酒620円~の熱燗でゆるゆる、まったり。
黒板書きから定食を決めたら、小鉢とつくば鶏の蒸し鶏470円をアテに、日本酒620円~の熱燗でゆるゆる、まったり。

『定食 あさひ』店舗詳細

取材・文=佐藤さゆり、松井一恵、半澤則吉、鈴木健太 構成=松木里絵 撮影=本野克佳、小野広幸、須田卓馬、オカダタカオ