添谷書店
益子焼を究めるには、まず書籍から
明治34年(1901)創業、益子の歴史とともに歩んできた、町なかの老舗書店。「つくるひと・みるひとに役立てれば」と、焼き物に関する書籍や図録を豊富に揃えている。筆や和紙、陶の文具、益子のポストカード、子供向けのオモチャなども。通りに面した『addギャラリー』には陶器作品も展示。
住所:栃木県益子町益子1688/営業時間:10:00~19:00/定休日:日・祝
日下田藍染工房
伝統的な草木染の手法を守り伝えて200年
創業した寛政年間(1789~1800)からの染場で藍を染める工房。藍染めに関わりの深い木綿の伝統も守るため、種から育てた綿を紡いで手織りする作業にも取り組む。明治中頃まで庶民の衣類の8割に用いられた藍染めには、丈夫で色褪せせず虫除け効果も。そんな藍染の木綿やコースターをみやげに。
住所:栃木県益子町城内坂1/営業時間:8:30~17:00/定休日:月
ハナメガネ商会
「ヲトメゴコロ」をくすぐる個性派古書店
「ヲトメゴコロ」なテイストでレトロに飾った店内に並ぶ女性実用書や絵本、かわいいレトロ雑貨やコケシにほのぼの。奥の間は月替わりのギャラリースペース。
住所:栃木県益子町益子1665/営業時間:11:00~17:00/定休日:水、木、第2・第4日ほか
ましこ世間遺産
「世界」でなく 世間」遺産を知って益子ツウに
生活にとけ込んだ身近な存在で、地域で愛され将来にわたって守り伝え育成していきたい風土・風景・風習・食文化などを認定登録、魅力を発信して町を活性化しようというプロジェクト。2年前に始まり、現在認定されているのは46件。2020年度までに55件認定登録することが目標という。観光客にあまり知られていない、地域の隠れた史跡や風習を知るよい取り組みだ。
西明寺
益子氏ゆかりの「笑い閻魔」に会える古刹
天平9年(737)行基菩薩の草創とされ、宇都宮氏や益子氏に庇護された。閻魔堂のユニークな「笑い閻魔」を描いた御朱印が人気の坂東巡礼第20番札所としても知られる。ここに城を構えた益子氏の祖の一人で「土佐日記」で知られる紀貫之が本堂奥に祀られている。
住所:栃木県益子町益子4469/定休日:無