この写真、東京のどこにある公衆トイレかわかりますか?
出題範囲は東京23区内で、全6問。ちょっぴり特徴のある公衆トイレ・公共トイレの写真を集めた。トイレ単体ではわからなくても、場所が推測できるヒントが映り込んでいる写真も多いので、めげずに考えてみてほしい。
【ご注意!】
各出題画像の下にヒント、さらに矢印のすぐ後に解答・解説を記載している。勢い余って答えが見えちゃうことのないよう、ゆっくりとスクロールしながら挑戦されたし。
それでは、チャレンジスタート!
第1問
ヒント
正解は…… 銀座(中央区銀座2-9-10)
銀座マロニエ通りと銀座三原通りとの交差点に面して立つ、小じゃれた外観の公衆トイレ。中央区の公衆便所案内図では「元豊玉橋際」として紹介されている。豊玉橋というのは、戦後に埋め立てられた運河・三十間堀川に架かっていた橋で、この場所はまさに豊玉橋の跡地だ。
写真をよくよく拡大すると、東京では銀座にしか店舗のないメガネのセレクトショップ『OBJ east』の看板が左奥に見える。また、出題写真はマロニエ通りを挟んで向かい側から撮影したもので、映り込んでいる街路樹はマロニエ(トチノキ)。難易度の高いヒントではあるけれど、そこに気づいて正解できた方は街路樹さんぽマスターを名乗ってよいでしょう。「ナニソレ悔しい!」と思った方は、街路樹クイズにもぜひ挑戦を。
公衆トイレが面している交差点の反対側から見たところ。
第2問
ヒント
正解は…… 恵比寿駅西口(渋谷区恵比寿南1-5-8)
2021年に恵比寿駅西口の駅前に設置された公衆トイレ。著名なクリエイターがデザインした誰もが快適に使えるトイレを設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」で、渋谷区内に17カ所あるうちの一つ。白いルーバーが印象的なこのトイレは佐藤可士和氏によるデザインで、夜になるとダウンライトが光り、モダンな美術館の一角みたいになる。
この外観が特徴的であることはもちろん、これみよがしに映り込んでいる写真右端のえびす像が大ヒント。この画角の写真を出題写真にしたのは、洗練されたデザインのトイレとご機嫌そうなえびす様の横顔という組み合わせを筆者が気に入っちゃったからというのもある。
ほかにも、トイレの右奥には高架橋を走る電車がわずかに見えていて、JR埼京線だとわかれば多少は場所が絞り込める。さらに、写真左端は、よくよく拡大してみると「恵比寿駅前」の交差点名が読み取れなくもない。
恵比寿駅前交差点側から見たところ。
第3問
ヒント
正解は…… 上野公園(台東区上野公園8-51)
上野公園の大噴水のそば、『東京都美術館』との間あたりにある公衆トイレ。写真右奥へ進むと、道沿いに屋外アートが並ぶ「芸術の散歩道」につづく場所だ。このトイレは東京藝術大学と連携し、「排泄と環境」をテーマに2020年に「上野トイレミュージアム」として改修されたもの。人間や動物のシルエットと消化器官が描かれた壁面が特徴で、上野公園に数ある公衆トイレのなかでも特に上野らしさを感じられるデザインだ。壁に曲線が使われていたり、表から裏へと抜けていく動線だったりと、排泄の過程や食物連鎖をイメージしたような印象を受ける。
勘のいい方は、木々に囲まれた公園らしき風景とこのアーティスティックなデザインで「もしかして上野?」とわかったかもしれない。
左奥に見えているのが大噴水。
第4問
ヒント
正解は…… 大門(港区芝公園1-7)
芝大門交差点や増上寺大門のすぐそば、歩道の脇に地下鉄駅への入り口のような形で立つ公衆トイレ。特徴はなんといっても半地下の構造! 植栽桝に囲まれているのも、半地下の構造ならではといえるかもしれない。
ここは戦前に設置されたとされる情報もあり、そうだとすればかなり歴史のある公衆トイレということになる。今でこそ珍しいが、当時は半地下式のトイレが多かったようだ。戦後に撮影された空中写真を試しに見てみると、たしかに該当地点にポツリと何かがあるのが見てとれる。
もちろん、小さな瓦屋根とそばに寄り添う松の木というたたずまいも見事。増上寺大門になぞらえたデザインだと思われるが、そこから「歴史的な建造物や寺社仏閣の近くではないか」と推測した人もいたかもしれない。
中央が芝大門交差点(出典=国土地理院撮影〈1945〜1950年〉の空中写真)。
芝大門交差点を北から見たところ。
第5問
ヒント
正解は…… 富久(新宿区富久町2)
地下鉄曙橋駅から少し西へ行ったところの、靖国通り沿いに立つ公衆トイレ。善慶寺のすぐそばで、写真奥に写っているのは境内の梵鐘の屋根だろう。背後に石垣があり、高低差がある場所なのかなということはなんとなく想像できるが、これは写真奥が市ケ谷台、手前が靖国通りが通る谷になっている。
外観は、緑色の屋根と褐色のタイルの組み合わせが印象的。独特な形の屋根の先には時計もついている。外壁にある白いタイルはよくみると一つ一つに文字が刻まれていて、それがさまざまな言語で「トイレ」と書かれているという遊び心も面白い。
西側から見たところ。
第6問
ヒント
正解は…… 裏参道(渋谷区千駄ヶ谷4-28-1)
明治神宮の北参道入り口より少し東、北参道交差点からすぐの首都高の高架下にある公衆トイレ。第2問の恵比寿駅西口と同様、「THE TOKYO TOILET」の一つだ。こちらはマーク・ニューソン氏によるデザインで、銅製の蓑甲(みのこ)屋根や石垣など寺社や城のようなポイントもありながら、コロンと丸みのあるフォルムが目を引く。
このトイレが面している通りは、表参道に対して裏参道と呼ばれる通り。裏参道は神宮外苑と内苑をつなぐ道で、整備された当初は表参道と同様の幅がある道だったそうだ。写真奥は首都高が山手線と交差している地点で、そこの鉄道ガードは「裏参道ガード」という名前がついている。
全6問、これにて終了! おつかれさまでした。
屋外のトイレはあまり使いません……という人も多いかもしれないが、特に散歩好きにとっては公衆トイレが道端の救世主に見えることもある。立地やデザインに注目すると、意外な事実や新しい取り組みがわかって楽しい。「ここにこんなトイレがあるんだな」と思っておくと、いざというときの備えになるかも?
公園や街角に設置される公衆トイレ。よくよく見てみると、ひとくちにトイレと言っても、建物やその周りの風景は千差万別で楽しい。「トイレのある風景」を撮り続けている、カメラマンの中村英史さんに、トイレのある風景の楽しみ方を伺った。
たとえば「原宿」、そう言われて最初に思い浮かべるのは? 竹下通りの人混みや、神宮橋の交差点、表参道のケヤキ並木が浮かんだ人も多いはず。街の名前から連想することは人それぞれだ。でも、最初に思い浮べる風景といえばやはり駅前、駅を出てすぐの街の風景ではなかろうか。つまり、駅前の景色は街の顔。ならば、顔だけを見てどこの駅なのかを当てられるよね? というわけで、腕試しのご提案。その名も「この写真、どこの駅前でしょう?」クイズ!「どこだそりゃ」「降りたことねーよ!」となるとつまらないので、出題するのはすべて東京都にあるJRの駅、なかでも乗降者数ランキングが上位の大きな駅ばかりだ。辺鄙な地域ではないぶん、ロータリーや商業ビルなどぱっと見の雰囲気が似ている駅も多い。とはいえ、必ず各駅の特徴があるから、それを見落とさずに全問正解を目指してくれたまえ。なお、各出題画像のすぐ下にヒント、さらにその後矢印の下に解答・解説を記載している。勢い余って答えが見えちゃうことのないよう、ゆっくりとスクロールしながら挑戦されたし。では、行ってらっしゃい!
東京は“水の都”だった、とはよくいわれる話。埋め立てや暗渠化によってその面影は減ってしまっているものの、水辺ならではの景色はそこかしこにある。そのひとつが「橋」。重要なインフラであることはもちろん、ランドマークでもあり、物語の舞台にもなりうる。そんな「橋から見た景色」の写真が一体どこなのかを当てるクイズでございます。同シリーズの「この写真、どこの駅前でしょう」クイズは、赤点ギリギリ!という挑戦者が多かった模様。今回は駅前に比べて特徴があることに加え、出題範囲は東京23区内のかなりメジャーな場所。難易度は低いが、駅前のように万人が歩く場所ではないという落とし穴もある。「知っているかどうか」ではなく、写り込んでいるすべての要素から考察する過程を楽しむべし。【ご注意!】各出題画像のすぐ下にヒント、さらにその後矢印の下に解答・解説を記載している。勢い余って答えが見えちゃうことのないよう、ゆっくりとスクロールしながら挑戦されたし。では、行ってらっしゃい!
問題。1996年に刊行された雑誌『散歩の達人』の創刊号は、何の特集だったでしょう?正解は「路地裏の誘惑」と「極上お花見散歩術」。はい、話の全貌がわかりましたね。今回のクイズのテーマは路地裏です。もはや説明不要、散歩の醍醐味が詰まった場所。広々とした道やきれいに整備された土地にはない、一歩入り込んだ先にある魅惑の空間。渋くていい店がひしめきあっていたり、曲がりくねった形に複雑な歴史や地理が垣間見えたりする。「路地」「路地裏」の定義は諸説あるが、今回は東京23区内の「表通りではない」「いい感じの道」すべてを出題範囲にさせてもらったため、車も通行する通りや「横丁」と呼ばれる場所も含まれる。散歩の達人を目指す者が最初に履修するであろう(?)テーマとあって難易度は易しめ。ぜひとも全問正解を目指していただきたい。【ご注意!】各出題画像のすぐ下にヒント、さらにその後矢印の下に解答・解説を記載している。勢い余って答えが見えちゃうことのないよう、ゆっくりとスクロールしながら挑戦されたし。では、行ってらっしゃい。
道と道が交わる交差点は、街の重要な顔のひとつ。大きな交差点はその地域の象徴的な場所になることも多く、見知った景色が多いはず。そんな交差点の風景を、あなたは普段どこまできちんと記憶しているか腕試し! 「東京の交差点」クイズです。出題範囲は東京23区(のなかでも都心寄り)、よく知られた道が交わる大きめの交差点ばかりなので、ぜひ全問正解を目指してもらいたい。出題写真の交差点名にはボカしを入れたが道路名は見えるものもあるので、ヒントが足りない場合は拡大してみるのもアリ。また、解答には正式な交差点の名前と交わる道の通称道路名も記載している。街の名前や地名・エリア名だけでなく、「⚪︎⚪︎通りと△△通りの××交差点!」と回答できれば完璧だ。【ご注意!】各出題画像のすぐ下にヒント、さらにその後矢印の下に解答・解説を記載している。勢い余って答えが見えちゃうことのないよう、ゆっくりとスクロールしながら挑戦されたし。いざ、チャレンジ!
鉄道網が張り巡らされた東京の街には、線路を渡すための構造物である鉄道橋があちこちにある。この橋梁に注目して歩いてみると、周辺の地形をひもとく起点になったり、鉄道敷設の歴史が垣間見えたりするのだ。今回は、その鉄道橋がどこにあるものかというクイズ。高架橋や川や谷を越える橋ではなく、道路を渡る架道橋(ガード)に絞ってピックアップした。解答には、エリア名と併せて現地に記載されている橋やガードの名前も記載しているので、「手ぬるいぜ!」という達人にはぜひとも橋の名前までバッチリ当てることを目指してほしい。【ご注意!】各出題画像のすぐ下にヒント、さらにその後矢印の下に解答・解説を記載している。勢い余って答えが見えちゃうことのないよう、ゆっくりとスクロールしながら挑戦されたし。それでは、チャレンジスタート!
海外に比べ日本では設置数が多いといわれている歩道橋。個性あるデザインのものや、複雑な道路や交差点に試行錯誤して設置されたと思しきものなど、注目できるポイントも多い。方々の歩道橋を愛でて歩くマニアもいて、街の構造物のなかでも魅力的なもののひとつだ。こりゃ、クイズにしないわけにはいかない!範囲は東京23区内(のなかでも都心寄り)で、地名などがバッチリ映り込んでいてバレバレな場合はモザイクあり。解答には、歩道橋の名前がある場合はその名前と住所を記載している。また、歩道橋が架かっている道路名が各問題の共通のヒントだ。周囲の景色からも推測できるが、ぜひとも橋そのものの形やデザインで言い当てることを目指してみよう。【ご注意!】各出題画像のすぐ下にヒント、さらにその後矢印の下に解答・解説を記載している。勢い余って答えが見えちゃうことのないよう、ゆっくりとスクロールしながら挑戦されたし。それでは、チャレンジスタート!